CMSとは?導入するメリットとおすすめツール比較12選
CMSを使い、社内でWebサイトの管理を完結させて、効率化する企業が増えてきました。
CMSがWebサイトにおいてどのような役割を持っているか、正しく認識していますか?CMSの導入を検討するのなら、その価値は理解しておきたいものです。
そこでこの記事では、CMSの意味や導入するメリット、また代表的なCMSの特徴について解説します。
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BtoB企業向け!CMS比較ガイド
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CMSとは?
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略です。Webサイトのコンテンツを管理する仕組みのことです。
CMSを活用すると、Webに関する専門知識がなくても、OfficeのPowerPointやExcelを操作するような感覚で、Webサイトの作成、情報更新が可能になります。
必要になったときにすぐに適切な情報公開ができるので、サイト上ので営業機会を逃すことがありません。CMSは単純にWebサイト運営のコストを減らすだけでなく、売上向上にも繋げられるものなのです。
本来、サイト構築を自分で行う場合はコーディングという専門技術が必要です。
HTML、CSSと呼ばれるマークアップ言語やプログラム用語を組み合わせることで1ページずつサイトを作り上げます。
スキルを持たない人が作業を行うと膨大な手間と時間がかかってしまい、更新のための労力はサイトの規模が大きくなればなるほど増えていくのです。
そのため以前は、Webサイトは限られた技術者しか管理ができませんでした。Webサイトの些細な変更点や情報更新に関しても、すべて技術者に依頼して、更新作業を施してもらうのを待つしかなかったのです。
それが、CMSにより、だれでも簡単にWebサイトが制作・更新できるようになりました。
▼CMSの機能について、詳しく知りたい方はこちら
→CMSの機能一覧 | 3つの基本機能と理想のCMSを選ぶためのポイント
CMSの種類とは?
CMSには使用目的に合わせた様々な種類があり、大きく4つに分けることができます。
- オープンソース型CMS
- クラウド型CMS
- パッケージ型CMS
- ヘッドレス型CMS
どのような特徴があるのかをそれぞれ説明します。
オープンソースCMS:カスタマイズが手軽。レンタルサーバー代のみで運営可能
オープンソースCMSは、ソースコードが公開されているためカスタマイズ性に優れているCMSです。プログラムを動かすための処理に使うソースコードが無料で使えます。
ブログサイトとしての利用を主軸と考え制作されていますが、HTMLやCSSの知識を持っていれば、企業向けのサイトなどへのカスタマイズも可能です。
レンタルサーバーがあれば、CMSのシステムをインストールするだけで使用開始できるため、専用のパソコンやサーバーを自分で準備する必要はありません。
カスタマイズが手軽に行えて、月々のレンタルサーバー代のみでサイト運営ができる点が、オープンCMSの特徴と言えるでしょう。
【向いている企業】
・自社にWeb制作の専門知識のあるスタッフがおり、Webサイト制作・運用を自社で行いたい
・導入コストを抑えたい
パッケージCMS:CMSの基本機能に加えてサポート体制も充実
パッケージCMSは、ベンダー(メーカーや販売会社)が開発したCMSライセンスを購入して、自社サーバにインストールすることで使用できるCMSです。独自開発に加えオープンソース型CMSに機能を拡張させ利便性を高めた製品もあります。
企業向けのサイトなどの商用利用が前提に作られています。
メリットは優れた機能面で、CMSの基本機能がついています。加えてサポート体制も充実しているため、CMS導入や運営に不安がある場合でも安心です。
ライセンスの購入が必要なため、使用に際しても初期費用がかかるため、予算やサポート体制の比較を行い検討すると良いでしょう。
【向いている企業】
・Webサイトの制作・運用にコストがかかってもよい
・不慣れのため安心してWeb制作・運用したい
クラウドCMS(SaaS型):導入までが早い。パッケージCMSより初期費用が安い
クラウドCMSは、CMS専用のソフトウェアやサーバーがなくてもインターネット環境だけで利用できるCMSです。
運営するウェブサイトの情報は、販売会社が運用してるプラットフォームに保管します。
プラットフォーム上でサイトの管理や更新ができるため、導入時に機材を準備する必要はありません。導入後に、CMSの機能自体が随時アップデートされる点も魅力です。
利用している期間に月額料金が発生するため、ランディングコストがかかるものの、導入までのスピード感がメリットといえます。
さらに、パッケージCMSより初期費用がかからない点も特徴です。
【向いている企業】
・すぐに導入したい
・低コストでWebサイトを制作・運用したい
ヘッドレス型CMS:コンテンツ管理に特化
ヘッドレス型CMSは、CMSのコンテンツ管理機能に特化したCMSツールです。
従来のCMSにはコンテンツを表示させる機能も実装されていますが、ヘッドレス型CMSはシステムの裏側であるコンテンツの保存機能と管理機能に特化させることで、Webサイト以外にもスマートフォンアプリやデジタルサイネージなど他デバイスや媒体にもコンテンツを表示できます。
ヘッドレス型CMSはコンテンツを表示させる機能と切り分けられているので、開発時にプログラミング言語の制限を受けにくいのが大きなメリットですが、そもそもコンテンツ管理機能のバックエンド開発ができる専門の人材が必要です。
コンテンツの表示機能と保存管理機能を切り分けるため、コンテンツのプレビュー方法が複雑になる可能性があるので、自社にエンジニアリング担当がいればメリットを大きく活かせるCMSといえます。
【向いている企業】
・複数の媒体(Webサイト・アプリ・デジタルサイネージなど)で同じコンテンツを投稿したい
・企業ブログなど一部のページにCMSを導入したい
CMSとWordPressの違いとは?
WordPressはCMSのうちのひとつのサービス名であり、広義の意味ではCMSと同義であるといえます。
その中でもWordPressは、無料で使えてオープンソースとして利用できるため、世界でもっとも利用されているCMSツールです。
ただし、CMSにはWordPress以外にも多くの種類があるので後述します。
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→WordPress以外のCMSならコレ!機能別のおすすめ7選
CMSを導入するメリットとは?
CMSを導入すると、具体的に以下のようなメリットがあります。
- 専門知識がなくてもサイトの制作や更新ができる
- 基本的なSEO対策ができる
- 最新情報をすぐ公開できる
- スマホ対応が簡単
- 効率的にWebサイト運用できる
CMS導入のメリット1:専門知識がなくてもサイトの制作や更新ができる
CMSのもっとも大きなメリットは、限られた技術者でなくても、見やすくて便利なWebサイトを作れるということです。
ノーコード
CMSを導入することで、プログラムのソースコードを扱う必要はなくなります。担当者自ら、サイト構築、ページの作成、修正などが簡単にできるようになるのです。
▼CMSを使えば、このようにノーコードで見たまま編集可能です。
お問い合わせフォームを設置したり、記事の検索機能をつけるといった細やかな配慮も、CMSを操作すれば簡単にできます。いちいちWeb制作会社に依頼して、打ち合わせしながら進めていくような手間を削減してくれるのです。
共通部分に変更があっても、各ページをいちいち変更する必要もありません。全ページに共通する部分をテンプレートとしておくことができます。
ただし、CMSでもある程度のHTMLやCSSなどコーディングの専門知識が必要なものもあります。そうした知識がない方は、ノーコードで更新できるCMSであることを確認してから導入しましょう。
弊社の「ferret One」もノーコードのCMSになります。ノーコードCMSをご検討でしたら、ぜひ資料をご覧ください!
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CMS導入のメリット2:最新情報をすぐ公開できる
情報はなるべく素早くユーザーに提供したいですよね。TwitterやFacebookなどでは、担当者自ら情報を更新できますが、公式サイトだとそうもいきません。
CMSを導入すれば、外注しなくても担当者自身でWebサイトを更新できるため、最新情報をタイムラグなくサイトから発信できるようになるのです。また、複数の担当者で更新を分担できるのです。一つのパソコンからだけでなく、複数のパソコンからログインし、素早く最新情報を発信できます。
これまで発信したい情報が確定してから、2~3日しないとアップできなかったものが、30分程度でアップできるようになることもあります。情報の鮮度が落ちないうちに発信できるのは大きなメリットです。
▼自社に合った更新方法を検討しましょう。こちらの記事を参考にしてみてください。
→【初心者向け】自社ホームページの更新作業を自分で行うには?
CMS導入のメリット3:基本的なSEO対策ができる
CMSで作成したサイトは、すでに基本的な内部SEO対策が施されています。
内部SEOは、Googleの検索エンジンにクロールしてもらいやすくするために、サイトマップを作成・送信するなど、プログラミングや技術的なスキルを使って対策しなければなりません。多くのCMSの場合、そうした作業が自動で行われる設計になっています。
通常であれば、Googleのコアリズムアップデートに合わせて、細かなSEO対策にまで気を配って作り込んでいかなければなりませんが、CMSなら、ある程度はサポートしてくるので安心です。
また、タイトルタグやメタディスクリプションなどが簡単に設定できるものも多く、コンテンツSEO対策も簡単に行えるようになっています。
▼例えばferret Oneでは、既定の場所に入力するだけで、コーディングなしで設定可能です。
CMSを活用するとSEO対策が簡単に行えるため、検索者が求めるコンテンツを提供することに、より集中できるようになります。
CMSを選ぶ際には、そうしたSEO対策の機能を確認してCMSを選ぶとよいでしょう。
▼SEO対策については、こちらの記事を参考にしてみてください
【5分でわかる】SEO対策とは?編集部が初心者にわかりやすく伝える基本
CMS導入のメリット4:スマホ対応が簡単
現在、Webサイトを閲覧する端末としてもっとも活用されているのはスマートフォンです。CMSを使わずにWebサイトを制作すると、パソコン用とは別で新たにスマートフォン用にサイトを作り直さなくてはなりません。
しかし、CMSを使えば、ほとんどの場合はスマートフォン向けのデザインも自動生成してくれます。閲覧端末がスマートフォンの場合は、自動でスマートフォン向けのデザインに切り替わる「レスポンシブデザイン」に対応したCMSも数多く存在するのです。
今や、スマートフォン対応のWebサイトは基本です。検索エンジンからの評価を落とす大きな原因にもなり、集客への影響が大きいので注意しましょう。
CMS導入のメリット5:効率的にWebサイト運用できる
CMSにはWebサイト制作するだけでなく、マーケティング機能が搭載されたものも多く提供されています。
例えば、ページの流入状況などを分析するアクセス解析機能、獲得したリードを管理するMA機能などがあらかじめセットされているため、複数のツールを連携することなく簡単に行えます。
Webサイトでコンテンツを配信した後、サイト分析を行ってコンテンツをブラッシュアップしたり、Webサイト経由で獲得したリードの管理を行ったりと、マーケティング活動が同じツールで行えるため学習コストが抑えられ、より効率的にWebサイトを運用していくことができます。
【CMS導入メリットについて、より詳しく知りたい方へ】
▼こちらの記事も参考にしてみてください!
→プロが教えるCMSを活用する12のメリット!導入に向いているサイト
CMS導入に向いているサイトとは?
CMS導入に向いているサイトは、以下に当てはまるサイトです。一つずつ解説していきます。
- 更新頻度が高い
- リアルタイムな情報発信を行う
- 管理するページ数が多い
- 複数人がWebサイトを運用担当する
- 全体デザインを統一したい
更新頻度が高い
Webサイトは頻繁に更新している企業はCMSを導入すべきです。
定期的な更新だけでなく、定期的に情報の入れ替えを要する、これからたくさんのページの改修を予定しているサイトは、CMSの導入を検討するといいでしょう。
具体的な例として、製品コンテンツサイトや、新規事業のサービスサイトなどが考えられます。
▼以下は、新規事業にてCMSを導入した企業事例です。
→変化の激しい新規事業、 決まったことを即日反映できるサイト環境を実現!
→新規事業でWebでの見込み顧客の獲得を目指す!キリンビバレッジ担当者インタビュー
リアルタイムな情報発信を行う
ニュースリリースや企業ブログの記事投稿など、情報の鮮度に比重を置く発信もCMSの導入がおすすめです。
新規ページを外注で作成する場合、費用面でのコストに加えて、コミュニケーションのための時間と労力のコストもかかります。CMSならばページ作成が自社で簡単に行えるようになるため、費用と時間の面で、低コストで素早い情報発信が可能になります。
▼以下は、CMSを導入して、企業ブログを立ち上げて情報発信を始めた企業事例です。
→CV数・セッション数が前年比200%超!待ちの姿勢を脱却し、最新情報を能動的に見込み顧客に届ける体制を確立
管理するページ数が多い
Webサイトは、サイトで扱っているページ数が多くなるほど運用時のハプニングも発生しやすくなります。
更新漏れやリンク切れなど、管理すべき量が膨大になると全てに対して万全の対応は難しくなるでしょう。
担当者だけではどうしようもないセキュリティー面の不安やリスクを少しでも減らすことができるのです。
複数人がWebサイトを運用担当する
ノーコードのCMSを活用すれば、Webサイトの運用が俗人化することを防ぐことができます。
HTMLやCSSなどのコーディングの専門知識不要で、だれでも簡単にページ制作やインターネット上への公開が可能なため、専任担当でなくてWebサイト運用ができます。
また、クラウドCMSならば、IDとパスワードでどこでもログインしてWebサイトの作成・更新できるため、現場担当者などを含めた複数人でのサイト運用ができるのです。
全体デザインを統一したい
複数人でWebサイトの運用を実施するとき、デザインの配置は人によって異なりがちです。
そのためデザインに統一性を出したいWebサイトでは、テンプレートが用意されていて細かな設定が不要であるCMSが強い味方となってくれるでしょう。
CMSには、見出しやボタン、イラストなど、Webサイトのデザインパーツをコピー&ペーストで他のページにも掲載できるものもあり、専門知識がなくても、簡単に同じトンマナのページを作ることができます。
【CMSでWebサイトを立ち上げたい方へ】
こちらの記事も参考にしてみてください!
→Webサイトを立ち上げる方法とは?CMSを効率的に活用する方法
代表的なCMSの種類を比較!ツール12選
CMSには具体的にどのような種類があるのでしょうか。代表的なものを12種類紹介します。自社に合うものがどれなのかを考えながらご覧ください。
BtoBマーケティングに特化した「ferret One」
ferret Oneは、BtoBマーケのプロがサイト運用者の視点で開発した圧倒的な使いやすさが魅力のCMSです。
導入時にはBtoBに特化したマーケティングしやすいWebサイトの制作が依頼でき、納品後は使いやすいCMSでマーケティングしていくことができます。また、BtoBマーケティング支援プランもあり、豊富な実績を持つプロマーケターたちによる、伴走サポートが受けられる点が大きな魅力です。
■BtoBに特化したWebサイトを作りたい
ferret Oneは長年の事業運営と1000社以上の導入実績から、リード獲得・育成の成果実証済みの成功の型でWebサイトを制作します。
■ノーコードで、とにかく簡単に、ページ作成・更新したい
サービスサイトやLP、セミナー集客、資料ダウンロードなど、BtoBのノウハウを反映したテンプレートも多数用意されていますので、新規作成も簡単です。
世界一のシェア「Wordpress」
Wordpressは、世界中でもっとも高いシェアを誇っているCMSです。
テーマと呼ばれるデザインテンプレート、機能を拡張させるプラグインが多くあり、Webの専門知識がない人でも、オリジナリティのあるWebサイトがつくれます。
オウンドメディア運営や、コーポレートサイトにも対応できるCMSです。
感覚的な操作でOK「Movable Type」
日本で5万件以上の導入実績を誇る、人気の高いCMSです。
Wordを操作するような感覚的操作でWebサイトを作成できるので、専門知識がなくても基本的な操作ができます。
Webの知識がほとんどない人でも、コーポレートサイトを作成、管理できるのが特徴です。
大企業にも対応「Drupal」
世界的に有名で人気が根強いCMSです。大規模なサイトでも利用されており、一般的なCMSよりもかなり複雑なシステムを構築できます。
大企業のWebサイトでも利用できるほどの性能を持っていますが、CMSの中では、使用するのに専門的な知識が必要です。難易度が高い点がデメリットとなります。
コーポレートサイトなら「Sharewith」
Sharewithは国内上場企業での支持が高いクラウド型CMSです。コーポレートサイトに必要なCMS機能からセキュリティ・サポート機能までまとめて提供するので、カスタマイズせずに、そのままで十分に使えるのが特徴です。
わかりやすく誰でも使える共通プラットフォームで、マニュアルがなくても、ページの編集から公開が行えます。
セキュリティに強い「NOREN」
2002年からサービス提供をしている、国産のCMSです。
中小企業はもちろん、大企業のサイトでも対応できるほどのセキュリティを持っており、安心して活用できます。連携性や拡張性にも注力しており、時代に合わせた改善が施される点も魅力です。
オウンドメディア専用「はてなブログMedia」
オウンドメディア専用のCMSです。はてなブログの操作性がそのまま引き継がれたCMSで、誰でも記事を作成できます。
はてなブックマークとの連携機能があり、ソーシャルメディアでの拡散をサポートしてくれる点も魅力です。
豊富な機能と高い拡張性「RCMS」
金融機関やIT企業など、さまざまな企業で導入されているCMSです。
標準機能が充実しているほか、拡張性が高いのも特徴で、コーポレートサイトはもちろん、ECサイトなどでも対応できます。
3ステップで簡単作成「Jimdo」
ドイツ発のクラウドタイプのCMSです。
3つのステップで簡単にWebサイトが作成でき、無料でお試し利用もできます。クラウドタイプCMSの中では汎用性が高く、自社に合ったカスタマイズをできるのが特徴です。
低価格で機能充実「PowerCMS」
CMSソフトウェア「Movable Type」を高性能、高機能化させたツールです。
Webサイト運営者視点のさまざまな機能が装備されており、柔軟なカスタマイズができます。
セキュリティが強固なのはもちろん、低価格でありながら、便利な機能が充実している点が人気です。
10000ページを超えるサイトにも「WebRelease」
10000ページを超えるような大規模のサイトでも使用できるCMSです。
大企業の公式サイトでも安心して運用管理できます。
機能が充実しており、導入したらすぐに利用開始できる点も魅力です。
誰でも簡単に操作できる「Wix」
世界中で多く利用されているCMSで、世界190か国で1億5000万人以上が利用していると言われています。
Webの専門知識は不要で、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でWebサイトがつくれるのが特徴です。気軽にWebサイトを作成できるため、個人の利用者も多く存在します。
一方で大企業のWebサイトなど、ページ数の多い大きなWebサイトには不向きです。
自社に合ったCMSの選び方とは?
自社に合ったCMSを選ぶ際に、基準にすべき3つの項目をご紹介します。
- サイトタイプで選ぶ
- 予算で選ぶ
- 運用体制で選ぶ
▼選び方の手順について、詳細に知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください
CMSの選び方とは?種類一覧と選ぶときのポイント
サイトタイプで選ぶ
Webサイトの目的や目標を決めた後、そもそもどんなサイトをつくりたいのか、確認が必要です。
Webサイトは、主に以下の4タイプに分けられます。
- コーポレートサイト
- サービスサイト
- オウンドメディア
- ECサイト
目的、目標を設定するフレームワークと、サイトタイプ別のおすすめCMSを具体的にご紹介する資料をご用意しました。
この資料を活用すれば、自社のWebサイトの目的、目標を設定できるだけでなく、どのCMSが自社に適しているかが判断できるようになります。
自社に合ったCMS選びたいBtoB企業の方は、ぜひダウンロードしてみてください。
→BtoB企業向け!CMS比較ガイド
予算で選ぶ
Webサイトを制作する予算だけでなく、その後の運用予算も加味してCMSの予算を決めましょう。
Webサイト公開後は、広告配信やウェビナーを実施するするなど、マーケティング施策の費用も必要になります。Webサイト制作に予算を使い切ってしまって、肝心の運用が行えなかったとなっては元も子もありません。
継続的にWebサイトを運用していくことを前提に、Webサイト運用にかかるコストと生み出すことができる利益を加味して、予算を作成し、その範囲でCMSを選ぶことをおすすめします。
▼費用の目安はこちらの記事を参考にしてみてください
→CMS導入の費用はいくらかかる? 料金相場とおすすめ業者3選
運用体制で選ぶ
Webサイトは制作後の運用が重要です。
例えば、BtoBサイトの場合は、企業ブログで記事を投稿して情報発信を行う、サイトTOPのキービジュアルのテキストを変更するなど、マーケティング施策を実行します。マーケティング施策のPDCAを高速に回していくことで、多くの顧客に響く訴求を見つけ、お問い合わせを増やしていくWebサイト運用を続けていかなければなりません。
素早くWebサイトを更新していくためには、外注よりも社内でWebサイトを更新していくノーコートCMSを選んで、内製化して運用することがおすすめです。
自社の社員のスキルやリソース、外注に使える予算などを加味した運用体制を試算して、目標(お問い合わせ数など)が達成するためにはどのような機能のあるCMSが良いかを選ぶとよいでしょう。あわせてサポート体制も確認しておくとより安心です。
▼内製化のについては、こちらの記事も参考にしてみてください
→Webサイト制作運用を内製化するメリット・デメリットは?外注化と比較
まとめ:CMSをWebサイト制作に活用しよう
CMSとは?
- HTML/CSSなど、Webに関する専門知識がなくても、簡単にWebサイトの作成・更新ができるツール
- 種類はオープンソース型・クラウド型・パッケージ型・ヘッドレス型の4つ
- 更新速度を高めたい、Web制作・更新業務の属人化を防ぎたい場合はCMS導入に向いている
今ではHTMLやCSSなどの専門知識不要で手軽にWebサイトが作成できるCMSの導入が主流になっています。特に、ノーコードCMSは、属人化することなく誰でもスピーディーな情報更新ができるため、PDCAを早く回すことが求められる、Webマーケティング施策との相性がよく、導入する企業が増えています。
CMSの種類によってそれぞれ特徴がありますので、予算やWebサイトの運用体制から自社に合ったCMSを選んで活用しましょう。
BtoBサイトの作成・リニューアルをご検討中ならferret Oneがおすすめです。
BtoBマーケのプロがサイト運用者の視点で開発した圧倒的に使いやすいCMSで、日々のちょっとした更新や施策実行がすぐに行えます。CMS機能をベースに、メール配信やマーケティング機能は必要なだけオプションで追加していく安心の料金体系です。
ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。