ホームページの作成方法とは?業者依頼より自分でやる方が得なのか
「ホームページってどうやって作るの?」
「何から始めればいいの?」
もしもあなたがホームページ作成業務を任されたら、このような不安を感じるのではないでしょうか。
ここでは、ホームページの作成方法や特徴、自分に合った作成方法の選び方をお伝えします。
■合わせて読みたい資料:何から始めれば良いのか知りたい方に!
リード獲得を増やす “サービスサイト”立ち上げの4つの手順
目次[非表示]
ホームページを作成する方法
ホームページを作成する方法は、大きく分けて4つあります。
- 制作会社やフリーランスに依頼(外注)
- 無料ツールで自作
- 有料ツールで自作
- コーディングで自作
それぞれの特徴をご紹介します。
制作会社やフリーランスに依頼(外注)
ホームページ制作会社や、『クラウドワークス』や『ココナラ』を利用してフリーランスへ依頼することで、社内の人件費や時間を削減してホームページを作成できます。
プロに依頼することで、技術やノウハウを駆使した、完成度の高いホームページが仕上がります。
また、納品後の運用面でも、適切なサポートが受けられるので安心です。SEO対策も万全で、Webマーケティングにも強く、集客において効率的なホームページを作成できることは、ホームページを長期的に運用すること考えれば最大の強みです。
メリット
- 技術やノウハウを駆使した、見た目と集客効果の面で完成度の高いホームページができる
- ホームページ制作後の運用面での相談ができる
デメリット
- 時間と費用のコストがかかる
向いているのは?
プロのノウハウを受けて、ホームページを作って運用していきたい場合はおすすめです。
例えば、これからホームページを立ち上げる企業の場合、どのようなページを作って、運用後は何をすればいいのか分からないという担当者も多いでしょう。そうした際には同じ業界のホームページを立ち上げたことがあるノウハウをもっている制作会社に相談してみると成功パターンを反映したWebサイトを提案してもらえます。
無料ツールで自作
無料ツールは、無料で始められるため、ツールの導入自体には初期費用がかかりません。
しかし、サーバーの準備・管理など運用していくためのコストは発生してしまいます。今後どのようにWebサイトを運用していくのか、そのために必要な機能と許容できるコストを考慮する必要があります。
メリット
- 初期費用が安くすむ
- 作成から公開まで最短1日でできる
デメリット
- ホームページの作成や更新、運用に専門知識が必要な場合がある
- 機能に制限がある
ホームページの完成度を高めたり、ホームページを運用する上で便利な機能は、有料プランに変更したり、追加料金を払う必要が出てきます。例えば、以下のようなことはできなかったり、オプションとして追加料金が必要な可能性があります。
- ページ数の増加
- 独自ドメインの使用
- サポートの利用
- 容量の増加
向いているのは?
数ページの簡単な作りのホームページを作成する場合や、広告宣伝費にあまり資金をかけられない駆け出しの個人事業主の方などに向いている方法といえるでしょう。
有料ツールで自作
有料ツールは無料ツールと比べて、サポートや機能が充実しています。HTMLやCSSといった専門知識不要でホームページが作成できるものが多く存在しているため、初心者でも安心です。
独自ドメインも利用でき、ビジネス利用の場合は有料ツールがおすすめです。
メリット
- 機能・サポートが充実している
- HTMLやCSSといった専門知識不要でクオリティの高いホームページが作成できる
デメリット
- 初期費用と月額費用がかかる
向いているのは?
初心者や本格的なホームページを自作したい場合、また、ビジネス利用を検討している場合は、有料ツールを利用することをおすすめします。
コーディングで自作
完全自作する場合は、HTMLとCSSを使い、文章構成の指示を出すことでホームページを作成します。
HTMLとは、Webサイトに表示されるテキストや画像の記述する言語のことです。
CSSとは、HTMLを飾り付ける文章テキストの大きさや、フォント・色を調整したり、Webページの見た目を整えたりする言語のことです。
メリット
- HTMLとCSSやサーバー管理などホームページ制作に関する専門的知識があれば、ホームページを自由に作成でき、運用もできる
デメリット
- HTMLとCSSやサーバー管理などホームページ制作に関する専門的知識の習得に時間を要する
- 上記の知識を持っている人材は限られているため、ホームページの運用が属人化してしまう
向いているのは?
HTMLとCSSやサーバー管理などホームページ制作に関する専門的知識があるスタッフが多く在籍しており、運用が続けられる場合はこの方法でホームページの作成・運用ができるでしょう。
ホームページ作成は業者依頼より自分でやる方が得なのか
ある程度のWeb制作の知識があれば、ツールを活用することでホームページを作成することができます。重要なのは、「作成したホームページをどのように運営して、目標を達成していくか」です。
BtoB企業の場合は、ホームページの運営の最終目的は「リードを獲得して、売り上げを上げること」です。そのため、ホームページを作成・運営するコストとそれによって生み出せる利益を考慮して、利益を最大化していく方法を選択することが「得」になります。
ホームページ作成業務を任されたら、
- なぜホームページが必要なのか
- どのように運営していくのか
- 費用対効果
を考えて、ホームページ作成方法を選びましょう。
ホームページ作成ツールの選び方
数々のホームページ作成ツールがありますが、どのように選ぶとよいのでしょうか。
選び方をご紹介します。
作成ツールを選ぶ際に注目すべきポイント
企業がホームページ作成の無料・有料ツールを選ぶときに、注目すべき点を紹介します。選ぶときの参考にしてみてください。
- 操作性が高いか
- SEO対策がしやすいか
- スマートフォン対応か
- サポート体制は充実しているか
- 独自ドメインは使えるか
操作性が高いか
直感的な操作が可能な、操作性が高い作成ツールを選びましょう。
ホームページは作成後、運用していかなければ意味がありません。運用していくには、更新して最新の情報を次々と提供していく必要があります。
企業ではさまざまな人がホームページの運用に携わりますが、Webの知識はバラバラです。
操作が簡単なものを選ばなければ、特定の人しか扱えなくなってしまい、作業が非効率的になってしまいます。
SEO対策がしやすいか
SEO対策しやすい作成ツールがおすすめです。
SEO対策がしっかりしていないと、ホームページからの集客に繋がらず、せっかく作成したホームページの意味がなくなってしまいます。
また、作成ツールは基本的なSEO対策にとどまっているものもあり、さらにしっかりとしたSEO対策を行うとなると、業者に依頼しなければなりません。業者に依頼する場合は、追加費用がかかってしまうので注意が必要です。
▼SEO対策については、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
→SEO対策とは検索者へのおもてなし!初心者でも順位を上げるやり方
スマートフォン対応か
スマートフォン向けのページを自動で作ってくれる「レスポンシブデザイン」対応の作成ツールかどうかを確認しましょう。
パソコン・タブレットを持っていなくても、スマートフォンは身近なデバイスです。スマートフォンの画面でパソコン表示サイズのページを見ることは、非常に操作性が悪く、スマートフォンからの集客を逃すことになりかねません。
異なる端末でも、Webページを自動で見やすいレイアウトにしてくれるかどうかは、注目すべきポイントです。
サポート体制は充実しているか
サポート体制がしっかり整っている作成ツールがおすすめです。
作成ツールによって、サポート体制がどの程度整っているかは異なります。
サポート体制がメールのみの作成ツールもあれば、電話も可能な作成ツールもあります。
また、時間・回数の制限があったり、有料プランでなければ受けられない作成ツールもあるので、初心者の方は特に要チェックです。
独自ドメインは使えるか
独自ドメインは使えるか、独自ドメインを使う時は有料なのか無料なのかを確認してください。
企業をアピールするには、企業名や商品名のドメインを使ったほうが、認知しやすくなります。
ホームページ作成ツール側が用意したドメインには、提供会社の社名が入ったりするので、余計な情報が入ってしまい、わかりづらくなってしまうのです。
ほかにもページ数の上限や、グーグルアナリティクス設置の可否など、ホームページ作成の目的を重視して作成ツールを選んでいく必要があります。
おすすめのホームページ作成ツール
おすすめのホームページの作成ツールを、無料ツールと有料ツールにわけて、それぞれ2つご紹介します。
▼サイト制作ツール「CMS」の比較表もございます。ぜひ参考にしてみてください。
→【無料】BtoB企業向け!CMS比較ガイド
無料ツールおすすめ2選
■WordPress:世界No.1シェアのCMS
WordPressは、世界で1番普及している無料ツールで、世界の30%のホームページがWordPressを利用して作られています。
最大の特徴は「プラグイン」と呼ばれる拡張機能で、プラグインをインストールすればどんどん機能を追加できるのです。
また、独自ドメインも設定可能で、公開ページ数の制限が無いこともメリットのひとつです。
テンプレートが豊富で操作も簡単なので、初心者におすすめです。
また、コード知識を使って自分好みのホームページを作成したりと、複雑なこともできるので、上級者にも好まれています。
しかし利用者が多い分、ハッカーやクラッカーの標的になりやすいため、セキュリティ対策は必須です。
■Wix:テンプレートで簡単にホームページが作れる
Wixは、イスラエルに本社を置き、世界190か国で1億6000万人以上のユーザーが利用する作成ツールです。
500種類以上のテンプレートと2万点以上の画像・動画を無料で使用できるので、デザインに凝ったホームページの作成が可能です。
ドラッグ&ドロップの簡単操作で、テキストやデザインパーツのサイズや配置が自由にできることも特徴です。
簡単入力でSEO対策ができているかを確認できる「Wix SEO Wiz」と呼ばれる機能も追加されました。
2019年には日本法人も設立したため、日本語でのサポートも充実。
独自ドメインの利用は有料ですが、初心者はもちろん、デザインに凝りたい方にもおすすめです。
有料ツールおすすめ2選
■ferret One:BtoBに特化したホームページ制作+使いやすいツールの提供
BtoBマーケのプロがサイト運用者の視点で開発した圧倒的に使いやすいノーコードCMS「ferret One」。ブラウザ上でサクサクと簡単にホームページを作ることができます。
導入時には専任スタッフがマーケティングの戦略設計をしっかりと練ることで、お問い合わせを増やせる設計のホームページが制作してもらえるのも魅力。
さらに、ferret Oneには、サイト作成機能だけでなくLP制作、アクセス解析、メール配信など、Webマーケティング業務に必要な機能が揃っています。
マーケティングに不安がある場合は、コンサルティングプランで専任スタッフから長年のBtoBマーケティング実績に基づいたノウハウによる、サポートが受けられます。
ホームページを作るだけでなく、マーケティングを行い、効果的に運用したいと考えている人におすすめのツール・サービスです。
【料金】
初期費用10万円/月額10万円~ ※プランによる
▼ferret Oneのホームページ制作の流れはこちら
→BtoBで本当に成果の出るWebサイト制作方法-ferret One制作チームの取り組み
■Movable Type:国産CMSで、セキュリティや不具合のサポートが安心
全世界利用率は低いのですが、日本では5万件以上が利用している、人気の有料作成ツールです。
日本での人気が高い理由は、日本の企業が開発し、提供していることです。
日本語でのサポートが充実しており、セキュリティ上の問題や不具合に対して、信頼性の高い日本企業の直接サポートを受けることができるので、安心して利用できます。
また、Movable Typeはアクセス負荷に強いこともメリットのひとつです。
ウェブサイト構築時にHTMLを自動生成する「静的出力」の方式を使用しているため、データベースへの負荷がかからず、表示速度も速くなります。
この「静的出力」により、表示速度の点でストレスの少ないホームページ作成が可能になります。
アクセスが多くなる比較的大規模なホームページ作成や、たくさんのコンテンツを頻繁に更新する企業におすすめです。
デメリットとしては、オープンソースではないことが挙げられます。
有志によるプラグイン開発が行われていないため、プラグインの数が少なく、しかも有償であることが多いのです。
また、利用者が少なく、Movable Typeに関わるデザイナーやエンジニアが少ないので、Web上にカスタマイズに関する情報が少ないことも難点です。
【料金】
ソフトウェア版 99000円~ ※年間メンテナンス料金(バージョンアップ等のサポート費用)は1年ごとに更新が必要
クラウド版 初期費用なし 月額5500円~※プランによる特全世界利用率は低いが日本で人気日本で5万件以上が利用
https://www.sixapart.jp/movabletype/
▼ホームページの作成ツールについては、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
→ホームページ作成ツールおすすめ11選|BtoB向けの選び方とは
ホームページ作成を外注! フリーランスと制作会社の比較
ホームページを外注する場合、フリーランスと制作会社にはどのような違いがあるのでしょうか。
費用やメリットデメリットを比較します。
■あわせてよく読まれている資料
外部パートナー制作で「PDCAサイクルがとにかく重い」と思ったときに読む資料
フリーランスに依頼
制作会社ではなく、フリーランスへ依頼する最大のメリットは費用が安いことでしょう。
制作会社のように会社の維持費や人件費がかからないため、安く依頼を受けることができるのです。
フリーランスはすべての工程を一人で行います。
やり取りをする相手が一人なのでコミュニケーションがとりやすく、細かな要望や案件も相談しやすくなります。
その反面、一人で行うことがデメリットとなることもあります。
例えば、得意分野と不得意分野で出来にムラが生じてしまったり、フリーランスの体調や都合に左右され、計画的に進まないことがあります。
廃業になる恐れもあることを念頭においておく必要はあるでしょう。
【費用】
10ページ程度のホームページ 10万円~30万円
【所要日数】
フリーランスの都合に左右されやすい
ホームページ制作会社に依頼
ホームページ制作会社は、今まで培ってきた実績があるため、安定した仕事を期待することができます。
ホームページ制作会社はチームで作成に携わります。
打ち合わせは営業担当、計画はディレクター、デザインはデザイナーといったように、作成過程でそれぞれ専任のスタッフが対応することで、クオリティの高いホームページができあがるのです。
人件費のほか、会社の維持費もホームページ作成の作成費用に含まれるため、費用は高額になってしまいます。
【費用】
10ページ程度のホームページ 小規模企業 30万~80万
中規模企業 50万~100万
大規模企業 100万~300万
【所要日数】
簡単なランディングページなら約1ヶ月
10ページ程度の企業ホームページ約2~2ヶ月半
30ページ 3ヶ月半から4ヶ月
ホームページ制作会社紹介①WOKASI
WOKASIは「いとをかし」をコンセプトにホームページを作成している会社です。
福岡にある株式会社プラセムが運営するWOKASIは、SEO対策や魅力的なホームページ作成など、様々な悩みに対応しています。
設計から納品後の保守管理まですべてを一括で依頼可能。サイトの修正やサーバーの管理まで任せられるので、企業の人材・時間のコスト削減につながります。
Webマーケティングチームと協力して作成活動にあたるので、マーケティングに強いホームページを作ることが可能です。
ホームページ制作会社紹介②株式会社キノトロープ
キノトロープは、1993年創業の実績を持つ大手ホームページ制作会社です。
大手有名民間企業から国の機関まで、実績は多岐にわたります。リピーターも多く、取引期間5年以上の企業が74パーセントを超えており、キノトロープの実力と信頼を裏付けています。
キノトロープは、独自手法でWebビジネスを成功に導きます。特にスピード・コストパフォーマンス・成果の面で長けています。
安定したレベルの高いホームページを求めているのならばおすすめの企業です。
ホームページ制作会社紹介③株式会社LIG
LIGは、サイト作成事業だけでなく、コンテンツマーケティング事業にも強い企業です。
コンテンツマーケティングにおいて重視されるのは、自社運営のウェブサイトやメディアであるオウンドメディアです。
LIGでは「LIGブログ」というオウンドメディアで取引先企業の商品紹介をするなど、PRに貢献するだけではなく、オウンドメディア運用も支援してくれます。
オウンドメディアは、幅広い潜在顧客に企業を知ってもらうための重要な手段です。オウンドメディアの活用も視野に入れている企業におすすめできます。
100名を超えるクリエーターが在籍。表現力や技術力が高く評価されており、年間リリースは150以上で、さまざまなデザインアワードを受賞しています。機能性とデザイン性を兼ね備えたホームページを作成できます。
ホームページ制作会社紹介④株式会社ベイジ
ペイジは、BtoBに特化した制作会社です。
BtoBマーケティングで勝つための独自の180項目に及ぶ改善メソッド・140項目の作成ワークフローを強みに、Webビジネスを提案してくれます。
2010年設立と比較的新しい会社で、ホームページ作成のレベルが高く、BtoBマーケティングに力を入れたホームページ作成を目的としている企業におすすめです。
ホームページ作成を依頼する時のポイント
実際にホームページを作成するときには、どのような点に注意するとよいのでしょうか。
ホームページの作成依頼前の注意点
自社情報や、ホームページの完成イメージや条件など、依頼先に伝えるべき情報は事前に準備しておく必要があります。
ホームページ作成者は、自社についてほとんど知識がありません。
効果的に自社をアピールするホームページを作るためには、自社の情報を詳しく伝えることが重要です。
また、ホームページ作成でいちばん時間がかかるのは、計画の段階です。
ホームページ作成の目的は何なのか、対象者は誰なのか、どんなホームページを作りたいのかを明確にし、計画の打ち合わせがスムーズに進められるよう、事前準備は怠ってはいけません。
完成イメージは具体的なサンプルを準備するとわかりやすいでしょう。
ホームページの作成依頼時の注意点
依頼時に注意すべき点は、
- 納期や費用の確認
- 納品後の運用体制
です。
費用を依頼時に明確に示してくれると安心材料となります。
修正は〇点まで無料、イラストは〇点まで無料、といったように、修正箇所が増えると追加料金がかかってくる作業もあるので、依頼時にしっかり確認をしましょう。
こちら側から先に予算を提示するのもひとつのやり方です。
予算がはっきりしていると、予算内でできることを優先順位を決めて計画していくことができます。
作成ツールを使ってホームページを自作する方法とは違い、完成まで時間がかかります。
ホームページ制作会社に依頼する際には、余裕をもって依頼し、納品希望時期をしっかり伝えるようにしましょう。
また、ホームページ制作会社によって、制作ツールも異なります。納品後、自社で運用できるのか?外注できるのか?、ツールと運用体制についても確認しておきましょう。
ホームページ作成に使える便利な補助金制度
ホームページを作成する際に利用できる補助金がありますので、ご紹介します。
日本商工会議所「小規模事業者持続化補助金」
小規模事業者持続化補助金は、日本商工会議所が主催する補助金制度です。
商品の販路開拓、生産性向上のための取り組みを支援しています。
販路開拓のための手段であるホームページ作成も、もちろん補助金の対象です。
約4ヶ月ごとに受付期間が設定されており、採択結果は受付締切後1~2ヶ月後に発表されます。
申請は、商工会議所指定のフォーマットで行います。
商工会議所の指導・助言のもと、経営計画書・補助事業計画書・事業支援計画書を提出して、審査を受けます。
追加資料が必要になることもあるので、商工会議所の助言を受けながら締切に間に合うよう準備しましょう。
【補助金額】
必要経費の3分の2もしくは最大50万円
【対象者】
営利活動を行っている小規模事業者(業種や従業員人数に条件あり)
経済産業省「IT導入補助金」
IT導入補助金は、経済産業省が管轄する補助金です。
ITを活用した企業の業務効率化、売上向上を目的としています。
ホームページ作成はもちろん、会計システムといった業務システム導入費用も補助対象です。
単なる会社の紹介サイトでは、企業の効率化・売上向上を目的としているとは考えにくいため、対象外となる可能性が高く、注意が必要です。
予約システムやカスタマーサポート、ECサイト、顧客管理機能といった、売上向上や業務改善につながるホームページを作成しましょう。
複数回の公募期間が設置されており、交付決定は締切から約1ヶ月後です。
申請は、申請者がIT導入支援事業者・導入したいITツールを選び、その後、選んだIT導入支援業者と中小企業が共同して申請を行います。
交付決定までは、補助を受けたい事業の発注・契約・支払いを行ってはいけません。
違反すると補助が受けられなくなります。
小規模事業者持続化補助金よりも支給額が高く、対象範囲も広いため、費用が高額になる際には優先して検討すると良いでしょう。
【補助金額】
ホームページ作成は最大30万~450万円
【対象者】
小規模事業者、中小企業。
小規模事業者持続化補助金よりも補助対象範囲は広がる(業種ごとに従業員人数、資本金に条件があり)
地方自治体による補助金・助成金
地方自治体が独自の補助金や助成金を出している場合があります。
事業計画書や運営計画書の提出をしなくても申請できる場合があるので、比較的利用しやすい制度です。
ただ、実施している自治体が少ないことがデメリットです。
地方自治体の補助金・助成金検索サイトで制度の有無と概要を調べ、自治体のHPを確認してみてください。
地方自治体による補助金・助成金は、小規模事業者持続化補助金とIT導入補助金とは併用できません。
支給要件や支給金額を比較して、どれに応募するか決めましょう。
売上アップにつながるホームページを作成しよう
ホームページを作成する際には、自分に合ったホームページ作成方法を選ぶことが重要です。
なるべく費用や時間をかけずにホームページを作成したい人は、無料作成ツールを使う方法がおすすめです。
ホームページから利益を効果的に上げたい企業は、有料ツールを利用したり、プロに依頼をして、機能が充実したクオリティの高いホームページを作成する方が良いでしょう。
ホームページを作成するには、目的・費用等を明確にする必要があります。
この記事を参考に、自分たちに合った作成手段を選択し、ホームページを作成してみてください。
BtoBサイトの作成・リニューアルをご検討中ならferret OneのCMSがおすすめです。
Webサイトをパワポ感覚で見たまま編集できるので、日々のちょっとした更新や施策実行を自分ですぐに行えます。ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。
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