SNS広告の費用相場とは?効果的な運用のコツ



SNS広告は、複数の配信スペースが存在しており、TwitterやFacebookなどツールごとに広告の配信場所が異なります。自社が宣伝したいサービスや商品に最適なツールを選ぶことで、効果的な配信ができるでしょう。

SNSはツールごとにユーザー層が違います。これにより可能となるのが、自社のサービスのユーザーに似ている人や潜在層へ向けた効果的なアピールです。その費用は、広告の種類によって違います。

この記事では広告の費用相場や、運用のコツについてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.SNS広告は課金制!費用の計算方法
  2. 2.Facebookの広告
  3. 3.Twitterの広告費用目安と特徴
  4. 4.YouTubeの広告費用目安と特徴
  5. 5.Instagramの広告費用目安と特徴
  6. 6.LINEの広告費用目安と特徴
  7. 7.TikTokの広告費用目安と特徴
  8. 8.SNS広告にかかる費用と予算の考え方
  9. 9.SNS広告を効果的に活用するコツ
  10. 10.SNS広告運用をプロに依頼した場合の費用相場
  11. 11.広告運用からBtoBマーケティングを網羅的にサポートするferret One


SNS広告は課金制!費用の計算方法



SNS広告の掲載費用は、ユーザーの反応の結果に基づいた課金制です。SNS広告の出稿自体に費用は発生せず、出稿した広告に対してのユーザーの反応によって課金されます。

ここでは、代表的な6つの課金制を紹介します。


クリック課金(CPC)

広告がクリックされることで、広告費が発生するのがクリック課金です。単価は「コスト÷クリック数」で、コストは掲載順位や他社とのバランスなど、さまざまな視点から決定します。

1クリックの相場は24~200円です。

▼メリット

  • 広告が表示されても、クリックされないと広告費は発生しない
  • 成果(クリック数)に対して広告費を算出するため、明確な費用把握が可能

▼デメリット

  • 予算には最低額があるため、クリック数が少なすぎると予算に達せず、費用のムダが生じる可能性がある
  • 競合他社が多いキーワードで表示する広告だと、通常より費用が高くなる


インプレッション課金(CPM)

広告の表示が1,000回を超えると費用が発生する課金方法です。広告がクリックされなくても、画面に表示された時点で広告費が発生します。

単価は「コスト÷表示回数×1,000」で、コストは広告の配信先(掲載場所)やターゲット層・競合他社とのバランスなどから決まります。

1,000回表示による相場は、400~650円です。

▼メリット

  • 成果(クリック率)が高まるほど、単価率が安くなる 
  • 質の高い成果(クリック率)が得られても、コストは固定される
  • 広告表示数が最大になるよう工夫した配信で、多くのユーザーに見てもらえる

▼デメリット

  • 達成率(クリック率)が低くても、成果が高いときと変わらない費用がかかる
  • 広告の表示回数に対して広告費が発生するので、実際の成果(クリック率)を把握しにくい
  • 成果に繋がりにくい、ターゲット層以外に表示されても費用が発生する


動画の再生時間で課金(CPV)

広告動画の再生数が保証される「期間契約制」の課金方法です。保証された再生数に到達することで、費用が発生します。

動画再生に対する相場は5~20円です。


エンゲージメント課金(CPE)

「いいね」や「リツイート」などのアクションが起こったとき発生するのが、エンゲージメント課金です。

相場は40~100円といわれています。


フォロー課金

広告からアカウントフォローが発生したときの課金方法が、フォロー課金です。1フォローの相場は40〜100円程度です。


アプリインストール課金(CPI)

アプリがインストールされるごとに、広告費が発生する課金方法です。広告をクリックするとインストール画面に飛び、ダウンロード手続きに移ります。

1インストールの相場は100~250円で、InstagramやTwitter広告でよくみられる広告です。


Facebookの広告


世界中で多くのユーザー数を誇るFacebookは、実名での登録が求められるSNSです。そのため、ユーザー自身の実生活が反映された正確な情報を収集できるメリットがあります。

ユーザーの年齢層が比較的高く、ビジネス向けに使用する人もいるため、BtoBにもおすすめのSNS広告です。

ユーザー層
30代以上が多く、若年層は比較的少ない傾向
効果を発揮しやすいサービス・商品
BtoB関連の資料・企業広報・セミナーやイベントの告知
配信場所
フィード(タイムライン)、バナー
課金
クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
費用目安
2~3万円


質の高い情報が登録されており、細かいセグメントができるため、自社サービスに合ったユーザーにピンポイントで広告配信ができます。

▼Facebook広告については、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
初心者でもわかるFacebook広告!費用から成功事例までを解説

  初心者でもわかるFacebook広告!費用から成功事例までを解説 さまざまなソーシャルプラットフォームから配信される広告が存在していますが、Facebook広告にはどのような特徴があるのでしょうか。Facebookに広告配信することで得られるメリットや実際の費用、BtoBの成功事例をわかりやすく解説します。 Webマーケティングツール『ferret One』


Twitterの広告費用目安と特徴


Twitterは、「いいね」や「リツイート」機能による拡散力に優れたSNSです。「今」を発信するリアルタイム性があることに加え、ハッシュタグなどによるターゲットの絞り込みもできます。

ユーザー層
20〜40代の、リアルタイムで移り変わる情報に敏感な層
ユーザーの平均年齢は36歳
男女比は、男性41.8%・女性35.4%
(2020年12月時点)
効果を発揮しやすいサービス・商品
転職サイトなどキーワード検索に引っかかる具体的なサービス・商品
配信場所
タイムライン広告
オススメユーザー広告
トレンドテーブル広告
課金
クリック課金(CPC)
アプリインストール課金(CPI)
エンゲージメント課金(CPE)
動画の再生時で課金(CPV)
フォロー課金
費用目安
2~3万円


キーワードを活用することで、ユーザーが自らサービス・商品を検索してくれます。サービスを求めているターゲット層や特徴を具体的に想像することで、より効果的な広告掲載ができるでしょう。

トレンドテーブル広告は、ほかの2つと比べて費用が高くなりますが、インプレッション率も高まる傾向があります。


YouTubeの広告費用目安と特徴


YouTubeは、10〜60代以上の幅広い年齢層にユーザーがいます。Googleデータを元にユーザーに合わせた広告提供がされたり、ユーザー自身の視聴履歴を元に、おすすめ動画を提案してくれる点が特徴です。

利用時間は年代ごとに異なり、40代以降になると利用時間は低下しはじめます。視聴ジャンルもエンタメ系から、ニュースや動物系に変化するようです。

ユーザー層
10〜60代以上の幅広い年齢層
効果を発揮しやすいサービス・商品
ファッション・美容系企業
車・スポーツ用品などの企業
配信場所
True View広告(YouTube動画を再生する前に流れる広告)
バンパー広告(スキップできない6秒以下の動画)
課金
クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
費用目安
3万円~

自分の好きなものを視聴するYouTube。そのため、個人的な(プライベートな)趣味嗜好に合ったサービス・商品の広告に対して関心を持つユーザーが多いでしょう。

バンパー広告は、インプレッション課金(1,000回表示ごとの課金)で費用が生じます。

費用目安は、初めてSNS広告を活用するときのものです。少ない予算からはじめて、傾向や対策を練りながら費用を増やしていきましょう。


Instagramの広告費用目安と特徴


見栄えのいい写真や動画を使った印象的な広告発信ができるのがInstagramです。ショッピング機能があり、国内の利用者は他国と比べて約3倍多いといわれています。

Twitterなどのような「いいね」や「リツイート」機能はないため、拡散性はやや低くなりますが、おしゃれな世界観や独自性の高い発信をすることで、根強いファンの獲得もできるでしょう。

ユーザー層
10〜40代の利用者が多い
特に10〜20代の約70%がアプリをインストールしている
国内ユーザーの男女比は、女性57%・男性43%
効果を発揮しやすいサービス・商品
ファッション
コスメ
ライフスタイル寄りの発信(ノウハウ系など)
ビジネス展開に向けたファン獲得のための発信
配信場所
タイムライン
ストーリーズ(24時間のみ配信される動画や画像)
課金
クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
アプリインストール課金(CPI)
動画の再生時間で課金(CPV)
費用目安
2~3万円


女性ユーザーが多いため、女性向けコンテンツの発信が効果的でしょう。動画の再生時間による課金は、動画が10秒以上再生されたときのみ費用が発生します。


LINEの広告費用目安と特徴


10〜50代以上の幅広い世代がユーザーであるLINEは、男女の比率もほぼ半数のバランスがいいSNSです。2011年の東日本大震災をきっかけに定着した連絡手段で、いまや生活に欠かせないツールとなっています。Twitterなど他のSNSを使わないユーザーに向けて広告発信できる点が特徴です。

ユーザー層
全年代の約90%
効果を発揮しやすいサービス・商品
個人事業主
飲食店
美容室
配信場所
タイムライン
LINE News
LINEマンガ
LINEブログ
LINE ポイント
スマートチャンネル
LINEショッピング
課金
クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
費用目安
2~3万円


地域に根づいたサービスや商品に対して効果を発揮する特徴があり、「予約・注文・会計」などの一連の流れをすべてLINE内で完結できるようになっています。

チャット機能を利用したやり取りも可能なため、ユーザーはサービス提供者に質問や相談もしやすいです。メッセージのやり取りは履歴が残るため、トラブル防止にもつながります。


TikTokの広告費用目安と特徴


TikTokは、10代ユーザーが圧倒的に多いSNSです。短い動画の投稿が可能で、「ダンス」「口パク」「自撮り系」などのコンテンツが主流です。しかしTikTokの認知度が高まるにつれ、実用的な動画や、全世代に広く求心力のあるコンテンツも伸びはじめています。大衆的なコンテンツもユーザーに受け入れられるでしょう。

ユーザー層
24歳以下(10代・20代前半)のZ世代がほぼ大半
効果を発揮しやすいサービス・商品
フィットネス
料理などノウハウ系
エンタメ・ダンス
歌・楽器演奏
配信場所
アプリ起動時広告
タイアップ広告(ハッシュダク「#」を使った広告)
インフィード広告
課金
クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
純広告(広告枠の買取り)
費用目安
2~3万円


若年層がメインのSNSなので、「お酒」や「車」のような成人向けのジャンルに関心を寄せるユーザーは少ないです。また、サブカル(マンガ・アニメ・ゲーム)への関心も、歌やダンス・自撮り系より低くなります。

アプリ起動時広告は、1日1回のみ表示される広告です。表示時間は3〜5秒なので、短い時間で広告を魅力的にわかりやすく伝える工夫が必要になります。


SNS広告にかかる費用と予算の考え方


SNS広告を配信するとき、予算によって広告ボリュームや配信方法が大きく変化します。どのように予算を組むべきかの主な考えかたが以下の3つです。


予算から逆算して決める

予算の上限を決めずに広告配信をした場合、目標達成するために、いつまでも予算を投入してしまう可能性があります。

広告配信の方向性や施策を定期的に変更するためにも、予算を決めて広告を停止するためのストッパー作りをしておくことが必要です。ストッパーがあることで、課題を見つけるための取り組みができます。さらに、配信方法の修正・改善による効果向上が見込めるようになります。

予算は、月ごとや日ごとなど、短期間・長期間にわけた設定があるといいでしょう。平日・休日や社会情勢など、さまざまな状況から、自社サービスに対する検索ボリュームは大きく変化します。

効果を見込めそうな日には多めの予算を投入するなどバランスを考えることで、より効果的な広告配信ができるでしょう。


達成したい目標から決める

ゴールにする達成数値を決め、そこから費用を導きだす考えかたも予算設定方法のひとつです。到達点を決めることで、現状の把握やブラッシュアップや修正箇所の整理がしやすくなります。

たとえば、1万円の教材を500セット売る目標を立てたとき、1回にかかるコンバージョン単価は、

【販売価格10,000円-原価4,000円-欲しい利益2,000円=4,000円】となります。

目標は500セット販売なので、予算は、

【1回のコンバージョン単価4,000円 × 売り上げ目標500セット=200万 】となり、200万円までの予算を活用できるのです。
このように、達成したい目標から予算を決める方法も有効でしょう。


利益があり損をしない売上高から決める

赤字をださない範囲で広告予算を決める方法も、効果的な費用目安の考え方といえます。

製品やサービスの売上価格から売上原価や営業コストを引いた金額が、赤字にならないギリギリのラインです。利益をだすことは重要ですが、企業経営において費用を無駄にせず損失を生まないことはさらに重要です。

状況や予算の兼ね合いから、自社に適した費用を設定しましょう。


SNS広告を効果的に活用するコツ


SNS広告は、配信すれば必ず成果が得られるわけではありません。ここでは、ユーザーの心をつかむSNS広告を配信するためのコツを、3つ紹介します。


ターゲット層の洗いだしでアプローチ強化を図る

SNS広告の配信をするとき、欠かせないのが「ターゲット層の明確化」です。

広告は、単純に配信するだけだと成果に繋がりません。自社が求めるターゲット層と広告配信先や配信方法に、ズレが生まれていることがあるためです。

かといって、ターゲットを絞り込みすぎると、効果があらわれにくい可能性もあります。
年齢・性別や生活水準・勤務業界などペルソナ像をつくり、自社サービスにちょうどいいターゲット層を設定しましょう。


フリークエンシー設定を活用で無駄を省く 

ユーザーが、何度も同じ広告を見なくていいように表示回数の制限を設けるのが、フリークエンシー設定です。

たとえ魅力的な広告でも、何度も同じ広告が表示されると、ユーザーはしつこく感じてしまうでしょう。
加えて、過度な広告表示は成果に繋がらず、クリック率の上昇などによる費用の無駄遣いが発生しやすくなるのです。

広告配信をするSNSごとに、設定の内容は異なりますが、「広告表示する間隔」や「表示の上限回数」を調整できます。フリークエンシー設定をうまく活用することで、効果的な広告配信を目指しましょう。


自社を認知しているユーザーへの広告配信

自社サービスを知らないユーザーに、ゼロから広告で呼びかけをおこなうより、名前を聞いたことがある・なんとなく知っている層に働きかけるほうが、コンバージョン率アップに繋がります。

ゼロからファンを増やすには、自社サイトのweb記事やSNS運用などに注力するほうが、長期的なユーザー育成が望めるはずです。

SNS広告の配信では、自社認知のあるユーザーにターゲットを絞るなど、効果を得るための工夫を凝らしましょう。


SNS広告運用をプロに依頼した場合の費用相場

SNS広告の配信はプロに依頼するのもおすすめです。ここでは、プロに任せることで得られるメリットや、依頼にかかる費用などを紹介します。


プロに依頼するメリット

SNSは、種類ごとに特徴があり、それぞれでユーザー層や使われ方などが異なります。そのため、各SNSに合わせた配信をしないと費用対効果が得られない可能性が高まるでしょう。

しかし、日常業務をこなしながら、SNSマーケティングの膨大な知識を勉強するのは、大きな負担です。

プロに依頼することで、日々の業務に集中でき、高い効果も得られます。専門知識のあるプロにSNS広告の配信運用を任せることは、大きなメリットといえるはずです。


プロに依頼する場合かかる費用

プロに広告運用を依頼する場合、「代行費用」と「手数料」が必要です。

費用相場は10万円以下のものから50万円以上のものまで幅広くありますが、会社やサービスの範囲によって費用は大きく変化します。


月額【10万円以下】

コストを抑えてSNS運用を依頼したい企業におすすめの費用設定です。

記事作成や投稿の代行はしてもらえますが、月何本までなどの記事上限があるかもしれません。

また、10万円以下だと、ユーザーからの問い合わせへの対応や、ユーザー動向のレポーティング分析などは自社で取り組む必要があるでしょう。


月額【20万円〜30万円】

SNS広告の運用を依頼金額で、もっとも多い価格帯です。

記事作成、投稿の代行・ユーザーからのコメント返信、簡単なレポーティング分析など、ほぼすべてのSNS業務を請け負ってもらえます。

レポーティング分析の結果を活用して、修正改善を繰り返しながらSNSの運用ができるため、よりいいSNS広告配信が目指せるでしょう。


月額【50万円以上】

SNS広告の配信や配信結果の分析、運用サポートなど、SNS運用全般を代行してもらえます。

さらに定期的なミーティングを開催することで、プロの意見や自社の希望をすり合わせた広告運用の方針をブラッシュアップできる点がメリットです。

予算に余裕があり、SNS広告の配信に力をいれたい場合は、この価格帯を検討してみてもいいでしょう。


費用をできるだけ安く抑える工夫

費用を安く抑えるために必要なのが、自社サービスへの理解を深めることです。

自社サービスや商品の現状は、自分たちが最もわかっています。目標地点や改善点どこかを把握することで、プロと情報共有がしやすくなり、広告運用に活かせるのです。

その結果、ターゲット層の明確化やターゲットに対して関連性の低いキーワードの排除ができ、コスト削減も見込めます。

予算の価格帯でサポートしてもらえる業務範囲が違いますが、どの予算帯でも業者に任せきりにしない意識が大切です。


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