効果的な見出しの書き方|BtoBサービスサイトのためのライティングTips2

この連載『BtoBサービスサイトのためのライティングTips』では、BtoB事業を営む企業の皆様が、効果的なWebマーケティングを内製化できるようになるための文章作成法を、セクションごとに簡略的にお伝えしていきます。
本記事はferret Oneでサイト立ち上げ・サイト運用を支援するカスタマーサクセスに所属するライターの書き起こしです!
文章作成における更に詳しい理念については、全5回の連載『BtoBサービスサイトのためのライティングメソッド』をご覧ください。
見出しは“本文の要約”さえすればいい?
「見出しとは何か?」といえば「以下に続く本文の要約」であると、多くの人が理解していることと思います。
確かに、見出しが“本文の要約”であることに間違いはありません。
しかし、それだけを意識して見出しを作ってしまうと、サイトからの離脱や、せっかく見出しで発揮できる効果を発揮できない事態を招きかねません。
下記の例を見てみましょう。

上記は、株式会社■■■■■という企業の「らくらくお掃除サービス」という事業のWebサイトであることがわかります。
「らくらくお掃除サービス」とは?
という見出しは、“本文の要約”という点において、確かに目的を果たしています。
しかし、「らくらくお掃除サービス」という事業名が初めて登場した箇所であるのに、「とは?」と疑問を投げかけられることに違和感を覚えませんでしたか?
サイトロゴやメインビジュアル内に事業名が記載されていないため、サイトの閲覧者は
「らくらくお掃除サービス」とは?
の見出しで初めて事業名を知ることとなります。
それなのに、知っている前提で「とは?」と疑問を投げかけられるのはロジックが成立しておらず、閲覧者に不親切さやストレスを与えます。
これだけでは些細に見えますが、このような不親切さやストレスがサイト内で連続すると、サイトからの離脱を引き起こす要因となりえます。
正直なところ、上記のような記述の仕方は多くの企業のWebサイトで見受けられるため「何がいけないの?」「べつに良いじゃないか」と思われる方も多いことでしょう。
では、下記の改善例と見比べてみてください。
“本文を読みたくなる見出し”の作り方

ただの“本文の要約”でしかなかった見出し
「らくらくお掃除サービス」とは?
を
安定品質で初めての外注でも安心の
「らくらくお掃除サービス」
と書き換えてみました。
安定品質で初めての外注でも安心の
「らくらくお掃除サービス」
は、“本文の要約”でありつつ、本文を読む前から「どんな事業であるか」が見出しだけで理解できるのが、
「らくらくお掃除サービス」とは?
と大きく違う点です。
これこそが、先述した見出しで発揮できる効果の真髄です。
Webサイトは、閲覧されたからといってコンバージョンを生み出す保証はなく、いつ離脱されてもおかしくない危機感と常に隣り合わせです。
少しでもサイトに留まってもらいコンバージョンを起こしてもらうために、見出しによって“本文を読みたくなる”効果を持たせることが重要です。
このように、ほんの少しのひと工夫が「ただの要約でしかない見出し」と「効果的な見出し」を左右するのです。
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