EFOをはじめるときの、5つのステップ
ページビューも多く、入力フォームの到達率も上々。それなのにコンバージョンに結びつかない。そんなことはありませんか?
せっかく入力フォームまで進んでくれたユーザーが、なぜ離脱してしまうのでしょうか。もしかすると、ユーザーはデータの入力にイライラして、離脱しているかもしれません。
そんなときは、「EFO」の出番です。
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EFOとは?
EFOとは「Entry Form Optimization」の略です。エントリーフォームを最適化することで、入力フォームからユーザーがイライラする原因を取り除き、フォームのエントリー率、コンバージョン率を高めることを指します。
この記事では「EFOをはじめる最初のステップ」として、手軽でかつ効果が実感しやすい5つの施策をピックアップしました。
1.入力項目の数をチェックしよう
2.テキストボックスの分割をやめよう
3.必須項目などを分かりやすくしよう
4.リセットボタンは排除しよう
5.余計なリンクを取り除こう
それでは、それぞれの施策について解説していきます。
EFOを手軽に始める5ステップ
1.入力項目の数をチェックしよう
まずは、入力フォームの項目数をチェックしましょう。
パッと見たときに「入力が面倒そうだな」と思わせる項目数になっていませんか?判断の基準は「PCで表示した時にスクロールしなくて良いぐらいの長さ」が適切です。
入力する項目が多いと「手間がかかる。面倒くさい。」と感じ、ユーザーが離脱する原因になります。特に資料請求や無料お問い合わせの場合、気軽な気持ちで入力フォームに訪れるユーザーも多いはずです。そのような場合に入力項目が多いと感じさせてしまうと、簡単に離脱してしまいます。
入力フォームの目的によって何が必要で何が不要かは異なってくるので一概には言えませんが、できるだけ入力する項目は減らすようにしましょう。
2.テキストボックスの分割をやめよう
ユーザーの手間を増やすと、そのぶん離脱率は上がってしまいます。
例えば、氏名の欄で苗字と名前を分けたり、郵便番号で3桁部分と4桁部分を分けるといった分割は、ユーザーの入力の手間を増やすことにつながります。
下記のように、ひとつのテキストボックスにする事で、ユーザーのアクションを減らすことが出きます。小さなことに思えますが、ユーザーに手間をかけさせないことが重要です。
3.必須項目・任意項目・送信ボタンを分かりやすくしよう
何が必須項目で、何が必須で無い項目なのか明言するようにしましょう。必須項目を*印で表現しているフォームも多いですが、これは避けたほうがよいでしょう。「必須」と明記する方が親切です。
送信ボタンの文言も見直してみましょう。
例えば確認画面に遷移するボタンなら「確認」だけではなく「入力内容を確認する」とキチンと明示します。無料で資料請求をするためのフォームなら、「資料請求」だけではなく「無料で資料請求」と書きましょう。
これぐらいわかるだろう、とユーザー任せにせず、「このボタンを押したら何が起こるのか」を明記しましょう。
4.リセットボタンは排除しよう
入力項目を全てクリアするボタンを置いているケースがありますが、送信ボタンの近くに設置している場合、特に危険です。
ユーザーが間違ってボタンを押してしまった場合、もう一度入力し直してくれることはごく稀です。そのリスクを負うぐらいなら、リセットボタンは設置しない方が望ましいと言えるでしょう。
5.余計なリンクは取り除こう
意外に忘れがちなのは、入力フォームがあるページにサイドバーなどがあり、他のページと同様にリンクがたくさん設置されているケースです。
リンクは他のページに遷移するためのものであり、入力フォームの目的からすると明らかに離脱ポイントとなります。余計なリンクを取り外して、ユーザーがフォームの入力に集中できる状態を用意しましょう。
以上、「EFOのはじめの5ステップ」として、手軽に実施できて効果も実感しやすい施策をピックアップしてみました。やればやるほど効果が出やすいのがEFOですので、この記事をきっかけに是非試してみてください。
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