動画広告とは?導入するメリットと成功するポイント


動画広告には、どのような種類や課金方法があるのでしょうか。

今回の記事では、動画広告の導入メリットや成功のポイントを紹介します。動画広告を実施する際の参考にしてください。

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目次[非表示]

  1. 1.動画広告とは?
  2. 2.動画広告の種類
  3. 3.動画広告の課金の仕組み
  4. 4.動画広告の効果が高い理由とは?
  5. 5.動画広告のメリット
  6. 6.動画広告のデメリット
  7. 7.動画広告を成功させるためのポイント
  8. 8.動画広告をうまく活用しよう


動画広告とは?

音と映像を使って表現できる動画広告は、商品イメージなどの印象が残りやすいという点が大きなメリットです。

動画広告の視聴後に興味や購買意欲がでた場合、商品の検索やクリックなどの次のアクションにつながりやすいのも特徴です。

SNSの動画広告は投稿場所の中に表示されるため、自然な形でユーザーの目に入ります。静止画よりも動きがあるものの方が目にとまりやすいため、商品の認知度が上がるでしょう。

好印象の動画広告は、「いいね」や「リツイート」などによりSNSで拡散されるケースもあります。


動画広告の種類


動画広告には、大きく分けて「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」の2種類があります。


インストリーム広告

インストリーム広告とは、動画を再生する時に流れる動画広告のことです。

動画上でインストリーム広告が流れるタイミングには3種類あります。

  • プレロール広告 :動画本編の前
  • ミッドロール広告:動画本編の途中
  • ポストロール広告:動画本編の後

またインストリーム広告は、動画広告をスキップできるスキッパブル型と、動画広告をスキップできないノンスキッパブル型があります。

インストリーム広告は、動画視聴者のユーザー像から、狙ったターゲットへの認知度向上が見込めます。


アウトストリーム広告

Webページ上で、メインコンテンツとは別枠に表示される動画広告のことです。アウトストリーム広告の中には、大きく分けて3種類あります。

  • インバーナー広告:Webページの横にあるバーナー式の動画広告
  • インリード広告 :記事やSNSのタイムラインの間に入る動画広告
  • インタースティシャル広告:Webページを切り替えたタイミングで表示される動画広告

アウトストリーム広告は、狙ったターゲットだけでなく幅広いユーザーの目に触れることで、認知度が高まる効果が期待できます。


動画広告の課金の仕組み

動画広告の課金には、大きく分けて3つあります。広告を出す目的に合わせて選択するとよいでしょう。

  • 再生された回数に応じた課金方法「CPV課金」
  • 表示された回数に応じた課金方法「CPM課金」
  • クリックなどのアクションに応じた課金方法「CPC課金」


再生回数に応じた課金方法「CPV課金」

CPV(Cost Per View)は、動画広告が再生されると課金される仕組みです。課金される再生秒数は、コンテンツによって違います。


表示回数に応じた課金方法「CPM課金」

CPM(Cost Per Mille)は、動画広告の表示回数に応じて課金される仕組みです。1,000回表示されるごとに広告費用が発生します。


クリックなどのアクションに応じた課金方法「CPC課金」

CPC(Cost Per Clik)は、動画広告を通してユーザーによるクリックなどのアクションがあった場合に課金される仕組みです。


動画広告の効果が高い理由とは?


動画広告はブランディング・認知度アップ・販売促進に効果があります。理由は以下の通りです。


ブランディング効果

動画広告は、視覚と聴覚から同時に情報が入るため、多くの情報を伝えられます。また、ストーリー性のある動画広告は商品イメージが記憶に残りやすいため、ブランディング効果を高められるのです。


認知度アップ

動画広告は、SNSなどさまざまな経路から配信できます。例えば文字だけの記事の中に動画広告を設置すれば、動きがある広告は目にとまりやすいため、認知度アップの効果が見込めます。


販売促進効果

新商品の動画広告では、商品を使用している動画を見て、試してみようとユーザーが考えるきっかけとなります。

また動画広告は、視聴したあとすぐにスマートフォンでタップするだけで販売ページへ誘導できるなど、狙っている次のアクションにつなげやすい点が特徴です。


動画広告のメリット

動画広告の導入におけるメリットは以下の通りです。


動画広告は静止画広告より多くの情報を伝えられる

動画では音と映像が使えるため、文字や静止画だけの広告より短時間で多くの情報を伝えられます。インパクトのある動画広告なら、SNSで拡散されればより高い広告効果を得ることもできるでしょう。ユーザーの印象に残りやすい広告が作れ、認知度が向上するメリットがあります。


予算に合わせた出稿ができる

動画広告は、表示回数・視聴時間・視聴後のクリック回数などで課金方法が選べます。世代や興味関心でターゲットを絞って配信することも可能です。予算に合わせて出稿ができます。


広告効果の測定ができるため、改善計画をたてやすい

動画広告は、再生回数・再生時間・クリック数などが計測可能です。狙ったターゲットに再生してもらえているか、クリックされているかなどのアクションがわかります。

目的に合わせた効果を確認することで、広告戦略の改善につなげられます。動画広告は設置したら終わりではなく、設置後の効果を測定し改善し続けることが重要です。


動画広告のデメリット

動画広告のデメリットは以下の通りです。


最後まで視聴してもらえない可能性がある

静止画像の広告は、人の目にふれる場所に出稿することでメッセージが伝わります。しかし動画広告は、出稿するだけではなく視聴してもらうための工夫が必要です。

スキップ機能がある場合は、最後まで観てもらえるようなインパクトがある動画作成が必要です。


不快感を与える可能性がある

ユーザーが意図していないタイミングで出現する動画広告は、広告が邪魔に感じられてしまい、商品に対する印象が悪くなる可能性もあります。

また、興味がない広告が何度も表示されると、ユーザーが不愉快に思うこともあります。動画広告とターゲットのミスマッチを起こさないよう、ターゲットの設定は慎重に行いましょう。


動画広告を成功させるためのポイント

動画広告を成功させるためのポイントを3つ紹介します。


ターゲットを明確にする

動画広告は、広告の目的を明確にすることが大切です。目的が商品のブランディングなのか、商品の購入なのかにより、広告のコンセプトが異なります。

広告の目的が商品のブランディングの場合は、視聴者に商品の印象が残りやすいように、動画にストーリー性やインパクトをもたせましょう。

また、販売促進が目的の場合は、自分が商品を購入し使用しているイメージがわくような動画広告が有効です。


ターゲットに合わせた配信先を選ぶ

動画広告は、ターゲット層によって最も効果的な配信先を選びましょう。なぜなら動画広告では、年代・属性・興味関心など詳細なターゲット設定ができるからです。

例えばターゲットが若年層の場合、配信先はFacebookよりInstagramの方が、狙うユーザー層に近いので効果的です。

YouTubeは、配信するターゲットを年齢層だけではなく、家族構成や興味関心のジャンルに絞って配信ができます。配信先の選択をターゲット層に合わせると、費用対効果が高くなるでしょう。



動画広告は最初の5秒が肝心

動画広告は、広告の最初の5秒が最も重要です。スキップ機能がある広告では、最初の5秒で視聴者の心をつかまないと広告を飛ばされてしまいます。冒頭でのインパクトや続きが見たくなる工夫が必要です。

動画広告のエンディングに力を入れて制作しても、なかなか見てもらえません。動画広告がスキップされることを念頭に、最初の5秒に伝えたい内容を盛り込む工夫も効果が上がるでしょう。


動画広告をうまく活用しよう

この記事では、動画広告の導入時のポイントを紹介しました。

最適な配信媒体・配信方法・課金方法を決めるには、動画広告の目的とターゲット設定が重要です。動画広告を導入する際は、費用対効果を高められるよう、ぜひ今回の記事の内容を参考にしてみてください。

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One Tip編集部
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