オプトイン
オプトインとは
オプトインとは、ユーザーが何らかの情報を受け取る際や、自身の個人情報を利用される際などに、許諾の意思を示す行為のことです。オプト(Opt)には「選ぶ」という意味があります。
主に、企業がダイレクトメールを送る場合、事前にユーザーの承諾を得ることを指します。
ダイレクトメールにおける「オプトイン」の重要性
企業や個人が、広告または宣伝を目的に電子メールを送信する際の法律である「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(特定電子メール法)が、2008年に改正されました。
2008年までは、特定電子メール法は「オプトアウト方式」が採用されていました。「メールを送らないで欲しいと意思表示した人にメールを送ってはいけない」という規定です。そのため、配信停止の方法が説明されていれば、事前の許可なしにメールを送信することができていました。
2008年12月の法改正で「オプトイン方式」に変更となり、「メールの受信を希望しているか同意している人にのみメールを送信してもいい」という規定になりました。
ユーザーがメール受信を許可していないにもかかわらずメールを送ることは、違反の対象となったのです。
企業がダイレクトメールを送るためには、「メール配信を希望する」などのチェックボックスを設置してチェックを入れてもらったり、プライバシーポリシーなどを明示して同意にチェックを入れてもらったりする方法で、ユーザーの「同意」を得る必要があります。