CMSの選び方とは?種類一覧と選ぶときのポイント


CMSにはさまざまな種類があり、自社に最適なものを選ぶのは難しいですよね。

今回の記事では、CMSの選び方や種類についてまとめています。最適なCMSを導入して、Webサイトで質の高いコンバージョン獲得を目指しましょう。

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目次[非表示]

  1. 1.CMSにできることとは?
  2. 2.CMSの選び方①事前に確認する
  3. 3.CMSの選び方②選ぶときの注目ポイント
  4. 4.CMSの選び方③種類を知る
  5. 5.コンバージョンの達成できるCMSを選ぼう


CMSにできることとは?

CMS(Contents Management System)は、文字入力やドラッグ&ドロップなど、直感的な操作でWebサイトの編集ができるシステムのことです。

ここでは、ツールを導入するとできるようになることを、大きく分けて3種類紹介します。


Webサイトの編集が誰でも簡単にできる

CMSを導入していない場合、編集にはHTMLやCSSのマークアップ言語の知識が必要です。マークアップ言語の知識を持った社員が在籍していない場合、編集時、毎回外注しなければなりません。

CMSを導入すれば、マークアップ言語の知識が不要で、直感的に編集が可能です。Webサイト制作をしたことがない社員でも、簡単に編集できます

編集時間が短縮されて負担が減り、細かな修正やページの更新が高頻度でできる点は、大きなメリットです。


外注にかかるコストと時間を削減できる

毎回外注をしていると、すぐに情報発信ができないことに加え、費用と時間がかかります。

CMSを導入すれば、内製が可能です。外注費用が削減でき、急な編集が必要な場合も速やかに情報発信ができます

外注では、突発的な編集が生じた際、予算の見通しは困難です。CMSを導入していれば自社で編集ができ、予算の見通しが簡単です。


SEOが簡単にできる

Webコンテンツの発信において重要であるSEOが簡単にできる点は、CMSの大きなメリットです。


正しいHTMLの書式で書かれたテンプレートが利用できる

CMSに登録されている「正しい書式のHTML」で書かれたテンプレートを使用できるため、SEOからマイナス評価を受けずに、効果的なサイト運営ができます。


パンくずリストが簡単に設定できる

CMSを導入すると、Webサイトのナビゲーション要素である「パンくずリスト」を簡単に設置できます。

検索者のサイト滞在時間延長や、内部リンクを自然に増やすSEOが可能です。

▼CMS導入のメリットについて、詳しくはこちらで解説しております
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CMSの選び方①事前に確認する

CMSを選ぶ際に事前に確認しておく項目を説明します。


1.CMSを導入する目的

CMS導入の目的を明確にすることで、自社に最適なCMSを選択できます。不必要な機能が多く搭載されている、無駄な費用がかかるなどの失敗を防げます。

【導入する目的の例】

  • リード獲得数を増やしたい
  • 誰でも簡単に編集ができるようにしたい
  • 情報の発信をスピーディーにしたい


2.既存サイトの課題

CMS導入を検討するに至った課題を明確にします。

【課題把握の例】

  • SEOが不十分でリードが獲得できていない
  • 編集にはマークアップ言語の知識が必要で、専門知識がなければ編集ができない
  • 外注先とのやり取りに時間がかかり、スピーディーな情報発信が困難


3.ゴールとなる目標値

目標値を決めることで、ベンダー(CMSの製造元の会社)との共通認識が生まれます。目指すゴールがわかれば、ベンダーから最適なアドバイスや提案をしてもらいやすく、システム導入後に、さらなる改善策の検討をしやすいメリットがあります。

【目標値の例】

  • 月間リード獲得数100件
  • メンバーがWebサイトの更新作業ができるようになり、外注費を○○%。工数を○○時間削減する


CMSの選び方②選ぶときの注目ポイント

CMSを選ぶ際に気をつけるべきポイントを紹介します。


①適した機能を有しているか

既存サイトの課題を解決できる機能が備わっているか確認します。

リード獲得数を増やしたい場合、SEO機能やアクセス分析などのマーケティング機能の充実が不可欠です。コンバージョンしたユーザーの行動履歴の確認やメールのやり取りを行いたい場合は、ユーザー管理機能が充実しているものをおすすめします。


②操作性は良いか

機能が多すぎると、操作性が複雑で使いこなせない可能性があります。誰もが直感的に操作できるシステムかを確認しましょう。

多くのCMSは無料デモ体験を用意しています。可能であれば、本格導入の前に確認作業を実施しましょう。


③サポートは充実しているか

障害発生時の対応や操作レクチャーのサポート、納品後のサイトデザインテンプレートの変更が可能かなど、サポートの対象範囲を事前に確認しましょう。

同時に、サポートは有料か無料かを調べておくと、費用の把握がしやすく安心です。


④コストは適しているか

機能・種類によってCMSの費用は大きく異なり、誰もが無料で使えるものや導入に数百万円かかるものがあります。

安価なCMSに惹かれますが、機能・セキュリティ・サポート体制などが脆弱な可能性があります。

費用だけでなく、導入後にどのような使い方をして売上貢献をしていくのか、長期的なWebサイト運用まで見据えて、総合的な視点からシステムの検討を実施しましょう。


CMSの選び方③種類を知る

CMSの種類について説明します。自社に適切なCMSの種類を判断できるようにしましょう。


1.オープンソース型CMS

ソースコードをインターネット上で公開しているCMSです。他のCMSに比べて安価で済むので、低予算で始めたい場合におすすめです。無償でプログラムを利用できるものが多くあります。

CMSを構築する際やアップデートをする際に、ある程度のIT知識が必要です。また、ソースコードが公開されているので、不正アクセスなどセキュリティ面に不安があります。プラグインに脆弱性が見つかるケースがあるため、こまめなバージョンアップが欠かせません。


オープンソース型CMSの例:WordPress

世界でもっとも利用されているCMSで、2022年11月時点で世界中のWebサイトの43.1%、日本語を使用するWebサイトのCMSの84.3%がWordPressで制作されています。

【費用】
ダウンロードは無料です。
Webサイト運営にかかるドメイン取得費用や毎月のサーバー契約料、有料のテーマやプラグインを使用する際は、別途で費用がかかります。

■WordPress:https://ja.wordpress.org/

▼WordPressについては、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
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2.パッケージ型CMS

ベンダーが開発して、パッケージ商品として販売しているCMSです。運用に必要な機能が備わっており、業務の効率化やマーケティング対策ができます。ビジネスでの利用を前提としている場合におすすめです。

ベンダーからのサポートを受けられるため、不明な点が出てきた場合やトラブルの際も安心です。ソースコードが公開されておらず、セキュリティ面が優れています。ただし、導入費用や月額利用料がオープンソース型CMSより高額です。


パッケージ型CMSの例:NOREN

NORENを導入した企業の87%は、自社のみでサイト運営をしています。シンプルかつ使いやすさを追求したCMSです。

連携性や拡張性があり、新たな機能の追加対応が可能です。

【費用】

メニュー
サイト規模
費用
低予算、少人数でスモールスタート
1,000ページ以下
1,000万円~
社内全員によるWebサイト運営を目
指すCMSの土台構築
3,000ページ~5,000ページ以上
2,000万円~
デジタルマーケティングの基盤構築
と実現
3,000ページ以上
5,000万円~


■NOREN:https://noren.ashisuto.co.jp/


3.クラウド型CMS

ネット上で提供されているサーバーやCMSを利用して運用する形態です。

サーバーへのインストールやシステム構築が不必要で、契約から導入までが早い点が特徴です。契約当日から利用できるシステムもあります。すぐにWebサイトを立ち上げたい企業におすすめです。

サーバーやドメインの準備が不要で、初期費用を抑えられる点もメリットです。また、CMSがクラウドサーバー上で管理されているため、インターネット環境があればどこからでも編集ができます。

一方、拡張性には優れておらず、企業独自の特殊な機能が必要なケースには適しません。


クラウド型CMSの例:ferret One

「ferret One」はBtoBマーケのプロがサイト運用者の視点で開発した圧倒的に使いやすいノーコードCMS。導入時にはBtoBに特化したWebサイトが制作されるため、これからマーケティングでお問い合わせを増やしていきたい企業におすすめです。

BtoBに特化したWebサイト制作
ferret Oneは長年の実績から、リード獲得・育成の成果実証済みの成功の型でWebサイトを制作。

ノーコードで、とにかく簡単に、ページ作成・更新できる
サービスサイトやLP、セミナー集客、資料ダウンロードなど、BtoBのノウハウを反映したテンプレートも多数用意されており、ページ更新だけでなく、ページの新規作成も簡単です。

【費用】

初期費用:10万円
月額利用料:10万円〜 
※プランにより異なります。詳細はWebサイトからダウンロードできます。
>ferret Oneサービス紹介資料のダウンロード【無料】はこちら

▼CMSの種類について、詳しくはこちらの記事で解説しております
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コンバージョンの達成できるCMSを選ぼう

企業Webサイトを長期的に運用して、コンバージョンを達成させることがCMS導入の最終的なゴールです。CMSの種類は下記の3つがあります。

  • オープンソース型CMS:Web制作のスキルがあり、低予算で始めたい場合におすすめ
  • パッケージ型CMS:予算が潤沢にあり、大規模なWebサイトを制作したい場合におすすめ
  • クラウド型CMS:Web制作のスキルがなく、低予算ですぐにWebサイトを立ち上げたい企業におすすめ

また、CMSを選ぶポイントは下記の通りです。

  • 適した機能を有しているか
  • 操作性は良いか
  • サポートは充実しているか
  • コストは適しているか

コンバージョン達成の第一段階としてCMSの種類を知り、適切な選定をしてWebサイトを最大限に活用しましょう。

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ferret(One Tip編集部)
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