セミナー集客のランディングページ制作、何から始めればいい?


自社セミナーは、新たな取引や商談を生み出すのに有効な施策のひとつです。

しかし、セミナー開催で課題になるのが「集客」です。集客するためには、まずはランディングページを制作しましょう。今回は、セミナー集客に欠かせない「セミナーのランディングページ」を作る際のポイントを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ランディングページに必要な項目
  2. 2.タイトル決めは、集客の命
  3. 3.「◯◯な人にオススメ」で参加する必要性を感じさせる
  4. 4.「セミナー内容」で健全さを証明する
  5. 5.「セミナー概要」はシンプルでわかりやすさ重視
  6. 6.「申込みフォーム」もシンプルに
  7. 7.作って終わりではなく、次回に向けて改善を


ランディングページに必要な項目

セミナーのランディングページには、最低限下記の5項目をそろえましょう。

  • セミナー名
  • ○○な人におすすめ
  • セミナー内容
  • セミナー概要 ※場所、費用など
  • 申込みフォーム

順にポイントを解説します。


タイトル決めは、集客の命

ユーザーがランディングページに訪問した際に、まず目に入るのがセミナータイトルです。タイトルがユーザーの興味を引かなければ、いくら素晴らしいセミナー内容であっても参加につながる可能性は低くなります。ユーザーがタイトルを見た時に、一瞬で参加するメリットがわかるようにしましょう

例えば、コンテンツマーケティングをテーマにしたセミナーの場合

「コンテンツマーケティング実践セミナー」

というタイトルだとどうでしょうか?
悪くはないですが、メリットが伝えられていないので、参加を促すには訴求力が弱いと言えます。

これを、次のような形で、具体的な数値を入れることでメリットが伝わりやすくなります。

「3ヶ月でPV数を2倍に増加させたコンテンツマーケティング実践セミナー」


また、認知度の高いサービス名や講師などが登壇するのであれば、下記のように名前を入れることも効果的です。

「〇〇がお伝えする、3ヶ月でPV数を2倍に増加させたコンテンツマーケティング実践セミナー」


「◯◯な人にオススメ」で参加する必要性を感じさせる

タイトルが決まったら、どんな人にとってオススメのセミナーなのか、を訴求しましょう。
「セミナーに参加することで、私の課題、悩みが解決できるんだ」と思ってもらえると、セミナーの申し込み率が上がります。

具体的に、コンテンツマーケティングを例にすると、次のようになります。

以下に該当する人におすすめのセミナー内容です!

・ 自社でコンテンツマーケティングを実践したいと思うが、正しいやり方が分からない。

・ 質の高いコンテンツが重要というが、どのように質を判断すれば良いのか分からない。

課題を具体化して、わかりやすく伝えましょう。


「セミナー内容」で健全さを証明する

次に、実際に行われるセミナーの内容を記載します。ここでは、実際のセミナーで話をするアジェンダや、導入の部分を書くとよいでしょう。

具体的に例をあげると、次のようなものになります。


【オープニング】14:00〜14:30

セミナー開催に際してご挨拶

登壇者プロフィール:〇〇


【セッション1】14:30〜14:50

半年でお問い合わせが15倍!?
短期間で劇的に数字を伸ばす、高速PDCAサイクルの重要性

登壇者プロフィール:〇〇


【セッション2】14:50〜15:10

月5件だったお問い合わせが100件に!?
事業責任者が語る「BtoB集客」3つのポイント

登壇者プロフィール:〇〇


【パネルセッション】15:10~15:30

マーケター3名による、パネルセッションのお時間となります。
セミナー講師に直接、BtoBマーケティングに関するご質問ができます。



【個別相談会】15:30~16:00

アンケートのご記入が終わり次第、ブースにて個別相談会を実施します。
事前予約者さま優先ですが、当日の飛び込みも大歓迎です。
お気軽にお声がけください。


セミナー内容が書かれてていない場合、「タイトルでは良さそうなこと言っているが、中身がないので怪しい」と思われかねません。セミナーの健全さをアピールする重要な部分です。


「セミナー概要」はシンプルでわかりやすさ重視

セミナーの開催日、開催場所、講師名などセミナーに関する「概要」をわかりやすく記載しておきましょう。下記の項目がよくあるパターンです。

  • セミナータイトル
  • 開催日時 (受付開始時刻)
  • 開催場所
  • 参加費
  • 定員
  • 内容概要
  • 問い合わせ先(キャンセル方法等)
  • 注意事項

参加費などは、ユーザーにとって参加の可否を決める重要な項目になります。「無料」の場合は大きな訴求ポイントになりますので、必ず記載しましょう。

受付開始時刻、キャンセル方法などは、細かい点になりますが、記載をしないと質問が来ることが予想されます。オペレーションコストを下げるためにも、見た人が疑問に思うであろう点はあらかじめ記載しておきましょう。


「申込みフォーム」もシンプルに

最後に、申込みフォームを設置しましょう。

ユーザーの情報を取得したいあまり、つい欲張って入力項目を設定しまうところですが、まずは記入項目を最低限必要なものにして、申込みフォームでの離脱率を減らしましょう。
企業向けのBtoBセミナーの場合、まずは下記の項目で十分です。

  • 参加者氏名
  • メールアドレス
  • 企業名
  • 電話番号
  • フリー項目(自由回答欄)

上記をベースに、必要であれば項目を追加していくのがよいでしょう。


作って終わりではなく、次回に向けて改善を


以上がセミナーのランディングページを制作する上で、最低限必要な項目です。

継続してセミナーを実施していく場合は、これらの項目を改善していくとともに、参加者の感想やセミナー風景の写真などの、これまでのセミナーの様子がわかる内容を入れていきましょう

また、何種類もセミナーを開催するとなると、タイトルや内容を考えること時間が取られてしまい、何種類もページを作る時間がなくなってしまいます。そういった場合は、一度ランディングページのテンプレートを作成し、複製して修正、活用するのがオススメです。

セミナーを成功させるためには、準備が大切です。そのためにも、まずは集客のためのランディングページを、しっかり用意しましょう。


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河村 和紀 (カワムラ カズキ)
河村 和紀 (カワムラ カズキ)
創業期の株式会社ベーシックに入社。起業・独立支援サイトの担当者として、 セールス・サイト運用・商品企画・新規事業立ち上げ・事業計画などを歴任。 責任者として一から手掛けたイベントは現在、累計来場者が70,000人を越える日本最大級の規模まで成長。 本年度より、新たに立ち上げたイベントマーケティングチームの責任者として着任。 ベーシックの提唱するマーケティングの考え方・ノウハウを日々、社内外に広めている

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