【2024年版】入力フォーム作成ツール10選|無料ツールと効果的なEFOも解説!
入力フォーム作成はツールも多く普及していることから、比較的簡単に作ることができるようになりました。しかし、ツールを使うにしても、どのツールが良いのか判断がつかず悩むことはありませんか。
そこで今回は、入力フォーム作成におすすめのツール10選と、コンバージョン増加に欠かせないEFOについて解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
■おすすめツール:フォームのコンバージョンを増やしたい方へ
→フォームのCVR改善ならformrun!
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→3つのステップで始めるオンラインからのリード獲得術
目次[非表示]
入力フォームの作成方法3つ
入力フォームの作成には、主に以下3つの方法があります。
- コーディング
- プラグイン・アプリケーション
- フォーム作成ツール
それぞれに特徴がありますので、以下で詳しく解説します。
コーディング
コーディングとは、WebサイトやLPなどを構築しているプログラミングコードをカスタマイズして、フォームを自作することです。メリットは、独自で自由にカスタマイズできるため、自社のイメージに合うフォーム作成ができます。
一方で、HTML/CSSのマークアップ言語に加え、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語の知識が必要になるため、知識や技術のある人材がいないと作成が難しくなるでしょう。
プラグイン・アプリケーション
入力フォームは、WordPressやShopifyなどのCMSでの拡張機能でも作成可能です。無料で利用できるプラグインやアプリケーションもあるので、コーディングのような専門知識がなくても入力フォームが作成できるのがメリットです。
一方で、カスタマイズの自由度はコーディングと比較すると劣る部分があります。また、一部日本語に対応していない場合もあるので注意しましょう。
フォーム作成ツール
フォーム作成ツールを利用すれば、サービス独自のプラットフォームを使ってフォーム作成を簡単に行えます。テンプレートも豊富で、プログラミング知識は必要ありません。また、ツールによっては無料利用も可能です。
しかし、フォームデザインのカスタマイズが自由にできないケースや、十分な機能を利用するために有料プランへの登録が必要になる場合もあります。自社に適したツールの選定が重要です。
入力フォーム作成ツールの選び方
入力フォームの作成ツールの選び方として、以下4つの機能性をおさえておきましょう。
- テンプレートの豊富さ
- フォーム作成の容易さ
- カスタマイズ性の高さ
- 他ツールとの連携のしやすさ
デザイン性の高いテンプレートが多く使用でき、操作性が高くフォーム作成が容易にできれば、作成の工数は大幅に下げられます。
また、フォーム作成を最適化するためにはカスタマイズ性が不可欠です。離脱されにくいフォームを作成することが重要です。
加えて、SalesforceなどのSFAやMailChimp(メールチンプ)のようなMAツールとの連携のしやすさも、効果測定やデータ分析に役立ちます。
おすすめの入力フォーム作成ツール10選【無料あり】
次に、入力フォーム作成におすすめのツールを紹介します。
ツールは以下10のプラットフォームです。
- formrun(フォームラン)
Googleフォーム
- Synergy!LEAD(シナジーリード)
- Tayori(タヨリ)
- FormMailer(フォームメーラー)
- formzu(フォームズ)
- SurveyMonkey(サーベイモンキー)
- ORANGE FORM(オレンジフォーム)
- SuguForm(スグフォーム)
- SECURE FORM(セキュアフォーム)
それぞれどのようなツールなのか、詳しく解説します。
1.formrun(フォームラン)
formrun(フォームラン)は、ユーザー数30万以上の人気フォーム作成ツールで、スタートアップ企業から大企業まで幅広い企業で利用されているツールです。
formrunは、100種類以上のテンプレートから簡単にフォームを作成することができ、SlackやChatWorkなどの連絡ツールとの連携も可能で、お問い合わせをすぐに通知してくれます。また、ふりがな自動入力、離脱防止機能など豊富なEFO機能が揃っており、フォームごとの離脱率の推移を管理画面上で確認できるため、フォームのCVR改善に役立ちます。
料金(税別) |
FREE |
BEGINNER |
STARTER |
PROFESSIONAL |
---|---|---|---|---|
0円/月 |
3,880円/月 |
12,980円/月 |
25,800円/月 |
|
フォーム作成数 |
1個 |
5個 |
50個 |
無制限 |
個別メール送信数 |
10通/月 |
250通/月 |
無制限 |
無制限 |
公式サイト:formrun
2.Googleフォーム
Googleが提供しており、もっとも知名度のあるフォーム作成ツールのひとつです。デザイン性に優れた入力フォームを簡単に作成でき、Googleスプレッドシートと連携すれば入力データの管理もできます。
質問項目の自由度も高く、まずは入力フォーム作成ツールを試してみたいという方には十分な機能性と言えるでしょう。
料金 |
無料 (Googleドライブの容量を増量する場合は有料) |
---|---|
フォーム作成数 |
無制限 |
テンプレート種類 |
17種類 |
公式サイト:Google Forms
3.Synergy!LEAD(シナジーリード)
Synergy!LEAD(シナジーリード)は、BtoBマーケティング向けに開発されたフォーム作成ツールです。Salesforceを提供しているセールスフォースドットコム社と業務・資本提供しており、100社を超える企業で採用されています。
Salesforceをインストールするだけで利用可能で、スタッフからのテクニカルサポートも用意されているのが特徴です。フォームに特化したプラン、メールに特化したプラン、すべて使えるプランと3つに分かれているため、自社の使い方に応じてプランを選定しましょう。
料金(税込) |
フォーム |
メール |
オールインワン |
---|---|---|---|
16,500円〜/月 |
33,000円〜/月 |
55,000円〜/月 |
|
フォーム作成数 |
無制限 |
- |
無制限 |
メール配信 |
- |
◯ |
◯ |
Webトラッキング |
- |
- |
◯ |
公式サイト:Synergy!LEAD
4.Tayori(タヨリ)
Tayori(タヨリ)は、株式会社PR TIMESが提供している、上場企業を含む40,000アカウントの導入実績を誇るフォーム作成ツールです。お問い合わせフォームや予約フォームなど、用途別に合わせてテンプレートが用意されており、専門知識なしで簡単にフォーム作成できます。
また、「よくある質問」や「お客様満足アンケート」なども追加できるため、ユーザーの離脱率を低下させる取り組みも可能です。
料金(税込) |
フリープラン |
スタータープラン |
プロフェッショナルプラン |
---|---|---|---|
0円/月 |
3400円/月 |
7,400円/月 |
|
フォーム作成数 |
1個 |
3個 |
無制限 |
テンプレート種類 |
7種類 |
||
返信テンプレート設定 |
30まで |
30まで |
無制限 |
公式サイト:Tayori
5.FormMailer(フォームメーラー)
FormMailer(フォームメーラー)は企業だけでなく教育機関や官公庁など、幅広い組織で利用されているフォーム作成ツールです。
お問い合わせやネット販売、アンケートに採用ページなどさまざまな用途で活用でき、かつスピーディにフォームを作成できます。また、フォーム作成ツールの中では価格も比較的おさえられているので、本格的なフォーム作成を安価で試したい場合にぴったりのツールです。
料金(税込) |
Free |
Pro |
Business |
---|---|---|---|
無料 |
1,375円/月 |
6,875円〜/3ヶ月 |
|
フォーム作成数 |
5個 |
10個 |
20〜100個 |
1フォームに設置可能な項目数 |
7項目 |
100項目 |
100項目 |
ファイル添付数 |
- |
3個 |
3〜10個 |
公式サイト:FormMailer
6.formzu(フォームズ)
formzu(フォームズ)は20年の実績を誇る老舗フォーム作成ツールです。お問い合わせフォームは30秒で作成可能なため、煩わしいフォーム作成も工数をかけずに簡単にできます。
無料版では広告が付きますが、フォーム作成の制限はなく、ファイル添付も可能です。試しにツールを使ってみたいという企業におすすめです。
プライバシーマークを付与されているので、個人情報や機密データに関しても安心できる要素と言えます。
料金(税込) |
フリー |
パーソナル |
ビジネス |
プロフェッショナル |
---|---|---|---|---|
0円 |
6,300円/年 |
12,000円/年 |
31,000円/年 |
|
広告表示 |
広告あり |
広告なし |
||
フォーム作成数 |
制限なし |
100フォーム |
100フォーム |
50フォーム〜無制限 |
ログ保存数 |
100件/1フォーム |
500件/1フォーム |
1,000件/1フォーム |
3,000件/1フォーム |
公式サイト:formzu
7.SurveyMonkey(サーベイモンキー)
SurveyMonkey(サーベイモンキー)は、アンケート回答に向いているフォーム作成ツールです。
1,600以上の質問サンプルがあるため、より効果的なアンケートを数分で作成できます。
また、データ収集を手軽にできるだけでなく、アンケート結果を自動的に集計するため、データ測定や分析の工数もおさえられるでしょう。
料金(税込) |
ベーシック |
チームアドバンテージ |
チームプレミア |
エンタープライズ |
---|---|---|---|---|
無料 |
4,600円/ユーザー/月 |
11,050円/ユーザー/月 |
要問い合わせ |
|
アンケート作成数 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
質問項目数 |
10件 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
回答表示数 |
1アンケート40件 |
年間10,000件 |
年間15,000件 |
要問い合わせ |
公式サイト:SurveyMonkey
8.ORANGE FORM(オレンジフォーム)
ORANGE FORM(オレンジフォーム)は、株式会社オレンジスピリッツが提供するフォーム作成ツールです。同社のメール配信システム「オレンジメール」と連携することで、データ収集からユーザーへの返信までを効率化してくれます。
お問い合わせや資料請求、アンケート調査など用途別に使い分けも可能です。有料版ではGoogleアナリティクス、PayPal、Googleスプレッドシート、ChatWorkなどの外部ツールとも連携できます。
無料のパーソナル版でもほとんどの機能が使えるため、お試しでもおすすめです。
料金(税込) |
パーソナル版 |
ビジネス版 |
---|---|---|
無料 |
1,200円/月 |
|
広告表示 |
広告あり |
広告なし |
フォーム作成数 |
無制限 |
無制限 |
外部ツール連携 |
Facebook・Twitter |
ChatWork Googleスプレッドシート Googleアナリティクス Googleアドワーズ PayPal Facebook・Twitter |
公式サイト:ORANGE FORM
9.SuguForm(スグフォーム)
SuguForm(スグフォーム)は、株式会社リブレルが提供するフォーム作成ツールです。お問い合わせやアンケートだけでなく、見積もりや採用、商品注文など幅広い用途で活用できます。
また、料金も低価格で多機能なため、どの企業でも始めやすいツールです。特にリアルタイムでのエラー表示や、郵便番号による自動住所入力など、UI/UXに関しても優れていると言えます。
料金(税込) |
フリー |
プレミアム |
---|---|---|
0円 |
2,000円/月 ※現在は990円/月 |
|
広告表示 |
広告あり |
広告なし |
フォーム作成数 |
無制限 |
無制限 |
回答への返信数 |
30回/月 |
無制限 |
データ保存期間 |
1ヶ月 |
24ヶ月 |
公式サイト:SuguForm
10.SECURE FORM(セキュアフォーム)
SECURE FORM(セキュアフォーム)は、簡単なフォーム作成であれば数秒で完了してしまうほどの操作性の高さが特徴のツールです。累計登録者が4万人以上の実績があります。
お問い合わせや注文フォーム、採用フォームなど用途別の活用も可能です。
料金(税込) |
フリー |
ビジネス |
ベーシック |
---|---|---|---|
無料 |
1,980円/月(税込) |
990円/月(税込) |
|
広告表示 |
広告あり |
広告なし |
広告なし |
フォーム作成数 |
3個 |
50個 |
10個 |
自動返信メール |
3通 |
◯ |
◯ |
公式サイト:SECURE FORM
マーケティング全体を最適化したいなら「ferret One」がオススメ
入力フォームの作成だけでなく、Webサイトからのマーケティング全体を強化したい場合は「ferret One」がおすすめです。
ferret Oneは、Webサイトの制作やアクセス解析、メール配信など、マーケティングに必要な機能が揃ったツールです。
また、ツールだけでなく、サポートチームによるマーケティングノウハウの提供も行われます。
初めてでも何から手をつければよいかがわかるため、これからWebマーケティングを強化していきたいと考えている企業に適しています。
▼参考記事
フォームもダウンロードページも簡単作成!ferret Oneの操作画面を公開
【キリンビバレッジ社事例】Web集客ノウハウ不足を解消し、新規事業における見込み顧客の獲得につなげる!
フォーム作成後のお問い合わせ数を増やす2つの施策
入力フォームを作成するだけでは問い合わせ数や資料請求は増加しないため、施策を打っておく必要があります。主な施策としておさえておくべきは、以下の2つです。
- EFO(エントリーフォーム最適化)
- 入力フォームまでの導線設計
効果をより高めるためにどのようにすれば良いのかを具体的に解説します。
EFO(エントリーフォーム最適化)
EFOとは、ユーザーがより入力しやすいフォームにして、コンバージョン数の増加を図る施策のことです。入力フォームはコンバージョンに直結し、成約や売上に大きく関わるため、疎かにしないようにしましょう。
EFOで離脱率を下げる具体的な施策として、テキスト表示を工夫することが第一に挙げられます。
例えば、以下のような施策です。
- 入力項目を減らす
- 入力例を表示する
- 住所は郵便番号で自動表示させる
- エラーメッセージを表示させる
- 資料請求ではどのような資料がもらえるのか記載する
- ユーザーを能動的に動かすコピーを使う
以上のような小さな工夫を行うだけでも、コンバージョン率は大きく変わることがあります。いかにユーザーの手間を省き、入力の負担を減らしつつ、能動的に動かすことができるかが、EFOで重要な考え方なのです。
ただし、BtoB事業の場合は、項目数を減らしすぎない方がよいこともあります。BtoBにおけるEFOについては下記にて詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
EFOでよくある7つの疑問 BtoBの入力フォームを最適化し離脱を防ぐには?
入力フォームまでの導線設計
EFOと同じく重要なのが、入力フォームに訪問するまでの導線設計です。そもそもコンバージョンしてほしいターゲットと、実際に入力フォームへ訪問するユーザーに乖離があれば、コンバージョンもされにくくなってしまうでしょう。
明確にしたターゲットが興味関心を引くサイト設計とCTAを設置できるように、今一度自社のページを見直してみましょう。訴求方法や文言・構成が今のままで本当に入力フォームまできてくれるのかを綿密に検討することも重要です。
もし、コンバージョン改善のためにサイトを見直すのであれば、CVR改善チェックリストがおすすめです。
15のチェック項目で、コンバージョンを改善するポイントをおさえられますので、ぜひダウンロードしてみてください。
自社に合った入力フォームを作成しよう!
入力フォームは、コンバージョンや売上に直結する重要なページです。
簡単に作成できるツールも多いですが、自社に最適なツール選定と、EFOや入力フォームまでの導線設計の最適化など施策の検討は怠らないようにしましょう。
formrunではビジネス向けのフォームに必要な機能がすべて揃っています。ぜひ確認してみてください。
■合わせて読みたい:リードを増やしたい方へ
→3つのステップで始めるオンラインからのリード獲得術
弊社は、BtoBマーケティングに必要な機能をまるっとそろえたツール「ferret One」を提供しています。
Web制作からリード獲得、顧客管理までできる高機能をもちながら、操作はシンプルで簡単。やりたい施策がすぐできるから、生産性向上を実現します。