【初心者必見】広告の種類とは?特徴を徹底調査
商品の認知をもっと広げるために行うのが、広告です。しかし、どのような広告が一番有効なのでしょうか。広告にはさまざまな種類があり、目的に合ったものを選ばないと効果が半減してしまいます。
それぞれの特徴を理解した上で広告運用することが大切です。この記事では、広告の種類とその特徴を紹介します。
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目次[非表示]
広告の種類①Web広告
Web広告とは、インターネットのメディア上に掲載される広告のことです。Webサイト、動画、検索エンジン、メールなどさまざまなメディアで自社商品の宣伝ができます。
Web広告の特徴
Web広告には以下のような特徴があります。
少額から始められる
広告費の単価や上限の設定が可能です。予算内で運用ができるため、いきなり多大な広告費をかけずに始められます。
ターゲットを絞って宣伝できる
閲覧履歴に基づいて関連する広告を自動的に抽出できるので、関心のあるユーザーに届きやすくなります。
効果を検証しやすい
出稿中でも、キーワードやデザインの変更が可能です。効果の出る広告にするまで柔軟に変更ができるので、スピード感を持ってPDCAが回せます。
Web広告の種類
Web広告の主な種類は、以下の通りです。
■バナー広告(純広告)
Yahoo! JAPANなど、大手ポータルサイトに規定の大きさの広告を掲載する広告です。大手ポータルサイトの検索エンジンにも掲載できるので、多くの人にリーチできます。老若男女問わず広く商品をアピールしたい方におすすめです。
■メール広告
メールで配信する広告のことです。HTMLメールとテキストメールの2種類があり、HTMLメールは開封率やクリック率を知ることができます。画像や動画の挿入も可能な上、直接ユーザーのアドレスに届くため、訴求力の高い広告を出したい方に向いています。
■動画広告
近年ではYouTubeなどの動画の再生前に流される『インストリーム配信広告』が主流です。映像により、目と耳に訴えることができるのが魅力です。短時間で多くの情報を伝えたい方に向いています。
■ネイティブ広告
ニュースサイトの記事の1つのようにフィードと一体化し表示される広告です。広告が拡散されれば、予想以上の効果を見込めます。関連性のあるニュースサイトに広告できるので、潜在顧客層(自社商品を知らないが、必要とする方)へアプローチしたい方に向いています。
■アフィリエイト広告
ブログやメディアに記載されたリンクがクリックされ、実際に商品が購入されたら報酬が発生する仕組みです。成果に対してのみ支払うので、費用対効果が高いのが特徴です。BtoCで用いられることが多く、初期費用も低コストなので、少ない予算で始めたい方に向いています。
■リスティング広告(テキスト広告)
検索エンジンの検索結果一覧に表示する広告です。1クリックごとの料金なので、予算を組みやすいことが特徴です。検索キーワードと連携して広告が出されるので、見込み顧客に的確にアプローチしたい方に向いています。
■ソーシャルメディア広告
ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどSNSに表示される広告です。SNSの行動データや、利用者層からピンポイントに広告できます。媒体ごとに属性が異なります。『つながり』を作れるので、ファンになってもらい購入につなげたいと思う方に向いています。
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広告の種類②マス広告
マス広告とは『テレビ』『ラジオ』『雑誌』『新聞紙』のメディア上で掲載される広告のことです。
マス広告の特徴
マス広告の特徴は、以下の通りです。
印象に残しやすい
視覚と聴覚に同時にかつ、繰り返してアプローチをするため、見た人の記憶に残る広告がつくりやすいのが特徴です。
多くの人の目に触れやすい
数あるメディアの中でも、テレビをはじめとする各メディアのリーチは非常に大きなものです。年代問わず幅広い層にアプローチできることが大きなメリットです。
マス広告の種類
マス広告の種類は以下の通りです。
■テレビ広告
視聴と聴覚に繰り返し訴えかけるため、テレビ視聴者の印象に残りやすいのが特徴です。古くからある広告なので、安心したイメージを与えたい方に向いています。
■新聞広告
文字と写真で情報を伝えるメディアです。テレビと同様に古くからある広告なので、社会的信頼を得たい方におすすめできます。
■雑誌広告
特定のジャンルに特化して情報を発信するメディアと言えます。興味のある人にアプローチできるので、訴求力のある広告をしたい方に向いています。
■ラジオ広告
音声で商品やサービスを訴求するメディアです。地域性があるので、ターゲットを絞った上で広告したい方に向いています。
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広告の種類③SP広告
SP広告とは、セールスプロモーションの略です。マス広告やWeb広告以外の広告方法のことを指します。
SP広告の特徴
SP広告の特徴は、以下の通りです。
エリア単位でターゲットを絞ることができる
例えば店舗内プロモーションのように、小規模から始めることができるので見込み客に直接アプローチができます。
目の前の人にアプローチができる
Webメディアやマス広告のように不特定多数にアプローチはできません。しかし、ターゲットが明確になれば、強い訴求ができます。
SP広告の種類
SP広告の種類は以下の通りです。
■屋外広告(デジタルサイネージ)
店頭や交通機関などさまざまな場所で、ディスプレイ等の機器を使って広告するメディアです。街中でも動画や音を使って宣伝するため、目を引きやすいです。特におすすめしたい商品がある方に向いています。
■タクシー広告(動画)
タクシーのモニターに掲載する広告です。タクシー利用者は富裕層が多いため、富裕層向けの広告や、経営者向けの広告を出したい方に向いています。
■会員誌広告
特定の団体やメディアが発行する会員誌に掲載する広告です。事前にターゲティングができるため、費用対効果が高いのが特徴です。ターゲットが既に分かっており、強い訴求をしたい方に向いています。
■イベントプロモーション
自社商品に関するイベントを行い、周知してもらう活動です。自社商品のメリットや特徴を直接伝えられるので、実際の反応を確認したい方に向いています。
■店内プロモーション
スーパー等の店内で行う広告です。例えば食品の試食のように、その場で試してもらい、購入までできるようになっています。味や使用感などを伝えたい方に向いています。
■フリーペーパー
無料の紙のメディアに掲載される広告です。地域やジャンルを絞ることができ、商品を不特定多数の方にアプローチしたい方に向いています。
■ポスティング
特定のエリア内でサンプルやチラシをポスト投函する活動です。ターゲットをかなり絞り込むことができるので、特定の地域などにアプローチしたい方に向いています。
■新聞折り込み
新聞紙に折り込配達する方法です。ポスティングと同様、ターゲットをかなり絞り込むことができるので、特定の地域などにアプローチしたい方に向いています。
■交通広告
バスや電車内など公共交通機関に掲載する広告です。人の目に触れやすいところに掲載するので、潜在的にイメージを刷り込みたい方に向いています。
■屋外広告(看板)
店頭のスタンド看板、ビル屋上の広告塔などが該当します。365日いつでも不特定多数の人に広告できるので、認知を広げ新規のお客さんを増やしたい方に向いています。
目的に合わせた広告の種類を選ぼう
どの広告を使うか間違えずに選択をするには、まずは目的をはっきりさせることが重要です。
検証しながら効果的に訴求をしたい場合は「Web広告」、より多くの方に知ってもらいたい場合は「マス広告」、直接的に身近な人にアプローチしたい場合は「SP広告」が適しています。
広告を使ってどのような訴求がしたいのか、目的と特徴に合った広告を選びましょう。
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