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26年3月Googleコアアップデート・スパムアップデート解説

仕事終わりのBtoBマーケターが、日々の気づきやトピックをゆるっとお届けするポッドキャスト番組「しごおわ!ゆるっと12分ラジオ」。

今回は、3月に行われたGoogleスパムアップデート、コアアップデートに触れています。

Googleの3月コアアップデート、BtoBマーケターは「どんと構えて」でいい理由


「コアアップデートのたびにビビる時代」は終わった?

SEOに関わるマーケターなら、コアアップデートの告知を見るたびに「また来た……」と身構えた経験があるはず。

順位変動はどうなっていくのだろう、とそわそわしながら過ごしていた時に比べると、昨今はAIによる日々の順位変動が激しくなり、これまでとのコアアップデートに対する捉え方が変わった方も多いのでは?

実際に、ポッドキャスト配信内でも見山さんが以下のように述べています。

「AI出てくる前は、コアアップデートってお祭りというか、来た!備えよう!みたいな印象あったけど、最近は順位の変動が激しすぎて、はいっていう感じになってきた」ー Podcast ep23.

3月にGoogleコアアップデートが始まり、4月中にロールアウト完了が見込まれる今、この受け止め方は多くのBtoBマーケターに共感されるのではないでしょうか。


今回のアップデート、何が変わるのか

今回はスパムアップデートコアアップデートの2段構えでした。

スパムアップデート:過去最短で完了

通常2週間ほどかかるロールアウトが今回は異例の早さで完了。Googleが内部でAIを活用してアップデートを効率化している可能性もあるとのこと。

スパムとして該当するのは、たとえば「ブログ記事を公開しました」だけを目的としたプレスリリースを毎日大量配信するような、実質的な価値のないコンテンツを量産する行為

普通にサイト運営しているBtoBマーケターには、基本的に影響はありません。

コアアップデート:再評価をする

スパムで排除したサイトを踏まえた上で、ユーザー体験の価値をしっかり提供できているサイトを再評価するのが今回のコアアップデートの趣旨です。

よく誤解されるのが「AIで作ったコンテンツはダメなのか」という点。現実には、上位10件にランクインするコンテンツの約8割はすでに何らかのAIを使って作られているというデータがあります。AIの活用自体は問題ありません。

問題になるのは使い方です。


AIコンテンツで評価されるための考え方

NG: 1つの情報を薄く引き伸ばして10本・20本に拡散するようなコンテンツ

OK: 密度の高い情報をAIで読みやすく整理・まとめるコンテンツ

ポイントは至ってシンプルです。

AIを使って分かりやすくまとめる、みんなに読んでもらいやすいように整理する、というのがAIの正しい使い方。

質の担保さえできていれば、コアアップデート完了後も正当に評価される、ということです。


今すぐやること、やらないこと

4月のロールアウト完了まで

  • 何もしない(静観でOK)
  • 過去記事のコンバージョン状況を引き続きウォッチ
  • 慌てたリライトや構成変更は不要

これまでのコアアップデート同様ですが、今回についても焦らずで大丈夫です。

ロールアウト完了後

  • サーチコンソールでキーワード・ページの順位変動を確認
  • 上がったコンテンツ・下がったコンテンツの傾向を分析

これも、今だからという特別なことはなく、これまで同様で大丈夫です。

「一旦どんと構えて、大丈夫です」というのが、BtoBサイトを運営されている皆さんへのメッセージです。


「変動が当たり前」という感覚に慣れてきた

見山さんがPodcast内で話していた「最近、変動に慣れてきた」という感覚は、実はSEOとの向き合い方として健全かもしれません。

アップデートのたびに右往左往するのではなく、ユーザーに向き合った質の高いコンテンツを積み上げる。その姿勢がある限り、どんと構えていられる。

BtoBマーケターにはSEO以外の接点(メール、展示会、ウェビナー等)も多い中で、長期的にコンテンツを育てる視点を持っておきたいところです。

BtoBコンテンツに求められるのは、検索エンジンに評価されることだけではなく、コンテンツに触れた人・読んだ人の理解が深まり、次の意思決定につながることです。

だからこそ、これからも大切にしたいのは、表面的なテクニックではなく、顧客の課題にきちんと向き合った情報発信です。

なお、アップデート後の状況確認では、Googleサーチコンソールの数値を単純に眺めるだけでなく、どの指標をどう見るかが重要です。

特に確認しておきたいのは、表示回数・クリック数・平均掲載順位・CTRの4つです。

表示回数が大きく落ちている場合は、検索結果への露出自体が減っている可能性があります。

一方で、表示回数は変わらないのにクリック数やCTRが下がっている場合は、順位変動だけでなく、検索結果上での見え方や、ユーザーの検索行動の変化が影響していることもあります。

また、平均掲載順位は全体平均だけでは実態が見えにくいため、ページ単位・クエリ単位で見ることが大切です。

特にBtoBサイトでは、サイト全体の増減だけでなく、商談や問い合わせにつながりやすい重要ページがどう動いているかを優先して確認したいところです。

アップデート直後は短期的な変動も起こりやすいため、日単位で一喜一憂するのではなく、一定期間で傾向を見る視点が欠かせません。

もし見方がわからない...という方がいましたら、お気軽にご相談くださいね。

なお、「流入が伸びている企業と落ちている企業、最近傾向が見えてきた」という話も後半させていただきました。また次回以降でお送りします。


しごおわ!ゆるっと12分ラジオ ep23「3月コアアプデ!動じずやるのみ!をゆるっと」

後藤 大貴(ごとう ひろき)
後藤 大貴(ごとう ひろき)
人材系の営業からSaaSマーケへの大転身を遂げ、現在はferret Oneのカスタマーサクセスとして、BtoBマーケ支援を行いながら、自社マーケも担っている。 SEOコンサルタントとしても活躍しており、E-E-A-Tを踏まえた新規記事のテーマ設計やリライトをマニアックに行っている。 早起きと朝活が大得意で、会社に一番最初にいる人。某番組の有名人そっくりさんにも出演したことがあるとかないとか。

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023