「本当に今、高機能MAに投資すべき?」予算・運用・将来性が揃ったMAツールの最適解

エキサイト株式会社
大熊 勇樹 氏
吉本 航 氏
西脇 理喜ジョセフ氏
清水 愛美 氏

 

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社名_サービス利用事業 エキサイト株式会社_FanGrowth
業種 IT・インターネット
従業員数 174名
利用サービス

マーケティングツール【ferret One MA】

導入前の課題

  • リード急増に伴い、既存ツールでは配信回数制限や属人化が発生。
  • 複数ツールを連携させたマーケ運用で業務効率が低下していた。

導入後の効果

  • フォーム、メルマガ、行動履歴までferret Oneで一元管理し、
    インサイドセールスとの連携がスムーズに。
  • 属人化の解消&工数削減により、施策実行スピードが加速。

企業のマーケティング活動における「ウェビナー」を軸に、リード獲得から商談創出までを支援するサービス「FanGrowth(ファングロース)」を展開されているエキサイト株式会社様。
少人数体制で新規事業の立ち上げから運営・営業まで一貫して担う中、リード数の増加に
伴い、既存のMAツールの仕様上の制限や複数ツールを連携したマーケティング環境に限界を感じておられました。

当初は他社のSFA・MAツールの見直しを検討されていましたが、運用負荷・機能過多といった課題を見直す中で、ferret One MAをご提案し、導入いただきました。

今回は、ferret One MAの導入背景や導入後の効果、実際の運用の変化について詳しく
お話を伺いました。

導入前の課題
リード増加に伴い、ツールの制約が顕在化。
配信回数制限や複雑なオペレーションがボトルネックに。

ー御社のサービスと役割について教えてください

大熊氏
FanGrowthは、ウェビナーを起点としたリード創出・商談化支援サービスです。
ただウェビナーを実施するだけでなく、事前準備から開催・フォローアップ、データ活用までを一気通貫で支援しています。

私はFanGrowthの事業責任者として、全体戦略や体制づくりを主導しています。

そして、マーケティング実務は清水が担っており、ウェビナー告知・メール配信・リード管理などをferret Oneで行っています。
またインサイドセールスは吉本が担当、西脇がデータ整備やオペレーション周りを支えてくれており、少人数でも効果的に事業が進む体制を構築しています。
 

ー新規事業立ち上げ当時の状況と課題について教えてください

大熊氏
 FanGrowthという事業の立ち上げ当時は、正式に会社として予算化される前のフェーズに
あり、いわば新規チャレンジとしてスタートさせた事業でした。
立ち上げ当初は私と新卒の社員の2人だけの体制で、営業からコンサルティングまで一手に
引き受けるような状況でした。早い段階から顧客管理の必要性があることは分かっていたので、早期にSFAツールの導入を決めました。

導入初期は、保有していたリードが5,000〜6,000件ほどで、ある程度順調に活用できていました。ただ営業活動を強化していく中でリードが急増し、メルマガの配信頻度が上がってくると配信回数に制限がかかるなど、ツールの仕様に限界を感じるようになっていきました。
一時的に、メール配信専用の外部ツールと併用するなどで凌いでいましたが、しっかりメルマガ施策が回せるツールの方がいいなと考えるようになりました。


西脇氏
そうですね。これまでのツールの基本機能だけではやりたいことができなくなってきて、
上位プランへの移行も検討はしたものの、かなりコストが上がってしまい現実的では
ないということで、より本格的な別のMAツールへの切り替えを検討する流れになりました。

マーケ戦略
「ウェビナー施策一本勝負」
シンプルかつ明確なマーケティング戦略。

ー当時のマーケティング戦略について教えてください

大熊氏
当時からマーケ戦略は、極めてシンプルでした。施策もなるべく絞っていて、
第1優先のKPIは「認知を取ること」。

商談化は狙っておらず、ターゲットに対してハウスリストを作って、「第一想起」を
狙いたいという考え方です。なので、「ウェビナー施策一本勝負」でした。

営業にも「売り込まないでほしい」と言ってるし、マーケも「ホットリードを刈り取る」
ような思想にはしたくない。
とにかく「良いコンテンツをたくさん提供する」ことで、ユーザーが必要になったタイミングでそれを見つけてもらって、結果的に問い合わせがくるのが理想だと思っています。

スコアリングやナーチャリングをやらないというわけじゃないですが、それが第1優先では
ないですね。メールでテックタッチ的にチューニングすることもあまりしない。
どのファネルのコンテンツを見ているかで顧客の温度感を判断して、それをもとに動いています。
うちはBtoBなので、インサイドセールスがターゲットに対してハイタッチでナーチャリングしていくのが大事なんです。マーケが全体に対して平等に情報を届け、インサイドセールスがそこからしっかり選んでアプローチしていくという体制が自然にできていたと思います。

このようなマーケ戦略を組んでいたので、これまで活用していたツールは「オーバースペックなのではないか」という疑念を感じつつありました。


 

MAツール再検討
フルリプレイス一歩手前で立ち止まり、MAツールを見直し。
現場視点と将来設計からferret One MAを検討

ーMAツールを再検討することになった経緯を教えてください

大熊氏
実は元々は、他社のSFA/MAツールに全面的な切り替えを決定していたんです。
事業の立ち上げ当初は予算も限られ、小規模向けツールを使っていたため、運用が複雑化し、外部連携に頼る場面も少なくありませんでした。
しかし、事業が成長するにつれて必要なデータも増え、このままでは追いつかない。
そこで、もう一度データ構造そのものを根本から設計し直し、基盤をしっかり作り直すための決断でした。

導入直前まで話が進み経営会議で予算も承認済みだったのですが、現場に「全システムを切り替える」と話したところ予想以上に反応が薄くて、現場の当事者意識がそこまで高まっていなかったことを実感しました。そのため、いったんプロジェクト自体を1年間延期することにしたのです。

その延期期間をフル活用し、吉本や西脇を中心にマネージャー陣へ「今後どんなデータを取るべきか」「各セクションで重視すべき指標は何か」「3年後を見据え、現在の運用で見えていない課題は何か」を徹底的に考えてもらい、この期間で運用の基盤を練り直すことができました。

最終的にSFAは予定どおり検討していたツールに切り替え、延期期間中に
要件を整理したことによって、MAは改めて候補を見直すことにしました。
そのタイミングで、Webサイトのリニューアルの件でやりとりしていたベーシックさんからferret One MAを提案いただき検討する流れになりました。
 

導入の決め手
スペックダウンではなく“最適化”の選択。
予算・運用・将来性すべてが合致したMAツールでした。

ーferret One MAを導入した決め手を教えてください


大熊氏
他社ツールの返答期限が迫っている中で、短期間でferret One MAを検討することになり
実はすごく悩みました。
検討している他ツールと比べると、機能がシンプルな分、スペックダウンになるような気がして少し不安だったんです。
ただ、整理した要件から考えれば考えるほど、ferret One MA以外の選択肢はないという結論になりました。

ferret One MAを提案してくれていたベーシックの営業さんに、
「今のFanGrowthの状態であれば、MAツールにお金をかけるタイミングではない。
フェーズが変わる数年後に高機能なMAツールへの切り替えを検討すれば良いのではないか」と、しっかり事業のことを理解してくれているからこその適切なアドバイスをいただけたことで、背中を押してもらいましたね。


吉本氏
他にも、ベーシックの営業さんから「SFAを切り替えるタイミングは構築に時間がかかってしまうのでこのタイミングで高機能なMAツールの運用基盤を整えるのは難しいのでは?」と
いう意見もいただき、本当にその通りだと痛感しました。


色々検討した中でも、特に導入の大きな決め手になったのは下記です。

・シンプルかつ必要十分な機能と、ちょうどいい価格設計

ferret One MAを選んだ最大の理由は、コスト面の圧倒的な優位性です。
これまで使っていた他社の高機能ツールでは毎月20万円超の投資に対して、実際にはシナリオ機能など使い切れていない機能が多かったんです。
よりシンプルに、かつ低コストでマーケティング施策を回せる」という点で、ferret One  MAは他社と比較しても最も合理的でした。


・ベーシック社の実践に裏打ちされた安心感

実際にベーシック自身がferret One MAを活用して成果を出していること、また新たに
導入するSFAとの連携事例が多数あることも後押しになりました。
「すでにある成功パターンを参考にできる」ことは、運用への心理的ハードルを下げる要因だったと語ります。
 



ーここで、 ferret One MAを導入するまでの経緯をおさらい

これまでマーケティング環境のPDCAを絶えず回しながら改善を重ねてきたエキサイト株式会社様。現場の声と事業フェーズを冷静に見極め、最適解として辿り着いたのが「ferret One  MA」でした。
 

エキサイト様これまでの経緯




導入後の変化

インサイドセールスとの連携が一変!
情報の「見える化」で即時架電対応が可能に。

ーferret One MAを導入後の変化を教えてください


清水氏
まだ運用して間もない状況ではありますが、エクスポートやインポート等の工数削減や
架電スピードの向上は既に大きな変化を実感しています。


・インサイドセールスとの連携強化で架電スピードが向上
ferret One MAに切り替え後、これまで分断されていた「フォーム」「メルマガ配信
行動履歴」が一つの画面で見られるようになり、圧倒的に インサイドセールス(IS)との連携 がしやすくなりました。

弊社ではインサイドセールスの吉本と私の2人で運用していますが、誰でも「ここを見ればいい」とパッと内容が分かるようになりました。CVが発生したらすぐにかけられるし、
前にどんな行動をしていたのか」が一目で分かるのが本当に助かっています。
情報連携がしやすくなった分、架電までのリードタイムも大きく短縮できました。
 

・情報連携にかかる工数を大幅削減
以前までは、「SFAツールでフォーム情報を取得してMAツールでメルマガを配信し、
CSV出力したものをインポートしてSFAツールで確認 …」という複雑な手順が必要で、
しかもツール間の同期遅延や属人化が課題でしたが、現在ではフォームからメルマガ配信
までferret One MAで一元管理できているので、行動の可視化もシンプルで分かりやすく
属人化問題も解決しました。

・行動分析のしやすさで、インサイドセールスのアプローチも変化
メルマガにはコンテンツのURLと無料相談のURLをつけて配信するようにして行動を
分析しやすくなったのも良い点です。
「無料相談に至っていないが、コンテンツはきちんと読まれている」などという行動情報を可視化できることで、インサイドセールスとの連携がしやすくなりましたね。
 

吉本氏
これまででのツールだとボットの動きなども読み取ってしまっていたので不正確なデータが多く、その後のアプローチができず困っていたのですがデータが正しくなったことで、
インサイドセールス側で適切なアプローチができるようになりました。

大熊氏
まだインサイドセールスも含めてリソースがあまりないので、大きな成果が出るまで少し
時間がかかるかもしれませんが、これからWebサイトの運用を強化していくのでインバウンドも増えてくるかなと思います。

西脇氏
今回は、導入パッケージを活用してSFAの連携回りでも相談に乗っていただきました。
ダッシュボードのモデルまで構築してもらえたのでかなり工数が省略できて非常に助かりました。
 

今後の展望
CMSとMAを活用し、さらなるお問い合わせ増加を目指したい!
これまで以上に戦略的なアプローチを強化。

ー今後の施策についての展望を教えてください

大熊氏
これからやっとデジタルマーケを本格的に取り組むフェーズがきました。
ferret OneのCMSを活用したサイトリニューアルも控えているので、今後はウェビナーだけでなく、コンテンツマーケティング強化とホワイトペーパーを拡充して問い合わせを増やしながら、MA機能も活用して成果を最大化させたいです。

今後はCMSとMAの活用がキーになるので、見込み顧客にとって必要な情報を人を介さずに
届ける仕組みを作っていきます。


清水氏
実運用の部分だと、ステップメールやリストをSFAと連携してターゲットに対してメルマガ
配信をするセグメント配信の取り組みも実施し、より戦略的なアプローチを検討しています。

こんな方へおすすめ
マーケティングで困っているならまず相談してみて。
経営視点でアドバイスがもらえる頼れるパートナー。

ー最後に、ferret One MAの導入を検討している方に向けてメッセージをお願いします!

大熊氏
まず、MAを導入する、しないを決断する手前で、一度相談してみるのがオススメです。
他社と比べて、自分たちの実利にそって、明確に課題を捉えた上でアドバイスをもらえるので参考になるので、悩んだら相談できるパートナーとしてベーシックさんは最高に良い会社だと思います。

また、自分たちもそうであったように、MAツールはほとんどの企業にとって機能過多になりがちだと思っています。
だからこそ、なるべくコストをかけずに、いかに連携しやすいかという点が最重要だと考えるとferret One MAは突出しています。

事業経営として考えた時に、ferret One MAの導入はとても良い選択だったと思っています。ぜひ、現場のマーケターだけではなく、経営者さんも相談してみてください。
 

ー本日はいろいろとお話いただきありがとうございました

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登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023