Webマーケティングの外注で失敗しないためには?代行依頼で成功するポイント

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Webマーケティングに本腰を入れたいけど、どこから手をつけていいか分からない…。

Webマーケティングの外注や代行サービスを提供する企業は数多く存在します。
しかし、外注先・代行先の選定を間違えたり、準備不足のまま委託してしまうと、求めていた成果が得られないままコストだけ費やすことになるかもしれません。

そこでこの記事では、Webマーケティングでの外注・代行依頼で失敗しないための進め方やポイントを解説します。ログイン不要・無料で使用できるアウトソース診断ツールもあわせてご活用ください。

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アウトソース適性診断
診断ツール
アウトソース適性診断
「社内体制」と「外注活用」の2軸で、Webマーケティング業務をアウトソースしやすい状態かどうかをチェックします。
各設問で現在の状況に最も近い選択肢を選んでください。(未整備=1点 / 一部あり=2点 / どちらともいえない=3点 / 概ねできている=4点 / 仕組み化済み=5点)
ざっくり現状を把握するための簡易チェックです。アウトソースの可否を断定するものではありません。
1. 自社のWebマーケ業務の全体像(タスク一覧)が整理されている
2. 各業務のボリューム(工数・頻度)や重要度が把握できている
3. 社内で対応できるスキルセット(ライティング・広告運用・解析など)が把握されている
4. マーケ責任者・決裁者・実務担当者の役割と決裁フローが明確になっている
5. 業務マニュアルやナレッジ(過去施策・クリエイティブ・実績など)が一定程度整理されている
6. アウトソース後に追いたいKPIや期待成果(リード数、商談数など)が社内で共有されている
7. 外注したい領域(コンテンツ制作、広告運用、サイト制作など)が具体的にイメージできている
8. 外注に投下できる予算感(単月・プロジェクト単位)と期間の目安が決まっている
9. 外注パートナーを比較・評価する軸(実績、得意領域、料金、レポート品質など)が整理されている
10. 社内と外注の役割分担・責任範囲(どこまで任せて、どこから社内で見るか)がイメージできている
11. 外注先とのコミュニケーション頻度(定例MTG)やレポートの形式・粒度のイメージがある
12. 外注の成果を評価する指標(KPI)とレビュー方法(改善提案のもらい方など)がイメージできている
合計点:0 / 60
未判定 まだ設問に十分回答されていません。「合計点を計算」を押すと結果が表示されます。
社内体制スコア0 / 30
業務整理や体制整備のレベルが表示されます。
外注活用スコア0 / 30
外注方針・役割分担・運用イメージの明確さが表示されます。
おすすめ運用スタイル
-
診断結果に応じて、内製・ハイブリッド・外注活用のうち、どのスタイルが合いそうかを表示します。
  • 設問に回答し「合計点を計算」を押すと、ここにおすすめの進め方が表示されます。
判定目安:0〜24点=要準備 / 25〜44点=検討フェーズ / 45〜60点=アウトソースを前提に進めやすい状態です。

Webマーケティングを外注する流れとは?

まずはWebマーケティングを外注する場合の流れを確認しましょう。

外注先を探す

一番手軽で即実行できるやり方は、インターネットでの検索です。
自社の課題を解決してくれそうな外注先をピックアップしましょう。

外注先に実情を伝えプランを提案してもらう

外注先をピックアップしたら、実際に連絡をしてみましょう。

相談の時間を有意義にするために、自社のマーケティングにおける実情や課題を明確に説明できるよう、相談前に準備しておきましょう。

自社がどうしてWebマーケティングを始めようと思ったのか、何を達成したいのか、どこに困っているのか、わかりやすくありのままに伝えることがポイントです。

【相談前に用意しておくべきポイント】

  • 自社がどのような会社であるか(会社紹介のパンフレットやコーポレートサイト等あれば共有する)
  • 自社がなぜWebマーケティングに取り組んでいるかや、達成したい目標
  • Webマーケティングでリーチしたいターゲットの詳細
  • 自社の商品やサービスの詳細
  • Webマーケティングを実行する上での体制や課題に感じていること
  • 委託してやってほしい業務の詳細、希望とする費用感
  • 委託する上で気になっていること、質問


実情を踏まえ、実際にその外注先でどのような貢献をしてくれるか、どのようなサービスを提供してくれるか、先方から提案をしてもらいましょう。

内容によってはその場で打開策を提示される場合もありますが、基本は持ち帰って再提案してもらう流れになります。

次回提案をもらう日取りを決め、また提案に際し必要な情報が他にないか、確認をしておきましょう。

提案内容を加味し、契約を結ぶ

提案の段階では、外注先から具体的なサポート内容と成果物、成果をあげるまでにかかる費用や日数といった情報をもらいます。

提案が自社の課題を解決するものになっているか、冷静に判断しましょう。
説明の仕方がスムーズで魅力的なプレゼンだとしても、見るべきなのは「提案された内容が自社に合っているか」です。

提案を聞くだけでは判断が難しい場合は、複数の外注先に声をかけ、相見積もりをとったりプランを比較したりするのがおすすめです。

比較する時によくあるのが、費用の差異に目がいき、金額の差だけで判断してしまうケース。
金額が安いに越したことはないですが、重要なのはその費用を払って得られる「価値」「成果」です。

単純に数値比較するだけでなく、費用対効果を意識して検討しましょう。

Webマーケティングの外注先を選ぶときのポイント

自社の価値観や進め方を理解し、自社が本当に求めている成果物を、高品質かつスピーディに提供してくれる外注先を選ぶべきです。

自社が求める外注先を見つけ一緒に仕事できると、外注先も業務が捗り実績を残せるので、双方にとってメリットがあります。

実際に外注先を選ぶときに意識しておきたいポイントを5つご紹介しましょう。

業務内容や費用が具体的かつ明確に提示されているか

提案される内容が具体的かどうか、これが第一に意識すべきポイントです。

提案内容が具体的であればあるほど、外注先が課題解決に対する策を持つことを示します。
また、具体的かつ明確に伝えるスキルの高さは、以後の仕事でのやり取りのしやすさにも繋がります。

委託業務の詳細がブラックボックス化していたり、こちら側から意見を出せない状態は避けるべきです。
マーケティングがうまくいかない時にこちら側から手が出せず、結果解決に時間がかかったり、挽回できなかったりするリスクがあります。

自社の商品やサービス、会社のことに関心を持ってくれるか

Webマーケティングで成果を出すには、自社が提供する価値を深く理解し、それをターゲットにどのようにアプローチするかを考え抜く必要があります。

外注先は商品/サービス/会社の特徴や魅力、他社と差別化できるポイントに関心をもち、提案前に質問・資料請求する姿勢があるでしょうか。
また、どのようなターゲットに、どのようなサービスを、どのようなコンセプトで届けようとしているでしょうか。

具体的に掘り下げた上で、状況を把握し提案しているか、が重要です。

取引相手の情報をできる限り知ろうと、ヒアリングしたり質問したりしてくれるのは、それだけ真摯に自社と向き合い仕事をしてくれる証拠。
そういった態度が最終的に大きな成果へと繋がります。

明確にゴールを設定してくれるか

スケジュールを共有し、ゴールを明確に提示できるか、という基準も外注先選定には有効です。

クライアントがどんな悩みをもち、最終的にどんな状態を達成したいのかを理解した上で、目指すべきゴールを示せる外注先は、信頼に足ると判断できます。

ゴールを示し、それに対してどのような取り組みを実施すればよいか、導入後のスケジュールを共有してもらえると安心です。
目指す成果に対して、具体的に意思表明できる外注先であるかは、選定の大きな基準になりますので参考にしてみてください。

結局どっちがいいの?Webマーケティングを外注するメリット・デメリット

自社のWebマーケティングで成果を最大化し、効率よく仕事を進めるために、外注することのメリット・デメリットをしっかりと把握しておきましょう。

メリット① 社内のリソースがかからない

Webマーケティングには様々なタスクが発生します。
限られたメンバーで、限られた時間の中、効果を最大限に高める上で、外部に任せた方が効率的な業務は、十分に外注する価値があります。

社内の実情を踏まえて取り入れていきましょう。

メリット② 経験ゼロでも始められる

自社でWebマーケティングをやった経験がなく、ノウハウを持ち合わせていなければ、外注する価値があります。
とにかくまずはやってみないと、成果を出すことはできません。

外注先はWebマーケティングの専門家なので、既にWebマーケティングを自社で始めている会社にとっても、仕事の質が一段と良くなるメリットがあります。

特にデザイン面やシステム面は専門性が求められる分野なので、外注する内容として十分に検討できるでしょう。

デメリット① 成果のコントロールがしにくい

業務内容が本当に良いものなのか、費用が妥当なのかが判断できず、成果に対し言い値を支払い続けるのが常態化していることがあります。

特に、自社にWebマーケティングの知見がない場合は、提案内容を判断する軸がないので、なおさらこの傾向に陥りがちです。

費用面であればある程度市場の相場を調べられますが、提案内容が良いものかどうかを調べるのは難しいでしょう。
提案内容が具体的に提示されているか、期日内にしっかりと成果物を出すプランになっているか、確認しておきましょう。

デメリット② 費用がかかる

委託して取り組んでもらう上で、費用がいくら発生しているのか、費用対効果に見合っているのか、常に確認しておくことが重要です。

メリットである人手・時間の削減と、デメリットである費用の増大。
両者の塩梅をどうとるかは、外注を検討する大きなポイントです。

Webマーケティング未経験でも外注に頼らずできる

現在は環境が進化し、外注しなくてもWebマーケティングを一から始めたり、課題を解決したりできるサービスがあります。

内製化(インハウス化)すると、自社にノウハウを蓄積し、今後の施策拡大に活かせます
外注する方法と併せて、外注しない方法についてもしっかりと学びましょう。

初心者でも使える、Webマーケティングツール「ferret One」

BtoBマーケティングを新たに始めようとしている方でも、簡単に使えるマーケティング機能が幅広く実装されているのが、「ferret One(フェレットワン)」です。

サイトの各情報を一覧で確認できるダッシュボード機能、Webサイトの制作や更新が楽々できるCMS機能、ブログ機能による情報発信、フォームの作成、分析値のレポート作成まで用意しています。


BtoB事業に必要な「成功メソッド」も併せて提供しているので、独自の知見を活かし、最初のWebサイト立ち上げから戦略提案、運用サポートまでをお手伝いします。
実際に導入した実績のある企業も多い点も安心していただけるポイントです。

ferret Oneの人気機能と活用法は、下記URLからもご覧いただけます。

fereet Oneとは?

まとめ:Webマーケティングの効率化は外注以外にも道はあり

Webでの情報収集や買い物が当たり前になった現在、Webマーケティングで大きな成果が出せるのは、会社の大きな進展につながります。
そういった魅力から、Webマーケティングに力を入れようとする企業は増加しており、それに伴って外注先も増えています。

しかし、先に挙げたように外注・代行にはメリット・デメリットがあり、慎重に自社に合うか否かを見極める必要があります。
また、外注に頼らず、Webマーケティングの支援ツールを活用することで、初心者でもWebマーケティングをはじめることが可能です。

自社にとって、Webマーケティングの成果を最大化し、効率的に運用を進めるには、外注が良いのか自社でやるのが良いのか、最適解を選んで推進していきましょう。

ferret Oneは、BtoBに特化したマーケティング支援を行います。自社で運用できるようになる運用支援はもちろん、人材が不足している場合は運用代行も承っております。ぜひ資料をご覧ください。

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ferret(One Tip編集部)
ferret(One Tip編集部)
One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023