【最新版】デジタルマーケティングの事例で学ぶ|成功する戦略のポイント



デジタルマーケティングとは、広告やSEO、SNSなどのWeb上の施策だけでなく、AIやIoTなどのデジタル機器も活用したマーケティング活動です。幅広い施策であるため、目的や戦略が曖昧なまま進めると思うような効果を得られない場合もあります。

そこで本記事はBtoB事業でのデジタルマーケティングの成功事例を取り上げ、ケースごとにどのような施策に取り組むべきかとデジタルマーケティングの成功のポイントを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.BtoBのデジタルマーケティング成功事例10選
  2. 2.デジタルマーケティング事例からみる戦略の成功ポイント4つ
  3. 3.まとめ:デジタルマーケティングの成功事例から自社で活かせる戦略を考えよう


BtoBのデジタルマーケティング成功事例10選

1.株式会社シマテック:製造業の技術を露出して問い合わせが3.1倍増

株式会社シマテックは、部品を同じ方向に揃える機械「パーツフィーダ」の周辺機器や自動組み立て機などの製造販売を行っています。
自社商品の紹介をブログとホームページで行っていましたが、購入につながる機会が少ないという課題を抱えていました。
そこで、ブログのコンテンツを見直し、商品情報だけでなく自社の技術力の高さをYouTubeなどのビジュアルも活用して発信を行いました。
コンテンツの見直しを図った結果、新規顧客の問い合わせが3.1倍に増加。売上もわずか1年間で1.7倍に伸び、1億円を突破するほどの効果を発揮しています。

参考:https://happymakeproject.com/10224/


2.アンリツ株式会社:MAの導入で新規顧客が1.7倍増に

電子計測器などの製造販売を行うアンリツ株式会社はMA(マーケティングオートメーション)の導入で新規顧客が1.7倍も増加しました。アンリツ株式会社は、これまでオフラインによる展示会やセミナーなどを行い新規顧客を開拓してきました。しかし、顧客との関係性を維持することに課題を感じていたため、MAの導入に踏み切ります。
MAとはマーケティング活動を自動化・効率化して成果を最大化させる施策です。MA導入により、インサイドセールスやフィールドセールスとの連携も円滑になり潜在顧客数が1.7倍にまで増加しました。

参考:https://jp.marketo.com/press/20151026-3.html


3.コニカミノルタ株式会社:Facebookの動画で200万回再生させてブランディングに成功

日本の電機メーカーであるコニカミノルタ株式会社はデジタル高速複写機やプリンターなどの販売を行っています。自社のブランディング向上の施策として「Dream Printer」プロジェクトを映像で発表。子供たちの将来の夢をカタチにする支援として行ったこのプロジェクトは電車のWeb広告やCMなどで拡散され、Facebookでは200万回再生を記録しました。
また、他のSNS媒体でも広く拡散され、ブランディングに成功しています。

参考:https://japan.cnet.com/release/30059187/


4.株式会社ブイキューブ:オウンドメディアでリード数10倍。受注率3倍増

株式会社ブイキューブはWeb会議システムやセミナー向けの動画配信サービスなどのテレワーク事業をメインに提供している企業です。オウンドメディアのリニューアルに伴い「テレワークで日本を変える」というスローガンを新たに掲げ、自社ブランディングを図りました。
オウンドメディアとはブログなどの自社で管理するメディアのことです。ブイキューブではテレワークというキーワードを軸に2ヶ月で120以上のコンテンツ改善を行い、テレワーク関連のアクセスを集めることに成功。リニューアルから1年未満で月のリード獲得が1500件を超えたのです。

参考:https://moltsinc.co.jp/media/project-interview/7147/


5.株式会社トリニアス:インバウンドマーケティングでアポ獲得率60%以上に

株式会社トリニアスは、店舗向けの集客支援を行うデジタルマーケティング事業を展開する企業です。従来はアウトバウンドと呼ばれる企業側から顧客へアプローチする営業でしたが、新規顧客の獲得に課題を感じていました。そこで、「顧客から企業にアプローチする」インバウンドマーケティングを内製化する施策をとります。広告運用やSEOを中心としたコンテンツマーケティングなど複数の施策を同時に行い、月間リード創出200件以上、アポ獲得率も60%以上を記録し受注率も15%以上になりました。

参考:https://moltsinc.co.jp/media/project-interview/10405/


6.ログリー株式会社:インタラクティブコンテンツで新規リードを獲得

ログリー株式会社はネイティブ広告サービスを提供している企業です。ログリーはコロナ禍による影響でオフラインセミナーによるリード獲得手段が大幅に減少。これまで市場に合ったマーケティング活動が行えておらず危機感を感じて、オンラインによるデジタルマーケティング活動を開始しました。ログリーが行った施策はWeb上で体験できるクイズや診断サービスを通じてユーザーとの双方のコミュニケーションが取れる「インタラクティブコンテンツ」です。インタラクティブコンテンツのメリットとしてユーザーの動作に応じて、ニーズに合わせた適切な情報を提供できるため、新規リード獲得を2倍増にするなど改善に成功しました。

参考:https://x-opt.io/case/340


7.富士通Japan株式会社:データ管理の一元化とコンテンツの拡充でサイト訪問者が2.5倍増

富士通Japan株式会社はコンテンツの企画制作を進めるのが難しいと感じ、また、見込み顧客のデータ管理にも課題を感じていました。
そのため、まずは見込み顧客データを集約し一元化できる仕組みづくりを始めます。デジタルマーケティング専門の部署を立ち上げ、一元管理されたデータを活用したコンテンツマーケティングの拡充も開始。
年間300本の記事をサイトに格納して、訪問者を2.5倍の3万人までに伸ばし顧客との関係性強化を改善しました。

参考:https://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/mikata/practice-case/sale/improvement/014.html


8.株式会社カケハシ:マーケチーム内で完結する施策でCV数が前年比176%に

調剤薬局向けに薬局体験アシスタント「Musubi」を提供するのが株式会社カケハシです。カケハシでは会社の方針でコンテンツマーケティングを活用してリード獲得に注力することになったのですが、問題がありました。Webサイトの更新体制が整っておらずエンジニアの工数を割くという現状があり、マーケティングチームで完結する体制を整えたいと考えていたのです。そこで、エンジニアの必要ないCMSを導入することで、コンテンツの更新スピードは向上し2週間から1ヶ月かかっていた更新も3時間から1日で更新できるまでに改善。更新頻度の上昇によりCV数も前年比176%という記録も出しました。

参考:https://ferret-one.com/cases/046-kakehashi


9.株式会社RECEPTIONIST:AIチャットボットで資料請求率162%増加

株式会社RECEPTIONISTはクラウド受付システム「レセプショニスト」を運営している会社です。RECEPTIONISTはサービスLPの離脱率の高さを課題としており、資料請求段階での離脱率の高さの改善が急務でした。そこで、AIによるチャットボットを導入することでユーザーの心理的ハードルを下げる施策を取ります。チャットボット内では資料画像を見えることでユーザーに使用感をイメージさせた結果、資料請求率が162%も上昇しました。

参考:https://botchan.chat/case/receptionist


10.株式会社NISSYO:クラウド化でペーパーレス化と業務工数が月間1/12にまで効率化

株式会社NISSYOは電源機器の開発メーカーとして制御盤の設計、製造販売などを中心に事業を行う企業です。株式会社NISSYOは課題として、業務工程の負荷を把握することや納入状況の早期把握、入力作業の効率化などを抱いていました。そこで、「TECHS-S」という基幹システムを導入。IoTによるデジタル化によりペーパーレス化を実現させます。さらに取引の電子データ化にも取り組み、社内での情報共有が円滑化し取引先とのコミュニケーションロスを改善でき関係性強化につながりました。

参考:https://btob-torihiki.technoa.co.jp/case1


デジタルマーケティング事例からみる戦略の成功ポイント4つ

デジタルマーケティングが成功するポイントは以下の4つです。

  • デジタルマーケティングの目的を定める
  • STPを明確にする
  • KPIを設定する
  • PDCAサイクルを回す

事例を踏まえつつ、上記がなぜデジタルマーケティングで成功するポイントなのかを解説します。


1.デジタルマーケティングの目的を定める

デジタルマーケティングが扱う領域は広いため、目的を明確に定めて施策を行う必要があります。例えば、コンテンツマーケティングで集客を増やしたいという考えだけだと、そもそも事業が抱える課題が成約率だった場合、全く見当違いの施策となるなどの可能性があるでしょう。

重要なのは現在抱えている課題が何なのか、デジタルマーケティングを活用してどのようにして改善したいのかを明確に決めることです。課題に対しての目的を明確化すれば、コンテンツマーケティングが有効なのか、AIやIoTを活用するのが良いのかなどの施策や、施策の仮説検証と分析・改善も効果的に行えます。


2.STPを明確にする

STPとは、以下3つの要素からなる自社商品やサービスのポジションを明確にするフレームワークです。

  • セグメンテーション(市場細分化)
  • ターゲティング(狙う市場の決定)
  • ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)

セグメンテーションでは利用してもらいたいユーザーだけを選別するために悩みや思考を分析し、ターゲティングでは選別された市場の中から絞り込みを行います。

そしてポジショニングでは絞り込んだ市場内での自社の立ち位置を客観的に分析します。最後に競合とのギャップを把握することでデジタルマーケティングを効果的に活用できるかを判断するのです。

デジタルマーケティングは万能ではありません。施策を始めれば効果が出るわけではなく、他の競合他社やユーザー目線に立った自社分析を行ったうえで着手する必要があります。


3.KPIを設定する

KPIとはプロジェクトや事業単位の最終目標に対し設ける、途中達成目標のことです。狙うべきターゲットが決まったあとは、ターゲットがより流入しやすいチャネルを定め、具体的な戦略に落とし込みます。KPIでは、最終目標に対して、達成すべき目標を定量的に設置するのがおすすめです。

数値化することで達成度合いが見える化され、現在の目標達成率を共有しやすくなります。


4.PDCAサイクルを回す

PDCAサイクルとは、以下4つの行動からなる事業への取り組み方のフレームワークです。

  • Plan(企画・戦略)
  • Do(行動)
  • Check(分析・改善案の提示)
  • Action(改善案の実行)

PDCAサイクルは事業を行ううえでもっとも基本的な考えです。デジタルマーケティングを実践する際も戦略を策定し、仮説を立てて行動し、その結果を分析することで、改善策や新たな仮説立ては必須です。むしろ、全てが数値化されるデジタルマーケティングだからこそ、必ずPDCAサイクルに取り組むようにしましょう。


まとめ:デジタルマーケティングの成功事例から自社で活かせる戦略を考えよう

デジタルマーケティングの施策はAI、IoT、SEO、SNS、MAと多岐に渡ります。また、施策結果が全て数値化されるため戦略設計から定量的な考えが求められるでしょう。

自社の課題を明確化し目的・目標を定め、デジタルマーケティングの施策を具体的に落とし込んで、継続的な分析と改善が成功のポイントです。

今回の事例を参考に、自社で活かせるデジタルマーケティング戦略を考えてみてはいかがでしょうか。

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