マーケターが選ぶ、初心者向けのマーケティング入門本21選
マーケティングにまつわる書籍は世の中に多数ありますが、その中でもマーケティング初心者におすすめする21冊を厳選して紹介します。
■あわせて読みたい資料:“BtoBマーケティング”を本格的に行いたいという方向け
→BtoBマーケティング実践ガイド
目次[非表示]
- 1.『ドリルを売るには穴を売れ』著:佐藤 義典
- 2.『100円のコーラを1000円で売る方法』著:永井 孝尚
- 3.『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』著:森岡 毅
- 4.『弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門』著:上杉 惠理子
- 5.『新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方』著:ジェイ・エイブラハム
- 6.『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』著:西口 一希
- 7.『ジョブ理論』著:クレイトン・M・クリステンセン 他
- 8.『失敗から学ぶマーケティング 売れないモノには理由がある』著:森 行生
- 9.『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』著:森岡 毅
- 10.『Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル』著:ジェイソン・ドーシー 他
- 11.『超図解・新しいマーケティング入門 “生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」』著:博報堂マーケティングスクール
- 12.『シュガーマンのマーケティング30の法則』著:ジョセフ・シュガーマン
- 13.『マンガでやさしくわかるマーケティング』著:安田 貴志 他
- 14.『世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』著:永井孝尚
- 15.『大学4年間のマーケティング見るだけノート』著:平野敦士カール
- 16.『デジタルマーケティングの定石』著:垣内 勇威
- 17.『改訂版 マーケティング用語図鑑』著:野上 眞一
- 18.『クリエイティブなマーケティング パーパスを起点に新しい顧客体験をつくるPJMメソッド』著:藤平 達之
- 19.『マーケター1年目の教科書』著:栗原 康太
- 20.『マーケティングとは「組織革命」である』著:森岡 毅
- 21.『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』著:フィリップ・コトラー 他
- 22.初心者は優れたマーケティング本からも学べる
『ドリルを売るには穴を売れ』著:佐藤 義典
- マーケティングの基礎中の基礎がわかる
- ストーリー仕立てでマーケティングがイメージしやすい
- マーケティング初心者の一冊目におすすめ
マーケティングの本質を教えてくれる一冊。「よいモノやサービスを作ったから売れる」という"モノ"先行の発想ではなく、「顧客にとって価値あるものは何なのか」の"価値"から考えるべきという、マーケティング思考の本質を教えてくれます。
また、廃業寸前のレストランを立てなおすストーリーに沿ってマーケティングを解説しているので、はじめてマーケティングに触れる人でも負担なく読めます。
著者 |
佐藤 義典 |
発行年 |
2006年12月23日 |
ページ数 |
256ページ |
価格 |
1572円 |
▼Amazonの口コミ
- 本書は、あまたある「マーケティング本」の中でも、最も易しく、そして最もわかりやすくマーケティングの基礎を解説している入門書であり、長い年月を越えて売れ続けている人気のベストセラーだ。
- この本は、マーケティングで知っておくべき4つの要素を物語で分かりやすく伝えており、マーケティング職じゃない人でもマーケティングを考える機会になる非常に優れた一冊だと思います。
『100円のコーラを1000円で売る方法』著:永井 孝尚
- 物語形式でわかりやすい
- マーケティングの基礎がわかる
- マーケティング入門書としておすすめ
会計ソフト販売会社を舞台に、マーケティングの考え方と手法で事業を成功に導くサクセスストーリー。
製品視点から顧客視点に切り替えること、顧客絶対主義の盲点、顧客の期待値を超えるために潜在ニーズを取り込むことなど、実際の実務でも役立つ考え方が書かれています。
物語に沿って話が展開していくのでとっつきやすく、学びはじめの人には特におすすめです。
著者 |
永井 孝尚 |
発行年 |
2011年11月28日 |
ページ数 |
221ページ |
価格 |
1540円 |
▼Amazonの口コミ
- 本当に大事なことは、顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供すること。という、ビジネスの本質に気付ける本です。
- マーケティングを学びたい方がゼロから始めるに当たって読むには有益な書物だと思います。物語形式でスラスラ読めるので、取っ掛かりとして適しています。
- 物語を読み進めると、いつの間にかマーケティングのことが理解できるという、ユニークな本です。物語自体も良く考えられていて、楽しみながら読み進めることができます。
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』著:森岡 毅
- マーケターとしての人物像が理解できる
- 営業とマーケティングの違いがわかる
- 実体験をもとに話が進むのでイメージしやすい
経営難に陥っていたレジャー施設「USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)」をV字回復させた著者による、マーケティング指南本。
マーケティングは、"商品を売る"という視点では営業職と同じだけれど、商品やサービスを自ら売り込まずに自然と売れるようにすることであると説きます。売れるための方法を「目的・戦略・戦術」に分解してマーケティングの真髄を解説してくれます。
実際の事例に則って話が進むのでイメージがつかみやすく、マーケティング初学者におすすめです。
著者 |
森岡 毅 |
発行年 |
2016年4月23日 |
ページ数 |
261ページ |
価格 |
1540円 |
▼Amazonの口コミ
- 学術的な話より、著者の豊富な経験からシンプルに言い切っている部分が多いので、わかりやすい。
- ビジネスをするにあたり、必ず抑えておかなければならない事がたくさん書かれている。私の本は蛍光ペンだらけになってしまった。オススメだけど、オススメしたくないです。笑
- 本のタイトルから、USJに特化していたり、マーケティングのどこか局所的な部分について描かれている印象を受けますが、そんなことは無く、この本は、超初心者やマーケティングとはどんなこと?何?という基本的なことを知りたい人向けに最適です。
『弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門』著:上杉 惠理子
- 難しい用語に拒否反応が出てしまう人におすすめ
- ページ数が少ないのでサッと読了できる
- 小説感覚で手軽に読み進められる
専門用語や難解な理論をできるだけ省き、マーケティング思考の理解に焦点をあてた初学者向きマーケティング本。
経営難の喫茶店を立てなおすために、マーケティングのフレームワークを用いながら解説していくフィクションものです。
3C・STP・4C・SWOTなどマーケティングを学ぶ上で必ず出てくるフレームワークを、ストーリーの中で順序立てて解説してくれるので、実戦で活用しやすいところもポイントです。
著者 |
上杉 惠理子 |
発行年 |
2019年4月13日 |
ページ数 |
144ページ |
価格 |
1430円 |
▼Amazonの口コミ
- 学べば学ぶほど混乱してしまいがちなマーケティングの理論、すっきりと初心に立ち返り、頭の中が整理されました。ビジネスの初心者さんにもおすすめですが、むしろ難しく考えすぎ、学びすぎてしまっている方にも、読んでいただきたい一冊です。
- 本書ではシンプルなストーリーと共に他の分析手法「3C分析→STP分析→4P分析→SIPS」と丁寧に展開されていたのでスッと理解することができました。
- ストーリー仕立てなので、実際にビジネスをした時に何に困って、どんな感情が動くのか、を疑似体験できるため、その時にどんなマーケティングが役に立つのかが、しっかり腑に落ちて理解できる。
『新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方』著:ジェイ・エイブラハム
- 経営やビジネスの本質がわかる
- 具体的な事例が多く理解しやすい
- マーケティングにとどまらないビジネスマインドが学べる
本書の著者は、アメリカの経済紙フォーブズが選ぶ全米TOP5のコンサルタントで、実践マーケティングの巨匠と呼ばれています。
「卓越論」(=他者が何を求めているのかを常に意識すること)という筆者独自の理論で、ビジネスを加速させる方法を紐解きます。
実例が多く実践向きの内容。実務に繋げたいマーケターの人には必読の書と言えるでしょう。
著者 |
ジェイ・エイブラハム |
発行年 |
2017年10月27日 |
ページ数 |
312ページ |
価格 |
2310円 |
▼Amazonの口コミ
- とにかくアイデアが溢れてくる超良書。経営者や、ビジネスマンはもちろん、どんな人間にでも必ず人生においてかけがえのない知識を手に入れられます。
- 古くから様々なビジネス書に引用されて来た名著であるだけあって誰も否定することができない内容になっています。これから社会に出る人、起業を志す人はもちろん、社会の中でビジネスにマンネリを感じている人ほど読んでほしい内容です。
- この本にはマーケティングの本質が丁寧に書かれており、読めば読むほど企業のマーケティング戦略を理解できるようになります。
『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』著:西口 一希
- 初級マーケターから中級層向け
- 実戦で応用の効くマーケティングが身につく
- フレームワークがダウンロードできる
N1分析(ターゲットの顧客を一人に絞って分析する手法)で事業を急成長に導く手法を解説する。
理論に終始することなく、実践で使える考え方を事例とともに紹介。知識がそのまま即戦力として役立ってくれます。
経営に関する分野も含まれるので、マーケティングと経営を紐づける視点で読むのもおすすめです。
著者 |
西口 一希 |
発行年 |
2019年4月8日 |
ページ数 |
240ページ |
価格 |
2200円 |
▼Amazonの口コミ
- これまで教科書的・概念的な本が多かった中で、本質的、且つ、実務的な概念から具体的なアクションまでカバーしている希少な本。
- 本書の特筆すべき点は、描かれている内容がマーケティングの実務経験に裏付けられているため、極めてリアリティがあり、かつ実践的である点だ。
- タイトルにもなっているN1分析は、優れた新商品や広告・販促のアイデアを作るためにベンチャーや中小企業等全ての規模の会社で使える内容。一方、非常に具体的な記述が多いので、まだマーケティングの経験がない学生等にはイメージが湧きづらいかもしれない。ある程度実務経験がある人向け。
『ジョブ理論』著:クレイトン・M・クリステンセン 他
- 顧客視点の考え方が身につく
- 顧客属性以外から売り上げにつながる示唆を得たい
- 意図的なイノベーションの方法が知りたい
「片付けるべき仕事(ジョブ)」のために商品は購入される、というジョブ理論によるマーケティングの考え方を解説。
顧客属性や市場の分析などのデータだけでは図れない、消費メカニズムについて知ることができます。
運任せのイノベーションから脱却し、自社商品やサービスの売り上げを意図的にアップしていきたいマーケターにおすすめの一冊です。
著者 |
クレイトン・M・クリステンセン 他 |
発行年 |
2017年8月1日 |
ページ数 |
392ページ |
価格 |
2200円 |
▼Amazonの口コミ
- 市場調査に頼ったり、販売実績データを定量分析したりするだけで顧客を分かったつもりになってはいけない、ということがよく分かる一冊。
- 「破壊的イノベーション」に代表されるイノベーション理論の大家である著者が、運頼みではなく、予測可能な方法でイノベーションを成功させるための理論と手法をまとめた実践的な手引書。(Amazonより引用)
- 本書は、イノベーションを運任せにせず、予測可能で再現可能なものにするための方法を提供する。ジョブ理論は「ジョブを見つける特別な方法はなく、ボタンを押せばジョブが飛び出すブラックボックスもない」とあるように、簡単にイノベーションが発見できる公式ではない。しかし、この方向性で努力すれば少なくともイノベーションに近づく、ということは言える。
『失敗から学ぶマーケティング 売れないモノには理由がある』著:森 行生
- 失敗事例から成功の法則を学ぶ
- 多くのマーケテイング理論を解説している
- マーケテイング手法が頭打ちになっている人向け
失敗例を知ることでマーケティングの成功確率を上げていく術を学べます。
成功事例をベースに解説するマーケティング本が多い中、本書は別の角度から新たな示唆を与えてくれます。
事例解説にのみ終始しているわけではなく、"使える理論"も豊富に紹介してくれているので、マーケテイングの知識習得から実践まで幅広くカバーしてくれます。
著者 |
森 行生 |
発行年 |
2021年12月3日 |
ページ数 |
512ページ |
価格 |
2970円 |
▼Amazonの口コミ
- もしあなたが「理論」と「実践(失敗例)」を横断しながら、再現性のあるマーケティング理論を身につけたいなら、本書は打ってつけの書籍だ。
- わかりやすい文章のため500Pの厚さでも、ノンフィクション小説のようにスラスラ読むことができます。これからマーケティングを学ぶ学生さんから、マーケティングの現場で従事する方まで必読の書になると思います。
- 本書には、マーケティング理論を使いこなすためのヒントが、これでもかというほど詰まっています。理論と実践のスキマを埋めて、ヒットを生み出すために必要な気づきをいくつも与えてくれます。
『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』著:森岡 毅
- 理論を重視してマーケティングを理解したい人向け
- 数式が登場し内容はやや難しめ
- 初級マーケターからのステップアップに◎
数学マーケティングをベースに、ビジネスの成功「確率」を上げていくための手法が書かれた本書。
市場の構造や消費者の心理を理解しマーケテイングに取り込むことで"勝率"を高めていく方法を伝授してくれます。
関西最大級のレジャー施設ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営危機を救った著者の、裏付けあるデータをもとに解説してくれるので、情報確度の高いマーケティング本です。
著者 |
森岡 毅 |
発行年 |
2016年6月2日 |
ページ数 |
311ページ |
価格 |
3520円 |
▼Amazonの口コミ
- 手元に置いて何度も読み返す類の実用書。企業の大小や職種、成長の目的(企業、部署、個人)を問わず、読了することで得られるものが必ずあるはず
- マーケだけでなく、営業も開発も人事も読むことで、ユーザーに対して本当に提供すべきモノコトが何なのかを、組織全体で共通認識として持てる本だと思います。
- 我々が普段「勘」とか「経験則」でなんとなく見過ごしがちなものを、いかに数値化することで合理的、戦略的に決断できるかという思考プロセスの重要性を説いてくれる一冊でした。
『Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル』著:ジェイソン・ドーシー 他
- Z世代が顧客のマーケターにおすすめ
- デジタルマーケティングも学べる
これからの時代を担っていくZ世代(1992年~2012年生まれ)の消費行動にフォーカスした本書。
ネオデジタルネイティブ世代であるZ世代を攻略することは、今後主流になると予測されるデジタルマーケティングやWebマーケティングを制することに他なりません。
Z世代から遠い中堅層やベテランマーケターにこそ手に取ってほしい一冊です。
著者 |
ジェイソン・ドーシー 他 |
発行年 |
2021年10月8日 |
ページ数 |
352ページ |
価格 |
2090円 |
▼Amazonの口コミ
- この本では、そんなZ世代へのマーケティングについて書かれているだけでなく、Z世代を雇用するにあたっての留意点など、多面的に書かれており、非常に興味深い内容でした。
- 「Z世代とは何者か」の理解が進み、「Z世代に有効な宣伝・販売戦略」「Z世代によって変わる業界の未来像」「Z世代の採用・職場定着の方法」についての示唆が得られる。
『超図解・新しいマーケティング入門 “生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」』著:博報堂マーケティングスクール
- 図解が豊富で理解しやすい
- 辞書的に読み返せる
- 各テーマを短時間で読み切れるのでスキマ時間に◎
マーケティングの基礎を、豊富な図解でわかりやすく解説してくれる本書。
具体的な事例よりも、基本的なワードやフレームワークをサッと理解したいマーケティング初心者におすすめです。
テーマ毎の構成なので復習しやすく、辞書的にも活用できるので、他のマーケティング本で出てきたワードを確認する用としてそばに置いておきたい本です。
著者 |
ジェイソン・ドーシー 他 |
発行年 |
2021年10月8日 |
ページ数 |
352ページ |
価格 |
2090円 |
▼Amazonの口コミ
- 書いている方々は、そもそもクライアントへの説明を幾度となくこなしてきただけあり、学者さんの書くような難しいものではなく、読者に「伝わる」内容になっております。しかも、ポイントをまとめて、しかも図解でわかりやすく説明しております。
▼Yahoo!ショッピングの口コミ
- 図を多く使用し、説明文もシンプルで、読んでいて目に飛び込んでくる書籍の構造になっており、素早く知識を取り入れて学習したい人にはピッタリかと思います。
- 表を使って非常にわかりやすく表現されていた。一つの章が短くまとまっているので一日少しずつ読むことができる。
『シュガーマンのマーケティング30の法則』著:ジョセフ・シュガーマン
- 顧客心理が学べる
- マーケティングの要点集
- 人間にクローズアップしたマーケティング本
アメリカ伝説のマーケターである著者が、消費者や顧客の心を理解し、セールスやマーケティングに活用するために書き下ろした本書。
マーケティングの基礎的法則が30個まとめられており、マーケティングを体系的に学べます。
また、マーケティングだけにとどまらずあらゆるビジネスシーンに活用できる顧客心理は、ビジネスの読み物としても有益です。
著者 |
ジョセフ・シュガーマン |
発行年 |
2006年3月8日 |
ページ数 |
288ページ |
価格 |
1760円 |
▼Amazonの口コミ
- 初めてマーケティングを勉強する方は、基本原理を学べますし、既にマーケティングを知っている人でも、基本法則を再認識できるのではないでしょうか。
- 世にあるさまざまなマーケティング本の要点だけをまとめた本。まとめ本なだけに、各要点について「なぜそうなのか?」といった深堀りは割愛されている。
- マーケティング初心者ですが、新しい学びから再認識まで、30例で30法則が解説されていて、非常に参考になりました。早速、自分でも使える様に取り入れたいと思います。各法則の説明終わりに要点だけ、まとめて書いてあるのも一度読んだ人には、思い出すのに役立って、非常に良いと思いました。
『マンガでやさしくわかるマーケティング』著:安田 貴志 他
- マーケティングについて知識ゼロの人向け
- マンガ以外の部分も平易で理解しやすい
- マーケティングの最初の一冊に◎
主人公が営む饅頭屋を立てなおすために奮闘する、マンガでわかるマーケティング本。
事例+マンガなので、社会人経験の浅い新人さんがマーケティングを理解するための一冊目としてふさわしい内容です。
この本をきっかけにして他のマーケティング本に手を伸ばしてほしいと思います。
著者 |
安田 貴志 他 |
発行年 |
2014年3月19日 |
ページ数 |
240ページ |
価格 |
1650円 |
▼Amazonの口コミ
- マンガと文章の半々で書かれていますが、文章の方も分かりやすく丁寧にまとまっており、とても理解しやすかったです。
- マーケティングについて全く知らない初心者が大体の感覚を掴んで興味を持つには、いいんじゃないかと思います。そういう意味でも、参考文献や索引がきちんとしているのは好感が持てます。
▼楽天市場の口コミ
- マーケティングを学ぶのに本格的な本を読む前に基本を学べ、興味も持てました。これ一冊では学びきれません。あくまで入口。もう一冊買うことを前提とした本です。
『世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』著:永井孝尚
- マーケティングの名著をサッと読みたい人向け
- 各冊5分程度で読めるのでスキマ時間に◎
- 興味のある分野を他の本で深堀していく
マーケティングの名著を要点にまとめて紹介してくれている本書。
マーケティングを学び始めたいけれど時間が限られている人や、数あるマーケティング本の中からどれを購入していいか迷っている人に最適です。
この本をきっかけに、興味が沸いたマーケティング本を手に取ってみてください。
著者 |
永井孝尚 |
発行年 |
2020年11月13日 |
ページ数 |
384ページ |
価格 |
1958円 |
▼Amazonの口コミ
- マーケティングは、時代が変われば変わるし、対象が変われば打ち手も変わってくる。常に学んでいかなければならない中で、この本はとてもわかりやすく要点をまとめてくださっているので、何の知識もない状態でもとてもスラスラ読める。
- たまたま手に取った本書だが、思いがけず面白い内容の数々を学ぶことができた。実例としては企業レベルの規模の大きい話が多かったが、個人事業主や副業を行う人が増えた現代では、個人レベルのマーケティングでも役に立つ内容が多かったように思う。
- 流し読みできてとてもいい。知った気になれる。薄く広く知るには便利なシリーズ。ここで、知ってから専門書を読んで理解すればいいと思う。
『大学4年間のマーケティング見るだけノート』著:平野敦士カール
- イラストが豊富で理解しやすい
- 基礎から最新マーケティング理論まで網羅
- マーケティングの全体像を俯瞰できる
マーケティングの要点を一通り押させることのできる本書。
見るだけノートというお手軽感のあるネーミングとは裏腹に、豊富なイラストや詳細な解説で、マーケティングの基礎をしっかり理解できる内容になっています。
事例付きの章もあるので、実践をイメージしながら学べるところも好評価ポイント。マーケティング初学者にうってつけの一冊です。
著者 |
平野敦士カール |
発行年 |
2018年9月14日 |
ページ数 |
191ページ |
価格 |
1210円 |
▼Amazonの口コミ
- 実は他の書籍と並行して一読しましたが、とても「見るだけノート」といった言葉からは想像できない良書ですね。読み進めると、最新の情報から思考法までを全て網羅的に綴られていて、メチャクチャ勉強になりました!
- マーケティングの要点が図解でわかりやすくまとまっている。詳しさの点では他の書籍に劣るのかもしれないが、マーケティングの全体像や主要なキーワードを俯瞰的に理解できるので入門や教養目的の利用にはもってこい。
- マーケティングは初心者でしたが、イラストが多くて頭に入りやすかったです。情報が多すぎず、スラスラ読めました。時々パラパラとページを見るだけで要点を思い出せるので、便利だと思いました。
『デジタルマーケティングの定石』著:垣内 勇威
- デジタルマーケティングの本
- 成果につながることを第一に学べる
- マーケティングを先に学んでからのほうが得策
昨今のデジタルマーケティングについて、誤った施策を一刀両断し、効果の見えるものだけを厳選している本書。
ただ、デジタルマーケティングはマーケティング領域の下層にあたる分野なので、全体を俯瞰する意味でマーケティングを先に学ぶほうが理解が進みます。
マーケティングの主軸がデジタルにシフトしようとしている今、具体的な道筋を示してくれる頼もしい本です。
著者 |
垣内 勇威 |
発行年 |
2020年9月10日 |
ページ数 |
320ページ |
価格 |
2178円 |
▼Amazonの口コミ
- 成果の2割を生み出すために8割もの(割とどうでもいい)施策を優先してしまうことのないよう、「たった2割の注力すべき施策とは何か?」を、ぜひ本書から盗むことをおすすめする。
- 年間販促費の少ない企業向けという印象。(いい意味で)いかに効率よく、最短でCVさせるか?がよく分かる内容です。
- 概念を伝えようとすると得てして「陳腐」「知ってる事」「粒度が荒い」など言われがちである。しかし、本誌では考え方を施策まで落とし込んで実際に行動に移すとこうなります、と書いているが素晴らしい。
『改訂版 マーケティング用語図鑑』著:野上 眞一
- 用語を中心に解説してくれる
- 辞書的な活用方法ができる
- イラストや図解もあり難解ワードも理解しやすい
マーケティングにありがちな難解用語をイラスト付きで易しく解説してくれる本書。
事例中心のマーケティング本だと具体的過ぎて理解が進まないと感じる人は、まず先に用語を押させてしまうのも手です。
言葉の意味がわかると、他のマーケティング本の理解も早まるので、つまずきを感じる人は本書を一度手に取ってみてください。
著者 |
野上 眞一 |
発行年 |
2021年2月12日 |
ページ数 |
306ページ |
価格 |
1980円 |
▼Amazonの口コミ
- いまさら聞けない。。と思っていた用語が網羅されていてとても助かっています。イラストを交えた解説がとても分かりやすいです。
- 初心者向けの経営学のイラストは、説明に違和感を感じる場合が少なくない。この「図鑑」では、そうした違和感をほとんど感じなかった。
▼楽天市場の口コミ
- マーケティングでよく出てくる言葉が整理されて図とともにわかりやすく解説されているので、断片的だった知識の全体像が見えてきました。
『クリエイティブなマーケティング パーパスを起点に新しい顧客体験をつくるPJMメソッド』著:藤平 達之
- 今時話題のパーパスについて触れる
- 抽象度が高くなりがちなパーパスを実践に落とし込む
- デジタルトランスフォーメーションについても解説
情報が溢れるこの時代に自社の商品やサービスをどのようにアピールすればよいのかを紐解いてくれる一冊。
マーケティングやブランディングが難しくなってきている今だからこそ、消費者の潜在ニーズを見抜き、自社のパーパス(存在意義)を明確に掲げる方法を説きます。
初歩のマーケティングから一歩先行く考え方を身に着けたい意欲的なマーケターにおすすめです。
著者 |
藤平 達之 |
発行年 |
2021年12月1日 |
ページ数 |
231ページ |
価格 |
1870円 |
▼Amazonの口コミ
- 実践的でメソッドの具体的なアクティビティが惜しげもなく公開されている。マーケティング領域において専門知識を持たない読者(私を含め)はもちろん、当該領域を生業とする方にも有用なのではないか、と想像する。
- 右肩上がり至上主義のマーケティングが怪しくなってきた今だからこそ、万難を排して、本書を片手に新たな気持ちで真摯に取り組んでいきたいと思わせてくれる一冊。
- パーパスは経営の最も上段にくる概念のため、抽象度が高い本が多い中で、かなり具体的な手法論や視点が詰め込まれた良書。
『マーケター1年目の教科書』著:栗原 康太
- センスに頼らない具体的なマーケティング思考を手に入れる
- アクション別に章立てられているので実行に移しやすい
本書のタイトル通り、マーケターが取り組むべき内容を網羅的に学べる教科書。
成功しているマーケターに共通する思考や行動パターンを言語化し、50個に仕訳した画期的な内容です。
知識だけでなく、実務で使える具体的手法も併せて紹介してくれているので、成果に繋がりやすいのも特筆すべき点です。
著者 |
栗原 康太 |
発行年 |
2021年11月6日 |
ページ数 |
283ページ |
価格 |
1980円 |
▼Amazonの口コミ
今からマーケティングを始めようこころざしている人、またすでにマーケティング業務に精通しているかた問わず、すぐに手に取って欲しい一冊です。
一年目の教科書のタイトル通り、マーケターのやるべき業務内容、視点が網羅的に記載されており、基本がしっかりと理解できる良著でした。
▼楽天市場の口コミ
マーケティングの入門書のようなもの。マーケ以外についても触れられて、ビジネスサイドの全体像もよくわかる。セクションごとに実践者インタビューもついていて具体的なアクションのイメージもつきやすい。
『マーケティングとは「組織革命」である』著:森岡 毅
- マーケティングを組織視点で考察した本
- マーケティング策を実行に移すための行動を教えてくれる
- 初心者から脱却したいマーケターにおすすめ
マーケティングの中でも社内マーケティング(提案力)に焦点を当てた本書。
どんなに素晴らしいマーケティング施策も、上層部に通らなければ実行することはできません。ボトルネックを突破しマーケティングを推し進めていくための手法が書かれています。
マーケティング初学者から中級レベルにステップアップするための良書と言えます。
著者 |
森岡 毅 |
発行年 |
2018年5月25日 |
ページ数 |
283ページ |
価格 |
1760円 |
▼Amazonの口コミ
- 筆者の体験談が各所に披露されているため、ページ数が多いが、組織を機能させるという観点で、細かく考え方が記載されているため、参考になる考え方が見つかる本です。
- マーケティングのフレームワーク等の説明ではなく、「マーケティングを組織の中でどのように推し進めていくか」に焦点をあてた内容となっており、かなり実用的です!!
- マーケティングを社内に浸透させるために人事や評価システム、会議の進め方まで事細かくまとめられた非常に有益な一冊になっています。
『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』著:フィリップ・コトラー 他
- デジタルマーケティングを解説
- オフラインからオンラインの顧客の流れを考える
- モバイルに焦点をあてたマーケティング本
マーケティング領域がオフラインとオンラインで融合する今、消費者同士のコミュニケーションがマーケティングに大きな影響を与えると説く一冊です。
伝統的なこれまでのマーケティングから、デジタル的視点のマーケティングが大切であることをあらためて気づかせてくれます。
マーケティングの体系をある程度理解し、デジタル分野に手を伸ばすはじめの一冊として最適な本です。
著者 |
フィリップ・コトラー 他 |
発行年 |
2017年8月21日 |
ページ数 |
241ページ |
価格 |
2640円 |
▼Amazonの口コミ
- 今の生活に当たり前のように存在し、必需品の1つとして存在するモバイルについて、その「接続性」と「移動性」によって顧客の購買スタイルを劇的に変化させ、伝統的マーケティングからデジタル・マーケティングへの移行を余儀なくされていることを再認識させられる。
- SNSの時代、マーケターが考えるべき事が上手くまとまっています。翻訳も丁寧で買って損のない一冊。
- スマートフォンの普及によって、マーケティングの手法も当然デジタルになります。各種SNS、EC、デジタル・メディア、リサーチ(ネット)、etc.それらとどう向き合い、どのようにマーケティング施策を考えるかのロードマップがこの著作には書かれています。
初心者は優れたマーケティング本からも学べる
マーケティング初心者におすすめする書籍21冊を厳選して紹介しました。
先人たちの経験や理論を本から知ることで、マーケターとして大きく飛躍していきましょう。
弊社「ferret」はBtoBマーケティングを総合的にサポート。マーケティングツールやコンサル・代行支援など、幅広いサービスの中から貴社に最適な解決策を柔軟にご提案します。
CMSやMAなどのツール、戦略設計、Webサイト制作、コンテンツ制作など、マーケティングにお困りごとがある方はぜひ資料をご覧ください。