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「タスクが減っていかない」—マーケの作業多すぎ問題、どこから手を付ける?

仕事終わりのBtoBマーケターが、日々の気づきやトピックをゆるっとお届けするポッドキャスト番組「しごおわ!ゆるっと12分ラジオ」。

今回は、「やってもやっても終わらない!」という悲痛な叫びから始まる「マーケターの作業、細かくて多いよね」の雑談回を記事化しました。

作業に追われて詰みかけてるマーケターの方、ぜひ以下ページの「お便り」で共感や工夫している点などお待ちしております!

本配信のまとめ

  • 雑談(ながら会話)から生まれる“セレンディピティ”が、仕事の質を上げる

  • 「細かすぎて多い/多すぎて細かい」が、マーケ作業多すぎ問題の正体になりやすい

  • MA/SFA/CTI/Salesforce連携など、ツールの入れ替え自体が巨大タスクになって負担が増える

  • Nice to have / Must haveで“守るべき線”を引かないと、現場は持たない

  • 攻め(施策)と守り(運用・リスク)のバランスが崩れると、一気に詰む。だから仕組み化・自動化が効く

※本記事はポッドキャスト「しごおわ!ゆるっと12分ラジオ」の内容を再構成したものです。

雑談が仕事を進めるセレンディピティ

見山 このPodcastのコンセプトでもあるけど、「仕事終わりの雑談」。あれ、気づいたら30分くらい喋っちゃってたね、みたいな感じの。

後藤 わかる。…でも雑談って、意外と良いよね。

見山 セレンディピティって言葉、知ってる?リモートワークだと減ったなと思う。

後藤 知ってる知ってる。不意に「あ、そういえば」って降ってくる瞬間ね。「あ、これかも」みたいなひらめきって、タスクを黙々と進めている時より、人と話している最中の方が来るよね。

見山 もちろん業務中は真剣に。むしろ集中しないと進まないから、無駄な雑談はしたくないけど。会議も適宜見直しているくらいだし。ただ節度を持った雑談って大事だよね。皮肉だけど、現場の詰みを救うのは、いつだって雑談だったり。

後藤 この配信は12分って決めてるのもそういう背景だよね。でも、セレンディピティのおかげで配信は12分を超えております。12分にならない言い訳をしてはいけないんだが。

見山 これはね、ゆるっとなので。仕事できっちりする分、ここでは気付きを大切にしよう。

「タスクが減らない。減らしてるのに減らない」と、感情が先に折れそうな日

後藤 最近どう?Slack見てると、結構やりたいこといっぱいありそうだなっていう。でもタスク重そうすぎて心配なんだけど。

見山 全然ダメ。タスクが減っていかない。減らしてるのに減っていかないっていうのに、最近悩んでて。マーケって作業が細かいし、多いなっていう。細かすぎて多いのか?多すぎて細かいのか?わたしは何を言ってるんだろう。

後藤 「にわとりたまご」みたいだね。でも確かに作業は多いよね。施策増やしたら、その分の制作に、発行に、運用に、連携に、分析に...って、各種対応が発生するもんね。

見山 そうなの。「減らしてるのに減らない」って、地味に精神削られるよね。しかも、忙しさが続くと「わたしの段取り下手なのかな…」って思い始めちゃう。これがしんどい。

後藤 そうだよね。営業とはまた少し違う作業群というか。

「全部は無理」なので、Nice to have,Must haveで線を引く

後藤 その中でも進めていくわけじゃん。優先度とかどうしてるの?

見山 作業の中でも、Nice to have,Must haveで分ける。絶対ここは間違えたらいけないところはしっかりやる。例えば、めちゃくちゃ細かいけどパラメーター周りの設定とか。リダイレクトの処理とか。この辺りって攻めと守りで言えば完全に「守り」なんだけど、マーケターは守りの業務も結構担っているんだよね。ただ守りって何も起きないことが成果だから評価されにくい。

後藤 確かに。必要なんだよね、守りの業務。ツールの保守運用とかもまさにそうだよね。

見山 守りにかかるわたしたちのコストを減らすために、最近ツール移行もどんどんしているんだよね。各社のプロダクトの進化に、AIの進化に、適宜見直すことって必要だなと思って。

後藤 色々動かしてたよね。MAツールの入れ替えもしてなかったっけ?

見山 してた。まずはインサイドセールスが使うCTIツールを、SFAと連携しやすいものに入れ替えたし、MAツールも入れ替えた。その辺のツール入れ替えも含めて、運用の標準化をしてるんだけれども、入れ替えがいかんせん大変だから、それもそれでタスクであるという。

見山が体験したMAツール入れ替え奮闘記は、別サイトで掲載しているので興味ある方はお読みください!(外部サイトで掲載しています)

仕組み化や自動化って、たぶん「優しさ」

後藤 結構マーケマネージャーって大変よね、というか広い。マーケも見つつ、インサイドセールスも見つつってなると、ツールだけでもどことどう繋げていて...の管理や要件定義が必要だもんね。ちなみに見山さんのチームは今どういう構成というか、役割持ってるの?
見山 Webマーケチームと、展示会などのオフラインマーケチーム、インサイドセールスチームの3つで分かれているよ。オペレーション周りのいわゆるOps業務は、マネージャーとメンバーがそれぞれ内容に応じて兼務しているね。
後藤 大変そうだな、それ。つまりは、ツール関係の保守運用に、一つひとつのチャネルの施策から、インサイドセールスのスクリプトみたいなところまで。

見山 The MODEL型の体制をとっていると、どうしても「分断が弊害になる」みたいなことが往々にしてあるからさ。なるべくコンパクトに一個の組織にまとまっていくっていうのは、全然いいと思ってる派。全体最適に動きやすいからさ。ただ業務は多い。

後藤 見山さんはどっちかというと、守りより攻めのイメージなんだよね。攻めというか、企画が強いというか。

見山 本当にそう。その通り。だから、わたしが駆け抜けていった先を、一個一個拾ってくれるみんながいるから成り立ってる。...確かに攻めタイプと守りタイプ、適性はあるよね。このバランス、マーケチームは超大事かも。

後藤 守りだけで固まっちゃうとさ、企画側が大変だったりとか。逆に攻めで固まっても、企画の振り返りがおざなりになりやすいとか、大事なところが抜けたりとかしそうだね。

見山 確かに。そういう意味で言ったら、すごいバランスいいのかもしれない。わたしは本当に毎朝、毎晩、みんなに感謝しながら生きてる。だからわたしも企画に走れるというか。そこを自動化したり効率化したりすることは、全員にとって優しいことにつながるね。

なんかいいセレンディピティだね。これ使い方あってなさそうだけど。これ、別企画でやりたいね。

後藤 絶対12分で終わらないけど、企画しよっか。

AIやツールを使って効率化は、小さな日常業務のところから

後藤 話は戻るけど、ツールの入れ替えって聞くと大変に聞こえるけど、効率化ってどんなところでやってるの?
見山 例えば、サーチコンソールを高頻度で見るよね?そこをAIワークフローで、毎週決まった時間にサマリーを引っ張ってSlackに通知してくれるようにした。個人個人がアクセスしなくても、とりあえずSlackに届くから大枠はわかるようになった。

後藤 「幸子」っていうユーザーからSlack届いているやつか。あれ「ゆきこ」かと思ったけど「さちこ」だったんだ。

見山 AIとかワークフローって形骸化ランキングNo.1だと思ってるから、愛称つけた方がいいかなと思っている派。

後藤 「見なきゃいけない」を「勝手に届く」に変えるだけで、救われる日もあるよね。

見山 他にも、色々AIやワークフロー使って自動化や効率化できていることがあるから、どこかでまとめて話したいな。

後藤 これも絶対12分で終わらないね。どんどん企画進めよう!


配信を始めて数週間ですが、早速いただいたお便り拝見しております!パーソナリティ一同、大変喜んでおります。

ご視聴いただいている方、記事をご覧いただいている方、ありがとうございます。

もしこの配信や、記事を見ていただいたマーケターの方で、「わかる!わかりすぎます!仕事終わらない!」という共感の声や、「ここで詰んだ!」という体験談、むしろそれを超えて「こうやって乗りきってます!」という工夫など、ぜひお便りでお待ちしております!

ラジオネームとコメントの記載のみなので、気軽にお寄せください。

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見山 悠妃(みやま ゆうき)
見山 悠妃(みやま ゆうき)
営業支援会社にて現場営業からマネージャーを経験。その後「1人マーケター」としてマーケティング部署を立ち上げ、サービスサイト制作・コンテンツ制作・ウェビナー施策の基盤を構築。 2021年にベーシックに入社し、BtoBマーケ特化SaaS「ferret One」のフィールドセールスを経てマーケティング部にてイベント企画を管掌。 その後インサイドセールス立ち上げ・管掌を行い、現在はマーケ・セールスを横断した戦略立案/企画/オペレーション設計ならびにWebマーケティング・インサイドセールスマネージャーを担う。 営業大好き、仕事大好きなマーケター。プライベートは一次の母として毎日奮闘中!

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023