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サイトリニューアルの手順とは?事例に学ぶ成功のポイント

「とりあえずサイトリニューアルしといて」と言われて、困っていませんか?

  • 「前任者のサイト設計意図が分からず、触りづらい」
  • 「“成果が出るサイト”にしたいけど、何をすれば良いか分からない」

サイトリニューアルは、単なる見た目の刷新ではなく、 マーケティング成果に直結する重要なプロジェクトです。

本記事では、サイトリニューアルを検討しているご担当者・責任者の皆様に向けて、 「どのタイミングで、どのようにリニューアルを進めるべきか」について、 実践的な知識と成功事例を交えて解説します。


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  サイトリニューアルの【RFP】提案依頼書テンプレート RFPとは提案依頼書のことで、発注者側が自社の要件や条件をまとめた資料を指します。 本書ではサイトリニューアルで使われるRFPをテンプレートとしてまとめているので、新規サイトの立ち上げやサイトリニューアルを依頼する際にご活用いただけます。 BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」


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目次[非表示]

  1. 1.サイトリニューアルとは?
  2. 2.サイトリニューアルが必要なタイミング
  3. 3.サイトリニューアルの手順
  4. 4.サイトリニューアルの公開直後にすべきこと
  5. 5.サイトリニューアル時に行うべきSEO対策
  6. 6.【基礎知識】サイトリニューアルのメリット
  7. 7.【基礎知識】サイトリニューアルのデメリット
  8. 8.サイトリニューアルの成功事例3選
  9. 9.サイトリニューアルのよくある質問
  10. 10.BtoBのサイトリニューアルなら、成果まで支援する「ferret」へ
  11. 11.サイトリニューアル成功のポイント:最初に目的を明確にする

サイトリニューアルとは?

サイトリニューアルとは、Webサイトのページ構成やデザイン、構築しているシステムを変更して、新しいWebサイトに変えることをいいます。

Webサイトの一部を改修するだけでは解決できない課題がある際に、Webサイト全体を変更することで、その課題を解決します。


サイトリニューアルの目的

ブランドのイメージ刷新SEO対策の向上ユーザビリティの向上(使いやすくする)などがサイトリニューアルの主な目的です。


サイトリニューアルで失敗しないために知っておくべきこと

サイトリニューアルは、単なるデザインの刷新や最新トレンドへの対応ではありません。
より効果的なマーケティング活動を実現するための重要な手段であることを、まず押さえておきましょう。

例えば、「サービスサイト」の場合、お問い合わせ獲得=リードの創出のために運用されています。
しかし、長く運用していると、アクセス数やお問い合わせが減ってきたり、ページが増えすぎて訪問者が欲しい情報を見つけづらくなってしまったりと、マーケティングが上手く実行できず、成果が出づらくなってきます

そうした場合に、サイトリニューアルがマーケティング改善の1つの手段として上がってくるのです。デザインが古くなったからという漠然とした理由でサイトリニューアルを行ってしまうと、成果に結びつかないことが少なくないため、注意しましょう

自社がサイトリニューアルをすべきタイミングや目的を明確にする方法については、本記事でも解説していきます。

関連記事:リード獲得とは?見込み顧客を増やす方法一覧。始め方~ナーチャリング方法まで解説

【関連資料】BtoBマーケティングのためのサイトリニューアルガイド

  BtoBマーケティングのためのサイトリニューアルガイド BtoB企業のリニューアルで成果を出すには「見た目」を変える以上に、「何を伝える」Webサイトに作り変えるが重要なため、マーケティングの見直しも併せて行うことが成功の秘訣です。BtoBのサイトリニューアルを成功に導くための重要なステップを時系列順に解説します。 BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」


サイトリニューアルが必要なタイミング

よくある誤解として、「とりあえずデザインが古く見えるからリニューアルしよう」という考えがあります。 ですが、見た目だけの刷新では、期待する成果につながらないことも少なくありません。

リニューアルが必要なケースと、そうでないケースを見極めることが、成果への第一歩です。
本章では、サイトリニューアルが必要なタイミングを解説しますので、ぜひチェックしてみてください!

  • Webサイトへのアクセス数・お問い合わせが減ってきた
  • ページやコンテンツが増えすぎて、どこに何があるか分かりづらい
  • 会社の方向性が変わった
  • Webサイトの更新を内製化したい
  • スマホ対応にしたいなど、機能面に不足がある


Webサイトへのアクセス数・お問い合わせが減ってきた

Webサイトを継続的に更新しているのに、なぜかアクセスやお問い合わせが減っている
もし思い当たる節があるなら、単なるページ更新だけでなく、ターゲット設定や訴求内容の方向性が今の市場やニーズに合っているかどうかを、一度立ち止まって見直してみることが大切です。これは、いわばマーケティング全体の戦略設計を再考するサインとも言えるかもしれません。

ターゲットや伝えたい価値が変化してきたのであれば、それに合わせてサイトリニューアルする必要があります。

サイトリニューアルで見直すべきポイント

  • Webサイトの内容・構成:「問い合わせ」「資料請求」などの具体的な行動につながるよう、訴求ポイントやコンテンツの順序を戦略的に再構築します。
  • 戦略的なSEO再設計:ターゲットを見直した場合、対策すべきキーワードも変える必要がないか確認しましょう。


ページやコンテンツが増えすぎて、どこに何があるか分かりづらい

ページやコンテンツを増やして情報発信はしているけれど、全体として何がどこにあるのか分かりづらくなってしまった
もしそんな状況に心当たりがあれば、ユーザーにとっても分かりづらいサイトになっているかもしれません。

Webサイトは運用を続けるほどに、どうしてもページ数やコンテンツが増えていきます。
しかし、構造を見直さずに追加を繰り返すと、ユーザーが欲しい情報にたどり着けずに離脱してしまう、あるいは伝えたい情報が届かなくなるというリスクが高まります

結果的に、せっかくの訪問者を逃してしまい、お問い合わせや資料請求といったコンバージョン機会の損失にもつながりかねません。

サイトリニューアルで見直すべきポイント

  • サイトマップの整理:現状のページ構成を洗い出し、不要なページの削除や統合、新規追加を検討。ユーザーの行動導線を意識しながら、目的に合ったサイトマップに再構築します。
  • ナビゲーション・カテゴリ設計の最適化:ナビゲーションの分かりやすさやカテゴリ分類は、ユーザー体験に直結します。目的の情報にたどり着きやすい導線を実現するために、分類方法を見直してみましょう。
  • Webサイトの内容・構成:問い合わせや資料請求といった行動につながる情報を、適切な順序・ページで提示できているか。ユーザーの意思決定をサポートするために、コンテンツの構成と流れを戦略的に再設計します。


会社の方向性が変わった

ブランド戦略を刷新したり、ターゲットを変更したりと会社の方向性が変化するタイミングは少なくありません。ただ、その変化に対してWebサイトがそのままの状態になっているケースは意外と多く見られます。

方向性が変わったにもかかわらず内容が古いままだと、以下のようなミスマッチが生まれてしまいます。

  • 古いターゲット向けのコンテンツが残っている
  • 過去のトーンやビジュアルのままで、現在のブランドイメージとずれている
  • 会社が目指す方向と、Web上で伝わる情報にギャップがある

これでは、せっかくのブランド刷新や事業戦略の見直しも、十分に伝わらないまま機会を逃すリスクがあります。

サイトリニューアルで見直すべきポイント

  • ターゲットに合わせたWebサイトの内容・構成:ターゲット層が変わった場合、訴求内容や提供する情報の取捨選択、それらを提供するためのサイト構成を見直す必要があります。
  • ブランド戦略に沿ったビジュアルトーンや表現の統一:ブランドイメージが刷新された場合、企業として「何を大切にしているのか」「誰に届けたいのか」を明確にし、それをビジュアル・文章・構成に一貫して反映させることが重要です。


Webサイトの更新を内製化したい

ちょっとした修正でも毎回制作会社に依頼していて、更新スピードが遅い
コンテンツをもっとスピーディーに出したいのに、社内で対応できない
そんなお悩みをお持ちの企業も多いのではないでしょうか。

最近では、CMSの登場により、専門的なコード知識がなくても、自社でWebサイトを更新できる環境が整っています。 これを活用して、Webサイト運用の内製化を進める企業が増えています。

この場合、サイトのデザインは大きく変えずにサイト制作ツールを変えることも多く、「リプレイス」と呼ぶこともあります。

サイトリニューアルで見直すべきポイント

  • CMSの選定・導入:現在使用しているCMSが使いづらい、もしくはそもそも導入されていない場合は、自社の運用体制やスキルレベルに合ったCMSを新たに導入することを検討しましょう。

参考:サイトリニューアルとリプレイスのメリットデメリット


サイトリニューアル
リプレイス
メリット
・デザイン・構造が一新され、成果が上がる可能性がある
・運用環境の改善
・既存の成果を保てる可能性が高い
・運用環境の改善
・施策ごとの成果がわかり、施策の再現性が保てる
デメリット
・デザイン・構造が一新され、
想定以上に成果が下がる可能性がある
・どの施策が成果につながったか分かりづらく、今後の施策に活かせない
・デザインは現行サイトのままとなる。変更する場合は時間がかかる


スマホ対応にしたいなど、機能面に不足がある

スマホ表示ができない」「この機能、入れたいけどツールが対応していない
このような既存のWebサイト制作ツールでは実現できない機能を追加するには、サイトリニューアルが必要になります。

例えば、テクニカルSEOでは、サイトマップの送信や構造化の作成が必要です。しかし、最新のCMSでは自動化されていることが多いので、ツールを乗り換えることでマーケティング業務が楽になります。

特に、スマホ対応のWebサイトが制作できないツールを使用しているのであれば、リニューアルは必須です。スマホでの閲覧に対応していない既存のWebサイトは、SEO対策で不利になってしまいます。Googleは、モバイルサイトを基準にWebサイトの評価を行っているため、BtoBサイトでもスマホ対応が必要になります。

サイトリニューアルで見直すべきポイント

  • 必要な機能を組み込めるCMS・サイト制作ツールの選定:今後取り入れたい機能や改善点を明確にし、それらを無理なく反映できるツールや技術環境に切り替えることが重要です。

参考:Google 検索セントラルブログ「モバイル フレンドリー アップデートを開始します」


注意:Webサイトリニューアルが必要でないこともある

現在の課題や、サイトリニューアルの目的を改めて考え直してみると、そもそもサイトリニューアルが最適解ではないケースもありえます。

例えば、「受注数が伸びない」ことが課題ならば、サイトリニューアルよりも先に営業プロセスを改善して商談化率や受注率を高めたほうがいい場合もあります。もちろん、だからといってサイトリニューアルをしなくていいわけではありませんが、優先度は変わるでしょう。

目的を達成するため本当にサイトリニューアルが最善策なのか、も考えてみましょう。

もしも自社がリニューアルのタイミングかどうかわからないという方は、ぜひ当社ferretにご相談ください。無料診断も行っておりますので「ちょっと壁打ちだけ」でも大歓迎です。
まずは資料をご覧いただき、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

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サイトリニューアルの手順

成果を出すためには、以下の手順でサイトリニューアルを進めていきましょう。

サイトリニューアルの流れ

  1. マーケティングの全体像を把握し、現状の問題点を洗い出す
  2. サイトリニューアルの目的を明確にする
  3. 目的達成のためのKGI・KPIを設定する
  4. 予算を決める
  5. ドメインやサーバーを変更するか決める
  6. 制作業者の選定・依頼
  7. サイトマップの作成
  8. ワイヤーフレームとデザインの作成
  9. コーディング
  10. 運用・改善


準備:RFPテンプレート

サイトリニューアルの手順は2つのフェーズに分けられます。

  • 要件定義フェーズ(1~6)
  • 制作・開発フェーズ(7~9)

要件定義フェーズで自社の要件や条件をまとめるのに役立つのが、RFP(提案依頼書)です。

外注先に伝えるべきことを整理するだけでなく、自社の課題の洗い出しやサイトリニューアルの必要性を見つめ直すのにも役立ちますので、RFPのテンプレートを活用しながら要件定義を進めてみましょう。

▼ぜひテンプレートをご活用ください! 
BtoB事業のサイトリニューアルRFP[提案依頼書]テンプレート

  サイトリニューアルの【RFP】提案依頼書テンプレート RFPとは提案依頼書のことで、発注者側が自社の要件や条件をまとめた資料を指します。 本書ではサイトリニューアルで使われるRFPをテンプレートとしてまとめているので、新規サイトの立ち上げやサイトリニューアルを依頼する際にご活用いただけます。 BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」


1.マーケティングの全体像を把握し、現状の問題点を洗い出す

BtoBマーケティングの流れ

施策を一覧にして、各施策の成果と問題点を洗い出しましょう

それと同時に、問題点に対する解決策と解決するタイミング・優先順位を整理します。
この時マーケティングの全体像に当てはめて考えると、ボトルネックが明らかになるため、優先度やリニューアルで解決しなければならないほどの大きな問題なのかが見えてきます。

なお分析の際は、必ず数値で分析することをおすすめします。
例えば以下のような分析が可能です。

  • どのコンテンツへの関心が高いか→ページ閲覧数(PV)、セッション数
  • どのコンテンツが人気か→滞在時間、直帰率、離脱率
  • どこから集客できているか→流入元
  • 売上に貢献しているか→お問い合わせ数(CV数)、CVR

感覚だけで分析してしまうと、誤った仮説を立てがちです。数値で客観的にみることで、顧客の動きやニーズをより鮮明にできます。
数値の見方については、こちらの記事を参考にしてみてください。

マーケティングの効果測定とは?重要指標と測定方法・改善方法を解説【成功事例あり】

とはいえ、Webサイトの問題点すべてが、リニューアルでしか解決できないわけではありません。
例えば、顧客の課題と商品・サービスの訴求内容が合致していない場合、ペルソナ像を見直して訴求テキストを変えるだけでいいかもしれません。
無駄なサイトリニューアルを行わないためにも、問題点を見つけ出す作業を欠かさないようにしましょう。

関連記事:BtoBマーケティングとは?マーケターが教えるBtoCとの違いと成功事例


2.サイトリニューアルの目的を明確にする

サイトニューアルを決定したら、サイトリニューアルの目的をより具体的にしておきましょう。課題解決後のWebサイトの理想像を言語化するイメージです。
以下の点を明確にしておくとよいでしょう。

  • 「誰に」→どのような人をターゲットをするのか
  • 「どうしてもらう」→サイトを見た後にどのような行動を起こしてもらいたいのか

例)ITソリューション提供会社


「誰に」

ターゲットは、経営者やIT担当者、中小企業の管理職、または大手企業のDXを担当する部門の責任者。特に、業務効率化やコスト削減を目指してIT導入を検討している企業。

「どうしてもらう」

・自社の製品・サービスに興味を持ってもらい、資料ダウンロードやお問い合わせをしてもらう(リード獲得につなげる)

この時、チームで共通認識を持つためにも、分かりやすい言葉で表現することをおすすめします。その目的を達成するために、具体的にどの数値を、どのくらい改善すればいいのか目標を設定します。

関連記事:サイトリニューアルのタイミングと目的を見極めるコツを解説!


3.目的達成のためのKGI・KPIを設定する

サイトリニューアル後のWebサイトのKGI・KPIを設定しておくと、理想と現状のギャップが客観的に分かるようになります。
「Webサイトの目的(KGI)を達成するためには、どのような施策で、どのくらいの成果が必要なのか(KPI)?」を考えます。

  • KGI(Key Goal Indicator / 重要目標達成指標):最終的な目標数値
  • KPI(Key Performance Indicator / 重要業績評価指標)KGIを達成する各施策の目標数値

KPI達成のために、既存のWebサイトに足りない部分を考えると、リニューアル時に見直さなければならないところが明らかになるでしょう。

例)Webサイト経由の売り上げを上げたい場合

  • KGI:1か月で成約数を3倍にする
  • KPI:3ヶ月でセッション数を2倍にする / 3か月でCVRを1.5倍にする

▼既存サイトでできていないこと

  • そもそも記事の投稿ができておらず、コンテンツ数が少ない
  • お問い合わせするための導線設計が考えられていない

関連記事:BtoBマーケティングにおける「KPI設計」とは?フェーズごとの具体例を紹介
関連記事:Webサイト運営のKPI設定方法とは?事例を交えてご紹介!

【関連資料】BtoBのサイトリニューアルにおける、KGI / KPIの設計方法

  BtoBのサイトリニューアルにおける、KGI / KPIの設計方法 サイトリニューアルを実施するにあたって、事前の計画は必須です。 数値的な目標、目標を達成するための施策とその達成度を図るための指標設定は、初めての方には非常に難しいタスクです。 本書では計画に必須のKGI/KPI設定の方法を解説します。 BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」


4.予算を決める


サイトリニューアルの費用は、リニューアル内容やWebサイトの規模、依頼先によって異なります。費用相場と照らし合わせて、必要な費用と自社で確保できる予算を確認しましょう。

サイトリニューアルにかかる費用は、数十万~数百万円と高額になります。

ただ、Webサイトリニューアルによって、お問い合わせが増え、売上を上げることができるならば、十分な先行投資です。予算を確保する際には、サイトリニューアル費用とリニューアル後の利益をKGI・KPIから試算すると、最適な予算が見えてきます

関連記事:Webサイトリニューアル費用相場とは?見積書項目の解説と事前に必要な準備


5.ドメインやサーバーを変更するか決める

ドメイン・サーバーの変更については、自社の状況に合わせて決めるといいでしょう。

ドメイン

サイトリニューアル時には、ドメインを引き継ぐと、ドメインパワーが維持されるため、SEOに有利になります。

もしも既存ドメインがSEO上で悪い評価の場合は新規ドメインを獲得したほうが、評価が0からになり、成果測定もしやすくなります。ただ、ドメイン取得に費用がかかります。

既存サイトから、十分な集客ができているのであれば、ドメインは変更しない方がメリットが大きいです。

関連記事:【5分でわかる】ドメイン取得の方法とは?弊社担当が伝えるメリットや料金相場

サーバー

サーバーは、どのようなWebサイト制作ツールを使いたいのかによって、変更が必須となる場合があります。変更したくないのか、変更してもかまわないのか、その理由と合わせて確認しておきましょう。

関連記事:ホームページ作成に必須なサーバーとは?選び方まで簡単解説


6.サイトリニューアルの外注先を選ぶ

サイトリニューアルには、Webサイト制作のスキルとマーケティングのノウハウが必要です。

自社に専門的な人材がいない場合は、費用をかけてでも、ノウハウのある業者に依頼する方が、結果的に成果を上げるWebサイトへのリニューアルにつながります

外注先選びのポイントは、サイトリニューアルを行う業者の得意分野を見極めることです。
下記を基準に、自社にあった業者を見つけてみましょう。

  • サービス内容:自社の目的に合ったサイトの種類を制作しているか(サービスサイト、コーポレートサイトなど)。素材の用意をしてくれるか。
  • 実績:自社と同じような業種・規模の会社のサイトリニューアルを行った実績が豊富か
  • 提案力:自社の目的をヒアリングして、必要なサービスや施策を新たに提案してくれるか
  • 費用:費用が妥当か
  • 納期:自社がリニューアルを完了したい時期に間に合うか

なお、当社もBtoB企業のサイトリニューアルを行っております。
もし、「BtoB特化」「成果につながるサイト構成の設計力」「リニューアル後の施策まで伴走」
という観点で信頼できるパートナーをお探しでしたら、ferretも選択肢のひとつとしてご検討ください。要件定義から施策運用まで一貫して支援いたします。

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関連記事:サイトリニューアルの要件定義とは?外注先から良い提案をもらうコツも解説


7.サイトマップの作成

サイトマップ


サイトリニューアルの要件、外注先が決まったら、実際にWebサイト自体を作り変えていく作業を始めます。

まず行うことはサイトマップの見直しです。サイトマップとは、Webサイトにあるページをツリー上に表したもので、Webサイトの地図のようなものです。

外注の場合はサイトマップの見直しは、まるっと任せられるはずです。提案されるリニューアル後のサイトマップ案の確認をしていくこととなります。
サイト運営者として、「スムーズにコンテンツを増やしていけそうか?」「見込み顧客にわかりやすく情報が伝えられそうか」などをみていきましょう。

サイトリニューアル時のサイトマップの作成手順

サイトリニューアルでサイトマップを作成する際、具体的にどのような作業をしていくのかをご紹介します。

①現状のサイトマップを把握する

 既存のWebサイトのサイトマップを把握し、現状の問題点や改善点を洗い出します。例えば、ページ更新を続けていると、ページ構造が複雑になってしまっている場合が多いです。

②新しいサイトマップの構想を練る

ターゲットユーザーが求める情報や利用シーンに合わせたサイトマップに作り変えることが重要です。BtoBのサービスサイトの場合に必要なページには型があるため、型に当てはめ直してみてもよいでしょう。

現状のサイトマップやターゲットユーザーのニーズを踏まえて、新しいサイトマップのページの構成や階層、ナビゲーションなど、サイトマップ全体の構造を決定します。

関連記事:BtoBサイトの役割と制作方法とは?マーケターが解説!

関連記事:サイトマップを自動で作成する方法とは?おすすめツール紹介


8.ワイヤーフレームとデザインの作成

サイトリニューアルでページのデザインを変更する場合、ワイヤーフレームを作成した後、デザインを行います。

ワイヤーフレームは、ページにイラストやテキストをどのように配置するかの下書きです。
外注の場合は、ワイヤーフレームの確認後、問題がなければ、デザインに移る流れです。


ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームでは、どのような順番で、どの情報を伝えると、ユーザーに期待する行動をとってもらえるか、を考えて作成することが重要です。Webサイト制作だけでなく、マーケティングの知識も必要となる作業になります。


デザイン

デザインでは、画像やテキストで商品・サービスをどのように訴求するのか、より具体的に形にしていくこととなります。

BtoBの場合は、見た目が美しかったり、インパクトがあるということは重要ではありません。決裁者が多いBtoBの購入プロセスでは、情報の分かりやすさと客観性が求められます。そのため、Webサイトをみる顧客の目線で、どのような言葉で、どのような図・動画と一緒に説明すると、響くのかを考えてデザインすることが重要となります。


9.コーディング・動作確認・公開

ページのデザインが決定したら、Webサイトとしてコーディングし、見た目や操作のエラーや問題点がないか、動作確認を行いましょう。問題なければ、公開作業を行います。

Webサイトは、ブラウザやデバイスによって、デザインが崩れることがあります。問題なく閲覧できるか実際に確認しましょう。また、誤植のチェックも欠かせません。

また、操作の確認については、マウス使用時のアクションが正常か、またリンクミスはないかを確認しましょう。

コーディングを外注する際に、外注先も動作確認を行っていることが多いですが、ミスはつきもの。自社でも確認しておくと安心です。

10.Webサイトの運用・改善

BtoBマーケティングの流れ


サイトリニューアル後はWebサイトの効果測定と更新を繰り返す「運用・改善」が欠かせません。目標達成のために、Webサイトを土台とした施策を展開していきましょう。

関連記事:Webサイト運営とは? 具体的な業務や効果の出る改善方法


サイトリニューアルの公開直後にすべきこと

サイトリニューアルの公開直後にしておくべきことをまとめました。

  • 旧ページから新ページへ転送確認
  • ページ速度の確認と改善
  • サイトリニューアルの告知


旧ページから新ページへ転送確認

リニューアルに伴い、ページを削除したり、統合して新しいページを作ることがあるでしょう。そのようにURLを変更する際には、「リダイレクト」が不可欠です。

サイトリニューアル時に、転送ができていなかった場合、もともと見ていたユーザーが同じ内容が書かれているページにたどり着けなくなってしまうかもしれません。さらに、旧ページの評価が新ページに引き継げず、検索順位が下がる恐れがあります。

事前に新旧のページリストを作成し、転送が行われているか確認しましょう。なお、301リダイレクト(ページが完全に移行したことを表す)で誘導することで、ページの評価を維持できます。

関連記事:301リダイレクトとは?SEOへの影響やhtaccessを使った書き方を解説


ページ速度の確認と改善

サイトリニューアルにより、ページや画像が増えることで、ページ速度が遅くなることがあります。ページの表示が遅くなると、ユーザーが離脱する原因になりますので、公開後にページ速度に変化がないか確認しましょう。遅くなっていた場合は、画像の大きさを最適化したり、スクリプトを最適化するなどの改善策を行います。

関連記事:ページスピードインサイトの測定方法とは?合格点とSEOに有効な改善策


サイトリニューアルの告知

サイトリニューアルは、自社イメージの刷新や企業認知を図る機会になります。積極的に告知しましょう。

告知方法の例)

  • メルマガ:見込み顧客に対して、リニューアルの告知を機に商材を再アピール
  • SNS:新規顧客・既存顧客どちらにもアプローチ可能。ユーザーとの距離が近いため、サイトリニューアルにまつわる小話や思いも気軽に発信しやすい。
  • プレスリリース:リニューアルの概要やポイントをまとめたプレスリリースを作成し、ニュースサイトやビジネスメディアなどに配信


サイトリニューアル時に行うべきSEO対策

サイトリニューアル前の順位を落とさないように、SEOの観点から気を付けておかなければならないことがあります。サイトリニューアル時には、以下の点を確認してみてください。

  • リダイレクト漏れがないか
  • テキストを大幅に減らしていないか
  • 重要な内部リンクが失われていないか

関連記事:サイトリニューアル時に行うSEO対策とは?アクセス数を下げない方法
関連記事:【基本】Googleアルゴリズムとは?10年経っても変わらない原理原則


リダイレクト漏れがないか

サイトリニューアルの公開直後にすべきこと」の章で解説したリダイレクトは、SEOの観点からも欠かせない作業です。

もしリダイレクトを設定しないままURLを変更してしまうと、もともと蓄積されていた検索エンジンからの評価や外部リンクの効果が新しいページに継承されず、検索順位やアクセス数が大きく下がってしまう可能性があります。

このような事態を避けるために、URLを差し替える際に「301リダイレクト(恒久的な転送)」を使って、旧ページから新ページへしっかりと誘導しておく必要があります。


テキストを大幅に減らしていないか

サイトをリニューアルする際、「テキストの量が多すぎるから減らそう」と判断してしまったり、「デザイン重視」で文章を画像に置き換えたりしてしまうケースは少なくありません。あるいは、見栄えを優先するあまり、伝えるべき情報そのものが削られてしまうこともあります。

ですが、SEOの観点から見ると、テキスト情報は非常に大切な要素です。
以前のサイトで評価されていたページに記載されていた文章や説明が、新しいサイトには掲載されていなかった場合、検索エンジンからの評価が低下し、結果として検索順位が落ちたり、流入数が減ってしまったりする恐れがあります。

特にリニューアル前にアクセスを集めていたコンテンツについては、どの情報がユーザーと検索エンジンの双方から評価されていたのかを事前に把握し、それを新しい構成でも反映させることが、リニューアル後の集客減少を防ぐ鍵になります。


重要な内部リンクが失われていないか

サイトをリニューアルする際に見落とされがちなのが、重要な内部リンクの消失です。
特にSEO対策として重要な記事同士のリンク構造が失われると、検索エンジンからの評価が下がってしまう可能性があります。

たとえば、SEO記事同士を「関連キーワード」でつなげておくと、トピックの網羅性が高まり、Googleに「このサイトは専門性がある」と評価されやすくなります。しかし、リニューアルによってそのリンクがなくなってしまうと、検索順位に影響が出たり、せっかく育てた記事のパフォーマンスが落ちてしまうことも。

また、もともと設置していたリンクが消えてしまうと、訪問したユーザーが次にどこを読めばよいかわからなくなり、離脱率が高まる可能性もあります。ユーザーにとっての「読みやすさ」や「たどり着きやすさ」も、SEOと同じくらい大切です。

サイトをリニューアルする際は、現在ある内部リンクの構造を一度洗い出し、トピッククラスターを意識して再構築することをおすすめします。ちょっとした工夫で、SEO効果もユーザー体験もぐっと向上させることができます。

関連記事:【5分で解説】トピッククラスターとは?SEOで重要となる理由


【基礎知識】サイトリニューアルのメリット

サイトリニューアルで改善できることを紹介します。
サイトリニューアルについて、社内稟議を通す際に提示するメリットの参考にしてみてください。

  • デザインを変えることで、イメージアップを狙える
  • ユーザービリティが向上し、お問い合わせが増える
  • SEO対策が実施しやすくなり、検索エンジンの検索結果上位に表示されやすくなる


デザインを変えることで、イメージアップを狙える

Webサイト全体のデザインを変えることで、ブランドイメージを刷新できます。特に、リブランディングの際は合わせてサイトリニューアルを検討するのが、有用です。


ユーザビリティが向上し、お問い合わせが増える

Webサイトのコンテンツが多く、ページの構造が複雑になっている場合は、Webサイトの構造を整理するサイトリニューアルを行うことで、ユーザビリティの向上が期待できます。Webサイトのページ構造が複雑だと、欲しい情報を見つけづらく、ユーザーの離脱につながります。

導線設計がなされたWebサイトにリニューアルを行うことで、ユーザーの検討度を適切に高めることができ、結果としてお問い合わせを増やすことができます。


SEO対策が実施しやすくなり、検索エンジンの検索結果上位に表示されやすくなる

Webサイト制作ツールをCMSに変更するリニューアルを行うことで、SEO対策が簡単になります。

CMSはコーディング不要で、検索エンジンに提供すべき情報を自動で送信したり、構造化やメタタグを入力しやすくしてくれるため、SEO対策にかける時間や手間を削減できます。


【基礎知識】サイトリニューアルのデメリット

サイトリニューアルによって、起こりうるデメリットを紹介します。あわせて、その対処方法をまとめてました。
サイトリニューアルについて、社内稟議を通す際に提示するリスク管理方法についての参考にしてみてください。

  • URLが変わると、検索エンジンでの順位が下がる可能性がある
  • コンテンツのリライトや削除により、流入が減る可能性がある
  • 時間と費用がかかる


URLが変わると、検索エンジンでの順位が下がる可能性がある

サイトリニューアルに伴い、URLやページ構成が変更される場合、検索エンジンのクローラーが新しいページを正しくインデックスする前に、一時的に順位が下がることがあります。


対処方法

なるべくドメインを引き継ぎ、URLも変えないことをおすすめします。

もしも、URLを変更しなければならない場合は、リダイレクトが正しく行われているか、必ずテストするようにしましょう。古いものから新しいものへと、301リダイレクト(ページが完全に移行したことを表す)で誘導することで、ページの評価を維持できます。

関連記事:サイトリニューアル時に行うSEO対策とは?アクセス数を下げない方法


コンテンツのリライトや削除により、流入が減る可能性がある

サイトリニューアル時にWebサイトの構成を見直した結果、過去のコンテンツをリライトしたり、削除することもあります。その場合、リンク先が失われ、サイトの価値の低下やリンク切れによりアクセス数が減少する可能性があります


対処方法

自然検索で多くの人が訪れるコンテンツの場合、どのキーワードで訪れたかを確認し、テキストを大幅に削除しないように心がけましょう。サイトをリニューアルすると、ユーザーにわかりやすくするために画像や図を多用し、ついついテキストを減らしてしまうことがあります。しかし、リニューアル後にテキストがなくなってしまうと、Googleからの評価が下がり、検索順位が下がってしまい、アクセス数が減ってしまう可能性があります。

コンテンツを削除する場合は、必ずリダイレクト設定を行いましょう。


時間と費用がかかる

サイトリニューアルには、多くの場合、時間と費用のコストがかかります。規模の大きなサイトのリニューアルほど、多くの作業が必要になります。


対処方法

サイトを更新するには、多額の費用がかかる場合があるため、リニューアルを進める前に予算を確保し、コストと利益をバランスよく考慮することが重要です。

また、サイトを更新するには専門知識が必要なため、自社でできない部分については、がむしゃらに進めず、Web制作会社やマーケティング会社に依頼することで、成果の出る更新になり、費用対効果が高くなることがあります。


サイトリニューアルの成功事例3選

サイトリニューアルの成功事例をみると、サイトリニューアルの目的をはっきりさせることが重要であることがわかります。

そこで、成功事例より

  • サイトリニューアルに至った課題
  • サイトリニューアルの目的
  • リニューアルの内容
  • リニューアル後の成果

をまとめました。


CMS導入を導入するリニューアル

Webサイトのシステムが古く、社内で扱えず、外注費も多額のため、Webサイトを更新できていないことから、Webサイトからの集客やお問い合わせを獲得できていなかったケースです。

そこで、CMSを導入するリニューアルを行いました。

CMSにより、コーディングの知識がなくてもWebサイトを更新できるようになったため、社内ですぐに、追加の費用なくコンテンツを発信できるようになりました。その結果、今まで獲得できていなかった検索キーワードでを中心に、オーガニック流入を増やすことに成功しています。

サイトリニューアルに至った課題

・Webサイトが更新できない

・問い合わせ数が減ってきていた

サイトリニューアルの目的
Webサイトへのアクセス数・お問い合わせ増やす
リニューアルの内容
CMSの導入
リニューアル後の成果

・Webサイト制作の内製化

・コスト削減

・オーガニック流入の増加

▼この成功事例の詳細はこちら

  「お問い合わせがくるサイト」を目指してferret One導入を決めました|ferret One導入事例 経営変革と人材育成を支援する株式会社ジェック様。ferret One導入前はサイトの更新がままならず、潜在顧客の獲得にも苦戦されていました。導入前の課題から、導入の決め手、今後の取り組みについておうかがいします。 Webマーケティングツール『ferret One』


コーポレートサイトとサービスサイトを分ける

マーケティング部門の立ち上げにより、マーケティング施策を進める土台ができたことから、検討度の高い見込み顧客のお問い合わせを増やすためにサイトリニューアルを検討したケースです。

サービスサイトがなく、コーポレートサイトの一部でサービスの紹介をしており、リード獲得の仕組みができていませんでした。

そこで、コーポレートサイトからサービスサイトを切り出すリニューアルを行いました。BtoBに特化したWebサイトに設計し、お問い合わせ件数を1.6倍に増やすことに成功しています。

サイトリニューアルに至った課題
リード獲得のためのWebサイトがなかった
サイトリニューアルの目的
検討度の高い見込み顧客のお問い合わせを増やす
リニューアルの内容
コーポレートサイトから商品・紹介ページを切り分けて、サービスサイトを立ち上げる
リニューアル後の成果
お問い合わせ数が1.6倍

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  コーポレートサイトからの切り出しでお問い合わせ数が1.6倍に!集客のためのサイト設計がカギ 元々はコーポレートサイトにあったサービス情報をサービスサイトとして切り出すことでお問い合わせ数を1.6倍にまで伸ばされたアイティメディア様。ferret One導入の経緯と現在の施策の状況についてお伺いしました。 Webマーケティングツール『ferret One』


活用できていないコーポレートサイトを、BtoBに特化した構造に変える

情報が整理されておらず、CV導線も考慮されていないコーポレートサイトを、BtoBに特化した構造のサービスサイトにリニューアルしたケースです。サイトリニューアル実施に合わせて、Webサイトを軸にして、広告配信や、既存顧客・休眠顧客へ向けてのメール配信などのマーケティング施策も行う体制を整えました。

メールによるナーチャリングの体制も構築し、3ヶ月で80件の問い合わせを獲得できるようになりました。

サイトリニューアルに至った課題

Webサイトはあるものの、情報が整理されておらず、CV導線も考慮されていない

サイトリニューアルの目的
新規顧客の獲得
リニューアルの内容
コーポレートサイトをサービスサイトにリニューアル
リニューアル後の成果
サービスサイトを中心にマーケティング施策を実施。3か月で80件のお問い合わせを獲得するなどの成果を上げている。

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  サイトリニューアルに加え、 業界に先駆けWebマーケ施策を実行。 3ヶ月で80件の問い合わせを獲得! 創業110余年、新サービスサイトの立ち上げを検討されていたアピ株式会社様。ferret Oneを導入し、Webマーケの施策に取り組み始めたことで80件のお問い合わせが!導入の決め手や今後の取り組みについておうかがいします。 Webマーケティングツール『ferret One』


サイトリニューアルのよくある質問

サイトリニューアルに関するよくある質問をまとめました。

  • サイトリニューアルで自社に合ったCMSの選び方が知りたい
  • サイトリニューアルにかかる費用が知りたい
  • BtoBのサイトリニューアルでよくある失敗が知りたい


サイトリニューアルで自社に合ったCMSの選び方が知りたい

CMSには大きく分けて、「オープンソース型CMS」「クラウド型CMS」「パッケージ型CMS」の3種類があります。その中からCMSを選ぶ手順は以下の通りです。

  1. CMSを導入する目的、導入後の目標を決める
  2. 導入するCMSの要件定義を行う
  3. 要件定義に合ったCMSの種類を見定める

関連記事:CMSの選び方とは?種類一覧と選ぶときのポイント


サイトリニューアルにかかる費用が知りたい

サイトリニューアル費用の目安は下記のとおりです。

費用相場


CMSへの乗り換え
Webサイト設計~公開
戦略設計
~100万
オープンソース型やシンプルな機能のCMS
既存ページの数ページのリデザイン
なし

100万円〜200万円

企業サイトの運営ができる機能やセキュリティが担保されていCMS

Webサイトの設計から刷新
なし
200万円以上
CMSのカスタマイズも可能
Webサイトの設計から刷新
3C分析、競合調査、ターゲット・サービス訴求の見直など

ただ、サイトリニューアルの費用は、各社のノウハウに左右されるところが大きく、標準価格はありません。

費用だけでなく、自社のサイトリニューアルの目的を達成にどれだけ近づけるのか、費用対効果を見ることが重要です。

関連記事:Webサイトリニューアル費用相場とは?見積書項目の解説と事前に必要な準備


BtoBのサイトリニューアルでよくある失敗が知りたい

おしゃれなデザインにこだわりすぎるサイトリニューアルを行ってしまうケースです。

BtoBでは、成約に至るまでに複数の決裁者によって、その商品・サービスが自社に適しているかを判断できるかどうかが重視されます。そのため、BtoBのWebサイトでは客観的に魅力をアピールできる設計にすることが重要です。どのような情報を、どの順番で伝えるかなど、多くの人に分かりやすい情報の伝え方になるようなリニューアルをしましょう。

関連記事:BtoBサイトリニューアルで失敗しないために 押さえておきたい7つのポイント


BtoBのサイトリニューアルなら、成果まで支援する「ferret」へ

ferretは、サイト制作・リニューアルをはじめ、BtoBに特化したマーケティング支援サービスです。
単に“作って終わり”ではなく、リニューアル後の成果まで見据え、要件定義から設計・運用・改善まで一貫して支援いたします。

  • 自社の課題がうまく整理できない
  • 訴求軸や構成設計に迷っている
  • 社内で成果を出せる仕組みを整えたい

そのような悩みをお持ちの方、「ちょっと壁打ちだけ」でも大歓迎です。まずは資料をご覧いただき、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。あなたの課題整理から伴走させていただきます。

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サイトリニューアル成功のポイント:最初に目的を明確にする

サイトリニューアルを成功させるために最も大切なのは、「なぜリニューアルするのか」という目的を明確にすることです。
単にデザインを新しくするだけでは、リード獲得や商談数増加といった本来の成果にはつながりません。

まずは、現在実施している各マーケティング施策を分析し、Webサイトのどこに課題があるのかを洗い出しましょう
リニューアルによって解決すべき課題が見えてくるはずです。

とはいえ、「自社の課題がクリアにならない…」「どのような設計でリニューアルすべきか分からない…」そんなお悩みを感じている方も多いのではないでしょうか?

そんな時は、私たち「ferret」にご相談ください。
BtoB事業に最適化したサイト・LP制作を要件定義から一貫してサポートします。
「ちょっと壁打ちだけ」でも大歓迎です。まずは資料をご覧いただき、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

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ferret(One Tip編集部)
ferret(One Tip編集部)
One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023