リード獲得とは?見込み顧客を商談につながるリードに変える方法・手法

リード獲得とは、将来的に顧客になる可能性が高い「見込み顧客」を集めることを指します。効率的なリード獲得は、企業の売上アップに直結する重要な取り組みです。
初めてリード獲得に取り組む際、「新規顧客を増やすにはどんな方法があるのだろう?」と悩むこともあるでしょう。また、すでに取り組んでいる場合でも、「毎年目標が高くなる一方で成果が伸び悩んでいる」と、行き詰まりを感じることもあるかもしれません。
本記事では、リード獲得の基本知識から具体的な取り組み方、行き詰まったときの対策までを成功事例を交えながらご紹介します。ぜひ、リード獲得施策の参考にしてみてください!
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目次[非表示]
- 1.リード獲得とは?
- 2.リード獲得後にすべきこと
- 3.リード獲得施策の目標の立て方【リード獲得の準備】
- 4.リード獲得の方法
- 5.リード獲得方法一覧:オンライン施策
- 6.リード獲得方法一覧:オフライン施策
- 7.成功するリード獲得施策の始め方【商材別】
- 8.【最新トレンド】AI時代のリード獲得とは?現状と展望
- 9.【最新トレンド】DXで変わる!新手法とツール連携
- 10.リード獲得を成功させる戦略設計方法
- 11.リード獲得のためのマーケティング成功事例3選
- 12.リード獲得に便利なサービス・ツール5選
- 13.「リード獲得したい、でも何をすれば…」ferretが解決します!
- 14.リード獲得は売上に繋がる顧客へのアプローチが重要
この記事でわかること
- オンライン・オフラインを網羅したリード獲得の手法
- 自社の商材やターゲットに合わせた最適な施策の選び方
- 成果に直結する戦略設計の具体的なステップ
- インテントデータや生成AIを活用した最新のリード獲得トレンド
リード獲得とは?
リード獲得とは、将来的に顧客になる可能性が高い「見込み顧客」を集めることを指します。少なくとも氏名、メールアドレス、電話番号、会社名といった連絡が取れる個人情報を獲得できればリード獲得となります。
この章では、リード獲得の目的や全体像を解説します。
そもそもリードとは?
リード(lead)は、「先導する」「案内する」「きっかけ」「手がかり」などを意味する言葉です。マーケティングで使われるリードは、きっかけや手がかりの意味合いが強く、今後顧客になる可能性がある「見込み顧客」のことを意味します。
リードとは、商品・サービスを認知していない潜在顧客、商品・サービスを認知している顕在顧客の両方を含みます。
商品・サービスを認知してもらい、必要な情報提供により顧客育成を行うことで購入するまで検討度が高まり「顧客」となるのです。
関連記事:見込み客とは?獲得方法と商談に繋げる方法
リード獲得の目的
リード獲得の目的は、自社の商品・サービスに興味を持ち、購入する可能性が高いリードをできるだけたくさん集めることです。
ただ、BtoB企業がマーケティングを行う目的は、売上アップさせることです。たくさんのリードを獲得しても、商談化しなければ売上にはつながりません。そのため、数だけでなく、きちんと購入する可能性のある顧客が集められているのかという質も加味する必要があります。
リード獲得後にすべきこと
リード獲得は、マーケティング活動を通じて潜在顧客の興味を喚起し、最終的に購買へ繋げる「デマンドジェネレーション」という一連のプロセスにおける最初のステップです。
デマンドジェネレーションは、リード獲得(ジェネレーション)、リード育成(ナーチャリング)、リード分類(クオリフィケーション)という3つのフローで構成されます。
BtoBビジネスでは決裁フローが複雑で検討期間が長くなる傾向があるため、情報を得た直後に成約に至るケースは多くありません。そのため、獲得したリードに対して適切な情報提供を行い、購買意欲を高めながら、営業へ引き渡すべき優先順位を見極める一連の流れが不可欠です。
リード育成(ナーチャリング)
リード獲得後に行うリード育成(リードナーチャリング)は、見込み顧客の購買意欲を段階的に高めていく重要なプロセスです。獲得直後のリードは、すぐに購入を検討している層ばかりではありません。そのため、中長期的な視点で接点を持ち続ける必要があります。
主な手法としてはメールマーケティングが挙げられます。顧客が抱える課題解決に役立つ情報の提供や、セミナーへの案内などを通じて定期的にコミュニケーションを図ります。
適切なタイミングで有益なコンテンツを届けることで、自社商品やサービスの必要性を認識させ、信頼関係を構築します。このステップを丁寧に行うことが、最終的な商談率や成約率の向上に直結します。
リード分類(リードクオリフィケーション)
リードクオリフィケーションは、獲得したリードの中から購買意欲の高い顧客を特定し、営業がアプローチすべき商談候補を抽出するプロセスです。BtoB取引では、決裁フローの複雑さから検討期間が長期化しやすいため、すべてのリードを画一的に扱うのではなく、状況に応じた分類が不可欠となります。
主な手法としてMAツールの活用が挙げられます。資料ダウンロードや価格ページの閲覧といった特定の行動を検知し、検討度が高まったタイミングで通知を受け取る仕組みを構築します。
これにより、適切な優先順位を付けて営業へ引き継ぐことが可能になり、商談化率や成約率の向上につながります。獲得から商談へとつなぐ重要な架け橋となるフェーズです。
関連記事:BtoBマーケティングとは?成果を出す戦略と組織の作り方【基礎から実践まで】
関連記事:リードナーチャリングとは?施策一覧と成功事例
関連記事:リードクオリフィケーションとは?進め方と失敗しないコツ
リード獲得施策の目標の立て方【リード獲得の準備】
リード獲得施策を成功させるためには、具体的な活動へ移る前に綿密な事前準備を行う必要があります。行き当たりばったりで施策を始めても、自社のターゲットではないリードばかりが集まり、最終的な売上に貢献しないリスクがあるからです。
まずは自社の商材特性を理解し、ターゲットとなる顧客像を明確に定義しましょう。その上で、目標とする受注件数から逆算して必要なリード数や予算を算出する工程が欠かせません。
本章では、施策の土台となるKPIの考え方やリード獲得単価の相場、商材ごとの戦略設計のポイントについて、小見出しに沿って解説します。施策の優先順位を判断するための基準として活用してください。
KPIから必要リード数を算出する

オンラインマーケティング(リード獲得)を始めるにはまず目標となるリード数を算出します。必要なリード数は1受注に必要な各営業プロセス係数から導き出すのが有効です。
例えば、商談からの受注率が10%、リードからの商談化率が25%、受注件数の目標が5件であれば先ずは200件のリード数の獲得を目指しましょう。
商談プロセス係数目安 | |
商談化率(リード→商談化) | 20〜30%程度 |
案件化率(商談化→案件化) | 40〜60%程度 |
受注率(案件化→受注) | 20~40%程度 |
※リードからの商談化率は、リードソース(資料請求やホワイトペーパーといったリードの種類のこと)やサービスの単価などによっても大きく異なる為、参考値としてご理解ください。
リード獲得単価を算出する

新規事業の立ち上げや新商材の販売を開始するフェーズでは、具体的な目標数値が定まっていないケースも少なくありません。その場合は、まず一定のマーケティング予算を確保し、先行投資としてリード獲得を進めることが重要です。商材の単価にもよりますが、まずは30件から50件程度のリードを獲得できれば、その後の商談化率や成約率といったプロセスごとの係数を算出するための基礎データが揃います。
リード獲得に投下すべき予算を考える際は、BtoB業界における獲得単価(CPA)の相場を一つの指標にしてください。
一般的な目安としては下記の通りです。
- 問い合わせ:30,000〜100,000円
- セミナー参加:10,000〜25,000円
- パンフレット(資料請求):5,000〜20,000円
- ホワイトペーパー:3,000〜5,000円
※いずれも1リード獲得に必要な予算感です。
なお、許容できる予算を算出する際は、目標とする受注単価から逆算する視点も欠かせません。例えば、1件の受注で得られる利益に対して、リード獲得から商談、成約に至るまでの各歩留まりを掛け合わせることで、1リードあたりに支払える上限コストが見えてきます。こうした相場観と自社の収益構造を照らし合わせ、適切な予算配分を行うことが、持続可能なマーケティング活動の第一歩となります。
リード獲得の方法

リード獲得の方法は、オンラインでは資料請求やセミナー申し込み時にフォーム入力してもらい、オフラインでは名刺交換で個人情報を取得します。
ひと昔前まで、企業が訪問して商品・サービスを売り込むオフラインの施策が主流でした。しかし、インターネットが普及し、企業の担当者がオンラインで情報収集するようになった現在では、Webサイトを土台に、検索エンジンやWeb広告、SNSから集客して、お問い合わせや資料請求を促すオンライン施策が重要視されています。
ただし、業界や年代によって、主要な情報収集のチャネルは異なりますので、どちらか一方ではなく、自社のターゲットの情報収集方法、ターゲットの検討度に合わせて施策を組み合わせることが重要です。詳しくは後の章で説明します。
リード獲得方法一覧:オンライン施策
オンラインのリード獲得の一連の流れは、Webサイトに集客し、魅力的なコンテンツを得るためにフォームを通じてリード情報を提供してもらう流れです。つまり、Webサイトへの集客手段と、Webサイトに訪れる目的となるコンテンツを組み合わせて施策を進めていくことになります。
オンラインでのリード獲得の具体的な施策は以下の7つです。
【集客手段かつコンテンツ】
オウンドメディア(SEO・LLMO)【集客手段】
Web広告 SNS 外部メディア プレスリリーズ メルマガ【コンテンツ】
ホワイトペーパー ウェビナー オンラインカンファレンス
それぞれについて解説していきます。
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①オウンドメディア(SEO・LLMO)
オウンドメディア(企業ブログ)でお役立ち情報を記事として発信することで、課題解決のためにインターネットで情報収集している見込み顧客を集客できます。近年はBtoBでもインターネットにより情報を集める人が増えているため、欠かせないものです。
具体的には検索順位上位に自社のWebサイトを表示させる「SEO」、生成AIの回答文に引用・参照される「LLMO」という手法により、見込み顧客を集客し、リード獲得を狙っていきます。
次のような購買行動が狙えます。
- 記事に関連する調査レポートやワークシートをホワイトペーパーとして提供することでCVしてもらう
- 「いつも役立つ情報が載っている」とメディアのファンになってもらい、会社としてサービス導入検討が進んだ際に候補にあげてもらう
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
記事を量産したり、検索順位上位を獲得するまでには、時間がかかるため、オウンドメディアは長期施策です。ただ、安定して自然流入がとれるようになってきたら費用対効果抜群の施策になりますので、マーケティングに取り組み初期段階から仕込んでおくのがおすすめです。
特に、2025年現在生成AIが普及し、検索行動が変化しつつあります。今まで主流だったSEOだけでなく、新しい手法LLMOについてもおさえておくようにしましょう。
関連記事: 【超入門】オウンドメディアの意味とは?編集部が伝えたい運用メリット
関連記事:【基本】SEOはキーワード選定が9割!すぐ実行できる手順とツール
関連記事:LLMOとは?AI時代の検索対策を解説|SEOとの違いと実践ポイントも紹介
②Web広告
Web広告とは、オンライン上に掲載できる広告で、リスティング広告・動画広告・ディスプレイ広告など幅広い形式で広告を発信できます。細かいターゲティング設定ができるため、自社が狙っている属性の顧客を効率的に集客できるリード獲得手段です。
【主な広告の種類】
- リスティング広告:検索エンジン上に掲載される広告
- ディスプレイ広告:サイトやアプリ上に表示される広告で、バナーで表示されることが多く、バナー広告とも呼ばれる。
- 動画広告:動画配信サイトに掲載する広告。画像やテキストよりも、多くの情報を伝えられるメリットがある。
広告文や画像では、商品・サービスの資料・ホワイトペーパーのダウンロード、セミナー申し込みなどを訴求し、関心のある人を集めます。
広告の遷移先は、専用のランディングページを用意します。広告の訴求文で興味を持った見込み顧客へ、その課題感に直接回答するページへ誘導することで、商品やサービスの購入や申し込みを検討してもらいやすくなるためです。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
Web広告は費用がかかるものの、すぐに効果が出る点が最大のメリットです。この特徴を上手に活用することが成功のポイントです。
例えば、オウンドメディアを立ち上げたばかりで自然流入が少ない段階では、Web広告を主力の集客施策として活用し、自然流入が増えてきた段階で広告予算を調整すると、効率的なマーケティングが可能になります。
また、新しいターゲット層にどの訴求が効果的かを試す場合にも、少額の広告費でテスト運用し、その反応を確認することで、有効性を見極めることができます。
関連記事: 【初心者必見】広告の種類とは?特徴を徹底調査
③SNS・動画/音声配信サイト
SNSや動画サイトを活用した集客は、現代のリード獲得において欠かせない手法です。InstagramやFacebook、X(旧Twitter)などはリアルタイム性が高く、情報の拡散力に優れているため、潜在層へスピーディーにアプローチできます。
昨今では、YouTubeでの動画コンテンツ配信や、Spotifyといった音声メディアを活用するBtoB企業も増えています。動画や音声はテキストよりも情報量が多く、複雑なサービス内容を視覚や聴覚を通じて直感的に伝えられる点がメリットです。
ただし、炎上リスクやセキュリティ面には十分な注意が必要です。自社のターゲットが利用する媒体を見極め、適切なプラットフォームで情報を発信することが新たな商談機会の創出につながります。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
おすすめの方法としては、公式アカウントではフォーマルでしっかりした情報を発信し、社員の個人アカウントではちょっとした裏話や日常を発信するスタイルです。
SNSでは、営業色が強い投稿は避けられる傾向があります。そのため、個人アカウントから人柄が伝わるような投稿を加えることで、より親しみやすさを感じてもらうことができます。
関連記事: BtoB向けSNSマーケティングの効果的な活用手順を徹底解説【事例付】
④外部メディア
外部メディア、つまり他社が運営しているメディア(媒体資料ポータルサイト)にホワイトペーパーやサービス資料を掲載してもらう方法です。多くの場合、メディアでホワイトペーパーやサービス資料がダウンロードされたら、リード件数に応じて費用を支払う成果報酬型のシステムになっています。
企業担当者は複数の商品・サービスを比較検討します。そのため、自社サービスに関連するワードで検索上位に表示されているメディアがある場合、自社が狙った顧客層のリード獲得ができる可能性が高いです。
自社サイトだけでは、目標とするリード獲得数の達成が難しい場合に検討してみるとよいでしょう。その際、メディアの閲覧者層と自社のターゲットがマッチしていることが重要なため、選定にあたっては、媒体自体のターゲットや集客方法を確認することをおすすめします。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
当社マーケティングチームでも、外部メディア施策を実施したことがあります。メディアを吟味して実際に運用してみたものの、思ったよりターゲットリードが少なかったという失敗がありました。
外部メディアの場合、自社が入り口ではないため、他の施策とは異なり、検討度が低いリードや、第一候補のついでに流入したリードが多いことも珍しくありません。運用後も必ずリードの質を確認し、その結果をもとに継続するかどうかを慎重に判断しましょう。
⑤ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、企業がビジネス課題を解決するためのお役立ち情報をまとめた資料のことです。自社のサービスサイトや企業ブログなどに掲載し、リード情報を登録してもらう代わりにホワイトペーパーを提供するリード獲得施策です。
自社の商品・サービスに関連するお困りごとについてのホワイトペーパーを作成することで、購入する見込みの高いリード獲得が期待できます。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
どんなに優れたホワイトペーパーを作成しても、見つけてもらえなければダウンロードされることはありません。そのため、ホワイトペーパーは集客施策と一緒に計画することが大切です。
おすすめの方法として、記事に関連するホワイトペーパーをCVポイントとして設置する方法があります。当社でマーケティングした中では、記事内容をさらに深掘りした情報を提供するホワイトペーパーや、記事内容を実践できるワークシートが特にダウンロードされやすい傾向がありました。例えば、「SEOで対策すべきキーワードを選ぶ方法」という記事には、「SEOキーワード選定シート」というワークシート型のホワイトペーパーをCVポイントとして設置しています。
どのようなホワイトペーパーが良いか悩んだ際は、ぜひこの方法を試してみてください!
関連記事:ホワイトペーパーとは?顧客が欲しくなる資料の書き方
⑥ウェビナー
ウェビナーとは、Webとセミナーを合わせて作られた造語で、オンライン上で開催されるセミナーのことをいいます。遠隔地の人も参加しやすく、全国の幅広いリードの獲得が期待できます。
一般的には広告やSNSで集客し、ウェビナー申し込み時にリード情報を登録してもらうことでリード獲得します。また、すでにリード獲得している見込み顧客にメルマガでウェビナーを案内することで、リード育成にも活用できます。
ウェビナーは手軽に参加できるため、一般的にセミナーよりは質が下がるとはいわれていますが、オンラインで情報を探している方には有効です。新型コロナウィルス感染症の流行により、ウェビナー開催する企業が増えてから、全国どこにいても参加できる手軽さも相まって、ニーズが高まっています。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
ウェビナーは、リード獲得だけでなく、リード育成でもよく活用される手法です。そのため、ウェビナーを企画する際は、マーケティングファネルを意識するのがおすすめです。リード獲得とリード育成の両方に活用できます。
当社では「認知」→「関心」→「検討」→「購入」いただくまでに顧客が抱える課題をフェーズ別に想定し、イベントの規模やテーマを決めています。
こちらの記事で解説していますので、よろしければご覧ください。
→マーケティングファネルとは?弊社のBtoBマーケティングへの活用事例
関連記事: セミナー集客のコツとは?弊社担当者が伝える成功させる方法
⑦オンラインカンファレンス
オンラインカンファレンスは、オンラインで行われる大規模なイベントなどのことです。Web上で複数の企業の講演が聴けるほか、出展社と参加者がチャットでやりとりできるなど、一度で沢山の情報を獲得できるため、積極的に情報を取り入れたいと考えている顧客に需要があります。
見込み顧客がオンラインカンファレンスに参加したい場合、リード情報を登録して申し込みします。オンラインカンファレンスの主催者がスポンサー企業や登壇企業へ、当日の参加者や講演視聴者をリードとして提供することで、リード獲得できる仕組みです。
イベントの来場者層が自社に合っているか見極めた上で、出展イベントを選定しましょう。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
最近では、業界内の企業が集まり、中規模のオンラインカンファレンスを主催するケースが増えています。業界の知り合い同士で声を掛け合い、登壇を依頼するなど、日頃の人脈が新たなビジネスチャンスを生むようになっています。
このようなカンファレンスでは、参加企業ごとに一定のリード(見込み顧客)の集客目標が設定されることが多く、目標を達成するとリードを共有する仕組みがよく採用されています。
比較的低コストで参加できるため、こうしたイベントの情報にもアンテナを張っておくと良いでしょう。
⑧プレスリリース配信
プレスリリースは、自社の新製品やサービス、イベントなどの最新情報をメディアや一般のユーザーに向けて発信するオンライン施策です。PR TIMESなどの配信サービスを活用するのが一般的です。
発信した情報がニュースサイトや専門メディアに記事として取り上げられれば、広告費をかけずに多くの人の目にとまるため、自社をまだ知らない潜在層への認知拡大に貢献します。第三者であるメディアを通じて情報が伝わるため、社会的な信頼性が高まり、質の高いリードの獲得につながりやすいのが特徴です。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
プレスリリースは、自新製品の発表やイベント開催などのタイミングに合わせて配信することで、広告費を抑えながら多くの潜在層へリーチできるメリットがあります。
一般的な記事とは違い、記者が記事にしやすいよう社会的な背景や具体的な活用イメージを盛り込むことが大切です。配信サイトを活用し、自社のターゲット層が注目するキーワードを意識して作成しましょう。
⑨メール配信(メルマガ)
メール配信は、過去に接点のあった休眠顧客に対して再アプローチを図る際に極めて有効な手法です。展示会で交換した名刺や過去の問い合わせリストなど、自社が保有する既存の接点を活用するため、新規で集客を行うよりもコストを抑えてリードを再獲得できます。
運用時は、単なる製品告知だけでなく、顧客の課題解決に役立つノウハウや最新のセミナー情報を定期的に届けることが重要です。継続的な情報発信によって自社を想起してもらいやすくなり、顧客の検討タイミングに合わせたアプローチが可能になります。
配信後の反応を分析し、クリックしたユーザーへ個別に連絡を取るなど、営業活動と連携させることで商談化の確率を高めることができます。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
メール配信(メルマガ)は、この施策は単なる新規獲得ではなく、すでに接点のあるハウスリードの検討度を引き上げ、商談に近い質の高いリードへ変える役割を担います。
新サービスの案内だけでなく有益なノウハウを提供し続ければ、休眠顧客の興味を再燃させることが可能です。また、役立つ情報は受信した担当者から社内で転送されることも多いため、自社が把握していなかった別部署の担当者など、新たなリードとの接点も期待できます。
リード獲得方法一覧:オフライン施策
オフライン施策はBtoBの場合、主に認知を促す施策です。リアルで認知を促し、インターネットでの検索行動を促したり、詳しい情報を知りたい場合はWebサイトに誘導したりして、オンライン施策に繋げます。
主なオフラインでのリード獲得施策は、以下の7つです。
セミナー 展示会 タクシー広告 マスメディア DM 看板広告
それぞれについて解説します。
①セミナー
リアルでセミナーを開催し、名刺交換・アンケートの回収により、リードを獲得します。
ただ最近は、リアルのセミナー集客についてもウェビナー同様、Web広告やメルマガなどオンライン上で行われることが多く、申し込みの時点でリード獲得できている場合も少なくありません。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
リアルで行うメリットは、セミナー後の懇親会開催などで親睦を深めることができる点です。ケータリングを用意するなど、話しやすい空間づくりを心がけましょう。
ターゲットを絞って親密な関係を構築したい場合は、リアルの開催が有効になります。
関連記事:初めてでも失敗しない「BtoBセミナー」開催の極意
②展示会
展示会は東京ビックサイトや幕張メッセなど、展示会会場で沢山の企業がブースを構えて自社製品をアピールするイベントです。名刺交換やアンケートによりリード獲得ができます。
各社の最新情報をまとめて得たいと考える企業や、オンラインでの情報収集を苦手とする顧客へのマーケティングも可能です。展示会には、同業他社などさまざまな企業も参加しているため、他社の訴求や戦略を調査する機会にもなります。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
展示会は会場のどこに出展するのかが非常に重要です。展示会は幕張メッセ、ビックサイト、インテックス大阪など会場はある程度決まっています。事前に下見をしてイメージができるようにしておくとよいでしょう。
会場入り口付近、セミナー会場横など、会場の導線を意識して、人の目につきやすい場所がおすすめです。会場奥は人が少なく、せっかく出展したのに集客に手間取ったということも。
ただ、人気の場所はすぐに埋まってしまいます。出展が決まったらすぐに問い合わせるようにしましょう。
関連記事:BtoBの展示会・セミナーを運営するなら、読んでおきたい記事まとめ
③タクシー広告
タクシー広告は、近年BtoB企業での活用が増えてきたマーケティング施策です。タクシーは富裕層の利用も多く、決裁者へのアプローチに特に有効な手法になります。
BtoBの仕組み上、担当者が良いと思っていても、上司が許可しなければサービスの導入にはなりません。タクシー広告により、決裁者の認知を獲得しておくことで、決裁を通りやすくすることが期待できます。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
当社では、タクシー広告を活用した経験があります。これは、決裁者への認知が不足していたために失注が続いた状況を改善し、認知度を高めることを目的とした施策です。
実施に至るまでは、「本当に効果があるのか」という社内の懸念を払拭するために多くの準備を行いました。広告配信回数を基にアクション率を考慮して検索数を想定したり、他社事例の指名検索数増加率を自社に当てはめて効果を仮説立てるなど、具体的なデータをもとに説得を進め、実施にこぎつけました。
結果として、指名検索数が約2倍に増加し、それに伴ってサイトからのリード数も約2倍に伸びました。商談数もリード数ほどの伸びではありませんでしたが、実施前の1.5倍に増加する成果を得ることができました。
タクシー広告の効果に悩んでいる場合は、事前に検証するべき効果項目を明確に設計することが重要です。詳細については、ぜひこちらの記事を参考にしてください!
関連記事:タクシー広告って実際どうなの?ferret Oneにおける取り組みの「効果」と裏側を公開!
④マスメディア
テレビCMなどのマスメディアは、多くの人に、一気に認知を広げるのに役立つ施策です。
BtoBの場合はサービス導入までに長い検討期間が必要になるため、CMを見たことが直接的な購入要因にはなりませんが、リード獲得のきっかけ作りに有効です。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
特に事業を急成長させるフェーズの潜在層にリーチを広げるタイミングで、テレビCMを打つのが効果的です。興味を持ってもらい、指名検索を増加させて、お問い合わせや資料ダウンロードのきっかけを作ることができます。
しかし、CMを流して終わりとなっては、効果が見込めません。CMが流れるタイミングや期間に合わせてキャンペーンを行ったりと、絶好の機会を逃さないように他の施策と組み合わせることが重要です。
関連記事: BtoBにおけるマスマーケティングの効果的な活用方法とは?
⑤DM
FAXや郵便によるDMの送付は、インターネットで情報収集をしない層にアプローチしたい場合に有効です。
メールの場合、開封してもらえずスルーされたり、目を通さず捨てられてしまうことも少なくありません。DMの場合は直接手元に届けることで、問い合わせのきっかけ作りに役立ちます。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
特定の大企業や役職者へのアプローチでは、DMが効果的に働くことがあります。書類はむやみやたらに破棄されないため、決裁者が受け取る可能性が高いのです。
Web広告やセミナーなどでアプローチできない場合のアプローチ方法として、検討してみてください。
関連記事:DMがBtoBでも効果的な理由とは|開封率と反応率を上げる方法を解説
⑥看板広告
看板広告は意識していなくても目に入るため、商品・サービスについての認知を広げることができる施策です。効果的な看板広告の場所は、公共交通手段の看板や、街頭の看板、サイネージなどです。目立つ場所や、人の目線を集めやすい場所、面積が大きくなると広告費用は高くなります。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
正直、看板を見てすぐに問い合わせるというケースは多くはないです。ただ、必要になった場合に想起してもらいやすくなるため、機会を増やすという意味で効果的な施策です。
会社としてブランディングに取り組みたい、予算も多くあるという場合には検討してもよいでしょう。
⑦テレアポ(テレマーケティング)
テレアポ(テレマーケティング)は、ターゲットとなる企業のリストを用意し、電話をかけて直接アプローチするオフライン施策です。近年では、インサイドセールス部門がこの役割を担うケースも増えています。
顧客と直接対話ができるため、相手の抱えている課題や現状のニーズをその場でヒアリングしやすい点が大きなメリットです。商品やサービスに興味を持ってもらえれば、そのまま商談やオンラインミーティングの約束を取り付けることができるため、スピーディーに案件につなげることが可能です。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
電話番号やメールアドレスを把握している状態は、一見するとリード獲得が完了しているように思えます。しかし、BtoBマーケティングにおける真のリード獲得とは、単に連絡先をリスト化することではありません。相手が自社の商品やサービスに対してどの程度の関心を持ち、どのような課題を抱えているのかを把握して初めて、有効なリードとなります。
たとえ連絡先を知っていても、相手の検討状況が不明なままでは適切なアプローチが困難です。そのため、ホワイトペーパーの提供やセミナーへの集客を通じて、相手の興味関心を可視化するプロセスが重要です。情報を整理し、営業が動くべきタイミングを見極めるための準備段階として捉えてください。
⑧飛び込み営業
飛び込み営業は、事前にアポイントを取らずに直接企業を訪問し、自社の商品やサービスを提案する昔ながらの手法です。
担当者や決裁者と直接対面して話すことで、こちらの熱意が伝わりやすく、強固な人間関係を構築しやすいというメリットがあります。ただし、訪問先の状況によっては話を聞いてもらえないことも多く、効率面では他の手法に劣るケースがあります。地域の特性やターゲット層によっては現在でも効果を発揮することがあるため、商材に合わせて検討するとよいでしょう。
【編集部が伝えたい】実践するときのポイント
飛び込み営業やテレアポといった手法に対し、デジタル化が進んだ現代では時代錯誤な印象を持つかもしれません。しかし、BtoBビジネスの本質が人と人との信頼関係にある以上、こうした直接的なアプローチは今なお強力な武器となります。
特に、ITツールを使いこなしていない伝統的な企業の決裁者や、Web上の情報だけでは判断を下さない慎重な層に対しては、対面での誠実な対応が競合他社との大きな差別化要因になります。オンライン施策が「待ち」の姿勢になりやすいのに対し、オフライン施策は自ら能動的にターゲットへ接触できる点が最大の強みです。
大切なのは、古い手法をそのまま続けるのではなく、最新のマーケティング活動と組み合わせることです。デジタルで効率を追求しつつ、直接対話で最後の信頼を勝ち取る。この両輪のバランスこそが、移り変わりの激しい現代において着実にリードを獲得し、商談へつなげるための実践的なポイントです。
成功するリード獲得施策の始め方【商材別】

リード獲得を始める定石は、検討度の高い顧客層の集客施策から着手することです。購入する可能性の高い顧客なので、すぐに売り上げに繋げられます。
ただ商材によって、どの検討度の顧客が多いのかが異なり、さらに検討度によって実施すべき施策も異なります。
そこで、商材別にリード獲得施策の始め方をご紹介します。自社の商材に当てはめて、戦略設計の参考にしてみてください。
- ニーズが顕在化している商材の場合
- 準顕在層が多い商材の場合
関連記事:Webマーケティングの始め方ロードマップ|5つの手順と成功のポイント
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ニーズが顕在化している商材の場合

すでに自社の課題を認識し、さらに解決するための商品・サービスを知っている、または購入を検討している。そのような顧客が多いなら、このタイプです。主に、認知度が高く一般的に普及している商品・サービスが当てはまります。
CVポイント
「サービス紹介資料」が主なCVポイントになります。
すでに具体的な商品・サービスを検討している顕在層向けのコンテンツ、例えば事例集や競合商品・サービスとの比較表も有用です。
取り組むべき施策
すでにほしいと思っている人が多いので、顕在層に素早くアプローチできるリスティング広告を中心に始めつつ、長期施策としてSEOを中心とした記事制作や事例作成も同時に取り組みましょう。顕在層や準顕在層が課題解決のために検索しそうなキーワードから対策していきます。
また、サービスサイトには、資料請求や問い合わせの後押しとして、自分ごと化を促す事例記事も充実させましょう。
目標としては、SEOの効果が出てきて、広告に頼らなくても、オーガニック流入で集客できるようになることです。広告費がかからない分、安い顧客獲得単価で効率的にリード獲得していくことができます。
準顕在層が多い商材の場合

ニーズはあるが、その課題を解決するための商品・サービスを知らない、または購入の検討に至っていない。そのような顧客が多いなら、このタイプです。主に、認知度の低い商材や、まだ商材のカテゴリ自体をあまり知られていない商品・サービスが当てはまります。
CVポイント
このような商材では「サービス紹介資料」だけでなく、課題の解決方法を提示するような「ホワイトペーパー」や「セミナー」も主なCVポイントとなってきます。
例えば、不便だなと感じている程度の段階で、急に商品を売り込まれても本当に必要なのかなと一歩引いてしまいますよね。まずは抱いているであろう課題を言い当てた上で、その課題の解決策を提示するのが有効です。その解決策に絡めて、貴社の商品・サービスの必要性を訴えることで、「欲しい」と思ってもらえるようになります。
取り組むべき施策
施策としては、顕在層〜潜在層まで各検討度に合わせたコンテンツ(ホワイトペーパーやセミナー)を制作し、検討層別に広告を出し分けて集客・リード獲得していきます。ディスプレイ広告や一般キーワードのリスティング広告出稿が有用です。準顕在層以下のアプローチは長期施策になりがちです。ただ、だからといって長い間リードが獲得できなければ社内で取り組みが認められず、成果を出すまでに事業が縮小されてしまいかねません。そのためにも、リード獲得に即効性のある広告施策から最初に取り組んでおきたいものです。
コンテンツの内容としては、カスタマージャーニーを意識して、次の検討度を上げていく内容にすることを意識しましょう。まずは公開したらいつでも顧客に提供できるホワイトペーパー制作から取り組んで、数が溜まってからセミナー登壇に取り組むようにすると効率的です。
準顕在層の課題は多様になりがちで、全てに対応するリソースがないということも少なくありません。そのような場合は、今までの受注傾向から、受注に繋がりやすい顧客にターゲットに絞って取り組むのがおすすめです。
【最新トレンド】AI時代のリード獲得とは?現状と展望
近年、生成AIをはじめとするAI技術の進化は、マーケティング活動に大きな変革をもたらしています。
リード獲得においても、AIの活用はコンテンツ制作の効率化やデータ分析の高度化を可能にし、従来の手法を見直すきっかけとなりました。
これからの時代は、AIという新たな要素をいかに戦略へ組み込み、変化するユーザー行動に対応していくかが成功の鍵を握ります。
ユーザー行動から見るAIの台頭でWebからのリード獲得の変化
AIの普及による最も大きな変化は、ユーザーの検索行動の変容です。
生成AIが検索結果に要約を提示するようになったり、AI自体が「答え」を教えてくれることで、ユーザーは複数のサイトを回遊せずとも答えを得られるようになり、従来のSEOだけではWebサイトへの流入確保が難しくなりました。
また、AIによるコンテンツ生成が容易になったことで情報が飽和し、他社との差別化がより一層重要になっています。
AIが顧客データを高度に分析し、個々のユーザーに最適化されたアプローチが可能になったことで、画一的な情報発信ではなく、パーソナライズされた体験の提供が求められるようになります。
AIによりリード獲得手法はどう変わっているのか
AI技術の急速な進化は、従来のリード獲得における「量」と「質」の課題を同時に解決し、企業のマーケティング活動を劇的に変化させています。
具体的にAIができるようになったことを整理してみました。
・コンテンツ制作の高速化と最適化
生成AIを活用することで、ブログ記事の構成案、Web広告のコピー、メールマガジンの本文などを短時間で作成できます。
これにより、従来は数日かかっていた施策の準備が数時間に短縮され、PDCAサイクルを加速させることが可能です。
・パーソナライズされた顧客体験の提供
WebサイトにAIチャットボットを設置することで、訪問者の質問に対して24時間体制で適切な回答を提供します。
自然な対話を通じて顧客の課題をヒアリングし、最適な資料を提示することで、離脱を防ぎながら効率的にリード情報を獲得できます。
・高精度なペルソナと戦略の構築
AIにターゲット企業の属性や市場データを学習させることで、より実態に近いペルソナやカスタマージャーニーマップの仮説を瞬時に導き出せます。
・成約確度の高いリードの予測
過去の商談データや行動ログを分析し、受注につながりやすい見込み顧客をAIが自動でスコアリングします。これにより、営業担当者は優先度の高いリードへ集中してアプローチできます。
AIによりリード獲得は難しくなっているのか?
AI技術が急速に普及する中で、リードを獲得することが以前よりも難しくなったと感じる企業は少なくありません。
その背景には、先に述べたようなユーザーの検索行動の劇的な変化があります。
「ゼロクリック検索」の増加により、単にSEO対策を施して検索順位を上げるだけでは、十分なリードを獲得できない状況が生まれています。
また、AIによってコンテンツ作成が容易になったことで、インターネット上には似たような情報が溢れ、ユーザーの目が肥えてきている点も難易度を高める要因です。一般的な解説記事や表面的なノウハウだけでは、競合他社との差別化が困難になり、顧客の関心を惹きつけることが難しくなっています。
AI時代で重要度が増しそうなリード獲得施策とは
今後は、生成AIの回答に自社の情報源が引用されることを目指すLLMO(大規模言語モデル最適化)へのへの対応が不可欠です。AIに信頼性の高い情報源だと認識されるための、より高度なWebサイト設計が求められます。
また、AIによる情報の要約では代替できない一次情報や独自の成功事例を戦略的に発信し、AIをツールとして使いこなし効率を最大化させる姿勢が重要です。
具体的には、自社の調査データや専門家へのインタビューといった独自コンテンツの価値が相対的に向上します。さらに、オンライン上の情報だけでは得られない体験を提供するウェビナーやユーザーコミュニティの運営も、他社との差別化を図り、質の高いリードとの関係を構築する上で欠かせない施策となるでしょう。
【最新トレンド】DXで変わる!新手法とツール連携
1. 見込み客の関心度を見極める「インテントデータ」の活用
項目 | 盛り込むべき内容 |
解説 | 従来の自社サイトでの行動履歴だけでなく、外部サイトでの検索行動や動向(インテントデータ)を分析することで、見込み顧客の「隠れた検討度合い」を把握する最新の手法を解説します。 |
BtoBでの価値 | 顧客が今どのサービスを比較検討しているかを把握できるため、適切なタイミングでアプローチできるようになり、商談化率が向上します。 |
2. コンテンツ生成を効率化する「生成AI」の実用的な活用例
項目 | 盛り込むべき内容 |
解説 | リード獲得に不可欠なコンテンツ作成(ブログ、メール、広告文など)において、生成AIをどのように活用し、工数を大幅に削減できるかを具体的な事例とともに解説します。 |
BtoBでの価値 | マーケティング担当者のリソース不足をAIで補い、施策の「数」と「スピード」を向上させ、PDCAサイクルを加速させる重要性を強調します。 |
ferret OneでもCMSとMAとAIを掛け合わせて高速PDCAサイクルを実現しています。
3. 獲得から商談化を繋ぐ「SFA・MAのツール連携DX
項目 | 盛り込むべき内容 |
解説 | リード獲得の成果を最大化するためには、マーケティングツール(MA)と営業ツール(SFA/CRM)のデータ連携が必須であることを解説します。 |
BtoBでの価値 | 部門間の連携の壁をツールで解消し、ホットなリード(MQL)をリアルタイムで営業に渡す仕組み(リードクオリフィケーションの自動化)が、成約率にいかに貢献するかを強調します。 |


これもferret Oneのワークフロー機能ならさまざまなツールと連携することが可能です。
リード獲得を成功させる戦略設計方法
実際に当社でマーケティングを取り組んでいる経験から、リード獲得を成功させるために抑えておくべきポイントを解説します。リード獲得に取り組む際にはこれらができているかをチェックしてみてください!
- ターゲットを定める
- カスタマージャーニーマップの作成する
- 活用できるコンテンツの棚卸し、カスタマージャーニーに当てはめる
- 競合のマーケティング施策を調査する
- 費用対効果を計算し、施策の優先度を付ける
関連記事:Webマーケティング戦略の立て方とは? 基本の3ステップとフレームワーク
①ターゲットを定める

獲得すべきリードがどのような人物になるのか、ターゲットを明確にしましょう。
その際、ターゲットはできるだけ詳細に設定しておくと施策を行うチャネル選定やコンテンツの内容の精度を上げることができます。
BtoBの場合、担当者が独断で商品やサービスを導入するわけではありません。背後に導入を決定する企業が存在しています。そのため、課題感やニーズを見誤らないように、「個人」と「組織」2つのペルソナを設定することが重要です。
- 商品・サービスを探している現場担当者や上司など「個人ペルソナ」
- 実際に商品・サービスの導入を決定する「組織のペルソナ」
関連記事:【初心者向け】ペルソナシートの作り方|BtoBで使える無料テンプレ
②カスタマージャーニーマップを作成する

各プロセスごとに課題感やタッチポイント、コンテンツなどを図示した「カスタマージャーニーマップ」を作成します。ターゲットが設定出来たら、ターゲットがどのような道筋で商品・サービスを検討し、導入に至るのか、ターゲットになったつもりで考えてみましょう。
リードの検討度によって課題感も異なり、欲しい情報も異なります。検討段階に応じたコンテンツをタッチポイントで届けることで、次の検討フェーズに移ってもらえ、リードを効率的に獲得できるのです。カスタマージャーニーにより、その流れを可視化します。
関連記事:カスタマージャーニーマップの作り方とは?弊社の作成手順を解説
③活用できるコンテンツの棚卸し、カスタマージャーニーに当てはめる
カスタマージャーニーマップで確認した「コンテンツ」について、自社にすでにあるコンテンツを活用できないか検討しましょう。
ブログ記事や営業資料、ホワイトペーパーなど社内の情報を棚卸して、活用できそうなものを選別していきます。
足りないコンテンツも出てくるでしょう。その際は、検討度の高い明確層に響くコンテンツから作成すると、売上にすぐにつながるためおすすめです。
④競合のマーケティング施策を調査
競合他社がどのようなマーケティング施策を実施しているのか調査して、自社に活かせそうな集客方法や施策がないか探してみましょう。すでに実績を出しているリード獲得手法があれば、参考にすることで同じように成果を上げることができるかもしれません 。参考にしながらカスタマージャーニーに記載した施策をブラッシュアップしていきます。
また、他社の訴求内容も確認することで、比較されたときに選んでもらえるように、自社の訴求をブラッシュアップするのにも役立ちますので合わせて確認します。
関連記事:【基本】競合調査の方法とは?すぐ実践できるフレームワーク集
⑤費用対効果を計算し、施策の優先度を付ける
カスタマージャーニーマップの中、検討度の高い層を獲得する施策を優先度高く実施していきましょう。
その中でも、どの施策が効果的かを見極めたい場合は費用対効果を計算します。
CAC=費用÷顧客企業数
どのチャネルがコストをかけずに新規顧客を獲得できているか、費用対効果の高いチャネルを選定する方法の1つが、CAC(顧客獲得コスト)をみることです。CACは顧客企業1社を獲得するために必要な総額コストで、人件費や広告費など全て含んだコストを指します。
似た言葉にCPAがあります。CACは広告やプロモーション単位でかかった費用の費用対効果を示す一方、CACは事業全体としての費用対効果をみることができます。
関連記事:顧客獲得コスト(CAC)とは? BtoBビジネスでの活用ポイントと運用・計算方法
関連記事:Webマーケティングの費用相場を徹底解説!施策別の費用と最適な予算の決め方
リード獲得のためのマーケティング成功事例3選
リード獲得の成功事例をご紹介します。
- 新規事業のリード獲得施策(キリンビバレッジ株式会社)
- オウンドメディアからのリード獲得(トランスコスモス株式会社)
- Web広告からのリード獲得(株式会社ランドスキップ)
もっといろいろな成功事例を知りたいという方は、ぜひこちらを記事や資料をご覧ください!
→関連記事:BtoBマーケティング成功事例15選|実務×戦略で成果が出る!明日から試せる実践ノウハウ
新規事業のリード獲得施策
課題 | 新規事業でリード獲得するためのリソースやノウハウが不足していた |
結果 | 事業KPI達成。マーケティング人員強化。 |
新規事業を立ち上げたものの、オンラインからのリード獲得のノウハウがない――。
キリンビバレッジ株式会社様も、法人向け健康支援サービス「KIRIN naturals」の展開にあたり、この壁にぶつかっていました。
本事例では、Webサイト構築からマーケ施策の運用まで一貫して整備し、KPI達成と体制強化に繋げた取り組みの裏側をご紹介します。
新規事業立ち上げに伴い、オンラインからのリード施策を目指す
キリンビバレッジ株式会社様では、訪問営業が中心。
そこで、訪問営業では接点が持てない企業にもアプローチするために新規事業を立ち上げ、オンラインからのリード獲得を目指すこととなりました。
とはいえ、新規事業部門は少人数体制。しかも、オンラインからリード獲得するためのノウハウはほとんどないという状態からのスタートでした。
Webサイト制作後、ノウハウ提供をうけてマーケティング実施
「自分たちだけでやるのは難しい」――そこで頼ったのが、Webサイト制作からリード獲得施策の運用までを一貫して支援してくれる外部パートナーの存在でした。
この支援により、BtoBマーケティングに特化したノウハウや運用の型を、実務を通じて自然と学ぶことができたそうです。
専門家によるアドバイスやサポートのもと、初期の不安は徐々に解消され、マーケティング施策のPDCAもまわるように。
こうして展開されたマーケティング施策により、リード獲得から受注までの流れをオンライン上で再現可能に。新規事業として設定していたKPIも達成し、社内からの評価も高まりました。
結果として、マーケティング専任人員の増強が実現し、試行フェーズから継続運用フェーズへとスムーズに移行できた点も大きな成果と言えるでしょう。
【事例から学べるポイント】
「知見がない」「人手が足りない」――そんな状況でも、適切な外部支援を活用することで、成果につながるマーケティング体制は構築できます。
今回のキリンビバレッジ様の事例は、その可能性を教えてくれる好例です。もし、あなたのチームでも同じような悩みをお持ちであれば、まずは小さな成功体験を外部とともに作ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。
オウンドメディアからのリード獲得
課題 | コーポレートサイトの更新に時間がかかり、最新の情報がすぐ発信できない |
結果 | CV数・セッション数が前年比200% |
コーポレートサイトしかなく、マーケティングができない――。
実は、EC関連サービスを手がけるトランスコスモス株式会社様も、同様の課題を感じていました。今回は、ノーコードCMSとオウンドメディアを活用し、月間セッション数・CV数ともに前年比200%超を実現した取り組みをご紹介します。
Webサイトから狙ってリード獲得できるWebサイトの運用環境を整える
トランスコスモス株式会社様はShopifyを利用した自社ECサイト構築など、ECサイト全般に関わるサービスを提供されています。
しかし、当初はコーポレートサイトしかなく、狙った層へのアプローチやリード獲得の仕組みが構築されていない状態でした。
その結果、マーケティング活動が受動的になりがちで、「必要な情報を必要なタイミングで届けられない」という課題を感じていたそうです。
オウンドメディアを通じた素早い情報発信でリード獲得に成功
この課題を解決すべく、新たに専用のサービスサイトを構築。さらにその配下にオウンドメディアを設けることで、継続的に情報発信できる基盤を整えました。
この際に活用したのが、ノーコードCMSです。
エンジニアに依存せず、誰でも簡単に更新できるため、情報発信のスピードと柔軟性が大きく向上。
マーケティング部門以外の現場メンバーも更新に関与できるようになり、社内全体で動ける仕組みが整っていきました。
取り組みの中でも特に効果が大きかったのは以下のポイントです。
- 部署横断での投稿体制構築により、情報発信のボリュームとスピードが向上
- Webサイトの行動データをもとに、ユーザーの関心に合わせてLPや記事を即時改善
- PDCAが短期で回ることで、訴求の勝ちパターンを素早く発見可能に
こうした取り組みの結果、月間セッション数は20,000件超、CV数は50件超と大きな成果につながりました。
前年比で見ると、セッション数・CV数ともに200%以上の伸長を記録しています。
【事例から学べるポイント】
「発信の場がない」「更新のたびに専門スキルが必要」――そんな制約の中でも、環境さえ整えば、Webマーケティングはきちんと成果につながります。
今回ご紹介したトランスコスモス様の事例は、まさにその可能性を示す好例です。
同社では、ノーコードCMSの導入によって、誰でも更新できる運用体制を実現。
その結果、社内の複数部署が情報発信に関わることで、スピード感と質を両立した運用が可能になりました。ノウハウや人手が足りない状況でも、仕組みと体制を整えることで、自社に合った勝ち筋はきっと見えてくるはずです。
Web広告からのリード獲得
課題 | ノウハウ不足により、Web広告の成果が出ず、獲得リードは月に数件。 |
結果 | リード数100件/月に増加、CPA約70%削減 |
Web広告を出しているのに、思うようにリードが獲得できない――。
デジタルサイネージ「LOOOK(ルーク)」を展開する株式会社ランドスキップ様も、かつてはその壁に直面していました。
本事例では、広告運用を見直し、CPAを約70%削減した裏側をご紹介します。
Web広告運用に課題
同社はWeb広告を中心としたリード獲得に取り組んでいました。
しかし、広告を出稿しても月に数件しか成果が出ない。
「なぜうまくいかないのか」「どこを改善すべきか」が見えず、BtoB特有の購買プロセスへの理解不足も相まって、打ち手を講じきれない状況に直面していました。
アドバイスをもらいながら施策を進める
外部パートナーと連携し、BtoBマーケティングの視点から広告運用の仕組みそのものを見直していきました。注力したのは次の3点です。
- 顧客ごとのニーズに合わせたLPの量産と出し分け
- CMSを活用した素早いページ制作・改善のサイクル構築
- リード獲得後のアプローチのためのインサイドセールス立ち上げ
ツールを入れるだけでなく、「誰に・どの文脈で届けるか」という視点で広告運用を再構築していきました。
こうした取り組みの結果、月間リード獲得数は約100件まで拡大。
これにより、CPAは従来の約30%にまで圧縮され、費用対効果の面でも大きな成果が得られました。
【事例から学べるポイント】
「広告は出しているのに成果が出ない」――もしそんな悩みを抱えているのであれば、広告の出し方そのものを見直すタイミングかもしれません。
ランドスキップ様のように、ユーザーの関心軸ごとにLPを出し分ける運用や、CMSを活用したPDCAサイクルの高速化は、BtoBマーケティングにおいて大きな効果を発揮します。
また、広告で終わらず、獲得後のアプローチ(インサイドセールスなど)まで視野に入れた体制設計も成果を伸ばすポイントです。
仕組みを整えることで、限られた予算でも勝てる型はつくれます。
まずは、小さな改善から始めてみてはいかがでしょうか。
リード獲得に便利なサービス・ツール5選
リード獲得のプロセスは、実はとてもシンプルです。
まず、Webサイトにコンバージョンポイント(CVポイント)を設置し、そこに見込み顧客を集めることが基本となります。そのために必要なツールは、大きく分けて2つの種類にまとめられます。
- Webサイトを制作・更新・分析するためのツール
- 集客施策を実施するためのツール
ここではそれぞれにおすすめのツールをご紹介します。
関連記事:リード獲得を効果的にするツール8選!選び方と活用のコツを解説
ferret One|BtoBマーケティングが網羅的に実施できるツール
弊社の「ferret One」は、BtoBマーケティングの実績が豊富な「ferret」が開発した、BtoBマーケティングに必要な機能をまるっとそろえたマーケティングツールです。
CMSとMAの機能を1つのツールの搭載しているため、Web制作からリード獲得、顧客管理までできます。高機能なのに、操作はシンプルで簡単で、誰でも使いこなせる直感的な操作性が特徴です。
やりたい施策がすぐできるため、生産性向上の実現に役立ちます。
公式サイト:https://ferret-one.com
Googleアナリティクス|Webサイト分析ツール

Webサイトを分析して、施策の改善点を見つけるにはWebサイト分析ツールが欠かせません。
Googleアナリティクスは、Googleが提供するWebサイト分析ツールで、サイトに訪問したユーザーの数や行動を詳しく分析できます。必要なデータをまとめてレポートを作成することも可能です。
無料で利用できるため、Webサイトを運営する際にはぜひ導入したいツールのひとつです。
公式サイト:https://developers.google.com/analytics?hl=ja
ミエルカ|SEO施策を実施するのに便利なツール

SEOで成果を上げるには、キーワード分析やリンク対策が欠かせません。これらの作業を効率的にサポートしてくれるのが、SEOツールです。
ミエルカは、検索結果で上位に表示されるための記事作成に必要な情報を可視化して提案してくれるツールです。短時間で、リード獲得に効果的なキーワードを見つけ出し、足りない要素についてのアドバイスも得られます。
さらに、AIが改善が必要なページを自動で特定し、具体的な改善策を提案してくれるので、SEOに取り組みたいけれど専門知識がない方にも非常に頼りになるツールです。
公式サイト:https://mieru-ca.com/
アドエビス(AD EBiS)|広告施策を実施するのに便利なツール

Web広告は複数の広告媒体をまたいで広告を一元管理・分析できる便利なのツールもあります。
アドエビス(AD EBiS)は、複数の広告媒体を利用している際の効果測定に便利なツールです。ユーザーがコンバージョンに至るまで、どの広告媒体に接触し、どの順番で進んだかを可視化できるため、認知やコンバージョンに貢献した広告をもれなく把握できます。
また、効果測定用のレポート作成や改善点の特定も簡単に行えるので、複雑な広告運用をよりシンプルに管理することが可能です。
公式サイト:https://www.ebis.ne.jp/
Zoomビデオウェビナー|ウェビナー施策を実施するのに便利なツール

Web会議で「Zoom」を利用したことがある方は多いかもしれませんが、ウェビナー専用の「Zoom」も存在します。
大人数が参加可能で、Q&Aやアンケートといった1対多数のコミュニケーションに適した機能が充実しています。多くの人にとって馴染みのあるツールなので、参加者も安心して参加できるのが特徴です。
公式サイト:https://www.zoom.com/ja
「リード獲得したい、でも何をすれば…」ferretが解決します!

「ferret」は、BtoB企業に特化したマーケティング支援サービスです。 戦略設計・施策運用・効果測定まで、BtoBマーケティングに必要なすべてを一気通貫でサポートします。
企業ごとの課題を丁寧にヒアリングし、無駄な施策を省いた「本当に必要な支援」だけを提供。リソースが限られるBtoB企業でも、 最小の投資で最大の成果を出せる仕組みを構築できます。
「ちょっと壁打ちだけ」でも大歓迎です。
まずは資料をご覧いただき、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。
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リード獲得は売上に繋がる顧客へのアプローチが重要
リード獲得は、これから顧客になる可能性が高い見込み客を獲得することです。リードを獲得後は、顧客の検討度を上げていくリード育成を行うことで、商談の成功率を向上させられます。
しかし、正しく施策を行わないと、自社のターゲットでない顧客ばかり獲得して、育成もできないという自体になりかねません。
そのため、リード獲得を成功させるためには、自社のターゲットに合ったアプローチ方法を見つけることが重要です。売上に繋がる顧客像を明確にして、そうしたリードにアプローチできる施策を見極めましょう。
オンラインからのリード獲得の方法を詳細に解説した資料もありますので、記事と合わせてご活用ください!
→3つのステップで始める!オンラインからのリード獲得術
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当社「ferret」はツール提供、コンサル・代行支援など、BtoBマーケティングを総合的にサポートしております。「ちょっと壁打ち」だけでも大歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください!











