何問わかる? BtoBマーケとWebサイトにまつわるクイズ

何問わかる? BtoBマーケとWebサイトにまつわるクイズ


このブログでは 、毎回「BtoBマーケティング」に関するさまざまな情報やノウハウをお伝えしています。今回は趣向を変えて「BtoBマーケティングとWebサイト」にまつわるクイズを10問ご用意しました。

ぜひ挑戦してみてください!


目次[非表示]

  1. 1.問1.BtoBビジネスにおいて、買い手は意思決定プロセスの何%を営業担当の接触前に済ませている?
  2. 2.問2.1995年 インターネットを利用する企業は何%だった?
  3. 3.問3.企業のホームページ開設率が85%を超えたのはいつ?
  4. 4.問4.仕事上の製品・サービスを選定する際の情報源として「企業のWebサイト」を利用していると回答した人の割合は?
  5. 5.問5.1990年代、米国の企業で「営業プロセスの標準化」のために導入され始めたシステムとは?
  6. 6.問6.米国でインサイドセールスが拡大するきっかけのひとつとなった出来事とは?
  7. 7.問7.仕事でメールを使う人が一日に受信するメールの平均数は?
  8. 8.問8.企業などに雇用されている営業職のうち、テレワークを行っているのは何%?
  9. 9.問9.次の人気度動向のグラフのうち、キーワード「インサイドセールス」のグラフはどちら?
  10. 10.問10.日本の「マーケティングオートメーション(MA)元年」と言われるのは西暦何年?


問1.BtoBビジネスにおいて、買い手は意思決定プロセスの何%を営業担当の接触前に済ませている?

A.約20%
B.約40%
C.約60%

営業の標準化



正解は 約60%

BtoBビジネスにおいて、買い手は意思決定プロセスの57%を営業担当の接触前に済ませている」というデータがあります。
(出典:CEB, “The Challenger Sale,” 2011)

インターネット環境の向上や、Web上のコンテンツの充実にともなって、買い手の情報収力は高まっています。この数字は、顧客は営業と会う前に「購入する / しない」の意思決定を済ませている場合が多いということを意味しています。いかに購入の意思を持った状態の顧客を営業にバトンタッチするかもマーケティング担当の腕の見せどころです。

BtoBビジネスの意思決定プロセス

(ferret Oneセミナー資料より)


問2.1995年 インターネットを利用する企業は何%だった?

A.約10%
B.約20%
C.約30%

インターネットの利用


正解は 約10%

一般的に1995年は日本の「インターネット元年」とされていますが、総務省「通信利用動向調査」(平成27年)によると、1995年にインターネットを利用していた企業は11.7%にすぎず、ホームページによる情報提供を行う企業はそのうちの24.0%にすぎませんでした。しかし、翌1996年には企業のインターネット利用率は50.4%に急上昇しています。


問3.企業のホームページ開設率が85%を超えたのはいつ?

A.1995年
B.2005年
C.2015年

企業のホームページ


正解は 2005年

2000年代になると、企業のインターネット利用率は100%近くなりました。インターネット利用企業のうち、ホームページを開設している企業の割合も2001年で77.7%、2005年には85.6%に達しています。(出典:総務省「通信利用動向調査」(平成27年)


問4.仕事上の製品・サービスを選定する際の情報源として「企業のWebサイト」を利用していると回答した人の割合は?

A.約25%
B.約45%
C.約65%

企業のWebサイトを参考にする


正解は 約65%

仕事上の製品・サービスの情報源として「企業のWebサイト」を利用していると回答した割合は

2018年(BtoBサイト調査 2019) 64.8%
2017年(BtoBサイト調査 2018) 64.8%
2016年(BtoBサイト調査 2017) 49.6%
2015年(BtoBサイト調査 2016) 51.3%
(複数回答可)

となっており、最も多くの人がWebサイトを参考にしているという結果でした。なお2018年の調査では、次点が「営業員・技術員の説明(48.6%)」、その次が「カタログ・パンフレット(45.5%)」となっています。

( 出典:株式会社トライベック・ブランド戦略研究所 「BtoBサイト調査」


問5.1990年代、米国の企業で「営業プロセスの標準化」のために導入され始めたシステムとは?

A.SFA
B.CMS
C.MA

営業担当の接触前


正解は SFA(Sales Force Automation)

1990年代の米国で「営業活動の内容・質を一定化、営業員の管理と営業案件の進捗管理、業績見通しを正確に予測するシステム」としてSFAが導入され始めました。日本では、2000年代以降に活発に利用されるようになりました


問6.米国でインサイドセールスが拡大するきっかけのひとつとなった出来事とは?

A.2000年問題
B.リーマンショック
C.Windows95

ニュース


正解は リーマンショック

インサイドセールスとは、お客様先に訪問せず電話やメールなどで営業する手法の総称です。国土が広く直接訪問にコストがかかる米国で誕生し発達しました。特に2008年のリーマンショック以降、業務の効率化が必要となる中でインサイドセールス市場が急激に発展し、年率7.5%で成長したと言われています。最近は日本でもインサイドセールスのチームを設置するBtoB企業が増えてきました。


問7.仕事でメールを使う人が一日に受信するメールの平均数は?

A.約28通
B.約38通
C.約58通

メールマーケティング


正解は 約38通

仕事でメールを使う人が1日に送信するメールの平均は「11.59 通」、受信するメールの平均は「38.07 通」という調査結果が出ています。部長クラスに限ると、1日平均「99.51通」のメールを受信しています。メールマーケティングを行う際は、この大量の受信メールに埋もれさせないこともポイントとなりそうです。

(出典:一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2019」


問8.企業などに雇用されている営業職のうち、テレワークを行っているのは何%?

A.約22%
B.約33%
C.約44%

リモートワーク


正解は 約44%

民間会社、官公庁、その他の法人・団体に雇用されている就業者のうち、これまでテレワークをしたことがある人の割合は、24.8%。

営業職に絞ってみると、「44.3%がテレワーク(普段仕事を行う事業所・仕事場とは違う場所で仕事をする)をしたことがあると回答しました。管理職や研究職と共に最も割合が高い部類に入ります。テレワーク自体の普及と共に、働く場所を選ばずに行えるインサイドセールスの普及も関係しているのではないでしょうか。

(出典:国土交通省「テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)-」(令和5年度 )


問9.次の人気度動向のグラフのうち、キーワード「インサイドセールス」のグラフはどちら?

グーグルトレンド比較グラフ


※Googleトレンドで「インサイドセールス」「マーケティングオートメーション」のキーワードで過去10年間の人気度動向を比較

A.
B.

キーワード


正解は 

グーグルトレンド比較グラフ

Googleトレンドのグラフは、期間中で最大の数値を100として検索インタレストを相対的に表しています。「インサイドセールス」の検索インタレストは2016~2017年にかけて上昇し始め、2018年の中盤以降は「マーケティングオートメーション」を上回っています。今後さらに興味・関心は高まっていくのではないでしょうか。


問10.日本の「マーケティングオートメーション(MA)元年」と言われるのは西暦何年?

A.2010年
B.2012年
C.2014年


マーケティングオートメーション


正解は 2014年(2015年ともいわれています)

海外MAベンダーの参入が本格化した2014年が、日本におけるMA元年と言われています。MAの発祥と言われる1992年のUnica(米)、MAが広まるきっかけとなった1999年のEloqua(カナダ)からずいぶん長い年月が経過してからのことでした。


問題は以上です。あなたは何問正解できましたか?

雑学から実務に役立つデータまで、幅広い範囲から出題してみました。何らかの参考・ヒントになれば幸いです。


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ferret(One Tip編集部)
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