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サービスサイトとは?コーポレートサイトとの違いとBtoBで使えるページ構成

サービスサイトとは?コーポレートサイトとの違いとBtoBで使えるページ構成

Webサイトにはサービスサイト、コーポレートサイト、採用サイト、ECサイトなどさまざまな種類があります。中でもサービスサイトは、BtoBマーケティングにおいて大きな役割を担います。

この記事では、サイト立ち上げの際検討にあがりやすい「コーポレートサイト」と比較しながら、「サービスサイト」の重要性や、成果を出すための必須ページをご紹介します。

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リード獲得を増やす"サービスサイト"立ち上げの4つの手順

  BtoBビジネス担当者必見!リード獲得を増やす “サービスサイト”立ち上げの4つの手順 今やBtoB向け商品の情報源として「企業のWebサイト」を利用している人は65%にものぼり、マーケティング、および営業活動を支援するツールとしてのWebサイトの重要性が高まっています。 なかでも、特に押さえておきたいのがサービスサイトへの理解です。 サービスサイトとは、商品の販促を目的とした情報発信をするWebサイトを指します。 本書は、 ・新規事業を始めるにあたり、サービスサイトを立ち上げたい・一つの事業紹介に特化したサービスサイトを既存サイトから切り出したいといった方の「何からやればいいか分からない」というお悩みを解消できるように作成しました。 BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決「ferret」

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目次[非表示]

  1. 1.サービスサイトとは?役割・コーポレートサイトの違い
  2. 2.サービスサイトとコーポレートサイト、分けて作るべき?【判断ポイント】
  3. 3.成果に繋がるBtoBサービスサイトの作り方
  4. 4.BtoBサービスサイトにおける「必須ページ」とは
  5. 5.BtoBサービスサイトの事例5選
  6. 6.サービスサイト運用のポイント
  7. 7.BtoBのサービスサイト制作ならferret
  8. 8.サービスサイトは集客・リード獲得に効果的


サービスサイトとは?役割・コーポレートサイトの違い

コーポレートサイトとサービスサイトは、そもそもの目的に違いがあります。
目的にともないターゲットや必要な要素も異なるため、両者の違いを理解した上で、自社に適したサイトを立ち上げましょう。


サービスサイト

サービスサイトとは、特定の商品やサービスに関する情報をのせたサイトを、「サービスサイト」と呼びます。

サービスサイトのターゲットは見込み顧客がメイン。集客を主な目的とし、自社の商品/サービスのサービス理解を高め、購入に繋げる役割があります。

コーポレートサイトが管理部門管轄であるケースが多いのに対し、多くの場合、サービスサイトはサービス部門のマーケターや営業担当などが運営を担います。

顧客により自社サービスを魅力的に感じてもらうため、サイトないの情報を常に尖らせ、更新し続けることが必要です。


コーポレートサイト

コーポレートサイトは、企業の基本的な情報を掲載し、自社のことを知ってもらう、いわば「会社の顔」となる存在です。

取引先の企業や株主、就職希望者などさまざまな人が閲覧する可能性があります。企業情報から企業理念、IR情報など幅広い情報を掲載掲載し、企業のブランディングや、信頼構築などの役割を担います。

関連記事:コーポレートサイトとは?目的やメリットを踏まえた基本構成を紹介


サービスサイトとコーポレートサイトの違いを比較

サービスサイトとコーポレートサイトの違いを、下の表にまとめました。
目的、ターゲット、必要な要素、管理部門の視点で比較していますので確認してみてください。

コーポレートサイトは企業のブランディング、サービスサイトは集客やCVRというように、まず目的の違いが明確です。
目的が違うと、それに応じてターゲットやサイト構成に必要な要素も変わってきます。


サービスサイト
コーポレートサイト
目的

・商品/サービスの情報を魅力的に伝える

・集客

・リード獲得

・企業情報を的確に伝える

・ブランディング

・生産性向上

ターゲット
・商品/サービスの見込み顧客
・取引先
・株主
・就活者
・見込み顧客
必要な要素

・サービス紹介

・導入事例

・セミナー

・資料ダウンロードページ

・ブログ

・ニュース

・会社概要

・企業情報

・サービス・商品情報

・採用情報

・IR情報

・お知らせ

・お問い合わせ

管理部門
事業部
広報、人事、幹部
デザイン傾向
ブランディング志向
マーケティング志向、コンバージョン最適化


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サービスサイトとコーポレートサイト、分けて作るべき?【判断ポイント】

「サービスサイトとコーポレートサイトって、やっぱり分けたほうがいいのだろうか?」

Webサイトを新たに立ち上げるときやリニューアルを検討する際に、こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
特に、マーケティング活動を強化していきたいと考える責任者の方にとっては、「どのように情報を整理・設計すべきか」は戦略上の大きな分岐点です。

そこで、サービスサイトとコーポレートサイトを分けて運用するメリット注意点、そして分ける・分けないを判断するための具体的なチェックポイントをご紹介します。


コーポレートサイトとサービスサイトを分けるメリット

  • 目的に応じた最適設計が可能になる
    コーポレートサイトは会社の信頼性やブランドイメージを伝えるための情報発信の場。
    一方で、サービスサイトはリード獲得やCV(コンバージョン)に向けた導線設計・CTA配置が求められます。
    2つを分けて設計することで、それぞれの目的に最適なUI/UXを追求することができ、成果にもつながりやすくなります。

  • SEO戦略を細かく最適化できる
    複数の商材を展開している企業の場合、狙うキーワードやターゲット層も異なります
    商材ごとに独立したサイトを運用すれば、検索意図に沿ったSEO設計が可能になり、検索エンジンからの評価も受けやすくなるのです。

  • 分析と改善のPDCAが回しやすくなる
    ユーザーの目的がサイトごとに明確に分かれるため、アクセス解析の精度も高まります。「このサービスにはどんなユーザーが訪れ、どこで離脱しているのか?」といったマーケ施策に活かせるデータも取りやすくなります。


サービスサイトとコーポレートサイトを分ける際の注意点

もちろん、分けて運用することで発生する課題もあります。以下の点には特に注意が必要です。

  • リソースが分散する
    サイトごとに運用・更新の手間が発生するため、社内の人的リソースが限られている場合は負担が増加します。チーム体制や外部パートナーの活用なども含めて検討が必要です。

  • ブランドの一貫性を保つ工夫が求められる
    たとえドメインが異なっていても、デザインやトーン&マナーに統一感がないと、ユーザーに違和感を与えてしまいます。
    ビジュアルやコピーの整合性をどう担保するかは事前に決めておきましょう。

  • 導線設計が複雑になる可能性も
    「会社情報を見て興味を持った人が、サービス内容にたどり着けるか?」「サービスから企業の信頼性を確認できるか?」といったユーザーの導線にも配慮する必要があります。


サイトを分けたほうがいいのは、どんなとき?

  • 複数のサービスやプロダクトを展開している場合
    ターゲットや用途が異なる複数のプロダクトを扱っていると、それぞれに最適な情報設計が必要になります。
    サイトを分けることで、UI/UX、コピー、CTA、コンテンツなど、各サービスに合わせた訴求がしやすくなります。

  • ターゲットやペルソナが異なる場合
    たとえば、コーポレートサイトは採用やIR向けの情報発信に、サービスサイトはリード獲得や営業支援に特化する、といった住み分けが可能になります。
    異なる目的を持つユーザーに対して、適切な体験を提供しやすくなります。

  • マーケティングを本格的に強化したい場合
    サービスサイトに特化すれば、コンバージョン設計(CTA配置や導線最適化)がより戦略的に行えます。
    また、ホワイトペーパーや事例記事、セミナー情報、広告連携などのマーケ施策も柔軟に展開できるようになります。

  • ブランドを分けて育てたい場合
    企業ブランドとは異なるコンセプトを持つサービスブランドを独立させたいケースでは、あえて別サイトにすることで、ブランドの世界観やストーリーを明確に伝えることができます。


サイトを分けない方がよいのは、どんなとき?

  • サービスがひとつだけの場合
    提供しているサービスがひとつであれば、サービス紹介と企業情報を1つのサイトに集約したほうが、訪問者も迷いません。構成もシンプルにでき、管理面でも効率的です。

  • リソースが限られている場合
    Webサイトの運営には、コンテンツ作成や分析、SEO対策など継続的な対応が必要です。
    チームや外注のリソースが十分でない場合、まずは1つのサイトをしっかり育てる方が成果につながりやすくなります。

  • 情報発信の量が少ない場合
    企業情報の定期的な発信がなかったりブログやコンテンツの更新頻度が少ないと、複数サイトに分けても中身が薄く見えてしまうことがあります。
    例えば、採用やIR活動が活発でない場合は、サービスサイト内に「会社情報ページ」を設けるだけでも十分です。


判断に迷ったら──チェックリストで整理してみましょう

以下の表は、サイトを分けるべきかどうかを判断するためのチェックポイントです。自社の状況に照らし合わせて、どちらが現実的かを整理してみてください。

判断基準
分けるべきケース
一体型でOKなケース
商材数

複数(異なるターゲット)

単一(明確な主力サービス)

リード獲得の優先度

高い(積極的にマーケ展開)

低~中(認知フェーズ)

企業情報発信の重要性

高い(採用やIRも重要)

低(企業紹介は最低限でOK)

社内の運用リソース

複数名体制で分担可能

限られている(1人または兼任など)

ブランド戦略

サービスブランドと企業ブランドを明確に分けたい

ブランドを一体で認知・浸透させたい

SEO戦略・サイト設計の自由度

商材ごとに最適化したい

ドメイン集中で評価を高めたい

成果に繋がるBtoBサービスサイトの作り方

サービスサイトで適切にユーザーにアプローチするためには、BtoBとBtoCの違いを把握しておく必要があります。

まずは、BtoBとBtoCの違いを解説した後、BtoBのサービスサイト作成で押さえておくべき考え方を解説します。


BtoBとBtoCの違い

BtoBはBtoCと異なり、対象顧客が複数いるケースや、検討期間が長期に渡るケースも多いです。


BtoB(高価格)
BtoC(低価格)
対象顧客
法人や団体などの複数
主に個人
利用者
購買者と同じとは限らない
多くの場合、購買者と同じ
検討期間
長期間
短期間
購買の際に重視される点
機能や実績など
ブランドや付加価値も影響
商材
生産財や資本財
完成品などの消費財
態度変容
信頼
喜怒哀楽

単に商品やサービスの概要を紹介するだけでは効果は出づらく、営業担当者が意識する次のようなポイントをサイト内に盛り込む必要があります。

  • ユーザーの検討段階に合わせて継続的に興味・関心を持ってもらう
  • 複数の意思決定者に対して複雑な商品機能・導入メリットを納得してもらう
  • ユーザーに信頼してもらう

関連記事:【5分でわかる】BtoBビジネスとは?BtoCとの違いをわかりやすく解説


BtoBマーケティングにおいてサービスサイトが重要視される理由


BtoBビジネスにおいて、買い手は意思決定プロセスの67%をを営業担当の接触前に済ませていると言われています。(※1)

また、仕事上の製品・サービスの情報源として「企業のWebサイト」を利用している人は64.8%にのぼるとの調査データも発表されています。(※2)

これらのデータから、BtoBビジネスでは、ユーザーが問い合わせをする前の段階で自社サービスの強みを訴求することが不可欠と考えられます。

そのためサービスサイトは、営業担当者に代わってユーザーにアプローチするための手段として、BtoBビジネスにおいて重要視されています。

※1出展:米マーケティングコンサルティング会社Sirius Decision調査データ
※2出典:株式会社トライベック・ブランド戦略研究所 「BtoBサイト調査」

関連記事:BtoBマーケティングとは?成果を出す戦略と組織の作り方【基礎から実践まで】


サイトに来訪したユーザーが知りたい情報がそろっているか?

サービスサイトは営業担当者の代わりであると考え、ユーザーの気持ちになって考えることがポイントです。

あなたが一検討者としてサービス情報を集める場合、どのような情報が知りたいでしょうか。

  • そのサービスは誰向けなのか?
  • どんな恩恵があるのか?
  • 誰が使っているのか?
  • 専門性は担保されているのか?
  • 最新情報であるか?
  • 価格はいくらなのか?
  • 本当に自分たちの課題は解決できるのか?

ユーザーの疑問に答える情報を掲載し、成果の出るサービスサイトを目指しましょう。


BtoBサービスサイトにおける「必須ページ」とは

では、具体的にどのようなページを用意すれば、ユーザーの期待に応えられるのでしょうか。

ここでは、ユーザーの態度変容に合わせて「興味・関心」「納得」「信頼」「アクション」の4つに分類した、必須ページをご紹介します。

すでにサービスサイトをお持ちの方は、各ページが揃っているかぜひチェックしてみてください。


興味・関心
トップページ
サービスページ
お知らせページ
納得
ストレングス(強み)ページ
導入事例ページ
よくある質問ページ
料金ページ
信頼
会社概要ページ
プライバシーポリシーページ
利用規約ページ
アクション
ブログ
セミナー(ウェビナー)
資料DL(ダウンロード)フォーム 
お問い合わせフォーム


興味・関心

サイトに訪れた見込み顧客を逃さないために、まずは「興味・関心」を持ってもらう必要があります。

トップページ

潜在層・顕在層に関らず、最も見られるページです。端的にサービス内容をユーザーに伝え、興味・関心を惹くことが重要です。

サービスページ

サービス内容をより詳しく知りたい人が見るページです。悩みへの共感・解決方法を順序立てて説明しましょう。

お知らせページ

サイト全体の情報が常に最新であることをユーザーに伝え、安心してサイトから情報収集をしてもらうページです。


納得

興味を持ってくれたユーザーに、より詳しくサービスについて理解し、納得してもらう必要があります。

ストレングス(強み)ページ

サービスの特徴や強みを分かりやすくご紹介します。お客様が抱える課題をどのように解決できるのか、そして他社サービスにはない独自のポイントについても詳しく解説します。

導入事例ページ

サービス導入のメリット、成果を具体的にイメージさせるページです。業種・会社規模・課題感のマッチが重要になります。

関連記事:効果的な導入事例の書き方とは?弊社の構成テンプレートで解説

よくある質問ページ

ユーザーの疑問を解消し、サービス理解の促進を狙うページです。よく聞かれる質問を分類し、Q&A形式で分かりやすく説明しましょう。

料金ページ

サービスプランや価格を掲載するページです。事細かに全て書くよりも、わかりやすいようにまとめることを心がけましょう。


信頼

ある程度サービスへの理解が深まったユーザーが、導入検討の上で信頼に値する会社かどうか判断できるよう、以下のページを準備しておきましょう。

会社概要

どのような会社がサービスを運用しているのか伝えるページです。契約後も安心して任せられると感じてもらう目的があります。

プライバシーポリシー

個人情報の取り扱いが、しっかりしていることを伝えるページです。安心してアクションページへ進むための布石となります。

利用規約

契約前、最後にユーザーが見るページです。社内稟議や法務確認に使用するので、古い情報・誤字脱字などは厳禁です。


アクション

サービスについて前向きに検討をはじめたユーザーが、スムーズに次のアクションに進めるよう、誘導ページを設置しましょう。

ブログ

SEOによって、サイト流入を増やすためのページです。同時に、サービスに対する理解・ブランディング効果もあります。

BtoBでは、サービスサイト内にブログを作り、オウンドメディアとして運用することが多いです。

関連記事:オウンドメディアとは?基礎知識から立ち上げ・運用方法まで編集部がリアルに解説

セミナー(ウェビナー)

資料には載っていない最新事例、ノウハウを学べるようにセミナーを開催し、集客用のページをサービスサイト内に設置します。ウェビナーはサービスに興味はあるけれど、営業はされたくない段階の人に最適な施策です。

資料DL(ダウンロード)フォーム 

自社の課題を解決するための「お役立ち資料」が手に入るページです。
BtoBは検討期間が長いのが特徴です。今すぐに製品・サービスを導入したいというよりは、日々課題を感じている中で、会社の方針から導入へと検討が進むことが多いです。そのため、普段の情報収集段階でアプローチする手段として「お役立ち資料」が有効になります。

課題の解決策として興味喚起させ、ユーザー情報を入力してもらいましょう。

関連記事:ホワイトペーパーとは?顧客が欲しくなる資料の書き方

お問い合わせフォーム

最も重いアクションで、受注に繋がりやすいページです。入力フォームを軽くするなどの対策は必須となります。

関連記事:BtoBのWebサイト構成の考え方とは?制作時に必要なページ一覧


BtoBサービスサイトの事例5選

BtoB企業のサービスサイトをご紹介します。弊社ferretでは、多くのBtoB企業のサービスサイトを制作しております。参考に是非ご覧ください。
>ferretOneのサービスサイト制作事例はこちら


1つサービスを分かりやすく伝える参考に|株式会社フジテレビジョン様


https://biz.fujitv.co.jp/

テレビ番組やインターネット動画配信サービスでのCM配信をサポートする「フジテレビ for Business」のサービスサイトです。単一サービスを取り扱う場合、サイトの構造はシンプルで伝わりやすいため、いかに直感的に伝え、行動を促しやすくして機会損失を防ぐかが工夫のポイントになります。

構造の特徴

ファーストビューには「フジテレビでCMを流してみませんか?」というキャッチコピーが表示されており、一目でサービスの内容がわかる工夫がなされています。

「CMメニュー」ページでは具体的なサービス内容を確認でき、さらに「選ばれる理由」ページでは、導入するメリットがわかりやすく説明されています。

これらにより、訪問者に信頼感を与え、次の行動を促す構造になっています。

デザインの特徴

デザインはグレーを基調とし、重要なポイントやCTAボタンにピンクを使用しています。視認性の高い配色で、自然と行動を促すデザインに仕上がっているように感じます。


複数サービスを分かりやすく見せる参考に|CCCMKホールディングス株式会社様


https://www.cccbiz.jp/

CCCMKホールディングス株式会社様は、Vカード利用者から得られる膨大な顧客データと、オンラインや蔦屋書店などの店舗を活用した多彩なプロモーションサービスを展開しており、そのサービスを紹介するサービスサイトを運営されています。

お客様のニーズに合わせて、複数のサービスを組み合わせて提案する商材の場合、どのように見せたらいいのか?サービスサイトの構成や見せ方が参考になる例です。

構造の特徴

CCMKホールディングス株式会社様は、数多くのサービスを提供しており、その見せ方に工夫が見られます。サービスを「目的から探す」「サービス一覧」の2軸で探すことができるのがポイントです。課題解決の方法を探している人、何ができるのかをとりあえず知りたい人の両方に入り口を作ることで、サービス理解を促せるわかりやすい導線設計を実現しています。

また、各サービスの詳細ページでは、具体的な活用事例や導入事例を掲載することで、利用イメージを明確化し、ユーザーの信頼感を高めています。これにより、単なる情報提供に留まらず、ユーザーが実際の導入を検討しやすくなっているといえるでしょう。

デザインの特徴

ファーストビューにフォームが設置されているのが特徴的です。

フォームの横のキャッチコピーでサービスの主なメリットが簡潔に示されており、「1分で入力完了」といった手軽さを強調する工夫もされています。これにより、入力へのハードルが下がり、利用者にとって安心感を与える設計になっています。


製造業のサービスサイトの参考に|株式会社キトー様

https://kito.co.jp/

ホイストメーカーの株式会社キトー様は、クレーン・チェーンブロック製品のサービスサイトを運営されています。複数の製品を分かりやすく伝えるサービスサイトの例として紹介します。

構造の特徴

「製品カテゴリ一覧」ページから製品が探せるような構造になっており、ユーザーが目的の製品に迅速にアクセスできる仕組みが整っています。また、検索窓も設置されているため、特定の製品を探しているユーザーにも便利な設計です。

製品の特徴や用途を詳細に記載した個別製品ページが用意されており、専門的な情報を確認したい担当者にも対応しています。これにより、製品選定時の検討材料を網羅的に提供できます。

さらに、製品資料ダウンロード、製品カタログ、CADデータダウンロードという3つのCVポイントが用意されているのも注目です。特に製造業においては、製品が必要になった段階で詳細情報や設計データをすぐに確認したいというニーズが高いため、CADデータのダウンロードが可能な点は顧客目線に立った工夫の1つといえます。

デザインの特徴

製品写真について、多様な角度から撮影された画像が豊富に掲載されており、製品のディテールが視覚的に分かりやすく伝えられています。また、高解像度の写真が使用されているため、細部の確認もしやすく、ユーザーが製品の品質を直感的に感じられるようになっています。


SaaSツールのサービスサイトの参考に|株式会社カケハシ様



https://musubi.kakehashi.life/

調剤薬局向けシステム「Musubi」のサービスサイトです。SaaSツールのサービスサイトの例としてご紹介します。

構造の特徴

ツールの紹介に欠かせないのが機能詳細や料金体系です。

さらに、SaaSツールの場合は、導入後のサポートも重視されます。「Musubi」のサービスサイトでは、導入から導入後のサポートまでを包括的に案内しており、ユーザーにとって安心感を与える構成となっています。

また、ホワイトペーパー(お役立ち資料)も豊富に用意されており、ターゲットが抱える課題の解決方法を具体的に提案しています。これにより、訪問者は単なるサービス紹介に留まらず、自社の課題解決に向けた具体的なヒントを得るようになっています。

ツール紹介だけでなく、ターゲットが抱える課題を解決するような情報提供に力を入れることで、潜在層から顕在層までのCVを狙える設計となっています。

デザインの特徴

実際のツールの管理画面や資料シーンを想起させる写真を多用することで、活用イメージが持てる工夫がなされています

また、各機能ページでは、視覚的なアイコンや簡潔な説明文を使用することで端的にわかりやすく伝えられています。


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サービスサイト運用のポイント

サービスサイトは、作って終わりだと成果を最大化させることができません。ユーザーのニーズに合わせてサイトを構築した上で、更新を続けることが重要です。

先ほど紹介した必須ページの中で、比較的更新しやすい箇所をご紹介します。最低限、これらのぺージの運用を想定しておきましょう。


お知らせページ

サービスの機能追加、イベント出展情報など、お知らせを随時更新しましょう。更新が1年前など古い状態だと、ユーザーの信頼を損なうことに繋がります。


導入事例ページ

随時更新していきたいページです。カスタマーサクセスチームと連携しながら、定期的に事例を企業を増やすことで、セールス提案時にも使いやすいサイトとなります。数が増えてきたら、業種別、企業規模別、課題別など、カテゴリーに分けることも有効です。


ブログ

オーガニックの流入を増やすためにも、コンテンツを更新し続けることは重要です。営業担当者からユーザーの声を拾いつつ、検討段階で必要とされる情報を追加していきましょう。


セミナー(ウェビナー)

BtoBの検討フェーズで効果を発揮するセミナー。定期開催しながら、常に情報を更新しましょう。

これらのページはあくまで一例となります。サービスサイトは顧客のニーズの変化に合わせながら、常に情報をアップデートし、最適化していくことが大切です。

▼具体的なサイト改善方法は、こちらの記事をご覧ください
CVR改善の打ち手を解説!マーケティング施策の見直しに。サイト・LP・広告・フォームなどCTAはどう改善する?BtoBで成果を出すCTAボタンと運用方法


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サービスサイトは集客・リード獲得に効果的

自社サービスの集客を目的とするなら、サービスサイトの設置は効果的です。

とは言え、作って終わりでは思うような効果を出すことはできません。サイト自体を営業担当者の役割と考え、ユーザーのニーズに合わせながらサービス検討に必要な情報を掲載し、継続的に更新・改善していきましょう。

また、サービスサイトの立ち上げによくある質問をまとめた資料もご用意しました。合わせてご覧くださいませ。
→成果を出すならサービスサイト!立ち上げのための4つの手順


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▼あわせて読みたい「Webサイトの活用法」についての記事
Webサイトは優秀な営業マン! リード獲得のための4つのステップ

ferret(One Tip編集部)
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One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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