LPOでやってしまいがちな、3つの落とし穴

​​​​​​​


コンバージョン率を改善するための施策はいくつかあります。その中で、ランディングページにおけるコンバージョン率の改善施策のことを「LPO(Landing page optimization)」と呼びます。

この記事では、ランディングページを作るとき、あるいは最適化するときに、うっかりやってしまいがちな「3つの落とし穴」をご紹介します。

■あわせて読みたい資料:成果の出るLPの構成も
広告運用の重要なカギ!?ランディングページ改善ガイド

  【BtoB向け】広告運用の重要なカギ!?ランディングページ改善ガイド リスティング広告を出稿するにあたって、LPO(ランディングページ最適化)は欠かせない施策になっています。今回ご紹介する資料は、ランディングページを作成・改善するにあたって必要な基本的な知識をまとめたものになっています。 Webマーケティングツール『ferret One』


目次[非表示]

  1. 1.やってしまいがちな3つの落とし穴
  2. 2.誰に向けた商品なのかを考える


やってしまいがちな3つの落とし穴

1.関係のないリンクを貼ってしまう

ランディングページを作るとき、関係ないリンクを張っていませんか?

関連商品も載せておこうかな、このページに来た人なら、このページも興味あるんじゃないかな…など、ついつい欲を出してしまいがちです。確かに、サイトを回遊してもらいたい気持ちもわかります。しかし、1ページ完結型のランディングページの場合は、回遊が目的ではありません。


オーガニック検索や検索エンジン広告(リスティング広告)からの流入の場合、基本的にはその商品に興味を持っている可能性が高いユーザーという事になります。せっかく興味を持ってくれているのに、わざわざサイトを回遊させてしまうのは、コンバージョンへのチャンスを逃すことにつながります

ランディングページにおいては、他のページへの遷移、訴求に関係ない情報は煩わしい、邪魔なものになります。あれもこれもと欲張ってしまうと、せっかくのユーザーを逃がしてしまうので、関係ないリンクは貼らないよう、注意しましょう。


2.キャッチコピーに根拠がない

商品を売り込もうとするあまり、説明不足になってしまっていませんか?

例えば、
「他社では出来ないサービスを実施!」
「素早くきめ細やかなサポートを実現!」
「売り上げアップの事例多数!」
という情報を載せたとします。サイト訪問者は、どのように感じるでしょうか?

おそらく、下記のような疑問を持たれるでしょう。

「他社では出来ないサービスを実施!」
→ どうして他社では出来ないんだろう?


「素早くきめ細やかなサポートを実現!」
→ 素早いってどれくらい早いの?何で早いの?


「売り上げアップの事例多数!」
→ 多数でどれくらい?何百件の事例のうちの数件だったりするじゃないの?


よいことばかり書いても、「じゃあ問い合わせしてみよう!」とはなりません。「何故そう言い切れるのか」の根拠をお伝えする必要があります

「他社では出来ないサービスを実施!」
→ 他社ではやっていない、こんな取り組みをしてます!理由は…


「素早くきめ細やかなサポートを実現!」
→ 24時間、専門のスタッフが常駐しています!迅速な対応が可能です!


「売り上げアップの事例多数!」
→ お申し込み頂いた10000名様のうち、90%以上の方からご満足の声を頂いております!その理由は…

といったように、キャッチコピーの根拠を明確に伝えましょう。

3.広告とランディングページのキャッチコピーが一致していない

キャッチコピーは一貫していますか?

例えば、あるITツールの広告に「普段の業務が、半分の時間で終わります」というキャッチコピーを載せていたとします。

この広告を見て興味を持ってランディングページに訪れた際、「高性能で低価格!〇〇機能搭載のツール!」というキャッチコピーだったとしたら、ユーザーはどう感じるでしょうか?「業務効率化」がメリットだと感じて広告をクリックしたのに、遷移した先のページでは「高性能」がメリットと書かれていたら、ニーズは満たされず離脱してしまうでしょう。

どういう経路から流入したのかを意識しないと、こういう事態に陥りがちです。広告とランディングページの訴求に、違和感がないか確認しましょう


誰に向けた商品なのかを考える

ここまで、細かな「落とし穴」についてお伝えしてきましたが、ランディングページを制作する際に最も大切なことは「この商品は誰に向けたものか」を意識することです。

商品の良さを伝えたいあまり、情報を詰めすぎて、ただの商品紹介ページになっていませんか?
コンバージョンにつなげるコツは、ユーザーに「この商品だったら、自分抱えているの課題を解決できる!」と思ってもらうことです

商品の良さを伝えるためには、まずは

  • 誰に
  • どんなときに
  • どんな課題があって
  • この商品は、その課題をどう解決するのか

を設定し、これらを訴求するランディングページを作りましょう。


以上、ランディングページを作る際に陥りがちなことをご紹介しました。みなさんのランディングページはどうなっていますか?もし心当たりのあった方は是非、この記事を参考にしてみてください。

御社のサイト、リード獲得できていますか?

One Tip編集部
One Tip編集部
One Tipは、Webマーケティングツール「ferret One」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

記事を探す

リード獲得施策を探す

Webサイト改善方法を探す

マーケティング戦略設計方法を探す

マーケティング組織の作り方を探す

マーケティングツールの活用方法を探す

マーケターへのインタビュー記事を探す

登録番号 IA180169 適用規格 ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014