リスティング広告の運用代行会社6選│選ぶポイントと依頼するメリット

リスティング広告の運用代行会社6選│選ぶポイントと依頼するメリット


「広告運用の知識がなくて何から始めていいのかわからない」
「広告運用の業務が多すぎて、担当者の負担が大きい」

リスティング広告を運用していると、このような悩みを持ち、代行会社への依頼を検討している方もいるのではないでしょうか?

この記事ではリスティング広告を運用代行会社の特徴や選ぶポイントを解説し、おすすめの代行会社を紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.リスティング広告の運用代行会社を選ぶポイント
  2. 2.おすすめリスティング広告運用代行会社6選
  3. 3.リスティング広告運用代行会社の特徴
  4. 4.リスティング広告運用代行に依頼すべきか?
  5. 5.Webマーケティング全体の強化なら「ferret One」もおすすめ
  6. 6.運用代行会社のノウハウを活かして広告運用しよう


リスティング広告の運用代行会社を選ぶポイント


リスティング広告の運用代行会社を選ぶ際に注目すべき点は、以下の通りです。


運用担当者のノウハウは十分か

広告運用代行会社の選び方で重要なひとつ目のポイントは、運用担当者のノウハウが十分かどうかです。

広告運用は担当者のノウハウに左右されます。自社と同じ業種や似たような業種での実績があれば、過去の経験を活かした運用が可能で成果も期待できますが、経験のない業種では成果がなかなか出ないこともあります。

運用担当者がどの程度の知識やノウハウを持っているのか、過去の実績などから確認しましょう。


認定代理店かどうか

代行会社がGoogleやYahoo! から認定を受けた代理店かどうかも、選ぶ際の判断材料です。認定代理店とは、GoogleやYahoo! が定める条件を満たした代理店のことで、実績が認められています。

認定代理店には、最新の情報やツールが媒体から優先して提供されます。認定代理店に届く情報は、インターネット上の広告運用の情報よりも信用できるのです。

認定がすべてではありませんが、最新の情報やツールを利用して、自社にあった広告運用ができるのかを確認しましょう。


費用の確認

代行会社がどのような費用形態かをチェックしましょう。代行会社に依頼すると、広告費とは別に代行手数料や初期費用がかかります。

初期費用が無料だったり、代行手数料が固定額だったりと、費用は代行会社によってさまざまです。最低出稿額が決まっている代行会社もあります。自社の予算にあった費用で運用可能か、内容に見合った金額か、しっかり検討しましょう。

広告費の中に代行手数料を含んだ費用形態の場合には注意が必要です。広告費に実際いくら使われたのか判断しづらくなります。
アカウントを共有するなど、広告運用の状況を確認できるようにしましょう。


契約期間の確認

運用代行会社を選ぶポイントとして、最低契約期間の決まりがあるかも重要です。

最低契約期間の長さは代行会社によって異なります。契約期間の縛りがない代行会社もありますが、長くて半年から1年間の契約期間が定められている場合もあります。

思ったより効果が出ない、運用方針を変更したいなど、なんらかの理由で広告を停止したくても、すぐには辞められないといったことになりかねません。
契約期間中に辞める場合は違約金等が発生し、費用がかかってしまうので、最低契約期間はどのくらいなのか、必ずチェックしましょう。


運用代行会社のサイトをチェック

サイトやブログに掲載されているさまざまな情報から、企業の考え・会社の強み・得意分野・依頼できる業務内容などを確認しましょう。

例えば、ブログでリスティング広告運用のノウハウを発信しているような企業は、広告運用を強みとしている信頼できる会社だと判断できます。

サイトやブログからは代行会社に関する多くの情報が収集可能です。事前にチェックすることで、自社の考えとのズレを防げます。


広告運用の月次レポート内容や報告頻度

広告運用がスタートしたら、代行会社としっかり情報を共有するために、月次レポートの内容や報告頻度を確認しておきましょう。

運用結果の確認はレポートで行われることがほとんどです。代行会社によってはレポートが定型化されており、自社の知りたい情報が記載されていない場合もあります。

把握したい情報の希望があれば、事前に伝えておいてください。数字だけの報告ではなく、分析・改善提案まで詳細に報告してくれる企業がおすすめです。

報告頻度も月次ではなく、週次で対応してくれる代行会社もありますので、相談してみると良いでしょう。


リスティング広告アカウントの開示と譲渡

リスティング広告アカウントの取り扱いに関しても、代行会社を選ぶ際に注意すべきポイントです。

代行会社によっては、独自のノウハウが流用されるのを防ぐために、アカウントの開示や解約後の譲渡を断られる場合があります。

開示や譲渡ができない場合には以下のようは不都合が生じます。

  • きちんと運用されているのか確認できない
  • 今まで蓄積されたデータや設定が自社に残らず、最初から広告運用をやり直す必要がある

アカウントの開示や譲渡をしてくれる代行会社が理想です。無理な場合には、どのようにして運用状況を自社が把握できるのか確認しておきましょう。


おすすめリスティング広告運用代行会社6選


ここでは、おすすめのリスティング広告運用代行会社を6つ紹介します。


ATARA

ATARA(アタラ)は、運用型広告最適化サービスを提供している会社です。継続率は99%と高く、広告プラットフォームや大手広告代理店での豊富な経験と専門性の高い知識を持つコンサルタントが、運用に関する全てを担当します。

大きな特徴は、固定料金制です。そのため予算に応じた対応を気にする必要がなく、高品質なサービスを受けられます。

また、スポット型サービス診断、期間契約型コンサルティング、広告運用代行の3プランがあり、社員のスキルや広告運用のニーズに応じて、柔軟なサポートが受けられるのも魅力的です。

  • 初期費用:要確認
  • 代行手数料:固定料金制 50万円〜
  • 最低契約期間:スポット型サービス診断あり
  • 認定:要確認

公式サイト:https://www.atara.co.jp/solution_services/ad_operation


Glad Cube

Glad Cubeは豊富な経験実績を持つ会社です。広告運用担当者と直接やりとりすることで、スピード感のある運用が可能です。
レポートは毎日更新・共有されるので、最新の数値を確認でき、レポート内容も自社にあったものに対応してもらえます。
ウェブサイト解析・改善ツール「SiTest(サイテスト) 」を自社で開発・運用しており、リスティング広告による集客、クリエイティブの制作、サイトの解析・改善まで一貫して任せられます

  • 初期費用:なし
  • 代行手数料:20%(広告費25万円以上)35,000円(広告費25万円以下)※ただし最低広告費5万円
  • 最低契約期間:要確認
  • 認定:Google、Yahoo!

公式サイト:https://www.glad-cube.com/service/listing.html


UNIAD

UNIADは、クライアントの90%以上が大手広告代理店からの乗り換えで選ばれている会社です。

最低契約期間の縛りがないにもかかわらず6ヶ月以上の契約継続率は94%と、信頼できる代行会社です。クライアントに合わせた緻密な計画が強みで、Google社推奨のアカウント構造Hagakureでアカウント設計を行っています。

短期間で広告運用のノウハウを教えるインハウス支援にも力を入れており、後々、自社での広告運用を検討している企業におすすめです。

  • 初期費用:要確認
  • 代行手数料:20%
  • 最低契約期間:なし
  • 認定:Google

公式サイト:https://www.uniad.co.jp/service/listing


ASUE

ASUEはリスティング広告運用を中心にSNS広告の運用も行う会社で、LPの制作やホームページの保守管理までまとめてサポートしてもらえます。

契約者とのコミュニケーションを重視しており、広告運用者一人ひとりの担当者数を抑え、一社に費やす時間をしっかり確保しています。300社以上、100業種以上の業界実績があり、運⽤担当者全員が、Google 広告認定資格とウェブ解析⼠の資格保有者です。

運用者が解析や分析まで行うことで、PDCAを素早く回し、成果の出る広告運用を実現します。

  • 初期費用:10万円(シンプルプランのみ)
  • 代行手数料:20% ※プランによって月額広告費や代行手数料の下限あり
  • 最低契約期間:要確認
  • 認定:Google、Yahoo!

公式サイト:https://asue.jp/


ANAGRAMS

ANAGRAMSは日本語、英語、ドイツ語の多言語に対応しており、日本以外でのプロモーションも可能です。

一人のスタッフが契約から運用までを担当するのが特徴です。誰に相談していいかわからない、営業と運用担当者の連携不足で対応が遅くなるといった煩わしさがなくなります。

豊富な実績から培ったノウハウや最新情報を毎週ブログで発信しており、運用型広告やWebサイト運用に関して十分な知識を持つ会社です。

  • 初期費用:要確認
  • 代行手数料:原則20%。業種により変動する場合があるので詳細は問い合わせが必要。広告費の予算によっては固定費やテーブル方式での対応も行っている。
  • 最低契約期間:要確認
  • 認定:Google、Yahoo!

公式サイト:https://anagrams.jp/services/listing/


digimarl

digimarlは大手事業主・大手広告代理店・制作会社を経験したプロフェッショナル達が、事業者の目線でマーケティングの企画・立案を行う会社です。

データ解析のプロも揃っており、運用チームと連携して費用対効果を最大化するためのデータ解析を行うことで、改善点を客観的かつ明確に把握可能です。2,000アカウント以上の運用実績から効率よくPDCAを回し、蓄積したノウハウで、最善の方法を提案してもらえます。

digimarlではアカウントの共有ができるので、運用状況を自社でもしっかり把握できます。

  • 初期費用:要確認
  • 代行手数料:20% ※広告予算25万円以下は5万円
  • 最低契約期間:3ヶ月
  • 認定:Google、Yahoo!

公式サイト:https://digimarl.com/ad-agent/


リスティング広告運用代行会社の特徴


リスティング広告運用代行会社は、以下のような特徴があります。


作業内容

運用代行会社に依頼できる作業には以下のようなものがあります。

  • アカウント開設
  • アカウント構成の作成
  • KGI・KPIの設定
  • キーワード選定・設定
  • 広告文作成
  • LP作成
  • 入稿
  • 入札
  • 予算管理
  • 運用管理
  • レポート作成
  • 改善

サービスの強みやターゲット層などは、自社が1番わかっています。すべてを代行会社に丸投げにするのではなく、自社サービスに関する情報はしっかり代行会社に伝えましょう

LP作成など、代行会社によってはできない業務もあるので、自社が依頼したい内容を行ってもらえるか確認は必要です。


費用の仕組み

代行会社に依頼した場合、初期費用・広告費・代行手数料が必要です。

  • 初期費用
    アカウント開設、キーワード選定、広告文の作成など、広告を運用するために必要な事前準備を行うための費用です。現在、自社でリスティング広告を運用中で、準備が終わっているならば、費用の交渉が可能な場合もあります。

  • 広告費
    自社で運用する場合と同じで、広告掲載にかかる費用です。クリック単価や達成したい目標などから、予算を決めます。

  • 代行手数料
    代行会社に運用代行の手数料として支払う費用です。広告費の20%が相場で、広告費が20万円ならば、4万円が手数料として別途かかります。

広告費が少ない場合は手数料が固定の場合や、最低手数料を設けている会社もあるので、費用形態はきちんと確認しましょう。


契約期間

代行会社によっては契約期間の縛りがあります。キーワードや広告文の効果を確かめるには、ある程度の期間が必要です。短くて1ヶ月、長いと6ヶ月や1年と最低契約期間を設けています。契約期間中の解約は違約金が発生してしまう場合もあります。


リスティング広告運用代行に依頼すべきか?


リスティング広告の運用代行へ依頼すべきなのか、まだ判断しにくい方のために、メリットやデメリットをまとめました。


運用代行に依頼するメリット

広告運用を代行会社に依頼する主なメリットは以下の3点です。


■社内の負担が減り、他業務への時間が割ける

メリットの一つ目は、社内の広告運用担当者の負担軽減です。

広告運用業務にはアカウント作成からキーワード選定、進捗やデータの管理、分析・改善に至るまで、多くの作業があります。アカウント数が多いほど、社内の担当者の負担は大きくなるばかりです。

膨大な作業の大部分を代行会社に任せられるため、社内の担当者は広告運用に費やしていた時間を他業務に使えます


■ノウハウを活かした広告運用ができる

代行会社に運用を任せれば、多種多様な業種の広告運用経験を活かして運用をしてもらえます。

自社にノウハウが蓄積されるのには時間がかかりますし、設定ミスや広告審査に通らないといった失敗も起こりがちです。代行会社はすでに蓄積されたノウハウを持っているので、効果的な運用ができます。


■ランディングページの相談も可能

代行会社によっては、ランディングページの改善までまとめて作業を請け負ってもらえます

広告から集客できても、LPが良くないとCVにつながりません。広告運用においてランディングページの質は重要です。代行会社は効果的なランディングページに関する知識もあるため、広告運用と合わせて相談ができることは大きなメリットでしょう。


運用代行に依頼するデメリット

運用代行に依頼するデメリットには以下の2点があります。


■運用代行手数料がかかる

代行会社に依頼した場合、代行手数料がかかります。広告費とは別に毎月必要なので、どうしても自社で行うよりは費用が高くなってしまうのはデメリットです。

代行会社によっては、初期費用もかかる場合があるので、さらに費用がかさむ場合もあります。


■対応が遅くなってしまう場合がある

代行会社はいくつもの案件を抱えているため、対応に時間がかかる場合があります。配信停止、広告内容の変更、施策の変更など、自社で行うような迅速な対応は難しいでしょう。


運用代行に依頼した方がいい場合とは?

代行会社に依頼すべきか悩んだ時には、社内に十分な知識と人材があるかを考えましょう。

社内にリスティング広告に関する豊富な知識やノウハウがなかったり、十分なリソースの確保が難しい場合には、代行会社への依頼を検討してみてください。


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運用代行会社のノウハウを活かして広告運用しよう

運用代行会社に依頼すると、費用が高くなってしまったり、対応の時間がかかるデメリットはありますが、メリットも多くあります。

社内の広告運用担当者の負担を減らし、代行会社の実績から得たノウハウを活かして広告運用ができることは、大きなメリットです。

運用代行会社を選ぶ時には、担当者のノウハウや、費用や契約期間、アカウントの取り扱いなど、選ぶ時のポイントを参考にしながら、自社にあった代行会社を選びましょう。

効果的な広告運用を行うためにも、運用代行会社への依頼をぜひ検討してみてください。


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ferret(One Tip編集部)
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One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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