【例文あり】営業メールで新規開拓!おすすめ配信ツールと成功に重要な6つのポイント


「営業メールを使って新規開拓したいがどう書いたらいいのか分からない」
「なかなか商談につながらない」

そんな悩みがある営業担当の方向けに、営業メールの基本的なルールと重要なポイント、効率の良いおすすめのメール配信ツールをご紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.営業メールでの新規開拓に効果はあるのか?
  2. 2.新規開拓に営業メールを使うメリット・デメリット
  3. 3.営業メールで新規開拓をする際の下準備
  4. 4.営業メールで新規開拓するために重要な6つのポイント
  5. 5.新規開拓につなげる営業メールの例文
  6. 6.新規開拓につなげる営業メールは配信ツールを使う
  7. 7.新規開拓の営業メールにおすすめの配信ツール3選
  8. 8.思わず開封する営業メールで新規開拓しよう


営業メールでの新規開拓に効果はあるのか?

営業メールは従来の対面での営業スタイルとは異なり、今まで訪問できなかった企業にも自社アピールができるチャンスがあります。

HubSpot Japan株式会社は、日本の営業に関する意識・実態調査2021の結果で、訪問営業とリモート営業ではどちらが好ましいかの調査結果を発表しました。

売り手となる「営業する側」は、リモート営業を行うのが好ましいと思う方は21.8%と低く、48%の方は訪問営業の方が好ましいと回答しました。

対して、買い手となる「営業される側」は、38.5%の方がリモート営業を選び、訪問営業の35%を上回る数字となりました。2019年には半数以上の方が訪問営業を選んでいたので、2020年までの1年間で逆転した結果となっています。

営業メールに対して約4割の方がマイナスイメージを持っていない、という結果を見ると、しっかりと工夫して良い営業メールを作成できれば新規開拓も可能であることが分かります。


新規開拓に営業メールを使うメリット・デメリット

新規開拓の際にも営業メールは効果的とされており、新規の顧客をつかむチャンスはたくさんあります。また非対面だからこそのメリットやデメリットも存在します。


営業メールのメリット

新規開拓をする上で営業メールを行うと、以下のようなメリットがあります。


一度に大量の営業ができる

営業メールの場合、リモートで仕事をしている方やシェアオフィスにまで届けられるので、低コストな上に効率的です。

時間や場所にとらわれることもないので、担当者が不在の場合に繋げてもらえなかったというようなリスクも下げられます。


資料を見てもらえる可能性大

電話や訪問営業の場合、まずはアポが取れなければ営業できません。

営業メールなら、アポを取るより先に資料を渡すことができます。開封率の高い件名を付ければ内容を見てもらえるため、新規開拓の可能性が広がります。


やりとりを残せる

新規開拓の営業メールで返信をもらえた場合、内容をテキストで残せる点は大きなメリットです。やりとりを分析することで、今後のアプローチを考えることができます。

営業メールはお客様の手元にも残るため、後から内容を見返したり、良さそうだと判断した場合に転送し社内で情報共有してもらうこともでき便利です。


効果測定ができる

営業メールの場合、メール配信ツールを使用することで効果を測定できます。新規開拓に必要な開封率やクリック率などを把握することで、改善しながら営業することが可能です。


営業メールのデメリット

営業メールには以下のようなデメリットや注意点があります。


興味を引かないと読んでもらえない

新規開拓の営業メールは、特に読んでもらいにくい傾向があります。受信側に寄り添った内容で興味を引くことができなければ、効果も低くなります。


相手の反応がわからない

非対面のため、受信側がどう感じたのかは、反応が来ない限りわかりません。内容次第では開封率やアポ率が下がってしまうこともあります。新規開拓として営業メールを送る場合は、特に失礼がないよう、注意が必要です。


営業メールで新規開拓をする際の下準備


営業メールを送る際は、下記の準備やポイントをおさえて取り組めば、新規開拓の可能性も広がります。


KPI設定をする

KPIとは重要業績評価指標(Key Performance Indicator)といい、目標達成までの道筋となるものを数値化し評価するための指標のことです。

営業メールの場合、開封率・クリック率・返信率・配信数など、自社に合ったものを目標に向けて設定します。

例えば、会社の商品やサービスを認知してもらいたい、アポイントを取りたい場合は「開封率」を設定し、資料の請求やダウンロードなど、アクションを起こしてもらいたい場合は「クリック率」を設定します。

イベントやセミナーの申込みやサンプル・試供品の申込みなどの場合は「返信率」を設定しましょう。

ただやみくもに営業メールを送付してもほぼ効果はありません。KPIをしっかり設定して対象顧客を絞り、新規開拓に臨みましょう。


添付ファイルを作成し、確認する

営業メールに添付するファイルがどうしても容量が大きくなってしまう場合は、そのまま添付してしまうとうまく受信できない可能性があります。

ZIPなどに圧縮して軽量化しておきましょう。作成したファイルは一度自分あてにメールを送って確認しておくことをおすすめします。


営業メールで新規開拓するために重要な6つのポイント


下準備ができたら、最重要となる営業メールの内容を作成します。新規開拓に必要な6つのポイントを詳しく解説していきます。


①読みたくなる件名を付ける

営業メールの新規開拓で顧客を獲得する「カギ」となるのが件名です。

日本ビジネスメール協会の実態調査によると、仕事でメールを使っている人は、1日平均51.1通ものビジネスメールを受信しています。

営業メールの場合は件名を見て開封されることが多いのが現状です。この約50通のメールの中で埋もれないよう、開封率を上げる件名を意識しなければなりません。何のメールなのかを具体的に伝えることができないと、読まれないどころか、そもそも開封してもらえない可能性も考えられます。

特に以下の点を意識すると良いでしょう。


インパクトのあるキャッチコピー

件名でスルーされないためには、思わずクリックしてしまうようなインパクトのあるキャッチコピーでアピールします。

初めに数字やインパクトを与える文字などで工夫しましょう。【】などを使うと効果的で見やすくなります。

ただし、インパクトを重視しすぎて本来伝えたかった内容と件名の温度差がありすぎると、返信率は下がってしまうので要注意です。


自分の会社のことだと思ってもらえる件名

件名の中に問題提起をすることで「これは自分の会社のことかもしれない」と思ってもらえるよう意識しましょう。

あくまでも受信側の立場となり、その企業に合った問題解決案などを具体的に入れることで開封率を上げます。

企業が悩んでいる課題に、「プラスこんなこともできる」という自社独自の提案でアピールをしましょう。


関連記事:メルマガのタイトルで開封率を上げる方法とは?思わず開く件名をつける7つのコツ


②読みやすい構成を考える

件名で興味を引き、本文で欲しい情報を提供します。本文はシンプルで分かりやすく、利益や数字などを一目で理解できるようにすることが重要です。

また「冒頭文」は一番初めに目につくところなので、離脱者が少ない状態で読者のほぼ全員が目にします。最後まで読んでもらうためにも意識して作り込む必要があります。

本文を構成する際は、以下の点をおさえておきましょう。


受信側に立った内容

受信側は、読みやすく具体的な情報を求めています。無駄なものは極力省いて簡潔にし、失礼のない基本のビジネスマナーを心がけましょう。

また、こちらからの要求を一方的にお願いするのではなく、受信側の悩みや目的に合わせた内容にします。


無駄なやりとりを避ける

受信側にとって、質問しなければ検討できないということになると、手間がかかり返信率は下がります。質問が想定される内容はあらかじめ予測しておき、本文に入れましょう。

例えば、商談などの場合は、候補日をこちらからいくつか提示し選んでもらえるようにします。問合せ先や署名はわかりやすく、郵便番号やメールアドレスも必ず記載しておきましょう。


次のアクションを起こさせる工夫をする

読ませたい、訴求したいポイントは、目につく場所に記載しましょう。

メールの受信者に何をしてもらいたいかを具体的にするのがおすすめです。アクションしてほしいものは複数ではなく、できる限りひとつに絞って、分かりやすさを重視しましょう。


③印象の良い文面を心がける

本文は読みやすさとわかりやすさを重要視し、書き方を工夫しましょう。

具体的には、色はあまり使用せず、太字や改行で読みやすくすることで、情報をよりわかりやすく伝えます。特殊記号などは文字化けのおそれがあるので避けましょう。

本文の長さは、長文と短文どちらにも良さがあるので2パターン作っておき、あとで分析するのも良いです。

宛名を冒頭に入れる際は「ご担当者様」よりも「個人名」を使った方が、より丁寧で親切です。


④メール送信先に注意を払う

メールリストは定期的に見直しをし、古いまま同じリストを使い続けないようにしましょう。営業メールで新規開拓をする際の送信先は以下から行います。

  • 企業の窓口や代表メールアドレス
  • SNS公式ページやDM
  • 外部サービスから調達したメールアドレス
  • お問合せフォーム

SNS公式ページやDMで営業する場合、自社のアカウントを作成することも必須になります。

なお、お問合せフォームは必ず目を通す場所で開封率も上がりますが、一時的な施策になる上、信頼を損ねる可能性があるためおすすめはしません。営業禁止の企業もあるため、実施する場合は、会社の規定をよく読み行ってください。

SNSの公式ページやDM、お問合せフォームで営業する際は、件名がつけられないので本文冒頭に記載しましょう。

ここで注意しておきたいのが、自分のメールアドレスとして代表メールを使用しないことです。スパムと間違われやすく、届かないおそれもあるので、個人名の入ったアドレスを使用しましょう。


⑤メール送信後の速やかな行動が重要

営業メールに返信がきたら、返信はすぐに対応し、質問などにも的確に答えましょう。

返信から打合せ等までの導線が早いと、商談成立する確率がアップします。レスポンスはできる限り早く返すことを心がけ、時間を要する内容の場合は、その旨伝えておきます。

また商談までに相手の現状について知り、ヒアリングすることで、どのような提案ができるか次の戦略を立てられます。

返信が来なかったとしても効果分析し、改善点を考え次に繋げましょう。


⑥新規開拓率が上がる営業メールのコツ

新規開拓率を上げるには、PDCAはスピーディーに行い、レスポンスを早くすることを心がけましょう。

営業メールのリスト作成などには、膨大な時間と手間がかかります。リストの作成ツールや配信ツールなどをうまく使い効率化を図りましょう。

また、返信がきて商談のアポが取れた場合、時間通りに商談を終わらせることもポイントです。商談では他社のサービスに対してマイナスになるようなことは言わないようにしましょう。

どうしても自社のアピールをしたいところですが、それよりもヒアリングや相手の課題に取り組むことを重視することが、商談成立に繋がります。


新規開拓につなげる営業メールの例文

上記の6つのポイントをおさえた例文をご紹介します。


新規開拓における営業メールの件名例

件名のコツは、具体的に数字や成果でアピールすることです。

<件名例>

  • 「【100社が導入】〇〇をで30%のコスト削減を実現!」
  • 「〇〇で顧客満足度No.1!〇〇なら当社にお任せください」
  • 「〇〇な企業が抱える〇〇は当社ですべて解決できます」
  • 「先着〇〇社限定!新規の〇〇プランが今なら〇〇%OFF」

逆に「〇〇からの大切なお知らせ」のようなシンプルなものでは開封率は上がりません。


新規開拓における営業メールの本文例

本文のコツは、以下をわかりやすく記載することです。

  • どういう会社
  • なぜ送ったのか
  • 実績
  • アポイント日付(セミナーなどの申込日)
  • どのくらい時間を要するか
  • 署名


<本文例>


株式会社 〇〇
〇〇様

突然のご連絡にて失礼いたします。
私、株式会社〇〇にて〇〇を担当しております〇〇と申します。

貴社のホームページを拝見し、〇〇の事業についてお役に立てればと思いご連絡させていただきました。

当社では〇〇を扱っており、これまで100社に導入いただいた実績がございます。
また、〇〇を導入することで〇%コストを削減でき、大変好評いただいております。

もし同様の課題や悩みがあれば、当社でご解決までのご提案ができますので、ぜひともお取引願いたいと存じた次第です。

詳細については添付の資料にまとめておりますので、ご検討いただき、ぜひ一度お打ち合わせのお時間をいただけると幸いでございます。

直近のご都合はいかがでしょうか。

=======================

【候補日】

〇月〇日(〇) 〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
〇月〇日(〇) 〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
〇月〇日(〇) 〇〇:〇〇~〇〇:〇〇

=======================

当日は他社での事例をもとにサービスの詳細やシミュレーションをご案内させていただければと存じております。
お打ち合わせの時間は1時間を予定しております。

お手数おかけして恐れ入りますが、ご都合のいい日程をお知らせいただけますと幸いです。
上記日程にて、ご都合の合わない場合はお気軽にお問合せ下さい。

お忙しい中、突然のご連絡で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
株式会社〇〇 〇〇課
役職〇〇 名前〇〇〇〇
〒000-0000 住所〇〇〇
TEL:00-0000-0000 / FAX:00-0000-0000
携帯電話番号:00-0000-0000
Mail:***@*******.co.jp
URL:(自社サイトのURL)
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新規開拓につなげる営業メールは配信ツールを使う

営業メールで新規開拓をするのは、より多くの企業へ自社の名前や自社製品を知ってもらうのが目的です。

営業メールを行うならメール配信ツールを使い、効率的で質のよい営業メールを作成しましょう。


メール配信ツールとは

メール配信ツールとは、登録した顧客リストのメールアドレスへ一斉送信するツールです。

リスト管理や予約機能、テンプレート登録機能を使うことで、さらにメール作成のスピードアップを実現できます。


メール配信ツールの選び方

メール配信ツールには大きく分けて2つあり、「クラウド型」「オンプレミス型」とがあります。

「クラウド型」はインターネット経由で利用するのに対し、「オンプレミス型」はサーバーやソフトで構築するのが特徴です。専門的な知識がなければ、リーズナブルで初心者でも使いやすい「クラウド型」がおすすめです。

「簡単に送れるか」というのもポイントです。大量配信する際は、時間あたりの実績が見られるメール配信ツールがおすすめです。

また、以下のような機能のあるメール配信ツールを選ぶと良いでしょう。


到達率測定機能

営業メールでは、つい開封率やクリック率ばかりに注目しがちですが、メールの到達率も重要です。なぜ届いていないのかなど、到達率を意識し改善しましょう。


HTMLメール配信機能

メールが開封されたかどうかはテキストメールでは測定ができないため、HTMLメール配信が必須となります。メールデザインの最適化を行うことで、見やすくなるうえ統計も取れるようになる、便利な機能です。

開封した顧客を確認できると、その後の対策が取れ、送信先の企業に合った内容に変えることで次に繋がりやすくなります。


顧客管理機能

顧客管理機能を使うとデータの管理ができ、作業の効率化が図れます。すでに保管している顧客を一括登録できるサービスもあり、途中で導入してもスムーズに使用できます。


新規開拓の営業メールにおすすめの配信ツール3選


ここからは新規開拓の営業メール配信に便利なツールを3種類ご紹介します。


blastmailブラストメール(株式会社ラスクライトクラウド)

12,000社の実績で顧客導入シェア数9年連続1位。創業20年の老舗で、官公庁・学校・大手企業など幅広い企業へ導入しています。

初めての導入でも使いやすい設計となっており、リーズナブルで高性能な点が人気です。

特徴:

  • HTMLメール作成
  • モバイル最適化
  • 空メール登録
  • ターゲット配信
  • 効果測定
  • 迷惑メール対策

費用:3,000件/3,300円~

公式サイト:https://blastmail.jp/


AutoBizオートビズ(株式会社ビズクリエイト)

高いメール到達率が魅力の、導入15,000社の実績を持つ大手配信ツールです。曜日や特定の日付にメールを送ることができる、細かな設定が可能です。リーズナブルな利用料金で、クレジット決済連携にも対応しています。

特徴:

  • メルマガ、ステップ配信メール
  • 携帯、スマホ対応
  • クレジット決済連携

費用:月額1,980円~

公式サイト:https://autobiz.jp/


配配メール(株式会社ラクス)

9,000社が導入しており、ステップメール・A/Bテストなども行える本格的なマーケティング向けのメール配信ツールです。シンプルかつ必要な機能に特価しており、スパム判定を回避して確実に送信できるようになっています。定期的に無料メールマーケティングセミナーも開催しているのも魅力的です。

特徴:

  • ステップメール
  • A/Bテスト機能
  • グラフでの効果測定
  • HTMLメール

費用:問い合わせ

公式サイト:https://www.hai2mail.jp/


思わず開封する営業メールで新規開拓しよう

営業メールで新規開拓することは、決してむずかしい事ではありません。
基本的なルールと失礼のないマナーで、相手に寄り添った提案をすることが一番の近道です。

事前にしっかりと下準備をして土台をつくり、今日解説したポイントをおさえながら件名や本文を作成して、新規顧客の獲得を目指してください。

どんな文面が良いか分からないとお悩みの方にテンプレート集をご用意いたしました!ぜひダウンロードしてご活用ください!​​​​​​​
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