CMSとは?導入すべき?基本から初心者にもわかりやすく解説
CMSとは、Webサイトを構成するデータを一元管理するツールです。コードを書かなくても、管理しているデータを組み合わせるだけで、簡単にWebサイトが制作できるようになります。
CMSの普及率は60%を超えており、導入する企業が増えています。
ただ、これからWebマーケティングに注力しようという場合、「CMSとは何なのか?」「自社でも導入すべきなのか?」疑問はつきませんよね。
そこで、この記事では、CMSの意味や仕組み、導入するメリットを初心者にもわかりやすく解説します。最後まで読むと、自社で導入すべきかや、自社に合ったCMSが選べるようになりますので、導入検討中の方はぜひ最後までご覧ください!
■あわせてよく読まれている資料
「CMS選びが大変…!」という方に好評!担当者様の代わりに徹底比較してまとめました。
→BtoB企業向け!CMS比較ガイド
目次[非表示]
CMSとは?
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略です。Webサイトのコンテンツを管理する仕組みのことです。
CMSが自動でコンテンツを組み合わせてページを作成するため、コーディング知識がなくても、OfficeのPowerPointやExcelを操作するような感覚で、Webサイトの作成、情報更新が可能になります。
CMSを活用すると、Webに関する専門知識がなくても、OfficeのPowerPointやExcelを操作するような感覚で、Webサイトの作成、情報更新が可能になります。
CMSの普及率
2023年現在、世界のWebサイトの60%以上がCMSを導入しています※。いまや、CMSでWebサイトを制作するのが主流となっているのです。
CMSは作業工数少なくすぐに適切な情報公開ができるので、サイト上ので営業機会を逃すことがありません。そのため、CMSは単純にWebサイト運営のコストを減らすだけでなく、売上向上にも繋げられるものとして多くの企業で活用されています。
※参考:W3Techsの調査よりhttps://w3techs.com/technologies/history_overview/content_management/all
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CMSを導入していないサイトとCMSを導入しているサイトの違い
CMSを導入していないサイトと導入しているサイトではデータの管理方法とページの作成方法が異なります。
その違いは、Webサイト・Webページの仕組みを理解していた方がわかりやすいので、その説明の後にCMSの有無の違いを解説します。
Webサイトの仕組み
そもそもWebサイトがどのようなものなのか?Webサイトはサーバー、ドメイン、ファイルで成り立っています。よく家づくりにたとえられます。
- サーバー…データを保存するための場所。土地のような存在です。
- ドメイン…Webサイトがどこにあるのかを判断するもので、「〇〇.com」等の表記がされます。住所のようなものです。
- ファイル(Webサイト)…HTMLやCSS、画像等、ページを構成する素材です。家作りの材料のようなものです。
CMSはこの「ファイル」を整理して、扱いやすくしてくれるものです。
Webページの仕組み
いつも目にするWebページは、特殊な文字列でつくられています。それらをWebブラウザが私たちが見える形に変換して表示してくれているのです。
構造を表現するHTML、色や形などデザインを表現するCSS、動きを表現するJavaScriptなどがあります。そのような言語で文字列を作成することで、Webページができるのです。
CMSを導入していないサイトのWebサイト制作方法
データは個別で管理します。HTML、CSSと呼ばれるマークアップ言語やプログラム用語を記述して、1ページずつ作り上げ、1ページずつ管理していきます。
そのため、言語を理解できる技術者しかWebサイト管理ができません。
CMSを導入しているサイトのWebサイト制作方法
CMSでは全てのデータを一元管理します。テキストや画像・動画、ページの骨組み(テンプレート)など、データベースで管理しているデータを組み合わせてページを作成します。作成したページも一元管理されます。
その際に、CMSでHTML・CSSなどのコンピューター言語も自動生成されるため、コンピューター言語が分からない人でも、Webサイトが作成できるようになります。
▼CMSの機能について、詳しく知りたい方はこちら
→CMSの機能一覧 | 3つの基本機能と理想のCMSを選ぶためのポイント
CMSの種類
CMSはサーバー準備が必要か、ベンダーが提供しているかにより、大きく3つの種類に分けることができます。
サーバー |
ベンダーが提供 |
|
オープンソース型CMS |
自社で準備が必要 |
ネット上で公開されている |
クラウド型CMS |
ベンダーが提供 |
ベンダーが開発・提供 |
パッケージ型CMS |
自社で準備が必要 |
ベンダーが開発・提供 |
CMSを利用する上で、運用環境や社内人材のスキルによって導入できるCMSが異なりますので確認しておきましょう。
オープンソース型CMS:無料で使えて、カスタマイズ自由
オープンソースCMSは、ソースコードが公開されているためカスタマイズ性に優れているCMSです。
ブログサイトとしての利用を主軸と考え制作されていますが、HTMLやCSSの知識を持っていれば、企業向けのサイトなどへのカスタマイズも可能です。
多くが無料公開されているため、自社サーバーやレンタルサーバーを準備して、CMSのシステムをインストールするだけで使用開始できます。
カスタマイズが手軽に行えて、サーバー代のみでサイト運営ができる点が、オープンソース型CMSの特徴と言えるでしょう。
オープンソース型CMSが向いている企業
・自社にWeb制作の専門知識のあるスタッフがおり、Webサイト制作・運用を自社で行いたい
・導入・運用コストを抑えたい
パッケージ型CMS:CMSの機能をカスタマズしてもらえ、サポート充実
パッケージ型CMSは、ベンダー(メーカーや販売会社)が開発したCMSライセンスを購入して、自社サーバにインストールすることで使用できるCMSです。独自開発に加えオープンソース型CMSに機能を拡張させ利便性を高めた製品もあります。
企業向けのサイトなどの商用利用が前提に作られています。
メリットは機能が充実している点です。加えてサポート体制も充実しているため、CMS導入や運営に不安がある場合でも安心です。
ライセンスの購入が必要なため、使用に際しても初期費用がかかるため、予算やサポート体制の比較を行い検討すると良いでしょう。
パッケージ型CMSが向いている企業
・Webサイトの制作・運用の予算が十分にある
・カスタマイズしたい機能があるなど、豊富な機能を求める
クラウド型CMS(SaaS型):導入までが早い。パッケージCMSより初期費用が安い
クラウドCMSは、CMS専用のソフトウェアやサーバーがなくてもインターネット環境だけで利用できるCMSです。
運営するウェブサイトの情報は、販売会社が運用してるプラットフォームに保管します。
プラットフォーム上でサイトの管理や更新ができるため、導入時に機材を準備する必要はありません。導入後に、CMSの機能自体が随時アップデートされる点も魅力です。
利用している期間に月額料金が発生するため、ランディングコストがかかるものの、導入までのスピード感がメリットといえます。
さらに、パッケージCMSより初期費用がかからない点も特徴です。
クラウド型CMS(SaaS型)が向いている企業
・すぐに導入したい
・低コストでWebサイトを制作・運用したい
【番外編】ヘッドレスCMS:コンテンツ管理に特化
最近は「ヘッドレスCMS」とよばれるCMSが登場しています。ヘッドレスCMSは、CMSのコンテンツ管理機能に特化したCMSツールです。
ヘッドレス型CMSはシステムの裏側であるコンテンツの保存機能と管理機能に特化させることで、Webサイト以外にもスマートフォンアプリやデジタルサイネージなど他デバイスや媒体にもコンテンツを表示できます。
ヘッドレスCMSにより、例えば、Webサイトのうち、ブログページだけにCMSを導入したい場合などサイトの一部にだけCMSを導入したいニーズに対応できるようになりました。
ヘッドレスCMSが向いている企業
・複数の媒体(Webサイト・アプリ・デジタルサイネージなど)で同じコンテンツを投稿したい
・企業ブログなど一部のページにCMSを導入したい
▼CMSの種類について、詳しくはこちらで解説しております
→CMSの種類とは?メリット・デメリットから選び方も紹介
CMSを導入するメリット・デメリット
CMSを導入するメリットはたくさん。代表的なメリットとデメリットをご紹介します。
CMSを導入するメリット
- 専門知識がなくてもサイトの制作や更新ができる
- 最新情報をすぐ公開できる
- 基本的なSEO対策ができる
- スマホ対応が簡単
- マーケティング施策が実施しやすい
CMSを導入するデメリット
- 細かいデザインの調整が難しい
CMS導入のメリット1:専門知識がなくてもサイトの制作や更新ができる
CMSのもっとも大きなメリットは、限られた技術者でなくても、見やすくて便利なWebサイトを作れるということです。
CMSを導入することで、プログラムのソースコードを扱う必要はなくなります。担当者自ら、サイト構築、ページの作成、修正などが簡単にできるようになるのです。
▼CMSを使えば、このようにノーコードで見たまま編集可能です。
お問い合わせフォームを設置したり、記事の検索機能をつけるといった細やかな配慮も、CMSを操作すれば簡単にできます。いちいちWeb制作会社に依頼して、打ち合わせしながら進めていくような手間を削減してくれるのです。
共通部分に変更があっても、各ページをいちいち変更する必要もありません。全ページに共通する部分をテンプレートとしておくことができます。
ただし、CMSでもある程度のHTMLやCSSなどコーディングの専門知識が必要なものもあります。そうした知識がない方は、ノーコードで更新できるCMSであることを確認してから導入しましょう。
CMS導入のメリット2:最新情報をすぐ公開できる
情報はなるべく素早くユーザーに提供したいですよね。TwitterやFacebookなどでは、担当者自ら情報を更新できますが、公式サイトだとそうもいきません。
CMSを導入すれば、外注しなくても担当者自身でWebサイトを更新できるため、最新情報をタイムラグなくサイトから発信できるようになるのです。また、複数の担当者で更新を分担できるのです。一つのパソコンからだけでなく、複数のパソコンからログインし、素早く最新情報を発信できます。
これまで発信したい情報が確定してから、2~3日しないとアップできなかったものが、30分程度でアップできるようになることもあります。情報の鮮度が落ちないうちに発信できるのは大きなメリットです。
▼自社に合った更新方法を検討しましょう。こちらの記事を参考にしてみてください。
→【初心者向け】自社ホームページの更新作業を自分で行うには?
CMS導入のメリット3:基本的なSEO対策ができる
CMSで作成したサイトは、すでに基本的な内部SEO対策が施されています。
内部SEOは、Googleの検索エンジンにクロールしてもらいやすくするために、サイトマップを作成・送信するなど、プログラミングや技術的なスキルを使って対策しなければなりません。多くのCMSの場合、そうした作業が自動で行われる設計になっています。
通常であれば、Googleのコアリズムアップデートに合わせて、細かなSEO対策にまで気を配って作り込んでいかなければなりませんが、CMSなら、ある程度はサポートしてくるので安心です。
また、タイトルタグやメタディスクリプションなどが簡単に設定できるものも多く、コンテンツSEO対策も簡単に行えるようになっています。
▼例えば、このように既定の場所に入力するだけで、コーディングなしで設定可能です。
CMSを活用するとSEO対策が簡単に行えるため、検索者が求めるコンテンツを提供することに、より集中できるようになります。
CMSを選ぶ際には、そうしたSEO対策の機能を確認してCMSを選ぶとよいでしょう。
▼SEO対策については、こちらの記事を参考にしてみてください
【5分でわかる】SEO対策とは?編集部が初心者にわかりやすく伝える基本
CMS導入のメリット4:スマホ対応が簡単
現在、Webサイトを閲覧する端末としてもっとも活用されているのはスマートフォンです。CMSを使わずにWebサイトを制作すると、パソコン用とは別で新たにスマートフォン用にサイトを作り直さなくてはなりません。
しかし、CMSを使えば、ほとんどの場合はスマートフォン向けのデザインも自動生成してくれます。閲覧端末がスマートフォンの場合は、自動でスマートフォン向けのデザインに切り替わる「レスポンシブデザイン」に対応したCMSも数多く存在するのです。
今や、スマートフォン対応のWebサイトは基本です。検索エンジンからの評価を落とす大きな原因にもなり、集客への影響が大きいので注意しましょう。
CMS導入のメリット5:マーケティング施策が実施しやすい
CMSにはWebサイト制作するだけでなく、マーケティング機能が搭載されたものも多く提供されています。
例えば、ページの流入状況などを分析するアクセス解析機能、獲得したリードを管理するMA機能などがあらかじめセットされているため、複数のツールを連携することなく簡単に行えます。
Webサイトでコンテンツを配信した後、サイト分析を行ってコンテンツをブラッシュアップしたり、Webサイト経由で獲得したリードの管理を行ったりと、マーケティング活動が同じツールで行えるため学習コストが抑えられ、より効率的にWebサイトを運用していくことができます。
CMS導入のデメリット
CMSはファイルを一元管理して組み合わせるため、細かいデザインの調整はできません。そのため、他のサイトにはない動きやデザインを取り入れた特殊性の高いサイトの実現は困難です。
もしCMSで特殊性の高いサイトを作りたい場合は、パッケージ型CMSでベンダーに機能拡張できないか相談してみましょう。また、クラウド型CMSでもCSSやJava Scriptの編集ができるものもあるため、デザインについてはある程度のカスタマイズは可能です。
▼CMS導入メリット・デメリットについて、詳しくはこちらで解説しております!
→プロが教えるCMSを活用する12のメリット!導入に向いているサイト
CMS導入に向いているサイトとは?
CMS導入に向いているサイトは、以下に当てはまるサイトです。一つずつ解説していきます。
- 更新頻度が高い
- リアルタイムな情報発信を行う
- 管理するページ数が多い
- 複数人がWebサイトを運用担当する
- 全体デザインを統一したい
更新頻度が高い
Webサイトは頻繁に更新している企業はCMSを導入すべきです。
定期的な更新だけでなく、定期的に情報の入れ替えを要する、これからたくさんのページの改修を予定しているサイトは、CMSの導入を検討するといいでしょう。
具体的な例として、製品コンテンツサイトや、新規事業のサービスサイトなどが考えられます。
リアルタイムな情報発信を行う
ニュースリリースや企業ブログの記事投稿など、情報の鮮度に比重を置く発信もCMSの導入がおすすめです。
新規ページを外注で作成する場合、費用面でのコストに加えて、コミュニケーションのための時間と労力のコストもかかります。CMSならばページ作成が自社で簡単に行えるようになるため、費用と時間の面で、低コストで素早い情報発信が可能になります。
管理するページ数が多い
Webサイトは、サイトで扱っているページ数が多くなるほど運用時のハプニングも発生しやすくなります。
更新漏れやリンク切れなど、管理すべき量が膨大になると全てに対して万全の対応は難しくなるでしょう。
担当者だけではどうしようもないセキュリティー面の不安やリスクを少しでも減らすことができるのです。
複数人がWebサイトを運用担当する
ノーコードのCMSを活用すれば、Webサイトの運用が俗人化することを防ぐことができます。
HTMLやCSSなどのコーディングの専門知識不要で、だれでも簡単にページ制作やインターネット上への公開が可能なため、専任担当でなくてWebサイト運用ができます。
また、クラウドCMSならば、IDとパスワードでどこでもログインしてWebサイトの作成・更新できるため、現場担当者などを含めた複数人でのサイト運用ができるのです。
全体デザインを統一したい
複数人でWebサイトの運用を実施するとき、デザインの配置は人によって異なりがちです。
そのためデザインに統一性を出したいWebサイトでは、テンプレートが用意されていて細かな設定が不要であるCMSが強い味方となってくれるでしょう。
CMSには、見出しやボタン、イラストなど、Webサイトのデザインパーツをコピー&ペーストで他のページにも掲載できるものもあり、専門知識がなくても、簡単に同じトンマナのページを作ることができます。
▼新しくWebサイトを立ち上げたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
→Webサイトを立ち上げる方法とは?CMSを効率的に活用する方法
CMS導入前のチェックリスト・CMSの選び方
自社にぴったりのCMSを導入するためのフローを3ステップでご紹介します。
- CMS導入前のチェックリスト
- 必要なCMSの要件を決める
- CMSの種類に絞って、サービスを比較検討する
①CMS導入前のチェックリスト
CMSを選ぶ前に、以下3点を明確にしておきましょう。CMS導入で上げられる成果を具体的に描くことで、自分でCMSを選定する基準ができるのはもちろん。社内理解も得やすくなります。
- CMS導入目的:工数削減やリード獲得増加など、Webサイト運営における理想の姿
- 現状の課題:目的を実現するのを妨げている既存サイトの課題
- 目標値:目的を達成するために達成したい目標を具体的な数値に落とし込む
例)
CMS導入目的:Webサイトからのリード獲得数を増やす
現状の課題:ページ作成・編集を外注しているため時間と費用のコストがかかり、思うように施策が打てていない
目標値:リード獲得数を月100件
②必要なCMSの要件を決める
①で明らかにした課題を解決し、目標・目的を達成するにはどのようなCMSが必要なのかを具体的な要件に落とし込みましょう。特に下記を明確にしておくと、自社にあったCMSを絞り込むのが楽になりますので、決めておきたい事項です。
- 構築するサイトタイプは?
- 運用にあたり欠かせない機能はあるか?
- 自社サーバーを使いたいか?
- 予算はいくらか?
※サイトタイプ…コーポレートサイト、サービスサイト、オウンドメディア、ECサイトなど
▼CMSの費用目安はこちらの記事を参考にしてみてください
→CMS導入の費用はいくらかかる? 料金相場とおすすめ業者3選
③CMSの種類に絞って、サービスを比較検討する
何百種類ものCMSが提供されており、比較検討には手間と時間がかかってしまいます。そこで、必要なCMSの要件にあうCMSの種類に絞ってサービスを決めると、効率よく比較検討できます。
CMSの種類によって、できることが異なり、メリット・デメリットも変わってきます。「CMSの種類」の章や詳しくは下記記事を参考に選んでみてください!
▼CMSの選び方について、詳しくはこちらで解説しておりますので、ぜひご覧ください
→CMSの選び方とは?種類一覧と選ぶときのポイント
CMS導入の成功事例
CMS導入で、具体的に事業にどのくらい利益があるのか?最も気になる点だと思います。そこで、実際に成果を上げることができた企業の事例をご紹介します。
事例①CMS導入で記事作成の工数削減を実現し、自然検索の流入が4倍に!
株式会社リンクアンドモチベーションはWebサイト制作を外注して行っていました。しかし、Webサイト制作のスピード感や外注コストの観点から、内製化するためにCMSを導入。
記事掲載の工数が削減でき、コンテンツを量産できるようになったことで、SEOで順位があがり、自然検索の流入が4倍・CVRも6倍以上となりました。
事例②非エンジニアだけでWeb施策が行えるようになり、CV数が前年比176%に!
株式会社カケハシはコンテンツマーケティングによるリード獲得に注力するため、Webサイト制作のスキルがないマーケティングチームだけでも、Webサイトから情報発信できる体制を作ろうとCMSを導入。
Webサイトの更新内容が決まってから2週間~1カ月かかっていたところ、今では3時間~1日で更新できるようになったことで、Web施策がスピード感をもって行えるようになりました。
その結果、セッション数は前月比146%、CV数は前月比176%を実現しています。
BtoB企業におすすめのCMSツール10選
CMSには具体的にどのようなサービスがあるのでしょうか?比較するのは大変ですよね。そこでBtoB企業におすすめのCMSを比較しました。
製品 |
費用 |
特徴 |
ferret One |
初期費用:10万円
月額費用:10万円〜
|
BtoBのWebサイト運営に特化したクラウド型CMS。開発元がマーケティング会社のため、ノウハウ提供にも強みがある。 |
Sharewith |
初期費用:75万円~
月額費用:12万円~
|
コーポレートサイト運営に特化したクラウド型CMS。広報やIRなどの情報発信に最適化された機能が豊富なのが特徴です。 |
はてなブログMedia |
初期費用:0円
月額費用: 7万円〜
|
オウンドメディアの運営に特化したクラウド型CMS。はてなの編集者によるコンテンツ作りへのサポートも受けられる。 |
Adobe Experience manager |
非公開 |
Adobe CreativeのソフトやCreative Cloudとの連携が可能なクラウド型CMS。Adobeのツールで統一したい場合におすすめ。 |
Movable Type ソフトウェア版 |
ライセンス費用99,000円~ |
パッケージ型CMS。プラグインの豊富さや機能の拡張性が高い点が特徴です。 |
HeartCore |
非公開 |
パッケージ型CMS。複数メディアにまたがってコンテンツを管理できるため、複数の商品管理を得意としています。 |
a-blog cms |
買い切りプランの初期費用:66,000円 |
パッケージ型CMS。HTMLとCSSで自由にCMSの機能を拡張できる点が特徴です。 |
WordPress |
無料 |
世界シェア1位のオープンソース型CMS。利用者が多く、テンプレートとプラグインが豊富にある。 |
concrete5 |
無料 |
有償CMSからオープンソース型となったCMS。無料ながら使いやすさとデザイン性が高い。 |
Drupal |
無料 |
オープンソース型CMS。規模の大きなWebサイト構築・多言語対応長けている |
詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
→【2023年】CMSを徹底比較!プロが選ぶ企業におすすめ10選
BtoBマーケティングに特化したCMS「ferret One」
当社が提供しているCMSについても、紹介させてください。
「ferret One」は、BtoBマーケのプロがサイト運用者の視点で開発した圧倒的な使いやすさが魅力のクラウド型CMS。ホームページを作るだけでなく、マーケティングを行い、効果的に運用したいと考えている人におすすめのツール・サービスです。
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サイト作成機能だけでなくLP制作、アクセス解析、メール配信など、Webマーケティング業務に必要な機能が一通り揃っているので、本ツールだけでマーケティングの土台ができあがります。
BtoBマーケティングノウハウが豊富
マーケティング会社が開発・提供しているため、導入時にはご要望に応じてマーケティングの戦略設計をしっかりと練ることで、お問い合わせを増やせる設計のホームページも併せて制作いたします。
日々の施策についても、専任スタッフに相談できるため、マーケティングに不安がある場合でもノウハウ提供を受けられるのが魅力です。
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まとめ:CMSならWebサイト運営を効率的におこなえる
CMSの特徴をまとめてみました。
- HTML/CSSなど、Webに関する専門知識がなくても、簡単にWebサイトの作成・更新ができるツール
- 種類はオープンソース型・クラウド型・パッケージ型の3種類
- 更新速度を高めたい、Web制作・更新業務の属人化を防ぎたい場合はCMS導入に向いている
今ではHTMLやCSSなどの専門知識不要で手軽にWebサイトが作成できるCMSの導入が主流になっています。Webサイトを今より効率的に運営していきたい企業はCMSを導入するメリットを感じられるでしょう。
CMSを選ぶ際は、種類によってそれぞれ特徴がありますので、予算やWebサイトの運用体制から自社に合ったものを選んでみてください。
BtoBサイトの作成・リニューアルをご検討中ならferret OneのCMSがおすすめです。
Webサイトをパワポ感覚で見たまま編集できるので、日々のちょっとした更新や施策実行を自分ですぐに行えます。ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。
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