ホームページリニューアルを成功させる手順とは?失敗を防ぐポイント


Webサイトの運用を続けていると、必ず考えなければいけないタイミングがやってくるのはリニューアルです。

企業の数だけリニューアルの理由はありますが、リニューアルを成功させるための手順や、気をつけるべき基本的なフォーマットは存在しています。

日々取り組まない業務だからこそ、コツを学んで活用したいですよね。

今回は、自社にとってWebサイトリニューアルが必要か否かの見極め方や、リニューアルをするときの大切なポイントを紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.ホームページの役割とリニューアルの必要性
  2. 2.ホームページリニューアルを失敗させないコツ
  3. 3.失敗しないホームページリニューアルの手順6つ
  4. 4.ホームページリニューアルを成功に導くポイント4つ
  5. 5.ホームページリニューアル後にやるべき3つのこと
  6. 6.まとめ:ホームページリニューアルの目的や設計を重視しよう


ホームページの役割とリニューアルの必要性

リニューアルについて考える前に、自社サイトにはどのような役割があるのかご存知でしょうか。

そもそもWebサイトの役割とは何なのか、リニューアルの必要性を説明します。


ホームページの役割とは?

自社サイのもっとも大きな役割は、存在を示すことです。サービス利用を検討する際、提供している企業の情報がないのは、情報収集する者にとって、企業が存在しないことと等しいのです。

企業概要、事業内容、代表の挨拶や紹介、企業、社風、所在地など情報を充実させることがユーザーは安心感につながるでしょう。

広報部門ではブランドイメージの確立が可能です。

営業部門では、問い合わせや資料請求などの窓口を設置することで、見込み顧客を把握することができます。見込み顧客の洗い出しができると、効率的な営業を行えるようになるでしょう。

さらに採用部門だと、採用情報を載せておくことで、常に優秀な人材を募集することができます。


ホームページリニューアルの必要性とは?

自社サイトのリニューアルはどのような場面で必要になるのでしょうか。

一般的には、「売上をあげる」または「費用を減らす」ための効果を発揮していない場合、リニューアルを検討する企業が多いといわれています。

具体的には「売上をあげるためのホームページ」は集客用オウンドメディア、商品販売用のWebサイト、LPなどが挙げられます。

もう一方の「費用を減らすためのホームページ」は、予約サイトなどを指します。こちらは、予約に必要な人件費などのコスト削減にもつながるため、売上をあげる効果もあるでしょう。

企業の目指す理想によって、ホームページに込められた役割は異なります。自社にとっての理想は何か把握してホームページを見つめたとき、ズレが生じていればリニューアルが必要になるのです。

理想との現状のズレを把握のために、「Googleアナリティクス」などの分析ツールが役立ちます。得られる情報は、各ページの閲覧数、滞在時間、どこからホームページを訪れているかなどです。

実際に得たデータを分析することで、なぜ現在のホームページをリニューアルする必要があるかの論理的考察に使用できます。会社に対してリニューアルの行う際、可視化できるデータは強い説得力となるでしょう。


ホームページリニューアルを失敗させないコツ

せっかく自社サイトをリニューアルするなら、ユーザーから高い満足度を得られるものにしたいはず。サイトリニューアル後に後悔せず、満足できるように覚えておくべきコツを2つ紹介します。


見た目のおしゃれさを重視しすぎない

おしゃれな見た目のWebサイトは、集客力が高くなる印象を持ちますが、必ずしもそうではありません。まず優先すべきは、誰がみても直感的でわかりやすく、使いやすいことです。

例えば、おしゃれさを重視し、文字数が少なくシンプルで洗練された、非常におしゃれな見た目のWebサイトを制作したと思います。しかし、それでは「このサイトは何を扱っているのか」を新規顧客は理解できません。

まずはわかりやすさを優先しましょう。わかりやすくて初めて、おしゃれさは意味を持ちます。


とりあえず新しくしようと思わない

自社サイトをリニューアルするとき大切なのは「目的」です。なぜリニューアルをしたいのか、明確に説明できなければいけません。

とりあえず新しくすると、曖昧な方向性が反映した、ユーザーにとって分かりにくいホームページになってしまいます。結果として、顧客離れや売上の低迷を招きかねないのです。

自社が打ち出したい方向性、最も伝えたい内容、顧客が望むサービス、ターゲット層の選定などをしっかりと行うことが、目的に合ったリニューアルの実現につながります。


失敗しないホームページリニューアルの手順6つ

実際に自社サイトのリニューアル作業を行う際、どのような手順を踏めばいいのでしょうか。ここでは6つの段階に分けてご説明します。


1.現状の問題点を洗い出す

自社サイトをより良いものにブラッシュアップするには、現段階で抱えている課題を把握しなければなりません。

課題は企業によって多種多様で、集客、採用、業務効率化、売上などが考えられます。

顧客のニーズと自社のサービスを、現在運用しているWebサイトの分析データと照らし合わせることで、原因が明らかになるでしょう。

社内の偏った考え方や、「自分は○○が好きだからこうだ」という主観が強すぎる計画だと、顧客の望みをあまり反映できず失敗してしまうこともあるため注意が必要です。

独自性も大切ですが、「顧客のニーズと自社の提供サービス」の主軸から逸れないことを意識した提案にしましょう。


2.リニューアル後の目的を明確にする

明確な目的はリニューアルにおいて、重要なポイントです。

具体的な数値を設定して、目的にたどり着くために改善が必要な部分を洗い出します。
「大きな目標」、「中間目標」、「中間目標を達成するための小さな目標」のように思考の焦点を徐々に絞ることで、計画可能な目標が立てやすくなるでしょう。

そして、理想のWebサイトとのズレが生じ集客、採用、売上が停滞してしまった、または悪化してしまったという失敗も防げます。

仮にリニューアルが不十分だった場合も、具体的な数値があることで、課題の見直しや新たな対策を考える手立てとなるのです。


3.ターゲットを明確にする

顧客のターゲット層を明確に洗い出すことも、リニューアルにおいて重要なポイントのひとつです。

サイトを見るのは「企業」ではなく、「担当者」です。企業の担当者はどのような点を気にしているのかを深く考察し、担当者の疑問を気持ちよく解決できるようなWebサイトづくりを心がけましょう。

担当者に響くことで、商品やサービスの魅力は企業全体に伝わるようになります。


4.目的達成のためのKPIを設定する

目標達成のためには、しっかりとしたKPIの設定を行ってください。KPIは「中間目標」を指す言葉です。KPIを定めることで、ゴールへの道筋を外れることなく、リニューアルを行えるのです。

KPIが決まったら、このKPIを達成するための方法を考えます。立てたKPIを丁寧に掘り下げて取るべき行動を決めることで、KPI達成を積み重ねられます。その結果、サイトリニューアルの成功という大きな目標を達成できるのです。


5.ドメインやサーバーを変更するか決める

自社サイトのリニューアルを行うとき迷う項目のひとつが「ドメインやサーバーを変更するか」でしょう。

大抵の場合、ドメインはホームページをリニューアルしても継続利用できます。継続利用すれば、連絡先や記載変更の手間がなかったり、ドメインに蓄積されているSEOの評価を引き継げるなどのメリットがあります。

サーバーに関しても、変更せず使用することができます。自社の使用目的に合わせて変更することで、さらなる効果を発揮するでしょう。

しかし、変更した場合のデメリットがあるのも事実です。慣れるまで操作にストレスを感じる可能性もあります。

それぞれのメリットやデメリットと、自社の使用目的に合わせた選択をするといいでしょう。


6.制作業者に依頼

リニューアルに向けて社内における準備が終了したら、続いて制作業者への依頼を行います。

マーケティングや企業戦略をした含んだリニューアルを行う場合、依頼に適しているのは「Webディレクター」や「Webコンサル」。サイト運営を成功させることを仕事としているプロフェッショナルたちです。

Webサイトリニューアルは、現状の課題を改善するために行うため、WebディレクターやWebコンサルが適任となる可能性が高いのです。

価格だけでなく、制作業者の特徴、得意分野、対応可能範囲も踏まえて依頼の判断を下しましょう。


ホームページリニューアルを成功に導くポイント4つ

Webサイトのリニューアルを行うための手順とともに、成功のためのポイントを押さえておくことも大切です。

よりよいリニューアルのために、成功に必要なポイントを4つ紹介します。


1.ツールを使ってホームページを分析する

リニューアルを成功に導くためには、リニューアル前のホームページの把握、分析が欠かせません。

「Googleアナリティクス」などのツールで年齢、性別、関心のあるカテゴリ、アクセス元の地域、どのような方法でサイトを訪れたのかなどを分析しましょう。

リニューアル前に現在のWebサイトの状態を正確に把握することで、自社の課題を的確に洗い出すことができます。

そのほか、自分自身で使用してみた感想や、顧客へのヒアリングも役立つ手段です。文字が小さくて読みにくいなどの感覚的な部分は、人間の視点を通すことでブラッシュアップできます。ツール分析と並行して行うようにしましょう。


2.コンテンツ数を増やす

豊富なコンテンツは、Webサイトにとって貴重な財産です。リニューアルをするからといって、今までの記事を全て消去する必要はありません。

コンテンツ整理が適切にされているか、同じようなコンテンツが複数存在していないか、足りないコンテンツがないかを調べてみましょう。

閲覧ユーザが求めているページに最小限のクリック数で辿り着けるか、サイト内で迷子にならないかを念頭において整理を行います。

充実したコンテンツは、それだけでユーザーにとって魅力的です。顧客が求める質の高いコンテンツを増やすことは、成功のために必要な要素でしょう。


3.UI/UXを高める

質の高いUIとUXも、Webサイトリニューアルにとって重要です。

UI(ユーザーインターフェイス)は、「自社サイトに訪れた人が、視覚的に得るすべての情報」を指します。具体的には、テキスト、フォント、ボタンなどが対象です。

対して、UX(ユーザーエクスペリエンス)は、「ユーザーがサービス・商品から得られる体験や経験」を指します。具体的には、サービスの説明がわかりやすい、対応が丁寧などが当てはまります。

この2つはお互いが切り離せない存在で、UXを向上させるためには、UIの向上やデザイン選定が不可欠です。ストレスのかからないデザインの実現が、ユーザーにとって好ましい体験に繋がります。

デザイン実現のために、ターゲットがどのような目的でサイトを訪れているのか、ターゲット層は誰かなどを正確に把握しましょう。

それにより、どのようなUXを目指すか、UIは何を意識したものにすべきか明確になるのです。


4.入力フォームを最適化する

入力フォームの最適化は、コンバージョン率の向上に必要な要素です。

優れたUI・UXにリニューアルができても、最後の入力フォームで大きなストレスを与えてしまうと、入力を途中で辞めてしまう可能性があります。

せっかく問い合わせや契約の目前までたどり着いたのに、非常にもったいない取りこぼしです。

入力ストレスが最小限で分かりやすいフォームを作り上げることで、コンバージョン率の向上を図れるでしょう。

フォームの設計は、企業の目的によって変化します。自社にとっての明確なゴールを設定したら、不要な項目を削る(郵便番号で住所を自動入力してくれるなど)、操作ガイドをつける、入力エラーをわかりやすく知らせるなど、内容の精査をおこないましょう。

現在はスマホでホームページを閲覧する人も多いため、スマホに合わせたデザインの意識も大切になります。


ホームページリニューアル後にやるべき3つのこと

Webのリニューアルが終わると、いよいよオンライン上の公開が始まります。運用まで漕ぎ着けても、まだ手放しで安心はできません。

よりよい運用を目指すため、リニューアル後に行うべき3つの内容を説明します。


1.エラーや問題点がないかの確認

公開前に重要なのが、エラーや問題点がないかの確認です。

見た目では、Google Chrome・Safariなどの主要な「インターネットブラウザ」や「スマートフォン」でも設定通りのデザイン表示がされているかなどをチェックします。

操作だと、「マウスを使用した際のアクションが正常か」、「リンクミス」や「誤植」がないかを確認しましょう。

そして公開後には、Google Search Consoleで「警告」が出ないか、Googleの検索結果に表示される旧ページから「新ページへ転送」されるかを調べます。

ユーザーが快適に使えるWebサイトを目指して、忘れがちですが非常に重要な項目です。


2.ホームページをリニューアルしたことへの告知

サイトリニューアルは、自社イメージの一新や、企業認知を図れるチャンスです。

Twitter、Facebook、Instagramなどの高い拡散性を持つSNSを最大限活用して、リニューアルに向けたメッセージや今後のビジョンについて積極的な発信を行いましょう。

せっかくのリニューアルは、ユーザーに知ってもらわなければ意味がありません。積極的にユーザー認知を図りましょう。


3.ツールを使ってアクセスの分析・解析

リニューアル後も継続して行うべきなのがホームページの分析・解析です。
ニューアルによって、検索エンジンでの順位が下がったケースは意外と存在しています。

Googleの検索基準は非公開のため、正確な理由は判明していませんが、可能性として考えられるのは、「旧ページから新ページへ転送」の失敗でしょう。

このような失敗を防ぐために、で新旧のページリストを制作して、転送が確実に行われているかチェックをする必要があります。


まとめ:ホームページリニューアルの目的や設計を重視しよう

Webサイトのリニューアルは、新規の立ち上げと異なった難しさがあります。

目的の決定、目的から考える課題の洗い出し、改善法の提示など考えることは様々。しかし、明確な目的設定と的確な分析、リニューアルの道筋組み立てを行うことで、今よりさらによいサイト運用ができるのです。

自社サイトはリニューアルが必要か、必要な場合どのように動くか、ぜひこの記事を活用してみてください。

弊社では、BtoBマーケティングのためのサービス『ferret One』を提供しています。Webサイトの戦略設計からリニューアル、その後の運用までサポートしているので、ご興味のある方はぜひ資料をダウンロードしてみてください。

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