SaaS(Software as a Service)
SaaSとは
SaaSとは「Software as a Service」の略で、「サース」もしくは「サーズ」と読み、「サービスとしてのソフトウェア」を意味します。
ソフトウェアを利用者側に導入するのではなく、提供者側(サーバ)で稼働しているソフトウェアをインターネット経由で利用者がサービスとして利用するソフトウェア、つまりクラウドサービスを指します。
クラウドサービスが今日のように普及する前、ソフトウェアはCD-ROMやDVD-ROMなどのパッケージで提供されていました。ですが、SaaSを利用する場合、こうしたパッケージはありません。
ユーザーがソフトウェアを所持しないという特徴から、SaaSはソフトウェアの提供形態を大きく変化させました。SaaSの登場により、ソフトウェアは「購入するもの」から「利用するもの」に変化したと言われています。
SaaS導入のメリット・デメリット
SaaS導入のメリットは、①導入までの納期が短いことが挙げられます。加えて、②自社構築と比べて設備投資の削減によるコストダウンが図れます。さらに③ユーザー側での管理が不要です。
一方、デメリットとしては、①自社構築と比べてカスタマイズの自由度が低いことが挙げられます。