インサイドセールス代行会社厳選7社比較!費用相場と選ぶコツ
インサイドセールスとは、メールや電話・Web会議ツールを使った非対面の営業手法です。主に見込み顧客の育成を行い、クロージング営業へ引き渡すまでのプロセスを担います。
営業活動の効率化や受注率の向上が期待できるため、インサイドセールスの導入を検討している企業も多いと思いますが、インサイドセールスのノウハウや人的リソースがなくて困っていませんか?
この記事では、インサイドセールスを代行に依頼する場合の選ぶコツや、おすすめの代行会社について解説します。
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インサイドセールス代行を選ぶコツ
インサイドセールス代行を選ぶ際に注目すべき3つのポイントについて解説します。
自社の目的にあったサービスを提供してくれるか
代行会社の提供するサービス内容が、自社が求めるサービスを提供してくれるかどうか確認しましょう。
・アポイント獲得数を増やしたい
・見込み顧客の育成に注力してアポイントの質も求める
・クロージング営業まで全てを依頼したい
など、代行に依頼する目的はさまざまです。
自社のセールス課題を明確にし、どこまでの業務を依頼したいのか決めておく必要があります。
洗い出した課題に対して、代行会社がどのようなサービスを提供してくれるか、比較検討しましょう。
どのような料金体系をとっているか
依頼を検討している代行会社が、どのような料金体系をとっているかチェックしましょう。
代行会社の料金体系は、主に「成果報酬型」か「固定報酬型」のどちらかです。他にも、初期費用やオプションの費用が必要かも確認しましょう。
場合によっては、採用・教育コストの方が代行会社に依頼するよりも安くなります。価格だけで判断せずに、費用対効果を意識して代行会社を選びましょう。
実績があるかどうか
どのような企業と取引があるか、インサイドセールス代行会社の実績も公式ホームページで確認しましょう。
自社と似たような業界と取引があれば、自社が抱える課題を解決できるノウハウを持っている可能性があります。
代行会社のスタッフのレベルも重要です。代行会社のスタッフは自社のスタッフとして営業活動を行います。スタッフの質が悪いと、そのまま自社のイメージダウンにつながってしまいます。
おすすめインサイドセールス代行会社7選
おすすめのインサイドセールス代行会社を7社ご紹介します。代行会社を選ぶ際の参考にしてください。
サポートが手厚い|株式会社アースリンク「Sakura outsourcing」
株式会社アースリンクは、1,500社以上に導入実績があるSakura outsourcingを提供する代行会社です。さまざまな業界・業種での実績があり、自社の課題や要望に合わせて柔軟にインサイドセールスを実行してくれます。
Sakura outbound/CTIを利用すれば、インサイドセールスで獲得した情報を蓄積し、将来的な内製化に向けた準備を進められます。
蓄積したデータをもとに定例ミーティングを行い、課題に対する解決策を一緒に検討してくれる伴走型支援が特徴で、サポートが手厚い代行会社です。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://www.earthlink.co.jp/services/sakura-outsourcing/
無料デモあり|SALES ROBOTICS株式会社「SALES BASE」
SALES ROBOTICS株式会社は代行サービスのSALES BASEを提供しています。設計から運用までフルアウトソース可能です。
1か月弱でインサイドセールスのチームが立ち上がり、短期でのスタートが可能です。1,000社、2,000商材の豊富な実績から得られたノウハウで、自社に最適な営業施策を提案してくれます。
400万社の企業データベースがインポートされた独自開発のクラウドシステムがあり、自社の保有するターゲットリストと合わせれば、営業先を安定して確保できます。無料デモがあるので、導入した際の運用画面を確認してみてください。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://salesrobotics.co.jp/
豊富な人材供給力|株式会社ウィルオブ・ワーク「セイヤク」
株式会社ウィルオブ・ワークは、BtoBに特化した営業代行サービスのセイヤクを提供しています。
2,800社以上との取引実績があります。人材業界だからこそできる豊富な人材供給力が特徴で、業界や企業の課題に合わせた専門チームを構築できます。
将来的に自社でインサイドセールスが行えるよう、セイヤク社員が一定期間チームに参加して支援。全国に50以上の拠点があるため、どのエリアの企業にも対応可能です。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://seiyaku-sales.jp/
マーケティング・新規営業分野に強い|リーグル株式会社
リーグル株式会社は、マーケティング・新規営業分野に特化した代行会社です。
インサイドセールス・マーケティングをフルアウトソーシング可能です。コスト削減対策ではなく、売上・利益が上がる営業活動を提案してくれます。
コンサルティング会社出身の社員による高い仮説構築力が特徴で、仮説検証とPDCAの実行によって成果をあげます。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://leagle.co.jp/
レベルの高いスタッフが揃う|株式会社コムレイズ・インキュベート
株式会社コムレイズ・インキュベートは、約1,000万件の独自データベースを保有しています。
継続率は95%に及びます。自社の課題や、どの程度ノウハウを持っているかなど、クライアントの状況に合わせてサービスの提供を行います。
単にリソースや機能を提供するのではなく、企業が継続的に成長できるよう支援してくれるのが特徴です。
コールスタッフは営業・販売・テレマーケティング経験者で、レベルが高く経験豊富です。常駐稼働で研修やマネジメントもしっかり行い、スタッフ育成にも力を入れています。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://www.comrades-incubate.com/
22年の創業実績|株式会社セレブリックス
株式会社セレブリックスは業界最多の事例と実績を誇る代行会社です。法人・新規領域で、1,200社、12,000サービス以上の実績があります。
豊富なデータをもとにターゲティングするため、短期間で最適な営業活動を実現します。
業務設計から商談、クロージング、受注後の書類回収に至るまで、あらゆる業務の代行が可能で、正社員でチームを構成し対応してくれる点もポイントです。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://www.eigyoh.com/service/inside
SaaS企業におすすめ|スマートキャンプ株式会社「BALES」
スマートキャンプ株式会社が提供するBALESは、SaaS企業におすすめの代行サービスです。SaaS企業を中心に200社以上の導入実績があり、案件ごとに専任のオペレーターを配置してもらえます。自社で開発したCRMを使って見込み顧客を育成するのが特徴です。
インサイドセールス業界のレポートを毎年発行。常に新しい情報を収集しています。
▼費用:固定報酬
▼公式サイト:https://bales.smartcamp.co.jp/
インサイドセールス代行とは?内容と費用相場
インサイドセールス代行について業務内容や費用の観点から解説していきます。インサイドセールス代行について基本的なことを知っておきましょう。
業務内容
インサイドセールス代行が請け負う業務内容範囲は3つに分類されます。
SDR(sales development representative)
SDRは反響型営業と呼ばれるものです。リードの獲得や成約は自社で行い、その先の顧客へのヒアリングからナーチャリングの範囲の業務を代行に依頼します。
BDR(business development representative)
BDRは新規開拓型営業で、リードの獲得からナーチャリングまでの範囲を代行に任せます。自社の営業マンはクロージング営業に集中できます。
オンラインセールス
オンラインセールスはヒアリングからクロージングまでの広範囲を代行会社に依頼し、リードの獲得は自社で行います。
営業活動のほぼ全てを任せてしまうので、自社と顧客との接点が少なく、コミュニケーション不足が心配されます。成約後にも顧客と良好な関係が築けるような対策は必要です。
料金の仕組み
インサイドセールス代行に必要な費用には以下のようなものがあります。
- 初期費用
- 月額利用料
- オプション費用
月額利用料は成果報酬型と固定報酬型の2つに分類されます。
成果報酬型
アポイント獲得数など成果に応じて報酬を支払う仕組みです。報酬設定額が高めに設定されている場合が多いため、短期間で依頼する際に向いています。
費用相場は、1アポイント獲得ごとに15,000円〜20,000円です。
固定報酬型
成果に関係なく、決められた期間に決められた金額を支払う仕組みです。成果がでた月のコストパフォーマンスはよくなります。予算が限られている場合や、インサイドセールスのほとんどを依頼したい方向けです。
費用相場は50万円〜70万円前後です。
他にも、最低利用期間の定めがある場合もあるので注意しましょう。
代行に依頼するメリットとは?
代行会社に依頼すれば、インサイドセールスに精通した人材を充当してもらえるため、慌てて人材を採用したり、育成するコストもかかりません。
インサイドセールスを自社で運用していくには、業務が重複したり、同じ相手に何度もアプローチしないようしっかりと体制を構築する必要があり、準備にも時間がかかります。
ノウハウがないままスタートしても、インサイドセールスの効果が十分に発揮されない状況になりかねません。代行に依頼すれば、経験から得たノウハウを活かしたインサイドセールスの実行や、体制構築のサポートを行ってもらえます。
インサイドセールスに対する人的リソースが不足していたり、ノウハウがないような企業は、代行に依頼することを検討してみましょう。
代行に依頼すれば自社の営業マンがフィールドセールスに力を入れられる、といったメリットもあります。
インサイドセールスとフィールドセールス
インサイドセールスと比較される言葉に「フィールドセールス」という言葉があります。
インサイドセールスはメールや電話などを利用した内勤型の営業手法であるのに対し、フィールドセールスは企業に直接訪問し、対面で営業する手法です。商談や成約、その後のフォローまでを担い、売上に直接影響を及ぼします。
インサイドセールスで育成し、成約に対する意欲が高まった見込み顧客を、フィールドセールスに引き継ぎます。フィールドセールスは、成約確度の高い見込み顧客に的を絞って営業が行えるため、成果がでやすいのが特徴です。
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インサイドセールス代行を活用して、成果を最大化しよう
インサイドセールスは移動やアポイントの時間などに縛られないため、効率的な営業が可能です。
もしも、自社にインサイドセールスに関するノウハウや人的リソースが不足している場合は、代行に依頼することを検討してみましょう。提供してくれるサービスや、料金体系、どのような実績があるかに注目して、インサイドセールス代行会社を選んでみてください。
ただし、代行会社に依存してしまうと自社の営業体系の改善につながらないため、代行利用時はノウハウ吸収により自社の営業人材の育成などの機会に充てると良いでしょう。
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