ツール分断を解消しオウンドメディア運用を内製化。
ネオキャリアBPO事業が実践する「データ駆動型」の営業支援とは
株式会社 ネオキャリア
BPO事業部 SOユニット
グループマネージャー
渡邉氏(写真右)
同チームメンバーの皆さま(写真中央・左)

株式会社 ネオキャリア
BPO事業部 SOユニット
グループマネージャー
渡邉氏(写真右)
同チームメンバーの皆さま(写真中央・左)

| 社名 | 株式会社ネオキャリア / BPO事業 |
|---|---|
| サービスサイト | 営業の生産性向上と業務改善を考えるメディア Biz Focus |
| 業種 | 人材・採用支援、営業代行、業務プロセスのアウトソーシング(BPO) |
| 従業員数 | 3,000名以上 |
| 利用サービス |
マーケティングツール【ferret One MA】 |
導入前の課題
導入後の効果
記事更新やLP改善を自社でスピーディーに実行が可能に
サイト分析やデータの可視化により、データ駆動型の営業支援を実現
マーケティング施策のPDCAを高速化し、公開から約半年でサイト訪問数・CV数が向上
国内最大級の人材・BPOサービスプロバイダー。3,000名以上の従業員規模を誇り、採用支援から営業代行、業務プロセスのアウトソーシング(BPO)まで、企業の生産性向上を幅広く支援している株式会社ネオキャリア様。
同社では、営業支援や採用代行などのBPO・RPOサービスも展開しており、企業の業務効率化や生産性向上を支援しています。BPO・RPO領域のリード獲得を強化するため、オウンドメディア『BizFocus』を中心としたWeb施策を進めていました。
しかし、LPや記事制作を外注していたことや、CMS・MA・CRMが分断された環境により、施策の改善サイクルをスピーディーに回せないという課題を抱えていました。
こうした背景から、CMSとMAを一体で運用できるマーケティングツール「ferret One MA」を導入。今回は、導入の背景や決め手、BizFocus構築を通じて生まれた運用の変化について詳しくお話を伺いました。
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ー今回お話をお聞かせいただいたのはこちらの方
ーferret One MAを導入する前の課題を教えてください
渡邉氏:
ネオキャリア全体では「みんなの採用部」というブランドがありますが、私たちのBPOやRPO領域は、営業支援や採用代行を通じて企業の生産性向上や業務改善を支援する事業です。採用広報とはリードの質も検討プロセスもまったく異なります。
BPOやRPOは、単なる人手不足の解消ではありません。営業活動や採用業務といったノンコア業務を代行・分析し、業務プロセスを最適化して、クライアント企業がコア業務に集中できる状態をつくるサービスです。そのため、「アウトソーシングの価値」を正しく理解してもらう必要がありました。営業や採用の成果を最大化するためには、単発の問い合わせではなく、検討層をしっかり育てていく必要があると考えていました。
その役割を担っていたのが、オウンドメディア『BizFocus』です。『BizFocus』は、BPOやRPOの活用事例や、生産性向上、営業の仕組み化に関する情報を発信するメディアでした。『BizFocus』を通じてBPOや営業代行の考え方を伝え、検討層を育て、最終的にサービスへの問い合わせにつなげたい。その導線をきちんと作りたかったんです。
営業領域として独自のリード導線をつくり、Webを起点に集客を強化していくという方向性は明確でしたが、その理想とは裏腹に、運用体制が追いついていませんでした。導入前はLPや記事の制作を基本的に外注していましたが、制作依頼を出し、ワイヤーフレームの作成や確認を経て進めていくのですが、その過程で差し戻しが発生することもありました。それに加えて、購買稟議や社内承認のプロセスもありましたので、想定以上に工数と期間がかかっていました。
その結果、「検討層向けの記事を増やしたい」、「事例を更新したい」、「LPを改善したい」と思っても、すぐに動けなかったのです。BizFocusを軸にWeb集客を強化したいのに、更新頻度を上げられない。そこが一番のボトルネックでした。
また、当時はオウンドメディアは既存CMS、MAは別の既存ツール、CRMは全社管理というツールが分断された状態だったことも、施策のスピードを遅らせる要因になっていたと思います。

ーferret One MAを導入した決め手を教えてください
渡邉氏:
当時の体制では、制作は外注中心で、MAとコンテンツも分断されている状態。施策を考えてもすぐに反映できず、改善サイクルを回したくてもスピードが出ないという課題は認識していましたが、「何をどう変えればいいのか」は明確ではありませんでした。CMSを見直すべきなのか、MAを乗り換えるべきなのか、それとも制作体制そのものを変えるべきなのか。いくつかの選択肢はありましたが、決定的な打ち手が見つかっていない状態でした。
そうした中でセミナーをきっかけに知ったのが、CMSとMAを一体で運用できるferret One MAです。これまで分かれていた制作とマーケティングの環境を一つにまとめられることに大きな可能性を感じました。
『BizFocus』を軸にWeb施策を進めていくためには、記事更新やLP改善を継続的に回していく必要があります。そのためには、施策を自分たちのタイミングで動かせる環境が欠かせません。そうした観点で検討を進める中で、最終的に重視したのが、CMSとMAを一つの環境で運用できることでした。
既存のMAで行っていた機能を補完しながら、コンテンツ制作やLP改善も同じツールで進められて、分断されていたマーケティングの運用を一つにまとめられる点が大きな判断材料になりました。
また、LP制作において年間数百万円規模の外注費削減が見込めたことも、社内説明では大きなポイントでした。ただ、それ以上に重要だったのは、制作を自分たちのスケジュールでコントロールできることでした。外注に依存するのではなく、『BizFocus』を軸に施策を積み重ねていける体制をつくれるかどうか。その観点で検討した結果、最も現実的な選択肢がferret One MAだったという判断です。
ーferret One MAの導入検討時、ツールの機能やコスト面以外で論点になったことは
ありましたか?
渡邉氏:
ferret One MAの導入検討を進める中で、もう一つ大きな論点になったのが、既存LPの扱いでした。
当時、既存オウンドメディアとLPのリプレイスで社内承認を進めていましたが、デザインデータを保有しておらず、ferret One MAでは完全再現は難しい状況でした。社内では「現状のLPが大枠再現されるリプレイス」を前提として承認が進んでいたため、リニューアルにする場合は、そのメリットやリスクを改めて説明する必要がありました。
リプレイスであれば情報構造を再現する形になるため、CVRの大きな変動は起こりにくい。一方で、リニューアルは改善の可能性があるものの、数値が上下するリスクもあります。
それぞれのメリット・デメリットを整理した上で、短期的な数値よりも、今後運用で改善していける構造かどうかを重視しました。
『BizFocus』を育て改善し続けていく前提で考えると、重要なのは「最初の完成度」よりも「改善し続けられる環境」であることから、ferret One MAでリニューアルするという判断ができました。
ーferret One MAを導入後、まずはどんなことから取り掛かりましたか?
渡邉氏:
ferret One導入後、まず取り組んだのがオウンドメディア『BizFocus』の構築でした。どのような記事を発信するのか、どのサービスにどう導くのかを整理しながら、メディア全体の構造を設計しました。
また、BizFocusの構築とあわせて、LPの移行も進めていきました。移行の過程では、WordPress側のLPとferret One側のLPが一時的に並行して存在する状態になっており、同じ内容のLPを両方で修正する必要がありました。
そのため、修正が発生するたびに二重で工数がかかっていたほか、更新作業が特定の担当者に集中し、運用の属人化も課題になっていました。
そこで、最終的にはLPをferret One側に一本化し、既存ページからはリダイレクトで接続する形に整理しました。これにより、更新時の工数を削減しながら、運用しやすい状態に整えることができました。
ーferret One MAを導入してどのような成果、変化がありましたか?
セミナー業務の負荷が大幅に軽減
相本氏:
現在は、営業支援のマーケティング施策となるオウンドメディアBizFocusの記事更新やセミナー運用、メルマガ配信などを私たちのチームで進めています。
ferret Oneの導入によって、特にセミナー運営の負担が軽減しました。具体的には、以前はセミナーに申し込みがあるたびに、その情報を確認して個別でセミナーの視聴URLを送る必要がありました。申し込みが増えると、その分だけ作業も増えて大変でした。
今は、ferret OneのMA機能で事前に設定できるようになっています。申し込みが入ると、自動でセミナーの視聴URLのメールが送られる仕組みにしているので、個別で送る作業はなくなりました。
その分、記事の作成やメルマガの内容を考える時間に使えるようになったと思います。以前はどうしても対応作業に時間を取られてしまっていたので、施策の準備に時間を使えるようになったのは大きいですね。
セミナー後のアンケートや資料送付もまとめて設定できるので、セミナー前後の業務を軽減できたのが大きな変化です。
ノーコードCMSでスピーディなサイト更新が可能に
菅谷氏:
ferret Oneだと、ページをノーコードで構成できるので、制作自体はかなり早くなりました。以前は、少し変更するだけでもコードを書いたり調整したりする必要がありましたが、今はパーツを組み合わせてページを作れるので、その点はスピードが出ます。
一方で、手動でコーディングすることに慣れていたので、すべてが自由に作れるわけではなく細かいデザインの調整についてはどうしても制限があると感じることもあります。ですが、使い方に慣れてくると制作スピードは上がるので、運用していく上では最適なバランスだと思います。
サイト分析をもとにPDCAを回して訪問数・CV数が向上
渡邉氏:
以前と比べてサイトの状況が見えやすくなり、施策の成果を確認しながら運用を進められるようになりました。ferret One MAを使うようになってから、サイトの数字はかなり見やすくなりました。レポートも出しやすくなったので、社内で数字を共有する場面でも活用しやすくなっています。全体の流入やコンバージョンの動きを確認する場合と、個別の施策の成果を確認する場合で見方を使い分けながら分析しています。
例えば、サイト訪問が多いのにコンバージョンしていないのか、それともコンバージョン自体が少ないのか、といったポイントを確認しながら状況を見ています。記事やLP、ウェビナーなど、それぞれの施策の動きを見ながら改善につなげています。
実際、下期以降は数字にも変化が出てきました。8月、9月以降はサイト訪問数もコンバージョンもかなり伸びています。記事のリライトやウェビナー施策など、下期に取り組んできた施策が少しずつ積み上がってきた結果だと感じています。
また、自社で更新や施策を運用できるようになったので、外注時と比較して社内承認にかかる工数や外注コストを下げられたことも大きな成果です。
サイト分析と行動データを活用し、営業・マーケ連携を強化
渡邉氏:
現在はマーケティングチームとインサイドセールスで週に1回定例のミーティングを行い、サイト上の行動履歴も確認しながら情報を共有しています。どの記事を見ているのか、どのページに関心を持っているのかといった行動を参考にしながら、どの企業にどうアプローチするかを話し合っています。
コンバージョン前の段階でも企業の関心をデータで把握できるようになったことで、営業側のアクションにもつながりやすくなりました。

ー最後に、ferret One MAを検討中の方にメッセージをお願いします。
渡邉氏:
私たちの場合、BizFocusを軸にWeb施策を進めていきたいという前提がありました。
記事やLPを継続的に改善していくためには、施策を自分たちのタイミングで動かせる環境が必要だと感じていましたが、以前は制作を外注することが多かったので、施策を考えてもすぐに反映できないことがありました。
今は記事更新やLPの改善なども含めて、スピーディーに施策が実行できるようになっています。Webを起点にマーケティング施策を積み重ねていきたい企業にとっては、ferret One MAは運用しやすいツールだと思います。
この度は、貴重なお話をありがとうございました!
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