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【例文あり】BtoBメルマガ事例解説!おすすめ配信コンテンツ7選

【例文あり】BtoBメルマガ事例解説!おすすめ配信コンテンツ7選


「自社の見込み顧客にメルマガを送り、リストを上手く活用したい!」と考えていませんか?

しかし、いざメルマガを送ろうと思っても、「どんなコンテンツをどんな文面で送ればよいのかわからない」という声をよく耳にします。一口にメルマガといっても、訴求によって特徴や作成のポイントはさまざま。

そこで今回は、当社ferretのメルマガ担当者に、普段どのようなメルマガを配信しているのかインタビューしました。実際のメルマガ例文も添付しているので、ぜひ参考にしてみてください!


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目次[非表示]

  1. 1.そもそもメルマガ(メールマガジン)とは
  2. 2.メルマガ配信に有効なコンテンツ7選
  3. 3.改善を繰り返し、自社に最適な配信スタイルへ!


そもそもメルマガ(メールマガジン)とは

メルマガ(メールマガジン)とは、メールマーケティングの施策の一つです。

メールマーケティングには、「メルマガ」「ステップメール」「サンクスメール」など複数の施策がありますが、その中でも、保有リストにメールを一斉送信する取り組みを、「メルマガ」と呼びます

メルマガは、低コストで潜在層から顕在層まで広くアプローチ出来るため、BtoBマーケティングにおいて欠かせない施策です。

関連記事:メールマーケティングについては、こちらの記事をご覧ください
メールマーケティングとは?初心者によくある9つの疑問


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メルマガ配信に有効なコンテンツ7選

メルマガを送るときに考えなくてはならないのが 、「配信するコンテンツ」についてです。

以下では、メルマガ配信に有効なコンテンツを、文面作成のポイントとあわせてご紹介します。
当社ferretで送付したメルマガの実際の文面例もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. ホワイトペーパー
  2. ウェビナー(オンラインセミナー)
  3. ブログ記事
  4. 導入事例記事
  5. 導入事例集
  6. サービス紹介資料
  7. 打ち合わせ依頼



誰に

配信回数

メルマガ作成のポイント

ホワイトペーパー

潜在層~

準顕在層

週1回~月1回

・「中身が見える」ファーストビューを設計
・資料読むメリットを端的に伝える
・気軽にダウンロードできる印象付け/複数のCTAボタンを設置する
・なるべく短く、ぱっと目に入る字数に収める(30文字以内)

ウェビナー

潜在層~

準顕在層

毎日~週2回

・ウェビナーのアイキャッチに必要な情報をまるっと盛り込む
・ウェビナー当日資料を掲載するのも効果的
・「誰向けの、どんなセミナーか」をわかりやすく伝える
・参加者特典がある場合は必ず明記
・申し込みのハードルを下げる/複数のCTAボタンを設置する

ブログ記事

潜在層

週1回~月1回

・開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する
・本文は「シンプルに・読みやすく・引き込む」
・複数のCTAボタンを設置する/顕在層にアプローチするCVポイントも設ける
・件名は「一瞬で引き込む」工夫を

導入事例記事

準顕在層~

顕在層

週1回~月1回

・開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する
・数値によるビフォーアフターの明示
・見出しや箇条書きを活用し、読みやすさを意識する
・自分事化できるようにする

導入事例集

準顕在層~

顕在層

四半期に1回程度

・開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する
・事例集掲載の事例・企業情報をチラ見セ
・サービスについて簡単に触れる

サービス紹介資料

顕在層

四半期に1回程度

・「課題 → 解決方法 → サービス」へ自然な導線を意識する
・ユーザーの課題に対して新たな気づきを与える文面を入れる
・セミナーや広告で反応のよかった訴求を活用する

打ち合わせ依頼

失注顧客など

予算消化のタイミング

・あえて「テキストメール形式」で“1to1感”を演出
・関係性を前提とした文面に
・「売り込み」ではなく「情報共有」の姿勢で

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、顧客の課題解決のための参考情報を提供し、その解決に自社サービスが貢献することを述べた資料です。
課題を持った人に、幅広くアプローチできるのでおすすめです。

関連記事:ホワイトペーパーとは?商談につながる書き方とダウンロードを増やすコツ

  • ターゲット

    潜在層~準顕在層。
    何かしらの課題は持っているが、まだサービスの検討までは遠いユーザーが主なターゲット。

  • 特徴
    ノウハウを提供するコンテンツなので、自社サービスから遠いユーザーにもアプローチが可能。広いテーマで訴求し、資料ダウンロードを促す。
    また、資料を読んだユーザーから「有益な情報だ」と思ってもらえた場合、BtoBマーケティングにおいて重要な「信頼」が高まる効果も期待できる。

  • 配信回数の目安

    週1回~月1回(コンテンツを公開したタイミング)

ホワイトペーパーメルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:「中身が見える」ファーストビューを設計

メルマガは開いた瞬間に「何の内容か」が伝わらなければ、読まれる前に閉じられてしまいます。
そこで、ホワイトペーパーの中身を“ちら見せ”するアイキャッチを用意するのが効果的です。

特に、ワークシートなど「これ、自社でも活用できそう」と思わせる実務感のあるビジュアルにするのがおすすめです。
視覚的に「中身の質」が伝われば、ダウンロードへのモチベーションは大きく変わります。

■実践のポイント

  • ホワイトペーパーの表紙+中面のスライドや図表を組み合わせたアイキャッチにする。
  • 実務で使えそうなワークシートやチェックリストを見せる。
メール本文内容の工夫:資料読むメリットを端的に伝える

資料ダウンロードを促すには、その資料が読者にどんな“気づき”や“利益”をもたらすのかを明確に伝えることがポイントです。

■実践のポイント

  • 見出し+箇条書きで内容の要点を整理。
  • 「こんな方におすすめ」といったターゲット明示。
  • 「こうしたお悩み、ありませんか?」などの問いかけを冒頭に配置し、“自分ごと化”を促す語り口を取り入れる。

CVを促す工夫:気軽にダウンロードできる印象付け/複数のCTAボタンを設置する

ホワイトペーパーダウンロードのハードルを下げるために、「手間が少ない・すぐできる」と感じてもらえる仕掛けが必要です。

また、メルマガは流し読みされることを前提に、本文中に複数配置してクリックチャンスを増やすことが重要です。

■実践のポイント

  • CTAボタン上に「1分でフォーム入力 」 などのマイクロコピーを載せ、申し込みの手軽さを強調。
  • 「無料で読む」 「今すぐダウンロード」など、 ボタンの文言もハードルを下げる工夫する。
  • CTAボタンは冒頭・中段・ラストなど、流し読みでも目に入るように複数配置。
件名の工夫:なるべく短く、ぱっと目に入る字数に収める(30文字以内)

メルマガは、まず開封してもらわなければ意味がありません。
件名は30文字以内を目安に、「誰向け・何が得られるか」が伝わるキーワードを意識しましょう

■件名の例

  • 【無料DL】商談化率を高める資料構成とは?
  • 【1分で完了】BtoB向けフレームワーク集
  • 【保存版】成果につながる資料設計のポイント


《当社メルマガ成功事例》

事例 件名:【無料で資料プレゼント!】BtoBマーケのKPI設計をこの1冊で解決の例

ホワイトペーパーメルマガ例

▶当社の成功事例
・冒頭にホワイトペーパーの表紙画像を挿入。

※本成功事例とは別の事例だが、イラスト中心の表紙の場合はメルマガ専用のアイキャッチ画像を作り、内容をちら見せして興味喚起するのも効果的だった。


「この資料で学べるBtoBマーケのポイント」「こんな方におすすめ」の見出しをテンプレとして、送付するホワイトペーパーごとにターゲットに合わせて最適化する運用とした。
・CTAボタン上のマイクロコピーで1分でフォーム入力が完了する旨を記載。
・冒頭と文中の2か所にCTAを設置。
​​​​​​
・件名に「【無料で資料プレゼント!】」を入れたことで開封率が高まった。

■ferretで配信しているホワイトペーパーの一覧はこちら
https://ferret-one.com/download


ウェビナー(オンラインセミナー)

BtoBマーケティングの施策として有効なウェビナー。見込み顧客の育成に有効なので、開催予定のある企業様は訴求して欲しいコンテンツです。

  • ターゲット
    準顕在層~顕在層
    自身で自分の課題をある程度理解できており、解決の必要を感じているユーザーが主なターゲット。

  • 特徴
    リードナーチャリングに有効。
    ウェビナーは比較的手軽に申し込みできるため、メルマガとの相性もよい。参加による信頼獲得や、サービス検討への態度変容も見込めるので、ぜひ配信したいコンテンツ。

  • 配信回数の目安

    毎日~週2回

ウェビナーのメルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:ウェビナーのアイキャッチに必要な情報をまるっと盛り込む

ウェビナー集客では、伝えるべき情報が多いですから、情報を端的に伝えかつメールを開いた瞬間に「これは自分に関係がある」と思ってもらえるようなファーストビューが重要です。

そのためアイキャッチに工夫が必要です。

■ウェビナーアイキャッチ画像に盛り込むべき要素

  • ウェビナータイトル
  • 開催日時
  • 対象者
  • 開催形式(オンライン開催)
  • 講師の氏名・顔写真

■デザインのコツ

  • 内容にあったイラストや写真を使う。
  • ターゲット層に合わせた配色・トーン(堅実系/柔らか系など)を選ぶ。

視覚的な工夫:ウェビナー当日資料を掲載するのも効果的

実務に直結しそうな「当日資料の一部」を掲載するのも有効です。
具体的には、「実際にご紹介する○○戦略フレーム」など、図解やグラフなどを抜粋掲載したり、過去参加者から反響が大きかったスライド数値実績をチラ見せするといいでしょう。

メール本文内容の工夫:「誰向けの、どんなセミナーか」をわかりやすく伝える

どんな人に向けたウェビナーかを記載し、見る時間を割くことで、どんなメリットが期待できるのかを伝えましょう。
箇条書きや見出しを活用して端的に提示することで、読者が「自分にとって有益なセミナーか」を判断しやすくなります。

■実践のポイント

  • 「○○に悩むマーケティング責任者の方へ」など、誰に向けたウェビナーかを明示。
  • 見出し+箇条書きでウェビナーで得られる学びを提示。

  • 「ホワイトペーパーを配っても商談につながらない…そんなお悩みはありませんか?」など、よくある課題を提示する“自分ごと化”を促す導入文をいれる。
本文内容の工夫:参加者特典がある場合は必ず明記

アーカイブ動画やセミナー資料、無料診断など、参加者特典がある場合は必ず記載しましょう。

特典があることで申込意欲が一段階高まります

CVを促す工夫:申し込みのハードルを下げる/複数のCTAボタンを設置する

申し込みの心理的ハードルを下げるには、CTAボタンについて「手間が少ない」「今すぐできる」印象を与える表現と導線の配置がポイント。

また、メルマガは流し読みされる前提で、CTAボタンは本文中に複数配置してクリックチャンスを増やすことが重要です。

■実践のポイント

  • 「1分でサクッと視聴予約!」など申込を促すマイクロコピーを設置。さらにCTAボタンの文言も 「今すぐ申し込む」「無料で参加する」「1分で予約完了」などとし、"行動ハードルの低さ"と"今すぐ感"を表現する。
  • どの位置で読まれてもアクションにつながるように CTAボタンは本文中に複数配置。


《当社メルマガ成功事例》

当社では2パターンのウェビナー集客メルマガを送っています。

1つはウェビナーの概要を伝えて、参加者を募集するメルマガです。
もう1つはウェビナーの詳細内容を伝えて、参加者を募集するメルマガになります。

ウェビナーの詳細を伝えるメルマガについては、主に2回目以降の集客メルマガで送付しています。
ウェビナーのお知らせを何度かお届けしている場合や、アーカイブ配信などで繰り返し開催しているウェビナーの場合は、「もう見たことがあるな」と思われてしまうことも少なくありません。
そんなとき、改めてウェビナーの中身や得られるメリットを、少し踏み込んで内容を伝えるようにしています。

①概要 件名:月間CV300件超の裏側、全部見せます

セミナーメルマガ事例1

当社の成功事例
・アイキャッチに、ウェビナータイトル、開催日時、対象者、場所(オンライン開催)、講師の名前・顔を盛り込んだ。

・「○○が分からない」などターゲットの具体的な課題を提示。

・文章でだらだらと書かず、箇条書きで伝える。

・参加後に資料をプレゼントしていることを記載。

・「ここをクリックして、1分でサクッと視聴予約!」という文言をアイキャッチに入れる。

・冒頭と最後にCTAボタンを設置。


②詳細 件名:SEO記事の「ROI」について考えてみる

セミナーメルマガ事例2

▶ 当社の成功事例

実際に当社で実施したメルマガでは、あるセクションの内容をスライドと一緒にご紹介し、概要を簡単に説明したうえで、「詳細はウェビナー内でご紹介します」とご案内。
読み手の興味を自然に高めながら、無理なくウェビナー参加へとつなげる導線設計を作った。

■ferretで配信しているウェビナーの一覧はこちら
https://ferret-one.com/seminar


ブログ記事

ノウハウを持っていることの認知に繋がるため、記事を定期的に更新している企業様におすすめです。

  • ターゲット

    潜在層
    ウェビナーやホワイトペーパーと違い、クリック一つでコンテンツの中身に辿りつけるため、あまり課題意識が高くない層もターゲットとなる。

  • 特徴
    直接のコンバージョンは見込みづらいが、メルマガを通じて自社の記事やサイトに触れてもらうことができる。
    また、「有益な情報を配信している」と認識してもらえれば、その後のメルマガにも興味をもってもらいやすい。1度で大きく態度変容を起こすことは難しいが、定期的なアプローチで徐々に信頼度を高めていくことができる

  • 配信回数の目安
    週1回~月1回(コンテンツを公開したタイミング)


ブログ記事のメルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する

メルマガは開いた瞬間に内容が伝わるかどうかで読了率が大きく変わります。
ファーストビューには専用のアイキャッチ画像を活用し、「何の記事か」を直感的に伝えることが重要です。

■実践のポイント

  • 記事タイトルを視覚的に強調した画像を設置。
  • 「この記事で得られる学び」や「おすすめの対象者」などの要素を補足。
  • スマホでも視認しやすいシンプルなレイアウトにする。
メール本文内容の工夫:本文は「シンプルに・読みやすく・引き込む」

ブログ記事の紹介メルマガでは、すべてを本文で説明しようとしないことが鉄則です。
本文はあくまで「興味喚起」と「クリック誘導」が目的。余白を残し、読者の“もっと知りたい”を引き出す構成にしましょう。

■実践のポイント

  • 記事の内容をだらだら書かず、説明は簡潔に。
  • 詳細はこちら」など自然な文脈で記事へリンク誘導。
  • 「課題提起 → 解決のヒントが記事にある」という流れが効果的。

CVを促す工夫:複数のCTAボタンを設置する/顕在層にアプローチするCVポイントも設ける

メルマガの読者は多くが「流し読み」。そのため、複数のCTAを設置し、あらゆる位置から遷移できるようにする設計が必要です。

また、ブログ記事に興味を持つ読者の中には、すでに検討フェーズに入っている顕在層も存在します。その層に向けた「今すぐ相談したい人用」の導線も設けておくと、リードの質を高めるきっかけになります。

■実践のポイント

  • CTAボタンは冒頭・中段・ラストにそれぞれ配置。
  • 「相談・問い合わせ」導線を設けて顕在層を取りこぼさない設計に。

件名の工夫:件名は「一瞬で引き込む」工夫を

どれだけ本文を丁寧に作っても、開封されなければ成果にはつながりません。
特に、ブログ記事のメルマガは他社と似たテーマも多いため、件名で「読む価値がある」と感じてもらうことが重要です。

■実践のポイント

  • 30文字以内を目安に。【】などを用いて視認性の高いタイトルに。
  • 「誰向けか」「何が得られるか」が伝わるキーワードを含める。
  • 「成功事例」「無料DL」「チェックリスト」など価値がイメージできるワードが効果的。

■件名例

  • 【無料DL】BtoBリード獲得の成功パターンとは?
  • 【保存版】ホワイトペーパーから商談につなげる3つの工夫
  • 【3分で読める】施策が止まる原因と対策を解説

関連記事:メルマガのタイトルで開封率を上げる方法とは?思わず開く件名をつける7つのコツ

■ferretで配信しているブログ記事の一覧はこちら
https://ferret-one.com/blog


《当社メルマガ成功事例》 

件名:【保存版】BtoBマーケティング成功事例15社を一挙紹介!

記事メルマガ事例

当社の成功事例

・記事のアイキャッチをファーストビューとして利用した。
・「この記事で学べるBtoBマーケのポイント」「こんな方におすすめ」という見出しで箇条書きを活用して視認性を高めた。
・CTAを「【成功事例15選】記事を読む」にし、キャッチーなCTAに。
・顕在層向けに「BtoBマーケに関する相談・問い合わせ」のCVポイントも設置。
・冒頭と文中にCTAボタンを設置。
・「【保存版】」とタイトルに入れたところ、開封率が20%を超える結果に。ややハードルが上がる印象もある表現だが、実際に中身の充実度にも自信があったため、あえてこの表現を採用。


導入事例記事

自社サービス導入企業様へのインタビュー記事を、メルマガで紹介します。ユーザーの状況に近い事例を紹介することで、自分ごととして捉えてもらいやすい点が魅力です。

  • ターゲット

    準顕在層~顕在層

    「業界」「企業規模」「課題」などが、事例掲載企業と近いユーザーがメインターゲット。また、事業における課題感が強いユーザーや、他社の成功事例が知りたい層もターゲットになりうる。
  • 特徴
    ターゲットとなる業種、企業規模、課題などに近い事例を配信することで、ユーザーに反応してもらいやすくなる。直接的なサービス紹介よりはハードルが低いため、メルマガとの相性もよい。導入された企業のリアルな声を届けることで、サービスに対する信頼感と安心感を高める
    新着事例記事の送信により、新たな事例を認知してもらうことも可能。

  • 配信回数の目安

    週1回~月1回(コンテンツを公開したタイミング)


導入事例記事のメルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する

メルマガは開いた瞬間に内容が伝わるかどうかで読了率が大きく変わります。ファーストビューでは専用のアイキャッチ画像を用意しましょう。

■アイキャッチに盛り込むべき要素

  • 事例タイトル(例:「CV率180%改善!導入事例」など)
  • 数字やキーワードで成果をアピール(例:「3ヶ月で商談数2倍」など)
  • 顧客企業のロゴや業種名(BtoB企業は“自分に近い会社”を意識する傾向)
  • 導入サービス名 or 解決した課題カテゴリ(例:「ホワイトペーパー運用」など)
メール本文内容の工夫:数値によるビフォーアフターの明示

「導入後にCV数が○%改善」など、成果のインパクトを数値で可視化することで、説得力が高まります。

メール本文内容の工夫:見出しや箇条書きを活用し、読みやすさを意識する

段落が長いと読まれにくくなります。
段落を詰め込まず、「見出し+箇条書き+短文」でテンポよく構成しましょう。

■実践のポイント

  • 「導入で得られた成果」「導入前の課題と解決策」「こんな方におすすめ」の3章構成で情報を端的に伝える。
メール本文内容の工夫:自分事化できるようにする

導入事例は、読者が自社と重ねて想像できるかどうかがクリック率を大きく左右します。

例えば 、「こんな方におすすめです」といった見出しを設けることで、読み手が自分と照らし合わせながら読み進められるようになります。

■実践のポイント

  • 「こんな方におすすめです」という見出しを作って、想定される課題感を3つほど提示。


《当社メルマガ成功事例》

件名 :【事例】Web改修の遅れがマーケの足かせに?施策実行を加速させた事例を公開!

事例記事メルマガ例

当社の成功事例
・メルマガ専用のアイキャッチ画像を作り、内容をちら見せして興味喚起。
・「導入で得られた成果」「導入前の課題と解決策」「こんな方におすすめ」の3章構成で情報を端的に伝えるように。
・さらに、導入前後の数値変化(例:CV数が○%改善)を明記することで、変化の実感が伝わりやすく工夫。
・顕在層向けに「BtoBマーケ相談会」のCVポイントも設置。

■ferret Oneで配信している導入事例の一覧はこちら
https://ferret-one.com/cases


導入事例集(事例資料)

複数社の導入事例を1つにまとめた資料です。情報収集段階ながら、将来見込みになる可能性が高い層にアプローチすることができます。事例が複数社ある企業様におすすめです。

  • ターゲット
    準顕在層~顕在層
    サービスについて、どんな企業が利用して、どんなことができるのか気になっている。問い合わせるほどではないが、今後のために情報を集めてストックしておきたいユーザー。

  • 特徴
    事例記事配信と比較し、複数社の事例をまとめて確認できることが特徴。また、資料としてストックできるので、社内で共有したり、将来検討にあがったときに掘り起こしたりと、ユーザーの都合に合わせて活用しやすい。
    ただし、同じ掲載内容のまま何度も送信すると飽きられてしまう可能性があるため、定期的に新しい事例を追加することが理想。

  • 配信回数の目安
    四半期に1回程度(コンテンツを更新したタイミングなど)


導入事例集メルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:開いた瞬間に何のコンテンツかわかるように、ファーストビューを工夫する

メルマガは開いた瞬間に内容が伝わるかどうかで読了率が大きく変わります。ファーストビューでは専用のアイキャッチ画像を用意しましょう。

メール本文内容の工夫:事例集掲載の事例・企業情報をチラ見せ

事例集の掲載企業名を一部紹介し、その際社名の横に業界を添えるようにします。 導入事例をピックアップして、課題・成果を箇条書きで簡潔に記載しましょう。

■実践ポイント

  • メルマガに掲載する社数を3つ程度に絞って紹介し、「もっと読みたい」と思わせる設計に。
  • 企業名+業界で記載。
  • 事例集に掲載されている社数も添える
  • ピックアップした事例の「課題 → 解決後の成果」を1行ずつで記載。
    例)
    課題:DLは増えたが商談につながらない
    成果:CV率が3ヶ月で1.6倍に改善
    課題:営業資料の訴求力不足
    成果:提案通過率が20%→38%に向上
CVを促す工夫:複数のCTAボタンを設置する/サービスについて簡単に触れる

メルマガの読者は多くが「流し読み」。そのため、複数のCTAを設置し、あらゆる位置から遷移できるようにする設計が必要です。

また、事例集は成果の証明である一方で、「なぜその成果が出たのか」=サービスへの理解も必要です。
そこで、本文中に簡潔にサービス内容を添えることで、事例集ダウンロード後の相談・問い合わせにつながりやすくなります。

■実践ポイント

  • 1〜2文程度でサービス概要に触れる
  • リンク下の説明にも「まずは事例から知っていただければ嬉しいです」といった言い回しを加えると自然


《当社メルマガ成功事例》

当社の成功事例
・メルマガ専用のアイキャッチ画像を作り、内容をちら見せして興味喚起。
・「導入前の課題」と「導入して得られた成果」を箇条書きで記載。
・掲載企業例と業種、掲載社数を記載。


■ferretで配信している導入事例集はこちら
https://ferret-one.com/wp_cases_btob


サービス紹介資料

顕在層へのアプローチに有効なコンテンツです。
見込みの高いユーザーに、自社の存在に確実に気づいてもらうためにも、これまでメルマガを送信したことのなかった企業様には、優先的に試してもらいたい訴求となります。

ただし、直接的なサービスのアピールになりやすいため、配信頻度には注意が必要です。

なお、サービスの「無料デモ体験」や、「無料プラン」を提供している企業様は、メルマガで訴求するのも一つの手と言えます。
無料での体験を促し、サービスの理解を深めてもらうのに有効です。

  • ターゲット
    顕在層
    強い課題感があり、解決方法を探している。自社に適したサービスについて情報を集めているユーザー。

  • 特徴
    解決したい課題を抱えるユーザーに対し、サービスを訴求することができる。「問い合わせには至っていないがサービスを検討しているユーザー」に対して、メルマガ経由で接触をはかることができる。
    ただし、配信頻度が多すぎると、「メルマガ=広告」の印象になってしまい、オプトアウトにも繋がりやすい。

    ※ferretの場合、ホワイトペーパーをメールで訴求した際のオプトアウト率の平均が0.06%なのに対し、サービス紹介資料は0.12%

  • 配信回数の目安
    四半期に1回程度


サービス紹介資料のメルマガ作成のポイント

メール本文内容の工夫:「課題 → 解決方法 → サービス」へ自然な導線を意識する

読者にとって関心があるのは、まず「自分の課題が解決できるかどうか」です。
そこで効果的なのが、「課題提起 → 解決の考え方 → その手段としてサービスを紹介」という流れです。

読者が「自分にも当てはまりそう」と感じた流れの中でサービスを紹介することで、“押し売り感”をなくし、納得感を持って行動してもらいやすくなります。


■ 実践のポイント

  • 課題を明確に言語化する。
    例:「ホワイトペーパーのDL数は増えているが、商談化率が伸びない企業が増えています。」
  • 解決の考え方を提示。
    例:「このような場合、DL後のナーチャリング設計を見直すことが有効です。」
  • 自然にサービスを紹介。
    例:「そこで当社がご用意しているのが、“ホワイトペーパー初期戦略設計”の資料です。」
メール本文内容の工夫:ユーザーの課題に対して新たな気づきを与える文面を入れる

読者の興味関心を引くには、“自分でも気づいていなかった課題”に言及する視点が有効です。

たとえば、「多くの企業が無意識にやってしまっている失敗」など、気づき系の切り口は反応が高くなります。

■実践のポイント

  • 一般的な課題+共感+具体例で構成。
    例:「実は多くの企業が“初回DLで満足してしまう”傾向にあり、その後の接触設計を置き去りにしています。」
  • 言語化されていない悩みを代弁することで、 読者は“わかってくれている”と感じ、興味を持ちやすくなる。

メール本文内容の工夫:セミナーや広告で反応のよかった訴求を活用する

すでに実績のあるキャッチコピーや訴求軸は、メルマガでもそのまま活用できます。特にファーストビューで使用することで、開封直後の引き込み力が向上します。

■ 実践のポイント

  • 過去に高CTRだったタイトルやキャッチを流用。
  • 既存セミナー告知文やLPから転用可能な表現を再活用する。
CVを促す工夫:複数のCTAボタンを設置する

メルマガの読者は多くが「流し読み」。そのため、複数のCTAを設置し、あらゆる位置から遷移できるようにする設計が必要です。


《当社メルマガ成功事例》

件名 :「何が悪かった?」ホワイトペーパーがCVにつながらない理由を解説

サービス紹介資料メルマガ例

当社の成功事例

・ただサービスの紹介にならないように、「○○な課題ありませんか」という切り口から、解決方法としてサービスを提案した。
・「ホワイトペーパー初期戦略サービス 」という、一見何をしてもらえるのかわかりずらいサービスだったため、資料一部も掲載することで視覚的にわかりやすくした。

■ferretで配信しているサービス紹介資料はこちら
https://ferret-one.com/pamphlet


打合せ依頼

過去に失注してしまったお客様や、一度資料をダウンロードしていただいたものの、その後ご連絡がつかなかった方への再アプローチには、「打合せ依頼メール」が効果的です。

BtoB商材では、BANT(予算・決裁権・ニーズ・導入時期)の観点から、商談のタイミングが合わずに失注となるケースも少なくありません。こちらとしては有望に感じた案件でも、相手にとっては「今ではない」だけだった、ということも多いのではないでしょうか。

こうした背景をふまえると、予算消化のタイミング(例:年度末や四半期末など)を見計らって再アプローチをかけることが、有効な打ち手になります。

ただし、一方的な営業感が強いと敬遠されてしまう可能性もあるため、配信頻度やメッセージ内容には十分な配慮が必要です。「お役立ち情報の共有」や「相手にとってのメリット」を軸に据えることで、自然な形で関係性を再構築することができます。

  • ターゲット
    過去に失注してしまったお客様や、一度資料をダウンロードしていただいたものの、その後ご連絡がつかなかった方

  • 特徴
    受注できなかった見込み顧客に再度アプローチできる。
    ただし、営業感が強くなりがちなため、相手がメリットを感じられるような自然なタイミング・メール内容が求められる。

  • 配信回数の目安

    予算消化のタイミング(例:年度末や四半期末など)

打合せ依頼メルマガ作成のポイント

視覚的な工夫:あえて「テキストメール形式」で“1to1感”を演出

メール配信では、あえてHTML形式ではなくテキスト形式を選ぶことで、「これは大量配信ではなく、自分個人に向けた連絡かもしれない」と感じてもらえるようになります。

■ 実践のポイント

  • 開封後に“営業メール”と感じさせない空気感を演出。
  • 1対1のメールらしいシンプルな構成に。
  • 名乗りや署名も普段のメールに近づけて親しみを持たせる。
    例:「以前お話させていただいた○○です。最近、同じようなお悩みを多く耳にしており…」という出だしから始める

メール本文内容の工夫:関係性を前提とした文面に

過去に接点がある相手には、「誰から来たか」「どんなつながりか」を最初に示すことで、開封率と返信率が格段に上がります。

■ 実践のポイント

  • 「以前お話しさせていただいた」「以前ご提案させていただいた」などの表現で関係性を想起させる。
  • 送信者は、できるだけ過去に連絡を取った営業担当にする。
  • 固くなりすぎず、温度感のある文章にする。

メール本文内容の工夫:「売り込み」ではなく「情報共有」の姿勢で

売り込み感のある言葉や文脈は、読者の心理的ハードルを高めます。
そこで意識すべきは、「あくまで、参考になればと思ってご連絡しました」という情報共有ベースのスタンスです。

たとえば、以下のような流れが自然です。
・「最近、同じようなお悩みを伺うことが増えていまして…」
・「少しでもヒントになればと思い、ご連絡させていただきました」

このように、相手にとっての“気づき”や“メリット”を届けることを目的とした表現にすることで、心理的なハードルを下げることができます。

■実践のポイント

  • よくある悩みや課題から会話を始める。
    例:「最近、同じようなお悩みを伺うことが増えていまして…」
  • “お役立ち情報の共有”を軸に提案を添える。
    例:「少しでもヒントになればと思い、ご連絡させていただきました」 「もしお困りのことがあれば、改めて状況を伺えたらと思い、ご連絡差し上げました。」
  • 最後は“相談ベース”で柔らかく締める。
    例:「ご都合の良いタイミングで、少しだけ情報交換できれば嬉しいです。」

《当社メルマガ成功事例》

件名:○○様のマーケティング課題、一緒に解決策を考えませんか?

当社の成功事例
過去商談リストを対象に「マーケ課題一緒に考えませんか?」という提案の旨で、商談打診のメールをテキストメールにて送信。
このような“提案ベース”のアプローチにしたことで、商談への移行率も良好となった。


以上、ferretで実際に配信しているメルマガコンテンツと、その文面例をご紹介しました。


改善を繰り返し、自社に最適な配信スタイルへ!

メルマガは小手先のテクニックだけでは成果につながりにくい施策です。

メルマガは、企業ごとのハウスリスト(読者の属性)によって、最適なコンテンツや配信頻度が大きく異なります。
だからこそ、配信後のデータを分析しながら、改善を積み重ねていくことが重要なのです。

ただし、開封率やクリック率を高めるだけでは不十分。
本当に成果につなげるには、メールの先にある“導線設計”まで含めた改善が必要です。

たとえば――

  • メールのリンク先となるLPやホワイトペーパーは最適化されているか?
  • フォームやWebサイトのCV導線に無理はないか?
  • 配信後の反応を活かした営業やナーチャリングの流れは設計できているか?

このように、メルマガは単体で完結させず、商談化までを見据えたシナリオ設計があってこそ、“売上に効く施策”として機能します。

とはいえ、自社だけで改善するのは限界があるとお悩みの方も多いでしょう。
メルマガ施策がうまくいかず、改善の方向性が見えない…
マーケティング全体を見直したい
そんな時は、ぜひ私たちferretにご相談ください。

Webサイト・LP・コンテンツ・広告・メルマガ・営業連携までを含めた、マーケティング全体の設計と実行支援を行っています。
「ちょっと壁打ちだけ」でも大歓迎です。まずは資料をご覧いただき、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

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ferret(One Tip編集部)
ferret(One Tip編集部)
One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023