【2026年】CMSおすすめ10選を徹底比較|企業向けの選び方も解説

CMSおすすめ10選を徹底比較|企業向けの選び方も解説

「自社に合ったCMSが分からない」「比較時の着眼点が分からない」とお悩みではありませんか?

CMS導入で重要なのは、様々な種類の中から自社の運用体制や目的にあったものを選択することです。

本記事では、自社に合ったCMSを選ぶための基礎知識から比較方法までを解説します。
さらに実際に上場企業が導入しているCMSを比較して、企業のWebサイトにおすすめのCMSを10種類ご紹介します。

公式サイトはもちろん、口コミサイトの内容を加味して、「編集部のおすすめポイント」も掲載しておりますので、自社に合ったCMSを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事はなるべく最新情報を掲載すべく、定期的に調査しなおしております。現在掲載している内容の調査日は、2026年7月16日です。

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目次[非表示]

  1. 1.CMSとは
  2. 2.CMSの3つの種類
  3. 3.CMSの料金体系
  4. 4.CMSを利用するメリット
  5. 5.CMSを利用するデメリットと対処法
  6. 6.国内企業のCMSシェアランキング
  7. 7.CMS比較のポイント
  8. 8.【2026年調査】リード獲得につながるCMS選びで重視したいポイント
  9. 9.手軽にWebサイトを開設・運用したい企業におすすめのCMS
  10. 10.豊富な機能を求める企業におすすめのCMS
  11. 11.Webサイト制作のスキルに自信のある企業におすすめのCMS
  12. 12.失敗しないCMSの選び方5ステップ
  13. 13.AI時代にCMSは不要になる?これからの役割と選び方
  14. 14.AI時代のCMS比較で確認したい5つのポイント
  15. 15.【CMS選定の参考に!】BtoBマーケターに聞いた!CMS活用のリアル
  16. 16.CMS選びで迷ったら、「成果が出せる運用」を軸にしよう

CMSとは

CMS


CMSとは、Webサイトのコンテンツを作成するための文字、画像、デザイン、レイアウトなどを保存し管理するツールです。運用目的や規模に合わせた多様な種類が販売されているため、自社に最適なCMS選びが必要です。

関連記事:CMSとは?導入すべき?基本から初心者にもわかりやすく解説

CMSにできること(機能)

CMSができることはWebサイト制作です。

ただ、現在ではWebサイト制作機能は、最低限の機能であり、Webサイト運営の現場をより便利にするためのマーケティング機能を追加で搭載しているCMSが多く開発されています。

例えば、以下のような機能があります。

  • 複数人でウェブサイト運営を行うための「ユーザー管理機能」
  • ページを公開後の効果測定を行うための「アクセス解析」
  • Webサイトにフォームを設置できる「フォーム機能」
  • フォーム追加後のユーザーを管理する「顧客管理機能」

Webサイトを公開して終わりではなく、Webサイトを運営して成果を出していくためのマーケティングに必要な機能が搭載されるようになっています。

関連記事:CMSの機能一覧 | 3つの基本機能と理想のCMSを選ぶためのポイント

CMSの3つの種類

CMSは、大きく分けて以下の種類があります。

  • クラウド型
  • パッケージ型
  • オープンソース型
  • ヘッドレス型
  • ノーコード型

なお、クラウド型・パッケージ型・オープンソース型は「提供・導入形態」による分類です。
一方、ヘッドレス型は「システム構成」、ノーコード型は「操作方法」による分類であり、互いに重複する場合があります。

重要なのは、特徴を押さえた上で、自社のサーバー状況や運用体制によって、最適なCMSを選ぶことです。
どのCMSがあっているかについては、後述の「CMS比較のポイント」の章で解説していますので合わせてご覧ください。

関連記事:CMSの種類とは?メリット・デメリットから選び方も紹介

クラウド型CMS

クラウド型CMSはサーバー一体型で、Webサイト作成や運用をインターネット上で完結できる形態のCMSです。ベンダーが独自開発し提供しています。

サーバー環境の準備が必要なく、最初からWebサイトの土台ができているため、社内に専門知識を有する人材がいない場合でも完成度の高いWebサイトが作れます。

Webサイト制作については、ベンダーがあらかじめセットした機能やテンプレートで進めていくため、機能やデザインのカスタマイズに制限がありますが、提供されているツールの数が多く、作りたいWebサイトの規模や目的に合わせたツール選びが可能です。

パッケージ型CMS(オンプレミス型CMS)

パッケージ型CMSは、自社内にサーバーやソフトウェアを設置して運用する形態のCMSです。オンプレミス型、買い切り型とも呼ばれます。クラウド型同様、ベンダーが独自開発し提供しています。

自社サーバーを使えるため、セキュリティー体制の強化やトラブルが起きた際の対応を自分たちで行えます。
クラウド型よりコストはかかりますが、個別で機能やデザインのカスタマイズができるため、自社が作りたいWebサイトを具現化することが可能です。ただ、開発コストや時間がかかるため、予算やスケジュールの管理に注意が必要です。

オープンソース型CMS

オープンソース型は、インターネット上に公開されているソースコードを利用して、自分でWebサイトを構築して運用する形態のCMSです。無償で使用できるものが多く、コストを抑えられるのが特徴です。

プログラミングで、CMSの機能を拡張したり、凝ったデザインのページを作成することができます。ただし、専門知識を要するため、社内に専門知識を有する人材がいなければ使いこなすことが難しいツールでもあります。

注意すべき点は、セキュリティー面の対策です。ユーザー数が多く無料のオープンソースのサービスは、裏を返すと、ハッカーから狙われやすいCMSの可能性が高まります。情報管理や安全対策をしつつ、トラブル発生時の対応をする必要があります。

ヘッドレス型CMS

ヘッドレスCMSは、フロントエンドとバックエンドが完全に分離されたシステムのことを指します。
Webサイトの見た目を改修したい場合、従来型のCMSでは整合性を保つために多くの手間がかかります。
しかし、ヘッドレス型なら管理部分に影響を与えずに手軽に見た目だけの改修が可能です。

改修サイクルを早めたい場合や、様々なデバイスに向けて柔軟にコンテンツを配信したい企業におすすめのツールです。

ノーコード型CMS

ノーコード型は、HTMLやCSSといったプログラミングの専門知識がなくても運用できるタイプのCMSです。
直感的なUI操作だけでWebサイトの構築や編集、デザインを行える特徴を持っています。
専門的な知識を持たないデザイナーやマーケティング担当者でも扱いやすいため、近年スタートアップやマーケティング部署を中心に導入が急増しています。

学習コストを抑えつつ、スピーディーにサイトを立ち上げたい場合に最適な選択肢となります。

CMSの料金体系

CMSの料金体系は、大きく分けて3つです。

  • 月額利用料金が発生するタイプ
  • 買い切りタイプ
  • 無料タイプ

月額利用料金が発生するタイプ

月額利用料金が発生するタイプのCMSは導入と月額費用は安価ですが、ランニングコストがかかります。その分、安定したサポートが期待できるのが魅力です。技術的な知識がないユーザーでも安心して利用できます。

買い切りタイプ

買い切りタイプは初期費用が高めですが、長期的な利用コストを抑えられるのが魅力です。ただし、アップデートやセキュリティ面については自己管理が必要となることが多いので、技術的な対応力が求められます。

無料タイプ

無料で使えるタイプは費用はかかりませんが、制限が多くなってしまいます。自由なデザインができなかったり、独自ドメインが使えない場合があるため、どれくらいの規模で、どの程度の自由度が必要かを考慮して選ぶ必要があります。

関連記事:CMS導入の費用はいくらかかる? 料金相場とおすすめ業者3選

CMSを利用するメリット

CMSを利用することでどのような恩恵が受けられるのか解説します。

  • 専門知識がなくてもサイト制作ができる
  • スマートフォンに対応したデザインが簡単にできる
  • マーケティング施策が実施しやすい

専門知識がなくてもサイト制作ができる

Webサイトは、HTMLなどの言語でできているので、制作・実装にコーディング知識が必要になります。

しかし、CMSを使えば、文字やボタンなどのパーツを組み合わせるだけでWebサイトが制作・実装可能です。コーディングは裏側でCMSが勝手に行ってくれているような形になります。

そのため、エンジニアやデザイナーに依頼しなくても、専門知識がないメンバーがサイト制作できます。

デバイスに合わせたデザインが簡単にできる

PC、スマートフォン、タブレットなどデバイスに合わせたページの表示はユーザビリティやSEOの観点から必須のものとなっています。

CMSには、デバイスに合わせて、自動で適したサイズやテンプレートに変換する機能がついているので、デバイス別に複雑なコーディングやデザインを行わなくても表示変換も簡単にできるようになります。

マーケティング施策が実施しやすい

CMSの利点として、マーケティング施策が迅速に実施できることが挙げられます。

CMSは複雑なコーディングが不要な分、コンテンツの制作や修正が短時間でできるので、新サービスやキャンペーンの情報発信もすぐに行えます。

また、サイト制作をマーケターが行うことも増えていることから、フォーム作成やLP作成、メール配信、アクセス解析などのマーケティングに必要な機能もついていることが多く、CMSはサイト制作だけにとどまらず、マーケティングに活用できるツールといえます。

CMSを利用するデメリットと対処法

CMSのデメリットもご紹介します。自社に致命的なデメリットではないか、きちんと確認しておきましょう。

  • 基本的な操作は覚える必要がある
  • 凝ったデザインのWebサイトは苦手としている
  • パッケージ型CMSとオープンソース型CMSはセキュリティ対策が必要

基本的な操作は覚える必要がある

CMSは簡単にWebサイトが作れるとはいえ、CMSの操作方法は覚えなければなりません。

CMSの操作の難易度は、CMSのUIや機能によって異なるため、製品差が大きいと言わざるを得ません。一般的に、CMSに搭載されたテンプレート以上のデザイン性を求める場合は、覚えるべき操作方法や知識が多くなる傾向にあります。

【対処方法】

無料デモを提供している企業も多くあります。気になった企業に問い合わせて、実際に触ってみて扱えるかどうかを試してみましょう。

また、学習コストをできるだけ下げたい場合は、コーディングを必要としないCMSを選ぶのがおすすめです。こういったCMSは、「ノーコードCMS」といわれますので確認してみましょう。

凝ったデザインのWebサイトは苦手としている

CMSはコンテンツを組み合わせることで、サイト制作を簡単にしています。そのため、テンプレートデザインや標準機能を超えた、デザイン性の高いWebサイトは作れない場合があります。

【対処方法】

もしデザイン性の高いWebサイトを作りたいが、CMSを導入したいという場合は、パッケージ型CMSを実装時に機能拡張を専門業者に依頼をすると、理想に近いサイトを制作できる可能性があります。

また、クラウド型CMSでもCSSやJava Scriptの編集ができるものもあり、ある程度カスタマイズができますので、確認してみてください。

パッケージ型CMSとオープンソース型CMSはセキュリティ対策が必要

パッケージ型CMSとオープンソース型CMSは自社サーバーにCMSをインストールするため、自社でセキュリティ対策を行う必要があります。特に、オープンソース型のCMSは、ソースコードがインターネット上に公開されており、利用ユーザー数が多いため、セキュリティ攻撃を受けやすくなっているため注意が必要です。

【対処方法】

パッケージ型CMS、もしくはオープンソース型CMSを導入する際は、社内のセキュリティ部門や、セキュリティ対策専門の企業に依頼をして、安全性を確保するようにしましょう。

セキュリティ対策が難しい場合は、クラウド型CMSの導入がおすすめです。ベンダーがセキュリティ対策をおこなってくれるので、自社でセキュリティ対策をする必要がありません。

国内企業のCMSシェアランキング

企業のWebサイトはセキュリティやマーケティングなど、個人が趣味で運営するWebサイトよりも求められる機能が多くなります。
日本の上場企業が導入しているCMSを参考にみてみましょう。こちらの表は、CMS検出数を多い順から20サービス並べたものです。


出典:https://oshiete-url.jp/report/cms/2025_8/

クラウド型、パッケージ型、オープンソース型すべてのCMSが使われており、用途特化型のCMSもあります。

ferret One編集部ではこれら上場企業が導入しているCMSを比較して、運用体制や予算、用途から、企業におすすめのCMSを10サービス厳選して紹介します。

CMS比較のポイント

CMSを比較する上で重要なポイントを、表にまとめました。

導入目的
CMSを導入する目的によって、適したCMSは異なる
使いやすさ
担当者で扱えるか(スキルに不足はないか)
許容できる学習コストであるかを確認する

サイト改善のしやすさ
(スピード)

ページ・CTA・フォームなどを自社ですぐ改善・公開できるか

機能の拡張性
Webコンテンツの作成以外の用途が必要か、導入前に検討する
セキュリティ
自社で対策できないなら、CMS側で担保されているものを選択する
サポート
サポートの有無、電話サポートの必要性を導入前に検討する
費用
初期費用、ランニング費用をどの程度掛けられるか

この中でも、「なぜWebサイトを運用したいのか」「どのような効果を得たいか」など、作るための目的を明確化することが重要です。

目的を踏まえつつ、必要な機能は搭載されているか・重視したいポイントは何か・運用したいサイトの規模感とツールが合っているか、などを考えることで、納得いくツール選択が可能となるでしょう。

参考:他社のCMS導入目的

他社がどのような目的でCMSを導入しているのかを調査しました。自社と同じような目的の企業がいるのか、参考にチェックしてみてください。


Q.CMSを導入している主な目的は何ですか?

  • サイト更新の効率化:66.7%
  • リソース不足の解消:63.4%
  • コンテンツ施策強化:62.6%
  • 属人化体制の解消:54.5%
  • SEO強化:41.5%
  • ABテストや改善実行:37.4%
  • 外注コストの削減:30.1%

最多は「サイト更新の効率化」66.7%。次いで「リソース不足の解消」63.4%といった選択肢が上位に挙がっています。

CMS導入には、業務負荷の軽減や、属人化した更新業務の見直しといった「サイト運用体制の課題解決」を目的としたニーズが多く見られました。

また、「コンテンツ施策強化」(62.6%)や「SEO強化」(41.5%)も多く、コンテンツマーケティングを効率的に実行・改善するための環境を整える手段として活用されています。

出典:BtoBマーケティング調査レポート2025 CMSツール編

おすすめCMS早見表

ただ、目的にあったCMSでも、社員のスキルやコストから導入できるツールは限られてきます。
そこで、おすすめのCMSの種類がわかる早見表を作成しました。自社の状況に当てはまる項目が多いCMSがおすすめです。
続く章では、CMSの種類別に導入目的や制作したいサイトに応じた、おすすめのCMSサービスをまとめました。ツール選択の参考にしてみてください!


機能の拡張性

費用

Web制作スキル

サポート

既定の機能でもよい

予算はあまりない

できない
必要

カスタマイズしたい

高くても構わない

できない

必要

カスタマイズしたい

とにかく低コストがいい

自信あり

なくてもよい

関連記事:CMSの選び方とは?種類一覧と選ぶときのポイント

■合わせて読みたい資料
「CMS選びが大変…!」という方に好評!担当者様の代わりに徹底比較してまとめました。
→BtoB企業向け!CMS比較ガイド

【2026年調査】リード獲得につながるCMS選びで重視したいポイント

CMSを比較するときは、「ページを作れるか」「更新しやすいか」といった機能だけでなく、Webサイトの成果を改善するための施策を、どれだけ素早く実行できるかも確認することが重要です。

株式会社ベーシックでは2026年8月、BtoB企業でリード獲得・Webサイト運営に関わる300人を対象に、「AI時代のリード獲得実態」に関する調査を実施しました。

調査結果からは、Webサイト経由のリード獲得が増えている企業ほど、サイト改善を短いサイクルで公開・反映できている傾向が見られました。

CMSを選ぶ際に、機能表だけでは分かりにくい「導入後の運用」という観点から見ていきます。

参照:AI時代、リードが増えている企業は何が違う?|2026年・BtoBリード獲得調査

リード増加層の50.7%が、サイト改善を3日以内に反映

出典:AI時代のBtoBマーケティングリード獲得実態調査レポート

Webサイト改善の実施が決まってから公開・反映されるまでの期間を聞いたところ、全体では「2〜3日以内」が26.7%で最も多く、「即日」は13.7%でした。

さらに、Webサイト経由のリード獲得が増加した層と、それ以外の層を比較すると違いが見られます。

リード増加層では、「即日」18.7%、「2〜3日以内」32.1%で、合わせて50.7%が3日以内にサイト改善を公開・反映していました。

一方、非増加層で3日以内に反映できている割合は16.5%にとどまり、「ほとんど改善できていない」も18.7%でした。

この結果だけから「改善スピードを上げればリードが増える」という因果関係までは言えません。

ただし、リード獲得が増えている企業では、改善案を後回しにせず、短いサイクルでWebサイトへ反映できている傾向があります。

そのためCMSを比較する際は、「ページを更新できるか」ではなく、「マーケティング担当者が必要な改善をすぐ公開できるか」まで確認するとよいでしょう。

サイト改善のボトルネックは、公開・反映までの実行プロセスに集中

出典:AI時代のBtoBマーケティングリード獲得実態調査レポート

では、Webサイト改善にはどのようなボトルネックがあるのでしょうか。

調査では、

  • 社内確認に時間がかかる:45.0%
  • 制作会社・外部パートナーへの依頼が必要:44.0%
  • エンジニア・デザイナーへの依頼が必要:44.0%
  • CMSが使いづらく、工数がかかる:29.3%
  • 改善案はあるが、実行するリソースがない:28.7%

という結果になりました。

上位に並んでいるのは、改善案そのものではなく、改善をサイトへ反映するまでの実行プロセスに関する課題です。

例えば、CTAの文言を変更したい、料金ページを追加したい、フォームの項目を見直したいと思っても、そのたびに制作会社やエンジニアへ依頼しなければならなければ、実際に公開するまで時間がかかります。

CMSを比較するときは操作画面の使いやすさだけでなく、

誰が更新するのか
→ どこまで自社で変更できるのか
→ 承認はどのように行うのか
→ 外部への依頼が必要になるのはどこか

まで実際の運用を想定して確認しましょう。

特にリード獲得を目的とするBtoBサイトでは、記事の更新だけでなく、CTA・フォーム・料金・事例・LPなど、成果に直結する箇所をマーケティング担当者自身が改善できるかが重要です。

AI時代は「AIで作れるか」だけでなく「改善を実装できるか」が重要

出典:AI時代のBtoBマーケティングリード獲得実態調査レポート

生成AIによって、Webサイトの文章や画像を作るだけでなく、ページ構成や改善案を考えることも容易になっています。

実際、Webサイト制作・改善におけるAI活用では、「ビジュアル作成」53.0%、「ページ構成案・ワイヤーフレーム作成」51.3%、「ライティング」50.7%と、すでに制作領域でAI活用が広がっています。

さらにリード増加層と非増加層を比較すると、「ページ構成案・ワイヤーフレーム作成」は65.1%対19.8%で45.3ポイントの差がありました。「アクセス解析・CVデータ分析」では27.1ポイント、「CTA・フォーム・導線の改善案出し」でも23.4ポイントの差が見られています。

つまりAI活用は、記事や画像を作るだけでなく、

サイトを分析する
→ 改善箇所を見つける
→ ページや導線の改善案を作る

ところまで広がっています。

一方で、AIが改善案を出しても、それをWebサイトへ反映するたびに制作会社やエンジニアへの依頼が必要では、改善スピードは上がりません。

AIによって改善案を出すハードルが下がる一方、社内確認や外部パートナーへの依頼、CMSの使いづらさなどが残れば、公開・反映までのスピードは上がりにくいのです。

そのためAI時代のCMS選びでは、「AI機能があるか」だけではなく、「AIで考えた改善を、マーケティング担当者が実際のサイトへ素早く反映できるか」まで確認することが重要です。

手軽にWebサイトを開設・運用したい企業におすすめのCMS

Webサイト制作のスキルはないが、Webサイトを運営していきたい企業にはクラウド型CMSがおすすめです。セキュリティ面のアップデートや最新機能の追加は、自動更新されるため、サーバーの構築や保守の必要が無いのは大きなメリットです。

機能の拡張性は高くありませんが、特定の利用用途に特化したCMSが多く、自社の目的にあったCMSを導入することで十分な成果をあげていくことができます。

  • BtoB企業のWebサイトなら「ferret One」
  • コーポレートサイトなら「Sharewith」
  • とにかくコストを抑えたいなら「BiNDup」
  • Adobeツールを連携してサイト運営したいなら「Adobe Experience manager」
  • 使いやすさとクオリティを両立:Studio

BtoB企業のWebサイトなら|ferret One

導入目的
・BtoB企業のWebサイトの構築・運用
・お問い合わせを増やしたい
機能の拡張性

・ベンダーが開発した機能が自動アップデートされる
・MA機能の追加プランあり

セキュリティ
ベンダーがサーバーを管理。内部監査、パッチマネジメント、脆弱性診断により、アップデートされるシステムのセキュリティリスクを定期的にチェック

サポート

・テクニカルサポート

・マーケティングが学べるサポートコンテンツ
・BtoBマーケティングの戦略設計支援と日々の施策アドバイスが受けられる「伴走サポート」

費用
非公開
運営会社
株式会社ベーシック
URL

https://ferret-one.com/

弊社の提供するferret Oneは、BtoB企業のWebサイト運営に特化したクラウド型CMSです。

長年のBoBマーケティング支援実績に基づいてCMSを開発しており、BtoBのWebサイトに必要な機能を、運用者が使いやすい形で実装されているのが特徴です。Webページの作成、ランディングページの作成、CTA、フォームの設置などが、PowerPointのように見たまま編集で誰でも簡単に行えます。

また、Webサイトの更新だけでなく、メール配信、フォーム作成、顧客管理などのMA機能が同じ管理画面で使えるため、リード獲得から育成までをスムーズに進められる設計となっています。

編集部のおすすめポイント

一番の特徴は、CMSの提供だけでなく、BtoBマーケティング支援が受けられる点です。口コミサイトでも「マーケティングに最適」と高い評価を得ています。

必要なマーケティング機能が揃っているのはもちろん、カスタマーサポートが充実していることも好評です。月次ミーティングやモクモク会の開催に加え、ユーザー同士が交流できるコミュニティもあり、ツールの使い方や活用方法を学べる機会が豊富に提供されています。

また、開発元のferretでは、Webサイト制作、マーケティング戦略・施策の設計、作業代行といった幅広いマーケティングサービスも展開しています。そのため、「記事の制作を代行してほしい」「戦略設計を見直したい」といった要望にもスムーズに対応できる点も魅力です。

ferret Oneは、マーケティングの強化を目指す企業にとって、おすすめのCMSといえます。

コーポレートサイトなら|Sharewith

導入目的

コーポレートサイトの構築・運用

機能の拡張性
ベンダーが開発した機能が自動アップデートされる
セキュリティ
ベンダーがサーバーを管理。金融機関からも選ばれる水準。

サポート

操作研修や問題解決型のサポートサイトあり
費用
初期費用75万円~、月額費用12万円~
運営会社
野村インベスター・リレーションズ株式会社
URL


Sharewithはコーポレートサイト運営に特化したクラウド型CMSで、多くの国内上場企業が導入しています。

IRサイトの⾃動更新や公開ワークフロー機能など、広報やIRなど部門横断で情報更新する必要のあるコーポレートサイト運営に最適化された機能が標準搭載されています。
また、金融機関からも選ばれるハイレベルなセキュリティ対策を行っているため、サイバーリスクに特に備えていきたい企業にもおすすめです。

編集部のおすすめポイント

他のCMSと異なる特徴としては、TDnet・EDINETとの自動連係機能が標準搭載されている点です。ルールに則った運用が特に求められるIRでは、IRの公開時間や内容について、人的ミスをできるだけ防ぐことが重要になります。口コミサイトでも開示案件の自動連携機能により、リリースが安心してできるという声が多く見られ、評価を得ていることが分かります。

Sharewithには、このように、コーポレートサイトを運用する上で「ここが自動化されたらいいな」「ここがシームレスにできればいいな」といった点が細かくカバーされているため、コーポレート担当者・IR担当者が使いやすい設計になっているといえるでしょう。

とにかくコストを抑えたいなら|BiNDup

とにかくコストを抑えたいなら「BiNDup」

導入目的
とにかくコストを抑えてサイトを作りたい
機能の拡張性
ベンダーが開発した機能が自動アップデートされる
セキュリティ
ベンダーが開発した機能が自動アップデートされる。

BiNDエンタープライズプランでは、専用のセキュアなサーバーあり。


サポート

カスタマーサポートあり
オンラインマニュアルあり

費用
月額2,728円〜
運営会社
株式会社ウェブライフ
URL

BiNDupは、低コストで利用できるのが特徴的なクラウド型CMSです。

基本コースから広告が表示されず、独自ドメインが利用でき、月額換算で2,728円と商用CMSとしては非常に手頃な価格です。

デザイン面では、400種類以上の豊富なテンプレートが用意されており、初めてWebサイトを作る方でも、テキストや画像を差し替えるだけで、デザイン性の高いページを簡単に作成できるようになっています。

編集部のおすすめポイント

基本コースやビジネスコースでは、Webフォームの集計データの閲覧数が直近5,000件までという制限があります。そのため、本格的なマーケティングを展開したい企業や一定規模以上の企業にとっては、コストの安さよりも機能の不足を感じる可能性があります。

一方で、口コミサイトでは「初心者でも予算をかけずに見栄えの良いサイトを作れた」といったポジティブな意見が多く見受けられます。そのため、初期費用を抑えつつ、手軽に魅力的なWebサイトを作成したい小規模事業者にとっては、使いやすく非常に適したCMSと言えるでしょう。

Adobeツールを連携してサイト運営したいなら|Adobe Experience manager

Adobe Experience manager

導入目的

Adobeツールを連携してサイト運営したい

機能の拡張性

Adobeの他のツールとの連携が可能

セキュリティ
ベンダーがサーバーを管理

サポート

電話サポート
費用
非公開
運営会社
Adobe
URL

Adobe Experience managerは、Adobe CreativeのソフトやCreative Cloudとの連携が可能なクラウド型CMSです。

画像や動画といったWebサイトで使用している素材をAdobeで制作していれば、効率よくWebコンテンツを作成できます。Adobe AnalyticsやAdobe targetといったマーケティングツールと連携しているため、Adobeのツールで統一したい場合におすすめなCMSです。

編集部のおすすめポイント

前述のとおり、Adobeのツールで統一したい場合に最適なCMSになります。そのほかにおすすめな点としては、AIがWebサイトに訪問したユーザーのニーズに合ったコンテンツやテキストを表示してくれるという点です。

複数の商品・サービスを持っている企業やユーザーごとにコンテンツを出し分けていきたい企業にはおすすめの機能です。

使いやすさとクオリティを両立:Studio

導入目的

コーポレートサイト、サービスサイト、オウンドメディアなど幅広く対応可能

機能の拡張性
ベンダーが開発した機能が自動アップデートされる
セキュリティ

ベンダーがサーバーを管理。大手企業や官公庁でも多数採用されている

サポート

チャットサポート

専任サポート

Webサイト作成、運用について学べるYoutubeやセミナーを多数開催

200を超えるStudioに特化した制作会社とのネットワークあり

費用
無料プランあり
月額590円〜
運営会社
Studio株式会社
URL

https://studio.design/ja

Studioは、専門知識なしでクオリティの高いWebサイトの制作〜運用まで実現できるサービスです。ノーコードCMSとしては国内利用数No.1・導入企業数30,000社という豊富な実績があり、大手企業からスタートアップまで広く利用されています。「ちょっと直したいだけなのに依頼しなければならない」という、ランディングページ運用のよくある課題を解決することができます。タグ設置の自由度も高く、Google Analytics、Google Tag Manager、Google広告・meta広告などの各種広告媒体との連携も可能です。

編集部のおすすめポイント

デザイン性の高いWebサイトやLPを、専門の制作会社に頼らず自社で作り込みたい企業におすすめのツールです。400種類以上のテンプレートが用意されているうえ、画像やテキストの差し替え、パーツの追加・削除も自由にできるので、「ちょっと直したいだけ」のたびに外注する必要がありません。ただし、細かいレイアウト調整にはHTML・CSSの知識が求められる場面もある点は理解しておきましょう。

タグ設置の自由度が高く、Google AnalyticsやGoogle Tag Manager、各種広告媒体との連携もスムーズに行えるので、運用しながら効果測定・改善を回していきたいマーケターにとっても扱いやすいのが嬉しいポイントです。料金は無料プランから始められ、有料でも月額590円〜と気軽に導入できます。

豊富な機能を求める企業におすすめのCMS

機能が充実したCMSが必要な場合はパッケージ型CMSがおすすめです。

他のCMSよりも導入コストはかかりますが、ベンダーがニーズにあった機能を拡張してくれるなど、融通の利くCMSです。

ただし、スキルレベルとしては、コーディングができる、サーバーの知識があるというようなWebサイト制作経験者におすすめしたいCMSになります。

  • 機能の拡張性を求めるなら「Movable Type ソフトウェア版」
  • 複数の商品管理を行っているなら「HeartCore」
  • サーバーダウン対策に!静的なコンテンツ配信を行いたいなら「NOREN」

  • 自社でCMSを拡張していきたいなら「a-blog cms」

機能の拡張性を求めるなら|Movable Type ソフトウェア版

Movable Type ソフトウェア版

導入目的

・自社システムと連携する等、機能をカスタマイズしたい
・静的なコンテンツを制作したい

機能の拡張性

プラグインの豊富で高度なカスタマイズが可能
セキュリティ
自社でサーバー管理可能。
HTMLとMTのテンプレートタグだけで、ウェブサイトを安全に構築
サポート
ライセンスを購入時から1年間、
開発元であるシックス・アパートのサポートを受けられる(メールのみ)
費用

ライセンス費用99,000円~(2026年4月1日より価格改定あり)

運営会社
six apart
URL


Movable Typeは2015年度から8年連続して商用パッケージ型CMSの国内導入シェア1位を獲得している導入実績があるパッケージ型CMSです。2023年11月には、最新バージョンMovable Type 8がリリースされ、アップデートを続けています。

プラグインの豊富さや機能の拡張性が高いのが特徴です。社内の独自システムとの連携が必要な場合に機能を実装してもらえるなど、一般的なCMSにはない機能を求める企業におすすめです。

サポート面では、購入から1年間のメンテナンス(最新バージョンのダウンロードとメールによるテクニカルサポートの提供)が付属しています。2年目以降は任意で延長可能です。

編集部のおすすめポイント

現在は有償CMSですが、もともとはオープンソースのソフトウェア「Movable Type Open Source」として提供していたCMS。そのため、Wordpressと比較されることが多いツールです。口コミサイトでは、両者を比較して、セキュリティ面と静的なページが作成できる点に魅力を感じている声が多く見られました。

静的なページは表示スピードが速いため、ユーザーにストレスを感じさせたくない場合やアクセスの多いサイトを運用する場合におすすめです。

複数の商品管理を行っているなら|HeartCore

HeartCore

導入目的

・Webサイトだけでなく、SNSやアプリで配信するコンテンツを一元管理したい
・顧客属性に合わせたコンテンツ配信を行いたい

機能の拡張性
独自の連携モジュール開発も可能
セキュリティ

自社でサーバー管理可能

サポート

ライセンス保守に加え、サイトを構築するために必要な要素のトレーニングサービスあり

費用
非公開
運営会社

ハートコア株式会社

URL


HeartCoreは国内導入実績680社以上のパッケージ型CMSです。

特徴的なのが、データ管理の効率化です。テキスト、画像、動画、写真といったデジタルデータや商品情報をHeartCoreで一元管理できるようになります。Webサイト、EC、カタログ、SNSなど、複数メディアで複数人がコンテンツ制作にかかわる場合に一元管理できる便利な機能です。

また、ユーザー情報や行動履歴により、最適化されたページを表示させる機能もあり、リアルタイム性のある動的なCMSを求めている企業に向いています。

編集部のおすすめポイント

更新のしやすさやノーコードに特化していくCMSが多い中、HeartCoreはコンテンツの一元管理に特化しているのが特徴的です。口コミサイトでも、複数のサイトを一括で管理できる点や、コンテンツの出し分けができる点にメリットを感じられている投稿がみられました。

資産の管理・活用はもちろん、ユーザーの行動履歴から興味・関心を図って商品開発やコンテンツ内容のブラッシュアップに活かしていくこともできるでしょう。

サーバーダウン対策に!静的なコンテンツ配信を行いたいなら|NOREN

NOREN

導入目的

・ローコードで使いやすいパッケージ型CMSを導入したい

・顧客属性に合わせたコンテンツ配信を行いたい

機能の拡張性

個別のカスタマイズは不可

セキュリティ

自社でサーバー管理可能

サポート

導入作業やトレーニングなどローンチまでの支援に加え、

サポートセンター・トレーニングといった使いこなすためのサポート制度もあり

費用

850万円~※公式サイトでシミュレーション可能

運営会社

株式会社アシスト

URL


NORENは、導入企業の87%が自社でサイト運営している実績があり、シンプルかつ使いやすいパッケージ型CMSです。

プログラミングスキルが必要になりがちなデザインテンプレートも、NORENではHTMLベースでの記述が可能となっています。HTML+JavaScript程度の知識で、Webサイトを制作していくことができます。

また、静的なコンテンツ配信を基本としており、NORENサーバと、公開Webサーバを切り離して管理しているため、万が一NORENサーバがダウンしても、公開サイトは問題なく稼働し続けるので安心です。

編集部のおすすめポイント

静的なコンテンツ配信を行うため、キャンペーンでアクセス数が突発的に増えることが多い場合でも安心してサイトを運用できます。

静的CMSでありながら、コンテンツ公開のタイミングを秒単位で設定したり、ユーザーによってコンテンツを出し分けできるリアルタイムパブリッシュ機能を搭載しているため、リアルタイムなコンテンツ配信も可能となっています。

自社でCMSを拡張していきたいなら|a-blog cms

導入目的
最低限のコーディング知識でCMSを拡張して、CMS開発のコストを抑えたい
機能の拡張性

最低限のコーディングスキルのみで自由にCMSの機能を拡張可能

セキュリティ

自社でサーバー管理可能

サポート

メール、対面サポート、オンラインビデオサポート、お得な年間契約サポートなど

費用

買い切りプランの場合 初期費用66,000円

運営会社
有限会社 アップルップル
URL

a-blog cmsは、販売実績5,000件以上の国産のパッケージ型CMSです。

HTMLとCSSで構築可能な点が大きな特徴です。最低限のコーディングスキルのみで自由にCMSの機能を拡張できるため、オープンソース型CMSよりも、エンジニアの負担なく自由に機能拡張していくことができます。

編集部のおすすめポイント

自社でCMSの機能を拡張していきたいという企業におすすめのCMSです。口コミサイトでも「エンジニアならなんでもできてしまうのではないか」と拡張性の高さが高く評価されていることが分かります。

オープンソース型のCMSで複雑なカスタマイズを行う際には、PHPなどのプログラミングの知識が必要ですが、a-blog cmsはHTMLとCSSで構築可能になっているため、開発難易度も低めで扱いやすいCMSといえるでしょう。

Webサイト制作のスキルに自信のある企業におすすめのCMS

プログラミングやサーバーの保守管理など、Webサイト制作・運用の高度な専門知識のある企業なら、オープンソース型CMSを導入すると、低コストでWebサイトを運用できるでしょう。

  • 世界シェアNo.1!豊富なテンプレートとプラグイン「WordPress」
  • 規模の大きなWebサイト構築・多言語対応に「Drupal」

無料で利用できるCMS|WordPress

導入目的
テンプレートやプラグインが豊富なオープンソース型CMSを使いたい

機能の拡張性

カスタマイズ可能。テンプレートとプラグインが豊富。

セキュリティ

自己責任

サポート
なし
費用
無料
運営会社
オープンソース
URL

WordPressは世界シェア1位のオープンソース型CMSです。公式サイトから無料でインストールできます。

Web上の43%が利用している圧倒的シェア率を誇る利用者の多さから、テンプレートとプラグインが豊富にあるのが特徴です。制作したいサイトの種類に合わせて機能を拡張することでコーポレートサイトやECサイトなど、自社に合ったオリジナリティのあるWebサイトを構築できます。

ただ、サイト制作では、ある程度のHTML、CSS等の知識がないと、細かな調整は難しいので、そこは注意が必要です。

また、オープンソース型CMSは開発元のサポートは受けられませんが、ユーザーが多いため、利用時のトラブルや疑問点を検索すれば、答えやヒントを見つけられることが特徴です。

▼弊社のサービスとWordpressを比べてみました!ぜひご覧ください。
→【BtoBマーケの分水嶺】WordPressとferret One 結局なにがどう違うのか

編集部のおすすめポイント

前述の通り、世界シェア1位であることから、多くのメリットがあります。ただ、シェアが高い反面、脆弱性を狙った攻撃も受けやすくなってしまう点には注意しておかなければなりません。

自社や外部委託でしっかりとセキュリティ管理が行えれば、費用対効果に抜きんでたCMSでしょう。

規模の大きなWebサイト構築・多言語対応に|Drupal

導入目的
規模の大きなWebサイト構築、多言語機能に長けたオープンソース型CMSを使いたい
機能の拡張性

カスタマイズ可能

セキュリティ
自己責任

サポート

なし
費用
無料
運営会社
オープンソース
URL

Drupalは比較的規模の大きなWebサイトの構築に活用されているCMSです。企業だけでなく、政府や教育機関のWebサイトにも導入されています。

拡張性の高さが特徴ですが、中でも多言語対応に長けており、標準でおよそ100言語に対応しています。世界中の人をターゲットとした商品・サービスを展開しているならば、検討したいCMSです。

編集部のおすすめポイント

拡張モジュールが多く、拡張性に高さはWordpressやconcrete5よりも高いといえるでしょう。ただ日本語の解説が少なく、専門的に扱えるユーザーが多くないため、口コミを見てもスキル不足でつまづく場合が多い印象です。

導入検討時には、社内で扱えうスキルのある人材がいるかどうかをきちんと確認しておくことをおすすめします。

失敗しないCMSの選び方5ステップ

CMSを導入する際は、製品ごとの特徴を比較するだけでなく、自社の状況に合わせた適切な手順を踏むことが重要です。
要件を明確にせずにツールを選んでしまうと、運用が定着せず期待した成果を得られない可能性があります。ここでは、自社に最適なCMSを選定するための具体的な5つのステップをわかりやすく解説します。

1. 自社のコンテンツ運用体制を整理する

まずは、誰がどのようにWebサイトを運用するのか、社内の体制を整理します。

日々のコンテンツ更新を担当するのは、エンジニアではなくマーケティング部門や広報などの非エンジニアであるケースが一般的です。
そのため、担当者のITスキルや、記事作成から公開までの承認フローなどをあらかじめ確認しておく必要があります。

運用体制を明確にすることで、操作性の高いツールを選ぶべきか、細かな権限設定が必要かといった選定基準が見えてきます。

2. 必要な機能や要件を定義する

次に、自社のビジネス目的を達成するために必要な機能を洗い出し、要件を定義します。

コーポレートサイト、ECサイト、オウンドメディアなど、構築するホームページの種類によって求められる機能は大きく異なります。
また、SEO対策の機能や外部システムとの連携など、マーケティング施策を展開するうえで不可欠な要素もリストアップします。

自社にとって必須の機能と、あれば便利な機能を分けて整理することで、製品選びのブレを防ぐことができます。

3. 製品を機能面や費用面で絞り込む

必要な要件が整理できたら、実際に市場にあるCMSの中から候補となる製品を絞り込みます。

まずは、洗い出した必須機能が備わっているかを確認し、さらに初期費用や月額料金といったコスト面が予算内に収まるかを照らし合わせます。
多機能なツールは魅力的ですが、自社にとって不要な機能に余分な費用をかけてしまうリスクもあります。

機能とコストのバランスを冷静に見極め、要件を満たす製品を複数ピックアップして比較検討できるように準備します。

4. 実際の利用者レビューや導入事例を確認する

候補となる製品が絞り込めたら、既存ユーザーの客観的な評価や具体的な導入事例を確認します。

公式サイトの情報だけでは見えにくい、実際の使い勝手やサポートの品質、導入後のトラブルなどは、レビューサイトの口コミから把握することができます。

また、自社と同規模の企業や同じ業界での成功事例があるかを確認することで、自社の運用にフィットするかどうかをより現実的にイメージできるようになります。

5. 資料ダウンロードや問い合わせしてみる

CMSの導入は、ベンダーと相談しながら進めるケースがほとんどです。即日で導入を決めるというよりも、商談を重ねながら、自社の要件や費用をすり合わせていきます。

気になるCMSがあれば、まずは資料をダウンロードしたり、問い合わせて詳しい話を聞いてみましょう。ベンダーは製品を提供するだけでなく、自社に合ったCMSを検討するための相談相手にもなります。

Webサイト運用の知見を持つ担当者に相談することで、ヒアリングを通じて自社の課題を棚卸し・整理し、必要な要件を明確にすることもできます。自社だけで検討を続けるより効率的に進められるため、気になるベンダーには積極的に相談してみるのがおすすめです。

AI時代にCMSは不要になる?これからの役割と選び方

生成AIによって、Webページの構成案や文章、画像、デザイン、コードを短時間で作れるようになりました。そのため、「AIがあればCMSは不要になるのでは」と考える方もいるかもしれません。

しかし、AIが得意なのは、主にページやコンテンツを作ることです。公開後の更新、品質管理、権限管理、セキュリティ、データ連携など、Webサイトを継続的かつ安全に運用する役割は、引き続きCMSが担います。

AI時代のCMSは、単なるページ制作ツールではなく、AIで生み出したコンテンツを管理し、継続的なサイト改善につなげる運用基盤へと役割が変化してきています。

AIによってWebサイト制作・改善はどう変わる?

生成AIの普及により、これまで専門知識や多くの工数が必要だったWebサイト制作・改善の一部を効率化できるようになりました。

たとえば、AIは次のような業務に活用できます。

  • ページ構成やワイヤーフレームの作成
  • キャッチコピーや本文の作成
  • 画像やデザイン案の生成
  • HTML・CSSなどのコード生成
  • SEOを意識した記事やページの作成
  • アクセスデータをもとにした改善案の提示
  • CTAやフォーム周辺のコピー案作成

これにより、Webサイト制作では「ゼロから作る時間」が短縮され、より多くの施策や改善案を試せるようになります。

一方で、AIが作ったページやコンテンツをそのまま公開すれば成果が出るわけではありません。自社の顧客や商材に合った内容か、ブランドとして一貫しているか、問い合わせや商談につながる導線になっているかを、人が判断する必要があります。

AIでサイトを作れてもCMSが必要な理由

AIやコーディングツールを利用すれば、CMSを使わずにWebページを作ることも可能です。ただし、企業のWebサイトでは「ページを作れること」だけでなく、公開後に安全かつ継続的に運用できることが重要です。

そうした側面でいうとCMSには、次のような役割があります。

  • 複数の担当者による更新・承認フローの管理
  • ページやコンテンツの一元管理
  • デザインやブランド表現の統一
  • 更新履歴やバージョンの管理
  • ユーザーごとの権限設定
  • セキュリティ対策
  • フォームや顧客データの管理
  • MA・CRM・アクセス解析ツールとの連携

AIによってページ制作が速くなるほど、公開されるコンテンツの量や更新頻度も増えていきます。

そのため、AIが生成したコンテンツを整理・管理し、品質を保つためにもCMSは引き続き重要な役割を担います。

AI時代は「作れるCMS」より「改善を続けられるCMS」を選ぶ

AIによってWebサイト制作が効率化される時代、ツール選びの基準は「いかに速く作れるか」から「いかに柔軟に素早く改善できるか」へと移行しています。AIを活用すれば短時間で質の高いコンテンツやページ案を作成できますが、それらを実際のサイトに反映し、効果を検証して微調整を繰り返すプロセスこそが、ビジネスの成果を左右するためです。

そのため、サイトの土台を作る機能だけでなく、公開後の編集やA/Bテスト、ABM施策などの改善作業を内製で完結できる操作性が重要になります。最新の情報を素早く発信し、市場の反応を見ながら改善を継続できる体制を支えるCMSを選ぶことが、競合との差別化につながります。

前述の2026年調査※でも、リード増加層ほどサイト改善を短いサイクルで反映できている傾向が見られました。

※参照:AI時代、リードが増えている企業は何が違う?|2026年・BtoBリード獲得調査

AI時代のCMS比較で確認したい5つのポイント

AI時代のCMSを比較する際は、「AI機能が搭載されているか」「AIで作ったデザインを実装できるか」だけで判断しないことが大切です。
AIで生み出したアイデアやコンテンツを、実際のWebサイト改善につなげられるかを確認しましょう。

AIで作った内容をすぐページに反映できるか

AIで文章やページ構成を作れても、CMSへの反映に手作業が必要では、改善スピードは上がりません。

ページ作成・更新にどのくらい手作業が必要かを確認しておきましょう。

例えば、最新のCMSには、AIアシスタント機能が搭載されており、管理画面上で生成したテキストや画像をそのままエディタに流し込み、ボタン一つで公開できる仕組みが整っているものもあります。

また、MCPに対応したCMSなら、外部のAIとCMSを接続し、自然言語による指示でページの作成・編集まで行える可能性があります。

AI機能が実務で使える範囲を確認する

AI機能を搭載したCMSを導入する際は、自社の実務における支援範囲を詳細に確認しましょう。

具体的には、文章作成の補助のみか、画像生成やSEO設定、アクセス分析に基づく改善提案まで対応しているかを比較します。支援領域が広ければ、専門知識のない担当者でも品質を維持した運用が可能になり、属人化の防止につながります。

自社の運用フローに最適な形でAIを組み込めるか、導入前に実用性を見極めることが重要です。

生成コンテンツの品質を管理できるか

AIが作成した文章には、誤情報、不自然な表現、ブランドとの不一致が含まれる可能性があります。

承認フロー、権限設定、更新履歴、テンプレートなど、担当者が内容を確認しながら安全に公開できる仕組みを確認しましょう。

また、生成された内容がブランドトーンと整合しているか、人間が修正しやすいインターフェースであるかも重要です。
自社の顧客情報や商材知識を学習させ、実務に即したアウトプットが得られるAIを搭載したCMSも登場しています。ユーザーニーズをとらえたコンテンツ制作を重視したい場合はそうしたCMSを選ぶとよいでしょう。

顧客データや外部ツールと連携できるか

現代のCMS選びにおいて、MAツールやSFA/CRMといった外部システムとの連携性は、マーケティング施策の成否を分ける重要なポイントです。

AIを最大限に活用するためには、CMS内のデータだけでなく、外部の顧客管理ツールから得られる属性情報をAIに読み込ませ、個々のユーザーに最適化されたコンテンツを自動生成できる環境が理想的です。

既存ツールとスムーズに連携できれば、Webサイト上の行動履歴をリアルタイムで営業活動にフィードバックすることも可能になります。導入を検討する際は、APIの公開範囲や標準連携が可能なサービスのラインナップを必ず確認してください。

自社のビジネス基盤となっているツールと地続きで運用できるCMSを選ぶことで、データの分断を防ぎ、より高度なパーソナライズ体験を提供できるようになります。運用の自動化と効率化を加速させるためにも、拡張性の高さは欠かせない比較基準です。

継続的なサイト改善を支援する機能があるか

AIによって改善案を素早く作成できるようになった現代では、その案をいかに迅速に実行し、検証できるかが成果を分ける鍵となります。そのため、公開後のPDCAサイクルを円滑に回すための機能が備わっているかを確認することが極めて重要です。

操作面でいうと、アクセス解析やコンバージョン計測、CTA・フォームの編集機能などが、専門知識のない担当者でも直感的に操作できることがポイントになります。エンジニアを介さずに自社で素早く修正できる体制が整えば、改善の回転率が向上します。

また、最新のCMSには改善のアイデア自体を提案してくれるAIアシスタント機能を搭載したものもあり、運用を強力にバックアップします。

【CMS選定の参考に!】BtoBマーケターに聞いた!CMS活用のリアル

CMSの導入・活用状況について、当社は独自で調査を行いました。

「どのくらいの企業がCMSを導入しているのか?」また「その選定基準は?」「かけているコストは?」など、調査結果を抜粋してご紹介します。

自社でCMSを比較検討する際の参考になれば幸いです。

出典:BtoBマーケティング調査レポート2025 CMSツール編

CMS導入状況


Q.現在、貴社で導入しているマーケティング関連ツールを教えてください

  • CMSツール:37.3%
  • CRMツール:36.7%
  • 広告管理ツール:34.2%
  • MAツール:33.9%
  • 分析ツール:32.1%
  • BI/ダッシュボード系:29.4%
  • SFAツール:28.8%
  • Web接客ツール(チャットボット、ヒートマップ、ポップアップなど):26.7%
  • 特に導入していない:17.0%

実際、どのくらいの企業でCMSが活用されているのか、気になりますよね。

当社の調査では、約4割がCMSツールを導入していることが分かっています。これはマーケティング関連ツールの中で最も高い結果であり、活用が主流となってきていることが分かります。

CMSの選定基準

他社がCMS導入時に、実際にどのような項目を重視していたのかを調査しました。

Q.CMSツール導入時に重視した(または今後重視したい)選定基準は?

  • 更新・編集のしやすさ(UIや操作性):49.6%
  • セキュリティ・安定性(クラウド型/サーバー型の違いなど):49.6%
  • 社内での内製・運用に向いているか:46.5%
  • SEOへの強さ:35.3%
  • サポート体制:43.8%
  • 初期費用・月額費用などのコスト:39.4%
  • デザイン・レイアウトの自由度・カスタマイズ性:35.8%
  • 外部ツールとの連携性:35.0%
  • ABテストやフォーム最適化など改善機能の有無:27.0%
  • ユーザー・ページ権限など運用管理機能の有無:22.6%
  • 実績や導入企業の信頼性:22.6%
  • 自社フェーズに合った拡張性・継続性:16.1%
  • 特に重視した点はない:2.2%

最重視されるのは、活用のしやすさといえます。

「更新・編集のしやすさ」49.6%に加え、「社内での内製・運用への適性」46.0%や「サポート体制」43.8%など、導入後のスムーズな運用定着を見据えた活用のしやすさに関連する項目が多く挙がりました。

実際に使ってみないと、具体的には分かりづらい点ではありますが、導入したものの使いこなせなかったとなっては、元も子もありません。そのため重視されているといえます。

例えば、コーディングのスキルがどのくらい必要か?を確認したり、デモ画面で直感的に操作できそうかを実際に試してみるといいでしょう。

CMSの月額利用コスト


Q.CMSツールにかけている月額費用はどのくらいですか?

  • 5万円未満:5.7%
  • 5~10万円未満:19.5%
  • 10~20万円以上:23.6%
  • 20~30万円未満:22.8%
  • 30万円以上:22.0%
  • 把握していない:6.5%

10万円以上が約7割。「5万円未満」と回答した企業はわずか5.7%であり、低コストでの運用は少数派となりました。

CMS導入時の予算感としては、月額10万円以上と見積もっておくとよいでしょう。

これらの設問以外にも様々な調査を行いました。ご興味のあり方は、ぜひこちらのレポートよりご確認ください!
→BtoBマーケティング調査レポート2025 CMSツール編

CMS選びで迷ったら、「成果が出せる運用」を軸にしよう

CMSを選ぶとき、つい「費用」や「知名度」で選んでしまいがちですが、本当に大切なのは、“成果が出せる運用ができるか”です。つまり、「誰が使うのか」「何を目的にするのか」「社内にどんな体制があるのか」によって、選ぶべきCMSは大きく変わります。

たとえば、
・ノーコードで更新できるか?
・施策の実行スピードを落とさないか?
・外注に頼らず、社内で回せる仕組みか?
そんな観点で見直すだけでも、選択肢は変わってきます。

当社が提供する 「ferret One」は、まさにマーケティング環境の効率化に悩みを抱える方に導入いただいているCMSです。
Webサイトをパワポ感覚で編集でき、現場で更新・施策実行まで完結できます。
その使いやすさと伴走支援により、属人化や運用停滞といった悩みから脱却した事例も多数。

ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。
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ferret(One Tip編集部)
ferret(One Tip編集部)
One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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