受け付けたお問い合わせ内容を外部チャット（Slack/ChatWork/Google Hangouts）へ通知できるようになりました

今回のリリースでは、連携できる外部サービスに「Slack」「ChatWork」「Google Hangouts」が追加されました。コミュニケーションツールとして、メールや電話だけでなく、よりスピーディかつ気軽にコミュニケーションがとれるチャット、ビデオ通話などを併用するユーザが増えています。
ferret Oneはお客様から受けた問い合わせ内容をすぐに確認できるよう、利用ユーザの多い3つのチャットサービスに問い合わせ内容を通知する機能を新たに追加しました。

設定 ＞ 外部サービス設定

今回追加された3つの外部サービス設定を使うと、ferret Oneに届いた問い合わせ内容を普段利用しているチャットツールに自動でメッセージ通知させることができます。都度メールを確認しなくても、チャット上ですぐに問い合わせ内容を確認できるようになります。

それぞれの設定方法は以下の通りです。

チャットツールにメッセージ通知するためには、事前にそれぞれのチャットツールからWebhook情報を取得し、ferret Oneに設定する必要があります。Webhookはエンドポイントとも呼ばれ、チャットツールが外部から送信されたメッセージを受けるための外部連携サービス機能の1つです。各サービスのWebhook取得方法と設定方法について説明します。

Slackへの通知を設定するには、通知したいSlackワークスペースのWebhook URLを取得して、ferret Oneに設定する必要があります。

Webhook URLを取得したいワークスペースにサインイン
まずは下記のURLにアクセスし、通知したいSlackワークスペースを入力して、「続行する」をクリックして、ワークスペースにサインインします。

ワークスペースのサインインに普段使っているメールアドレスとパスワードを入力してサインインしてください。

チャンネルⒶで通知したいチャンネルを選択（もしくは通知用のチャンネルを新しく作成）し、「Incoming Webhookインテグレーションの追加」ボタンⒷをクリックします。

次の画面に表示された「Webhook URL」をコピーしてください。

ferret Oneで「設定」＞「外部サービス設定」を開き、「Slack」タブを選択し、
「Slackを利用する」ラジオボタンにチェックを入れ、Slack画面でコピーしたWebhookのURLを入力して「保存」してください。
これでSlackへの通知設定は完了です。

ChatWorkの設定には認証情報を持つAPIトークンと外部からメッセージ通知先を指定するRoomIDの2つが必要となります。APIトークンは、ログインしているChatWorkの「API設定」画面より取得し、RoomIDはログインしているChatWorkのURLから確認できます。取得したAPIトークンとRoomIDはferret Oneの外部サービス画面で設定します。

※RoomIDはChatWorkログイン時のURL「https://www.ChatWork.com/#!rid●●●●●●●●●」の「●●●●●●●●●」部分です。
※APIトークンは、ChatWork画面右上の「利用者名」以下のメニュー ＞ 「AIP設定」から「APIトークン発行」ページにアクセスし、取得します。

Google HangoutsのWebhookは、通知を受けたいGoogle Hangouts Chatルームの「Webhookを設定」から取得できます。取得したURLをferret Oneの外部サービス設定画面で設定します。

※Google HangoutsのWebhookは、「メッセージ通知を受けたいchatルームを開く」 ＞ 「画面中央上のチャットルーム名」をクリック ＞ メニューが開きますので「Webhookを設定」を選択して取得することができます。

お客様が問い合わせ入力フォームを使って問い合わせを送信すると、上記で設定したチャットツールへ、以下のような内容がferret Oneからのメッセージとして通知されます。

スマートにお問い合わせを確認し対応できるように、ぜひチャットサービス連携をご活用ください。