BtoBで使える営業支援ツール「SFA」!プロ厳選おすすめ7選

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営業活動を効率的に行う上で、営業支援ツール「SFA」は非常に便利なツールです。導入しようと検討しているものの、さまざまな種類のツールがリリースされています。「どれを選べばいいのかわからない」と悩んでいませんか?

今回の記事では、営業支援ツール「SFA」を選ぶコツと、BtoBにおすすめのツールを紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.営業支援ツール「SFA」とは?
  2. 2.営業支援ツール「SFA」は何ができるの?7つの主な機能
  3. 3.営業支援ツールの選ぶときのポイント
  4. 4.BtoBにおすすめの営業支援ツール7選
  5. 5.自社に最適な営業支援ツールを導入しよう


営業支援ツール「SFA」とは?


営業支援ツール「SFA」とは営業の効率化・生産性向上を目的としたツールです。SFAツールで営業情報を一元管理することで、営業活動が可視化し、チームで情報を共有できます。蓄積された情報は、社内にノウハウとして貯まっていき、営業戦略をたてる際に役立ちます。

SFAとよく比較されるツールにMAとCRMがあります。

「MA」とはマーケティング活動の一部を自動化し、見込み顧客の育成や選別において役立つツールです。見込み顧客に合わせたアプローチを行うことで、One to Oneマーケティングを実現します。SFAと連携すれば、マーケティングと営業の連携の強化が可能です。MAによって選別された見込み顧客を、SFAによって成約へとつなげられます

「CRM」は顧客関係管理システムのことで、顧客との良好な関係を築くのに役立つツールです。顧客の基本情報の他にも、顧客の関心が高いもの、サービスの成約履歴といった情報を一元管理します。どちらも管理する情報に重複する部分はありますが、CRMは顧客、SFAは営業に関する情報をメインに管理します。

各ツールを顧客の検討度合いとそれに応じたマーケティング活動・営業活動に分けると以下のようなシーンで活用できます。

▼MA・SFA・CRMの違いについては、こちらの記事も参考にしてみてください
MA・SFA・CRMの違いとは?各ツールの特徴と連携するメリット


営業業務の効率化

SFAツールを導入することで、営業業務の効率化が実現可能です。かつては案件情報、商談情報などを、複数のExcelシートにそれぞれ情報を入力する必要がありました。SFAを導入すれば、ツールに1度入力するだけで情報を管理できます。

データ分析やレポート出力などの業務を自動で行う機能もあります。営業担当者の業務負担を軽減できる機能が備わっているので、事務作業の手間が軽減され、空いた時間を商談準備などに有効に使えるようにります。


営業活動を可視化する

SFAツールでは、進捗状況・達成率・アポ件数などを、タイムラグなく認識できます。営業活動が可視化されることで、管理者は問題点を把握しやすくなるのです。

管理者は、営業担当者の改善点に対し的確なアドバイスができるようになるため、事前の対策を行った上で、営業にのぞめるようになります。


属人化を防ぐ

SFAツールで情報を一元管理することで、営業の属人化を防ぎます。

顧客の情報や案件を営業担当者が個人でそれぞれ管理していると、社内にノウハウは蓄積されません。営業成果の良し悪しは営業担当者次第になってしまいます。

SFAツールで情報の共有が可能になると、組織として成約に至った商談情報を参考に戦略をたてられるようになり、バラつきのある営業のレベルが安定します。情報の共有がスムーズに行われることで、社内間のコミュニケーションが取りやすくなります。


営業支援ツール「SFA」は何ができるの?7つの主な機能


SFAはツールによってさまざまな機能が搭載されています。ここでは7つの主な機能を解説します。


1.顧客情報管理

顧客情報管理機能は、顧客の情報を管理する機能です。会社名、住所、電話番号、担当者などの基本的な顧客情報を社内で共有できます。


2.案件管理

案件管理機能とは、案件ごとの情報を詳細に管理できる機能です。営業をした企業や案件ごとの担当者、提案中のサービス、スケジュールや成約予定日などの情報を管理し、案件の進捗具合を把握できます。


3.商談管理

商談管理は、自社と営業先担当者の間で、どのようなやりとりがあったか、具体的な商談内容を管理できる機能です。移動中などに商談情報を入力すれば、会社に戻らずとも、情報をすぐに共有できます。

商談データはツール内に履歴として残るため、ノウハウが蓄積され、社内の営業力の向上につながるのです。


4.行動管理

行動管理機能では、営業担当者の日々の活動を管理できます。アポ数、訪問数、成約率、クレーム数などの情報を数字で可視化します。
営業担当者の得手・不得手を管理者が把握し、アドバイスするなど対策が可能です。


5.予実管理

予実管理機能は、営業担当者、営業部署全体、顧客、サービスといったさまざまな観点からの売上予測が可能な機能です。グラフや数値で把握でき、達成具合がわかります。


6.スケジュール管理

スケジュール管理機能では、営業担当者一人ひとりのスケジュールを管理し、チームで共有できます。管理者が事前に営業担当者のサポートに入るなど、マネジメントがしやすくなります。


7.レポート管理

レポート管理機能では、データを集計・分析し、レポートの出力ができる機能です。フォーマットに入力するだけで、煩わしい作業の手間が省けます。タイムライン通知でリアルタイムの共有が可能です。


営業支援ツールの選ぶときのポイント


営業支援ツールは導入にコストがかかる分、失敗は避けたいものです。何を基準にツールを選べばいいのか、いくつかのポイントを解説します。


操作が簡単

SFAツールが効果を発揮するためには、営業担当者が日々活動情報を入力していく必要があります。営業担当者が使いやすいツールを選ぶようにしましょう。

社内の営業担当者は年齢もIT知識も人それぞれです。操作が難しいと、入力が手間になってしまい、最終的には使われなくなってしまいます。誰にとっても操作が簡単かどうかはツールを選ぶ重要なポイントです。

スマホアプリから入力できるツールはさらに利便性が増します。いちいち会社に戻らないと入力できないのは効率が悪く、対応の遅れにつながりかねません。アプリを使って入力できれば、移動時間を有効活用し、リアルタイムで情報の入力が可能です。


費用対効果が高い

ツールを選ぶ際には、費用対効果を意識するようにしましょう。高性能のものを選んでも、使いこなせなければ、無駄な費用になってしまいます。

ツールの導入によって、どの業務が改善できるのか、どのくらい効率が上がるのかを検討し、月々の費用に対してしっかり効果が得られるものを選びましょう。


必要な機能が揃っている

SFAツール導入の目的を達成できる機能が揃っているかどうかを確認しましょう。ツールによって、特徴や性能はさまざまです。多機能なツールでも、自社に必要な機能が備わっていなければ意味がありません。

なぜ導入するのか目的をはっきりさせておき、必要な機能は何なのかを導入前に洗い出しておいてください。


導入実績が豊富

導入実績が豊富かどうかは、ツールを選ぶ際の判断材料になります。実績が多ければ、ベンダー側にも知識や経験が蓄積されていき、さまざまな業界に対応できる力がありますし、サポート体制が整っていると考えられます。

どのような企業に導入しているかもチェックしてみてください。公的機関に導入実績があれば、セキュリティに強く、信頼度の高いSFAだと判断できます。


他ツールとの連携性が良い

他のツールと連携可能なSFAツールがおすすめです。CRMやMA・名刺管理ツールなど、すでに他部署でツールを導入済の場合は、連携することを前提として選びましょう。

CRMやMAツールと連携すれば、見込み顧客の獲得から成約までの一連の流れをスムーズに行え、効率よく営業が行えます。


価格が適正か

SFAツールにはオンプレミス型クラウド型があります。自社の予算と照らし合わせて、価格が適正なものを選びましょう。

クラウド型は初期費用が安く、メンテナンスやアップデートをベンダー側からサポートしてもらえます。

オンプレミス型は、初期費用が高く、メンテナンスやアップデートを自社でする必要があります。しかし、カスタマイズ性が高く、ベンダー側で情報流出があっても影響を受けないメリットがあります。


サポート体制が充実している

SFAツールはサポート体制が充実しているかも重要です。

SFAツールは、情報が蓄積されてはじめて効果が出るため、ある程度長い期間運用する必要があります。運用中に疑問点やトラブルがでてくる可能性は高いので、定着するまでしっかりサポートしてくれるツールがおすすめです。

トラブルへの対応や、運用方法の改善フォローなど、どのようなサポートを、どのような方法で受けられるのか確認しておきましょう。


BtoBにおすすめの営業支援ツール7選


BtoBにおすすめの営業支援ツールを7つ紹介します。自社のツール選びの参考にしてみてください。


BtoBに強いツール「Senses」

Sensesは、株式会社マツリカが提供するBtoBに強いツールです。直感的に操作できる点が魅力で、契約継続率が高く、営業スキルの属人化を防ぎます。

また、案件管理に強いのが特徴です。案件ボードを使ってカード形式で案件の進捗を管理します。
更新頻度によって案件が色分けされるので、案件の状況を把握しやすい仕組みになっています。

GmailやGoogleカレンダーとの連携や、入力の手間を省けるOCR機能などが搭載されており、入力の手間を省けて営業担当者の業務負担を軽減してくれます。

セキュリティ対策もしっかり行われており、情報セキュリティマネジメントについての国際標準規格「ISO 27001(ISMS)」の認証を取得しています。

プラン名
月額料金(税抜き)
Starter(小規模企業向け)
27,500円〜 ※無料トライアルあり
(5人のユーザーを含む。追加ユーザーあたり月額5,500円)
Growth(基本プラン)
110,000円〜 ※無料トライアルあり
(10人のユーザーを含む。追加ユーザーあたり月額11,000円)
Enterprise(強力プラン)
330,000円〜
(20人のユーザーを含む。追加ユーザーあたり月額16,500円)

公式サイト:https://product-senses.mazrica.com/


短期間で運用スタート「GENIEE SFA/CRM(旧:ちきゅう)」

GENIEE SFA/CRMは、定着率99%の国産ツールです。CRMの機能を備えており、MAツール「GENIEE MA」と連携することで集客〜育成〜成約までの流れをスムーズに行えます。

機能はシンプルで、入力やデータの分析もわかりやすく操作できます。プルダウン形式で入力していけるので、パソコン操作に苦手意識がある人でも簡単に入力ができます。

約1か月〜2か月の短期間で運用を開始できるのも特徴です。また、15日間の無料トライアルがあります。

プラン名
月額料金(税抜き)
ライト
1,480円/1ユーザー
スタンダード
2,980円/1ユーザー
プロ
4,980円/1ユーザー
エンタープライズ
9,800円/1ユーザー

公式サイト:https://chikyu.net/


世界トップシェア「Sales Cloud」

Sales Cloudは15万社以上の導入実績がある、Salesforce社が提供するSFAツールです。16か国の言語とタイムゾーンに対応しており、世界トップシェアを誇ります。

セキュリティが高く、公的機関にも導入されています。大企業での導入がほとんどですが、中小企業向けのプランも用意されており、幅広い企業で利用可能です。30日間の無料トライアルがあります。

多機能であることがメリットですが、専任の運用担当者を配置しておきましょう。

プラン名
月額料金(税抜き)
Essentials
3,000 円/1ユーザー
Professional
9,000円/1ユーザー
Enterprise
18,000円/1ユーザー
Unlimited
36,000円/1ユーザー

公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/


アプリ作成ツール「kintone」

kintoneは、プログラミング不要で業務支援アプリを作成できるツールです。柔軟性・拡張性に優れており、さまざまな業務に対応したアプリが作れます。ドラッグ&ドロップの簡単操作でシステムを構築し、自社に最適なSFAツールを作れるのです。

業務内容が変更になった際にも、簡単にシステムの変更が可能です。

プラン名
月額料金(税抜き)
ライトコース
780 円/1ユーザー
スタンダートコース
1,500円/1ユーザー

公式サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/


国内人気の高いツール「eセールスマネージャー」

eセールスマネージャーは、Salesforceに次いで国内で人気の高いSFAツールです。国産ツールで日本企業に適しており、20年以上の歴史のなかで、5,500社以上に導入しています。クラウド型とオンプレミス型の両方を提供しているのも特徴です。

eセールスマネージャーはサポート体制が充実しています。導入・稼働・定着のそれぞれのプロセスでサポート支援を受けられ、利用継続率は95%に及びます。SFAツールを初めて導入する企業は安心して始められるおすすめのツールです。

プラン名
月額料金(税抜き)
スケジュールシェア(グループウェアのみ)
3,000 円/1ユーザー
ナレッジシェア(閲覧のみ)
6,000円/1ユーザー
スタンダード
11,000円/1ユーザー

公式サイト:https://www.e-sales.jp/


中小企業向けツール「Zoho CRM」

Zoho CRMはCRMがメインですが、SFAの機能もしっかり備えているツールです。ワークフロー機能では、お礼メールなどのルーティン業務を自動化し、対応忘れのミスを防止します。

顧客の獲得経路や問い合わせがあったサービスなど、さまざまな条件をもとにルールを設定しておけば、最適な担当者を自動で割り当ててくれる機能があります。誰が対応するか検討する時間を省けて、素早い対応が可能です。海外製品ですが、認定サポート企業の支援を受けられます。

初期費用が無料で、月額費用も安いため、低コストでスタートしたい企業におすすめです。15日間のお試し期間もあります。

プラン名
月額料金(税抜き)
スタンダード
1,600円/1ユーザー
プロフェッショナル
2,760円/1ユーザー
エンタープライズ
4,800円/1ユーザー
アルティメット
6,240円/1ユーザー

公式サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/?zmc=zoho-faireft=ohome


使う人に寄り添ったSFA「JUST.SFA」

JUST.SFAは「ユーザーが使いやすいように合わせるSFA」がテーマのツールで、誰でも使いやすい仕様なのが特徴です。

案件状況や見積り・アプローチ状況など、営業活動に必要な情報がひとつの画面で把握できます。新規顧客開拓や既存顧客との関係性の維持など、さまざまな営業スタイルに対応できるカスタマイズ性に優れたツールです。

トップ画面は専門的知識がなくても、自社に合わせたカスタマイズができ、ツールを使う現場に寄り添ったSFAとなっています。

費用:お問い合わせ
公式サイト:https://www.justsystems.com/jp/products/justsfa/


自社に最適な営業支援ツールを導入しよう

営業支援ツール「SFA」とは営業情報を一元管理し、営業活動の効率化を目的としたツールです。顧客情報や案件管理、商談管理など、営業に関する多くの情報を管理できます。

ツールを導入すれば、属人化されがちな営業のノウハウが社内に蓄積され、全体の営業力の向上につながるでしょう。

SFAツールはさまざまな特徴や機能のものがリリースされています。自社がツールを導入する目的や、必要な機能はなんなのかを明確にしておく必要があります。

操作性や、備わっている機能、サポート体制など選ぶポイントを参考に、自社に最適なツールを導入しましょう。


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One Tip編集部
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One Tipは、Webマーケティングツール「ferret One」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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