8年間使い続ける理由は
「すぐ直せる」こと。
AIで改善が加速する今、
その価値がさらに活きるサイト運用。
トライコーン株式会社
ビジネスプロデュース本部 統括 宮脇 知也 氏
ビジネスプロデュース本部 マーケティング部マーケティンググループ
稲垣 かんな 氏

トライコーン株式会社
ビジネスプロデュース本部 統括 宮脇 知也 氏
ビジネスプロデュース本部 マーケティング部マーケティンググループ
稲垣 かんな 氏

| 社名 | トライコーン株式会社 |
|---|---|
| 業種 | ITソフトウェア |
| 従業員数 | 50-99名 |
| 利用サービス |
導入前の課題
導入後の変化
CRMプラットフォーム「クライゼル」の開発・販売をはじめ、CRM領域のクリエイティブ制作や運用支援、システム開発、DX支援などを手掛けるトライコーン株式会社。近年では、これまで培ってきたノウハウを生かし、kintoneの導入支援にも事業領域を広げています。
同社がferret CMSを導入したのは2018年。それまでサービスサイトはフルコーディングで制作していましたが、細かな修正にも手間がかかることから、より更新しやすいCMSを検討したことがきっかけでした。
それから8年。SEOや広告を中心としていたマーケティングに、オウンドメディア、メールマーケティング、そして生成AIの活用が加わるなど、取り組み方は変化しています。
同社ではツールについても毎年見直しを行っていますが、現在も「クライゼル」のサービスサイトでferret CMSを使い続けています。
なぜ8年間継続しているのか。そして生成AIによってサイト改善のスピードが上がるなか、CMSにどのような価値を感じているのか伺いました。
\導入事例をまとめた資料はこちら/
ーお二人の役割とマーケティング体制について教えてください。
宮脇氏
私はビジネスプロデュース本部の責任者として、営業を含むビジネス部門を管掌しています。マーケティングは3名の少人数体制で、現在はこのビジネスプロデュース本部の中に入っています。
以前はマーケティングが独立した部門だったのですが、リード獲得と販売戦略をより密接につなげていきたいという考えから、2026年1月にビジネス部門へ合流しました。
私たちはインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスと連携する体制を取っているので、マーケティングとインサイドセールスの担当者間でも週1回ほどミーティングをしています。
以前は、マーケティング側が良いと思って獲得したリードと、インサイドセールス側が求めているリードにずれが生じることもありました。
今は密に情報交換を続けることで、インサイドセールスが求めるリードと、マーケティングが狙うターゲットがだいぶ揃ってきたと感じています。
稲垣氏
私は主にサービスサイトの運用を担当しています。
もともとWebデザイナーとして8年ほどデザインやコーディングに携わっていて、トライコーンに入社してからマーケティングを担当するようになりました。
サービスサイトとメディアで担当は分かれていますが、広告やメルマガについては一緒に相談しながら進めています。お互いが今何をしていて、今後どうしていくのかという情報交換も日常的にしています。

ーferret CMSは2018年の導入から8年間ご利用いただいています。
導入当時はどのような課題があり、どのような背景から導入されたのでしょうか。
稲垣氏
私は導入当時にはまだトライコーンに在籍していなかったのですが、当時の状況を社内で聞いたところ、サービスサイトは自社でフルコーディングしていたそうです。
フルコーディングだと、「ここだけ少し直したい」という場合でも、HTMLを開いて修正箇所を探して、保存して、サーバーへアップロードするといった作業が必要です。
細かな更新でも意外と手間がかかります。
そこでCMSの導入を検討し、コーディングの知識がなくてもドラッグ&ドロップで更新できることからferret CMSを選んだと聞いています。
ー実際に現在使われていても、その更新性は感じますか?
稲垣氏
感じますね。
ログインしたら、そのページを見ながら直したい場所が分かって、そのまま編集できます。文章を少し変更したりなど、ちょっとした更新もすぐにできるので便利ですね。
フルコーディングの経験があるからこそ、ちょっとした修正をすぐ終えられることのありがたさを感じます。
ページやパーツの複製もしやすいですし、よく使うコンテンツをクリップボードに保存して、別のページへすぐ追加することもできます。「このコンテンツを複数のページに追加したい」というときも、一つひとつ作り直さずに対応できるので便利ですね。
ー2018年の導入から8年になります。
その間、ほかのツールへの切り替えを検討されたことはありましたか?
稲垣氏
ツール自体は毎年、更新のタイミングで見直しています。
その中でもferret CMSは、コーディングをしなくても更新できることや、ちょっとした修正が簡単にできることにメリットを感じていて、継続して利用しています。
ー「これがあるから使い続けている」と感じる部分はありますか?
稲垣氏
誰でも使えるところは大きいと思います。
コーディングの知識は人によって差があります。今後メンバーが増えた時などにも、コーディングスキルに関わらずサイトを更新できる環境があることには価値があります。
一方で、私はもともとデザインやコーディングをしていたので、「ここだけこういう動きをさせたい」というときにHTMLなども組み合わせられるのが嬉しいですね。
コーディングができる人は知識を生かして自由度を高められるし、知識がなくても基本的な編集はできる。使う人のスキルを問わないところが魅力だと感じています。

ーマーケティングの進め方も、この8年で変わってきたのでしょうか。
稲垣氏
Google広告とSEOで集客するという大きな方針は以前から変わっていませんが、最近は実務の面でAIをかなり活用するようになりました。
コンテンツであれば企画や記事の土台をAIに作ってもらい、最終的には人が確認します。サイト改善でも、GA4やSearch ConsoleのデータをAIに読み込ませて、どのページから優先的に改善すべきかを考えてもらっています。
コーディングやJSON-LDなどを書くときにもAIを使いますし、資料作成や画像編集などにも活用しています。
ーAIで改善箇所を見つけて、そのままサイトを修正していくのでしょうか。
稲垣氏
そうですね。
GA4やSearch Consoleのデータから、表示回数が多いページや数値上気になるページを洗い出してもらい、そこから優先的に直しています。
最近だと「ページの内容そのものよりtitleタグやmeta情報を見直した方がいいのではないか」「検索キーワードとページの内容が合っていないのではないか」といった示唆をもらい、それに合わせて修正しています。
ほぼ毎週、どこかしらのページを改善しているような状態です。
ーAIによって改善点を見つけるスピードが上がるほど、実装するスピードも重要になりますね。
稲垣氏
そう思います。
AIに改善方法を聞いて返ってくるものは、意外と細かな修正も多いんです。「ここの表現を少し変える」「この部分だけ直す」といった内容ですね。
そういった修正をすぐ反映しやすい点で、ferret CMSと相性がいいと思っています。
細かな修正であれば、3ページくらいをまとめて10分ほどで更新できることもあります。
ー生成AIやAI検索の普及を受けて、サイト集客ではどのような取り組みをされていますか?
稲垣氏
最近は「AIにいかに自社の情報を拾ってもらうか」も意識しています。
ただ、AIへの対応として特別なことをするというよりは、SEOをきちんと行うことが結果的にAIへの対策にもつながるという考えで進めています。
たとえばサービスサイトについては、Claudeを使って、自社についてAIがどのように回答しているか、どのページが引用されているかを確認しています。引用されていない場合には、どうすれば引用されやすくなるのかをAIにも聞きながら、ページを改善しています。
まだ本格的に取り組み始めたばかりなので、明確な成果が出ている段階ではありません。
今後、数字を見ながら検証していきたいと考えています。
ーオウンドメディアについても継続的に改善されていますね。現在はどのような考えで運用されていますか?
稲垣氏
オウンドメディアはSEOで上位表示したり、AIに引用されたりすることでサービスサイトへの流入につなげ、最終的には問い合わせや資料ダウンロードなどにつなげることを目的に運営しています。
記事を作る際は、最初に狙うキーワードを決めます。リライトでは、過去にコンバージョンが取れている記事や表示回数が多い記事を優先的に参照しています。
内容についても、自社だからこそ出せる一次情報を加えたり、検索上位の記事を参考にしたりしながら更新しています。
ーほかに強化している施策はありますか?
稲垣氏
メールマガジンにも力を入れています。
AIの台頭もありサイトへの流入数が落ちてきている中で、昨年からメールマガジンを本格的に強化しました。現在は週3回以上配信しており、メルマガ経由の流入も大きくなってきているため、サイトへの流入減を補う施策の一つになっています。
AIやDXなど関心の高いテーマを意識してコンテンツを作るほか、資料ダウンロードまでの導線も工夫しながら運用しています。

ーferret CMS以外のCMSも使われていますね。どのように使い分けていますか?
稲垣氏
現在、「クライゼル」のサービスサイトはferret CMSで運用していますが、それ以外のサイトではWordPressも利用しています。
WordPressを扱えるメンバーが増えたことや、コスト面などを踏まえて使い分けるようになりました。JSON-LDなど、コードを直接扱いたい場合にはWordPressの方がやりやすい部分もあります。
宮脇氏
一方で、メインとなる「クライゼル」のサービスサイトは、マーケティング担当だけではなく複数の人が触ることを考えると、やはりferret CMSの方が更新性が高いだろうと考え、利用しています。
ー生成AIによって、Webサイト制作そのもののハードルも下がっています。そんな中で、CMSにはどのような価値があると感じますか?
稲垣氏
「誰でも使える」ということは、これからも大きな価値であり続けると思います。
AIによって改善点を見つけるスピードは上がっていますが、それを実際のサイトに反映しなければ意味がありません。
先ほどもお話ししたように、AIから出てくる改善案は細かな修正であることも多いです。
そうした変更を一つひとつコーディングして反映するのは大変ですが、ferret CMSならすぐに直せます。
だから、AIの提案スピードに合わせてページを改善していくという意味で、特に相性がいいのではないかと思っています。
また、今後メンバーが増えたとしても、コーディングスキルに左右されずにサイトを更新できます。コードの記述ミスを気にせず編集できますし、公開前に確認できる環境が用意されているのも安心ですね。
ー今後、ferret CMSをどのように活用していきたいですか?
稲垣氏
今後もAIを活用しながら、より効率的にコンテンツを更新していきたいです。
同時に、ferret CMSで作ったサイトがAIにより引用されやすくなるような機能が増えることにも期待しています。
宮脇氏
改めてferret CMSのレポートやダッシュボードを確認すると、直感的に分かりやすいと感じました。普段はGA4から数値を取ったレポートを見ていますが、サイトがどのように見られているのかを把握しやすいですね。
これまでは主にマーケターが使うツールとして、社内で運用されていたと思います。
ただ、「自社サイトがどう機能しているのか」「どのようにコンバージョンへ貢献しているのか」といったことは、マーケティング以外のメンバーにも関係があります。
今後はferret CMSをマーケティングチームだけのツールにするのではなく、私たちがどのようにサイトを運用しているのかも含めて、社内にもっと知ってもらう機会を作っていきたいと考えています。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
ferret CMSを活用しているサイトはこちら


登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023
© Basic Inc. All Rights Reserved.
Powered by ferret One