【例文あり】メルマガの作り方とは? 効果的な配信方法と運用のコツ

メルマガは、サービスや商品の魅力を伝え、ユーザーを増やすための手段として挑戦しやすい手法です。
しかし、誰でも挑戦しやすくユーザーに届けやすいため、きちんと読んでもらえなかったり、すぐに削除されてしまう可能性もあります。かけた労力に対して、成果が出にくいと感じたこともあるのではないでしょうか。
今回はこの悩みを解消すべく、効果的なメルマガの作り方・配信や運用のコツを解説していきます。
■いまのMA、「使いこなせない」「コストが見合わない」とお悩みではありませんか?
>ferret MAサービス紹介資料のダウンロード【無料】はこちら
目次[非表示]
メルマガの作り方【全体フロー】
まずは、メルマガ作成の大きな流れを把握しましょう。メルマガ作成は、大きく8つのステップで進行します。
- 目的を明確にする
- テキストかHTMLか選ぶ
- 本文を作成する
- 件名をつける
- デザインを調整する
- テスト配信を行う
- 配信設定を行う
- メールを配信する
まず配信の目的とターゲットを定め、読者に促したい行動からコンテンツを企画します。方向性が固まったら、メールの形式をテキストかHTMLから選択し、中身を詰めていきます。
読者の開封を左右する件名と、具体的な情報を盛り込んだ本文の作成です。
続いて、企業ロゴやボタンの配置といったデザインを調整します。
完成後は、誤字脱字やリンク切れを防ぐためにテスト配信で入念に確認してください。
最後にターゲットに合わせた配信リストを作成し、最適な日時を設定して配信を行います。
運用開始後は効果測定を行い、継続的に改善することが成果を出すための鍵となります。
メルマガの作り方①目的を明確にする
メルマガ作りの準備として大切なのは、メルマガを作る目的を明らかにすることです。
目的を明確にするために検討すべき3つのポイントを解説します。なぜ作りたいのか、どのような内容をユーザーに届けたいのか、しっかりと整理していきましょう。
- メルマガで得たい効果を考える
- 無料配信か有料配信か
- ターゲット層を明らかにする
1.メルマガで得たい効果を考える
メルマガ配信で企業が目指す効果は、主に3種類です。
- 自社サービスの情報配信による販売促進
- 業務に役立つ情報の発信
- コミュニケーションによる自社への信頼感向上
この3つのうち、自社のメルマガはどこに当てはまるのか考えてみましょう。
またメルマガごとに、セミナー申し込み・お問い合わせ・商談創出など、送る目的と目標を定めることが重要です。その上で目標達成のために、開封率・反応率・CVRといった中間指標を分解し、数値を計測して改善を続けましょう。
加えて、現時点で自社には「メルマガとして配信できるコンテンツがあるか」の把握も必要です。例えば、自社Webサイトのサービス紹介・料金案内なども立派なコンテンツになります。メルマガとして自社の情報を配信しつつ、ブログなど、新たなコンテンツ作成を手がけるといいでしょう。
前提として、常に「ユーザーにとって有益な情報」を発信する意識を持つことが大切です。
2.ターゲット層を明らかにする
メルマガで得たい効果が決まると、ターゲットを明確にしやすくなります。
例えば、マーケティングセミナーのお知らせを配信する場合、「マーケティングの基礎講座」か「海外企業との円滑なコンタクト講座」かでは、配信先は大きく異なるはずです。
年齢、職業、役職、メルマガ登録までの流れ、アンケートの回答など細かな情報も活用して、連絡先のグループを作成しましょう。
それぞれの目的に合わせたリストを作ることで、ユーザーが求める内容を的確に配信できます。最適な相手への情報発信は、自社が望んだ効果を生みだすために重要です。
3.CVポイントを決める(送るネタ、記事、ホワイトペーパーなど)
目的とターゲットが定まったら、読者に最終的にどのような行動を取ってもらいたいか、具体的なゴールとなるCVポイントを決定します。
CVポイントには、資料請求やホワイトペーパーのダウンロード、セミナーへの申し込み、問い合わせ、製品の無料トライアル登録などがあります。
このCVポイントを達成するために、ターゲットが興味を持つようなコンテンツ、つまり「送るネタ」を企画します。
例えば、課題解決のノウハウをまとめたお役立ち記事、導入企業の成功事例、業界の最新トレンド解説など。
ターゲットの課題や関心と、設定したCVポイントを結びつけるコンテンツを提供することで、メルマガの効果を最大化できます。
メルマガの作り方②テキストかHTMLか選ぶ
メールの形式には、「テキスト」と「HTML」の2種類があります。
それぞれにどのような特徴があるのか知り、自社に適したメール形式はどちらか考えましょう。
テキストメール
文字や記号データを組み合わせて作るメルマガが、テキスト形式です。
コードの知識が不要なので、かんたんな操作のみで制作できるのがメリットです。
ラインや枠を、伸ばし棒(ー〜)やカタチ・星(◯︎▲☆★)などで作れますが、デザイン性はHTMLより低くなります。
メール自体の容量は小さいため、配信先の読み込み負担を減らせたり、セキュリティ面で引っかからず、迷惑メール扱いされにくいのも利点です。
HTMLメール
Webページを構築するためのコード「HTML言語」を用いて作るメールを、HTML形式と呼びます。
Webサイトのようなデザイン性の高さで、視覚的にサービス内容を訴えることができるため、ユーザーの興味を引きやすいのがメリットです。
また、開封率、クリック率などユーザー行動の分析ができるという特徴もあります。
コードの専門知識が必要なため、難しく感じるかもしれません。しかし、最近は専門知識額てもノーコードでHTML形式のメールが作成できるるエディタを備えたツールも増えているので、そうしたツールを利用することで簡単に作成できます。
例えば、弊社のferret Oneでもパワーポイント感覚で、見たまま編集でHTMLメールの作成~送信が可能です。セミナーや記事紹介など施策別のメールテンプレートも用意されているので、初めてでもデザインしやすい設計になっています。
HTML形式メールは浸透しつつある上、数値を分析をして次のメルマガに活かすことができるので、早いうちに挑戦しておくのがおすすめです。
▼HTMLメールの作成方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。
→【初心者向け】HTMLメールの送り方とは?メルマガに使えるテンプレートの作り方
メルマガの作り方③本文を作成する
メルマガの方向性が決まったら、実際にどのような文章やデザインでコンテンツを届けるのかを詰めていきます。
ここでは、本文の書き方を実例と合わせて、実践的なコツとともに解説します。
※参考:【イベントレポート】成果の出るメルマガと出ないメルマガについて研修を実施しました!
具体例:ferret Oneのメルマガ本文改善例
ここでは、弊社「ferret One」のメルマガ本文の、改善例をご紹介します。
下記は、ホワイトペーパーへ誘導するメルマガ本文の、改善前と改善後の比較です。
《改善前のメルマガ》

↓↓↓↓↓↓↓↓
《改善後のメルマガ》

改善前のメルマガでは、クリックが思うように伸びず課題に感じていました。そのため、下記の3点を変更したところ、クリック率をあげることができたのです。
課題解決のための変更点
①宛名より上に画像を挿入し、クリックでサイトに遷移するよう変更。
②複数箇所にCTA(リンク)を設置。テキストリンク、ボタンなど複数種類に。
③CTAの表現方法をボタンに変更。
内容は1つ(BtoBマーケティング実践セミナーの案内)に絞りつつも、視覚的にわかりやすく、かつ冒頭でメリットを伝えたことで、読者に興味を持っていただけたのだと考えています。
▼他にも具体的なメルマガ作成例を知りたい方は、下記の記事をご覧ください
→【例文あり】BtoBメルマガ担当者に聞く!おすすめ配信コンテンツ6選
書き出しに結論を書くのがコツ
メルマガ本文は、書き出しにいちばん伝えたい内容を記載します。
ラクス社の調査によると、メルマガ読者の75%が、本文を見る時間は7秒以内(※)だといいます。
つまり、「タイトル」と「本文の書き出し」の少ない要素で、自社に役立つメルマですガなのか見極めているということです。
7秒で流し読みできるのは100〜140文字以内です。本文は1スクロールで読める程度に簡潔にまとめ、詳しい中身はCTA先のページで伝えるようにしましょう。大切なのはすぐ答えが読め、わかりやすいこと。メルマガ1件で相手に届ける内容(コンテンツ)はひとつに絞り、何に役立つメルマガなのか明確にすることがポイントです。画像を挿入するなどしてビジュアル効果を狙うと、直感的にわかりやすくなるためおすすめです。
法律上盛り込まなければならない内容
メール配信を行うとき欠かせないのは「特定電子メール法」です。「配信解除の方法」や「自社の情報」を明記することが法律として定められています。
メルマガを配信するときは、上記の内容に抜けがないかしっかりと確認しましょう。
参考:特定電子メール法
メルマガの作り方④件名をつける
メルマガが届いたとき、ユーザーの目に最初に視認するのは件名と差出人です。本文を見るよりも早く認識される箇所であり、メールの顔とも言えます。
ユーザーが読みたくなるような件名になるように意識しましょう。
件名は15文字を目安につける
件名は、メール受信欄を開いたとき全文が把握できる「15文字程度」でつけるようにしましょう。
件名は開封率に最も影響を及ぼし、48.9%が件名でメールを読むかどうかの判断をしていると言われています(※)。
読みたいと思ってもらうには、4U (有益性・緊急性・具体性・独自性)を意識することが大切です。
「無料」「お試しキャンペーン」「50%OFF」など、いちばん伝えたい内容を具体的な数字や特別感で演出すると、ユーザーの心をつかみやすいでしょう。
ただし、開封を狙うあまり「釣り」「煽り」となるようなタイトルは厳禁です。期待はずれのがっかり感により、ブランドへの信頼・イメージを毀損し、今後かえってメールを開いてもらえなくなります。
具体例:ferret Oneのメルマガ件名例
弊社「ferret One」で過去に開封率の高かったタイトル例をご紹介します。
事例集の訴求
《事例9社》どんな会社が、どんな成果を出している?ferret One・リード獲得事例集 ホワイトペーパーの訴求
【フォーム入力不要】他社に差をつける!競合分析の教科書 セミナーの訴求
BtoBマーケにおける、施策の「選択と集中」とは?
事例集の訴求では「事例9社」、ホワイトペーパーの訴求では「フォーム入力不要」というように、具体性や有益性を示していることがポイントです。
また、セミナーの訴求では「選択と集中」というキーワードを入れました。こちらは、実際のセミナーアンケートでコメントの多かった言葉を活用したところ、開封率が伸びた事例です。
読者のメリットと感じる要素や関心に合わせた訴求をすることで、開封率アップに繋がります。ぜひ参考にしてみてください。
▼メールの件名については、こちらの記事も参考にしてみてください。
→メルマガのタイトルで開封率を上げる方法とは?思わず開く件名をつける7つのコツ
差出人はユーザーが認識しやすいものにする
メール差出人の表記は、ユーザーが認知しているサービス商品名や企業名を使いましょう。
BtoBメールの場合は、発信者本人の名前も入れて「個人名 + 社名やサービス商品名」表記にすると、さらなる開封率上昇につながります。
人名が入ることで安心感を持ってもらえ、一気に距離感が縮まります。その結果、メールを読みたい気持ちが生まれるのです。
具体例:ferret Oneのメルマガ差出人例
弊社の「ferret One」では、「△△△△(個人名) / ferret One(サービス名)」という表記を用いています。
下記は、セミナー案内の際に、セミナー登壇者本人の名前でメールを送っている事例です。

差出人はもちろんのこと、本文や署名にも名前を記載し、送信元のアドレスも本人のものを設定しています。
また、メールのアカウントに顔写真を登録することで、顔の見える安心感や親しみやすさが出るよう工夫しています。
メルマガの作り方⑤デザイン・レイアウトを調整する
どんなに内容にこだわっても見た目からして読みづらい、導線が分かりづらいと読んでもらえません。
そこで、内容が決まって、メールをMAなどの配信ツールに実装する際にはデザインやレイアウトも調整するようにしましょう。
リンク先をクリックしてもらうコツ
ボタンは目立つ色やデザインにして、押してもらいやすさを意識しましょう。
また、メールを開いた瞬間のファーストビュー内に、リンクボタンを設置するのも効果的です。
先程、ユーザーのメルマガ閲読時間は平均7秒以下と紹介しました。その7秒にメールをスクロールする動作が入ると、もったいないです。
件名を見てメールを開き、冒頭文で有益性を感じ、スクロールなしでリンクボタンをタップする導線作りを行えば、ストレスない誘導ができます。スムーズな誘導ができれば、資料請求やサービス申し込みなど、自社が目標とする行動を取ってもらえる可能性も高まるはずです。
メルマガの作り方③でご紹介した、「ferretOneのメルマガ本文改善例」もぜひ参考にしてみてください。
ヘッダーに置くべきもの
ヘッダーは、メールを開いた読者が最初に目にする重要な部分です。
送信元が一目でわかるように企業ロゴを配置することで、読者に安心感を与えられます。さらに、ロゴには企業やサービスのWebサイトトップページへのリンクを配置しておくと、サービス全体に興味を持った読者をスムーズに誘導できます。
また、そのメールのテーマや最も伝えたいメリットを簡潔に示したキャッチコピーをロゴの近くに置くと、本文を読み進めてもらいやすくなります。
HTMLメールが正しく表示されない環境にいる読者のために、「メールが正しく表示されない場合はこちら」といった代替テキスト付きのリンクを設置する配慮も必要です。
メルマガの作り方⑥テスト配信を行う
メルマガが完成したら、最後に行うのがテスト配信です。下記の項目について確認をしましょう。
- 受診箱での件名の見え方は意図したものか
- メールに誤字脱字はないか
- リンク先が間違ってないか
- 文字の大きさやデザインで見にくい箇所はないか
HTML形式のメールは、テキスト形式と比べて、エラーが起こる可能性が高いです。
そのため、パソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスで、しっかりとテスト配信をしましょう。
テストではメルマガのどこを見ればいいのか、注意点を解説します。
受診箱での件名の見え方は意図したものか
テスト配信では、メールソフトで件名がどのように表示されるかを確認します。
特にスマートフォンではPCよりも表示される文字数が少ないため、伝えたい重要なキーワードが文頭に来ているか、途中で切れてしまっていないかをチェックする必要があります。
また、「【】」などの記号が文字化けを起こしていないかも確認項目の一つです。
差出人名と件名が並んで表示された際に、読者が一目で内容を理解し、開封したいと思うような見え方になっているかを客観的な視点で評価します。
本文に誤字脱字がないか、分かりやすいか
誤字脱字は企業の信頼性を損なう原因となるため、必ずチェックします。
今はAIに確認させることで、短時間でかつ正確に誤字脱字を見つけられるようになっています。
また、文章の分かりやすさも重要な確認項目です。
専門用語を使いすぎていないか、一文が冗長になっていないか、段落や改行は適切かなど、ターゲット読者の視点に立って、ストレスなく読み進められるかを確認します。
誰が読んでも意図が正確に伝わる、明瞭な文章を目指します。
リンク先が間違ってないか
メルマガのCV達成に不可欠なリンクが正しく機能するかは、最も重要なチェック項目です。
本文中のテキストリンク、画像、CTAボタンなど、リンクが設定されている箇所をすべてクリックし、意図した通りのウェブページに遷移するかを確認します。
リンク切れはもちろん、誤って古い情報や異なるキャンペーンページにリンクしていないかも入念に調べます。
効果測定のためにURLにパラメータを付与している場合は、そのパラメータが正しく反映されているかも検証します。
ここでの確認を怠ると、せっかくの読者の関心を無駄にしてしまいます。
文字の大きさやデザインで見にくい箇所はないか
PCやスマートフォンなど、受信環境が異なっても意図通りに表示されるかを確認します。
特にスマートフォンでは画面サイズが小さいため、文字が小さすぎたり行間が詰まったりして読みにくくなっていないか、実機で確かめる必要があります。
HTMLメールの場合は、画像が正しく表示されるか、レイアウト崩れが起きていないかを実際に受診したメール画面で検証します。
背景色と文字色のコントラストが低く、視認性が悪い箇所がないかもチェック項目です。
また、CTAボタンがタップしにくいほど小さかったり、デザインが崩れたりしていると、クリック率の低下に直結します。
読者がストレスなく読み進められるデザインになっているかを、細部まで確認します。
メルマガの作り方⑦配信設定を行う(配信日時・リストの作成)
メルマガ運用でよりよい効果を狙うには、配信方法の工夫が必要です。
メルマガ配信の最適なタイミングについて、セオリーを紹介した後、自社にあったタイミングを見つける方法を解説します。
最適な配信タイミングは企業で異なるため、自社にあったタイミングを見つける
メルマガ配信の最適なタイミングは、企業が提供するコンテンツの内容やターゲット層で異なります。
例えば、毎週1回サービスのカタログだけを配信しても、メール開封率が下がってしまうかもしれません。しかし、サービスを実際に使っている企業のインタビューを交えたものなら、毎週1回の配信でも開封してくれる可能性が高まるのです。
ターゲット業界や担当者の行動によって最適なタイミングは変わる可能性があるので、仮説を立てて、最適な配信時間を検証をしていきましょう。
自社にあったタイミングを見つけるには、以下の方法を試してみましょう。
- 読み手の行動時間を意識する
- メール配信ツールを用いて、分析・検証を行う
- Webサイトへのアクセス状況を参考にする
通説:BtoBのメルマガの最適な曜日
BtoBのメルマガは、平日に配信するといいでしょう。一般企業は平日出勤のケースが多いためです。特に仕事が立て込んでいる傾向にありる月曜日・金曜日を避けて、火曜日〜木曜日に配信するのが最適といわれています。
通説:BtoBのメルマガの最適な曜日配信時間
BtoBのメルマガ配信は、通勤時間である午前7時頃〜お昼休憩ごろまでが最適といわれています。
▼効果的な配信のコツについては、こちらで詳しく解説しています。
→BtoBのメルマガの最適な配信時間や曜日は?開封率を上げる4つのコツも解説
配信リストを作る
MAやSFA/CRMに蓄積された顧客データを基に、ターゲットを抽出して配信リストを作成します。
事前準備として、情報の精度を保つた、データクレンジングを定期的に行うようにしましょう。
業種や役職、過去の行動履歴といった属性ごとにリストを分類することで、読者の関心に合わせた精度の高いアプローチが可能になります。
また、配信エラーが続くアドレスや配信停止を希望するユーザーを適切に除外することも欠かせません。
リストの質を維持することで、メールの到達率を高めるとともに、迷惑メールとして判定されるリスクを抑えることにつながります。
一斉配信とセグメント配信を使い分け、最適な相手に情報を届けましょう。
一斉配信
すべてのメルマガ登録者にメール配信するのが「一斉配信」です。
新サービス・事業のお知らせやブログ更新など、ハウスリストに対してできるだけ多くの人に伝えたい情報を配信したいときにおすすめの送信方法です。
なお、配信停止フラグの立っているユーザー以外のユーザーへメールを届けられるため、配信先の多さに比べると開封率が低い傾向があります。
セグメント配信
メール内容によって適したユーザーを選択して配信を行うのが「セグメント送信」です。
セグメントとは、条件の絞り込みを指しています。「メルマガ作り①」の「ターゲット層を明らかにする」のターゲットとなるグループ分けがこれにあたります。
ユーザーに適した情報を配信することで、メールの開封率やCV率を向上させられる配信方法です。
MAツールなどのメール配信ができるツールでは、性別、役職、年代、サービス契約から1年以上経っている、サービス契約を解除しているなど、細かな条件で配信したいメールに合わせたユーザーに絞り込んで配信しましょう。
メルマガの作り方⑧メールを配信する
テスト配信での最終確認を終え、すべての準備が整ったらいよいよ本配信を実施します。
配信ボタンを押す際は、設定した配信対象リストや日時が最新の計画と一致しているか、改めて指差し確認を行いましょう。
本配信は単にメールを送る作業ではなく、読者とのコミュニケーションが始まる重要な瞬間です。
配信直後は、急な問い合わせや配信停止の希望、あるいはエラーメールの戻りなどが発生する可能性があるため、担当者はリアルタイムで状況を監視できる体制を整えておくのが理想的です。特に大規模なリストへ一斉配信を行う際は、サーバーへの負荷や受信ブロックのリスクも考慮し、配信ツールが推奨する速度で段階的に送信されるよう設定を最適化してください。
また、配信が完了した後は、必ず主要な数値の計測を開始します。
開封率やクリック率、CV数などのデータは、配信から数時間から数日かけて蓄積されます。これらの結果を詳細に分析し、当初の目的がどの程度達成されたかを可視化することが、次回の施策をより洗練させるための貴重な資産となります。一回ごとの配信を丁寧に行い、改善のサイクルを回し続けることが、メルマガ運用の成果を最大化する近道です。
【ネタ集】メルマガで送るべき内容
ユーザーのニーズを押さえた内容配信も、効果的なメルマガに欠かせない要素です。
ユーザーに役立つ内容を発信する
ユーザーのニーズを押さえた内容配信も、効果的なメルマガに欠かせない要素です。
ブログやコラム紹介
ユーザーの興味をひく内容をコンスタントに更新することで、自社認知につながります。
企業の特徴を知ってもらいファンになってもらえれば、将来的にサービス契約を検討するユーザーも増えるでしょう。
新サービスなどの紹介
提供サービスは、ユーザーに認識されなければ、契約の検討もしてもらえません。
メルマガで、魅力的で役立つサービスを提供する企業だと知ってもらえることで、より強い信頼感を得られる可能性があります。
セミナーやイベント告知
自社サービスに対して、強い関心をもっているユーザーに反応してもらいやすいコンテンツのひとつです。
セミナーやイベントに参加してもらうことで、直接的なコミュニケーションがとれるため、企業同士の距離感を一気に縮めることができます。
クライアントの導入事例
サービス導入をしている企業事例の紹介をすることで、読者ユーザー自身の会社でサービス運用した際の想像を膨らませてもらえます。
サービス導入の検討では、競合他社との比較が行われるでしょう。
そのとき裁量権のある上司に、具体的な満足度などを踏まえたプレゼンをしてもらえる可能性があります。
配信を受け取るユーザーは、自社サービスにどれくらい興味をもっているのか、どんな悩みを抱えているのかを突き詰めることで、最適な内容配信を導きだせるはずです。
別記事でも、おすすめの配信コンテンツを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
▼【例文あり】BtoBメルマガ担当者に聞く!おすすめ配信コンテンツ6選
【テンプレート】すぐに使える!メルマガの例文4選
メルマガを実際にどのように書けばいいのか悩まれている方に向けて、4パターンの例文を紹介します。自社でメルマガを作成する際に参考にしてください。
▼ ぜひご活用ください!セミナー集客や資料送付などメルマガで使えるテンプレ満載。
→シーン別メールテンプレート集16選
①リード文
リード文は本文の内容の簡潔な解説や、読者の悩みに共感したり、季節感のある話をして、読者を惹きつけます。
あまり長くなりすぎると、本文前に離脱してしまう可能性があるので注意しましょう。
■例文①
みなさま、こんにちは。◯◯会社の△△です。 今回はマーケティングの効率化をはかりたい企業様に向けて、弊社のMAツール「●●」の紹介資料をお届けいたします! |
■例文②
年も変わり、来年度の予算策定を始めた企業様も多いのではないでしょうか? 今月は◯◯で悩んでいる企業様に役立つ情報をお伝えします。 |
②セミナー集客案内
セミナー集客の案内は、申し込みを促すより、参加して得られるメリットを伝えるようにします。
参加者への特典や、解決できる課題を内容に入れましょう。
いつもお世話になっております。◯◯会社の△△です。 今回は、Web集客を成功させるための無料セミナーをご案内します! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■開催日時 ■セミナー案内URL ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Web集客を成功させるためには、「最適な集客方法の選択」と「継続的な分析・改善」が重要です。 本セミナーでは、Web集客を成功させるための以下3つのコツを、事例を用いて解説します。 ・コツ① 「▲▲セミナー」では ・自社に最適な集客方法が分からず、手当たり次第に実施しているため、効果を実感できない そのような悩みを持った企業様におすすめのセミナーです。
|
③お役立ち情報コンテンツ案内
自社のイメージアップにつながるよう、ユーザーのニーズにあった有益な情報を提供します。最終的にURLをクリックしてもらえるよう、メールの本文は簡潔にまとめましょう。
こんにちは。◯◯会社の□□です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どうやって作ればいいのか」 そのような悩みをお持ちではありませんか? カスタマージャーニーマップは複雑な顧客の意思決定プロセスを視覚化し、マーケティング施策の立案に役立てられます。 カスタマージャーニーマップの作り方・活用のコツを、事例を交えながら解説していきます。
|
④サービス紹介
サービス紹介のメルマガは、課題解決の方法を探している企業に向けて、自社のサービスが課題に適していることを伝えるのがポイントです。
配信しすぎると広告のイメージが強くなってしまうので注意しましょう。
こんにちは。◯◯会社の□□です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、多人数を相手に膨大な数のマーケティングを人の手だけでこなしていくのは困難です。 BtoBマーケティングの運用に以下のような課題をお持ちではありませんか? ・課題① 成約につなげるためには、フォローできていない顧客をなくすための体制が必要です。 そして、顧客育成に強く、マーケティングの効率化が可能なMAツールが「△△」です! 今回は「△△」についてわかる紹介資料を特別にお届けします。 資料から以下の内容がわかります。 ・内容① 下記のフォームよりダウンロード可能です。 |
メルマガ配信とセットで行う施策
効果的なメルマガ配信を目指すためには、作成・配信だけでなく、その前後の行動きも戦略が必要です。メルマガ配信とセットで行うべき代表的な対策を2つ説明します。
メルマガ登録者を増やす
根本的な話になりますが、メルマガは登録ユーザーがいなければ成り立ちません。どんなに魅力的な内容を配信していても、メールを受け取るユーザーが少なければ、効果は半減してしまうのです。
Webサイトに申し込みフォームを準備して、SEO対策やSNSの告知で流入を促すなど、地道な努力を欠かさないようにしましょう。
魅力的なコンテンツ配信を継続して行うことで、自然とメルマガ登録者数も増加するはずです。
PDCAをまわす
「PDCA」は、「計画(Plan)」「実行(Do)」「評価(Check)」「改善(Action)」を省略したマーケティング用語です。目標に対して、中間目標を掲げながら効果検証を繰り返す施策です。
メルマガ配信の「Plan」は、配信の前段階。配信目的、得たい効果、目指す目標の洗い出しが考えられます。
「Do」は、メルマガの作成とメルマガの配信。マーケティングと言われると、この部分を想像する人も多いでしょう。
「Check」では、配信したメルマガで得た効果を可視化。
最後に「Action」で、配信内容の改善点を考えます。そして改善点を踏まえ、「Plan」に戻るのです。
具体的な例は以下の流れです。
P→カタログの申し込み10件を目指す D→申込数を増やすために、クライアントのサービス活用事例を載せて配信 C→申し込み件数は7件だった A→メールのタイトルがユーザーに響かず開封率が低かった。もっと具体的な数値を盛り込み、ニーズに応えられる商品だと訴える P→前回のPDCAを踏まえてさらに繰り返す
効果検証を繰り返し、ブラッシュアップを行うことが、より魅力的なコンテンツ作りへつながるのです。
メルマガ施策でよくあるお悩みと解決策
メルマガ運用を継続していると、多くの担当者が共通の課題に直面します。
例えば、配信するコンテンツのアイデアが尽きてしまう「ネタ切れ」の問題、読者に迷惑がられていないかという「配信頻度」への不安、そして配信結果を次にどう活かせばいいか分からない「効果測定」の壁などです。
これらの悩みは、メルマガ施策の成果を頭打ちにさせる原因となり得ます。
ここでは、それぞれの課題に対する具体的な解決策を解説していきます。
送るネタがない
メルマガを継続して配信していると、新しい企画が思い浮かばず、ネタ切れに悩む場面が多くあります。しかし、ゼロから新しいコンテンツを生み出そうとせず、まずは自社に蓄積されている既存の資産に目を向けてみましょう。
①自社コンテンツの再利用
過去に反響が大きかったブログ記事や導入事例、社内で開催したセミナーの録画などは、メルマガ用に要約や編集を加えるだけで、価値あるコンテンツとして再活用できます。
②商談中の見込み顧客・既存顧客からの質問
営業担当者やカスタマーサポートが日々顧客から受けている質問は、読者がいま直面している課題の宝庫です。これらの「よくある悩み」に対する回答を記事化すれば、読者のニーズに直結した有益な情報になります。
③最新情報の解説
業界のニュースや市場の最新トレンドに対し、自社ならではの専門的な視点で解説を加えることも、読者の信頼を得るために有効な手法です。
そもそも、メルマガは顧客を育成する「ナーチャリング」の役割を担っています。
顧客の検討段階を可視化するカスタマージャーニーを策定すれば、各フェーズでどのような情報が不足しているかが明確になります。この不足している情報を埋めるようにコンテンツを拡充していけば、読者の態度変容を促すために必要なネタを、論理的かつ網羅的に洗い出せますので、ぜひ試してみてください。
送りすぎになってしまわないか不安
配信頻度に関する不安は、すべての読者に同じ頻度で送ることが原因の一つです。
解決策として、読者の属性や行動履歴に基づいた「セグメント配信」が有効です。
例えば、特定の成否・サービスに関心を示した読者にはその関連情報を、セミナーに参加した読者にはフォローアップ情報を送るなど、パーソナライズされたアプローチをとります。
これにより、各読者にとって適切なタイミングで価値ある情報だけが届くため、配信過多という印象を軽減できます。
また、読者自身が受信したい情報の種類や頻度を選択できる設定ページを用意するのも良い方法です。
最終的には、開封率や配信停止率といった数値を定期的に確認し、読者の反応を見ながら自社に最適な配信頻度を見つけ出しましょう。
効果測定ができない、何を見てPDCAを回せばいいか分からない
効果測定の第一歩は、見るべき主要な指標を理解することです。
具体的には、件名の魅力度を測る「開封率」、コンテンツやCTAの訴求力を示す「クリック率(CTR)」、メルマガの最終目標の達成度である「コンバージョン率(CVR)」、そしてコンテンツの満足度を反映する「配信停止率」が挙げられます。
これらの数値をただ追うだけでなく、なぜその数値になったのか仮説を立て、検証することがPDCAサイクルを回す鍵です。
例えば、開封率が低い場合は件名や配信タイミングを、クリック率が低い場合は本文の内容やCTAボタンのデザインを変えてA/Bテストを実施します。
メルマガの作り方を知り、読者の心をつかもう
何を伝えたいか、どんなユーザーに届けたいか、どんな効果を得たいかなど、企業の方針によって、メルマガの内容は大きく異なります。
文面でお悩みの方に向けて、ホワイトペーパー送付やセミナー集客などシーン別のテンプレート集をご用意しました。ぜひご活用ください。
その外資MA、「使いこなせない」「コストが見合わない」とお悩みではありませんか?
いま、BtoB企業がリプレイス先に選ぶのは、現場が使いこなせる国産ツール「ferret MA」。
月額8万円・ 3万リードまで追加料金なし。 高機能MAツールと同等の運用を、よりシンプルに、圧倒的な低コストで実現します。 ぜひご検討ください。












