WordPressを使ったランディングページの作り方とは?テンプレートと制作のポイント

WordPressを使ったランディングページの作り方とは?テンプレートと制作のポイント

WordPressは世界でもっとも利用されるWebサイト構築のCMSツールで、ランディングページも簡単に制作可能です。

しかし、WordPressでランディングページを制作できると知らなかったため、制作費用をかけすぎてしまったというケースをよく耳にします。

そこで今回は、WordPressからランディングページを制作する方法について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.WordPressの固定ページとランディングページの違い
  2. 2.WordPressでランディングページを作成する方法
  3. 3.ランディングページ作成におすすめのWordPressテーマ3選
  4. 4.ランディングページ作成におすすめのWordPressプラグイン3選
  5. 5.WordPressでランディングページを作成するメリット
  6. 6.WordPressでランディングページを作成するデメリット
  7. 7.WordPressで効果的なランディングページを作成するポイント
  8. 8.​WordPressのランディングページで売上向上を目指そう


WordPressの固定ページとランディングページの違い


WordPressの固定ページを利用して、ランディングページが作成できます。

そもそもWordPressの固定ページとは、投稿機能と違い、カテゴリ分けされない独立したWebページ作成機能のことです。固定ページは、主に会社概要やお問い合わせページ作成などで利用されます。

一方でランディングページとは、特定のユーザーに対して、資料請求やお問い合わせなどのコンバージョンを起こさせる目的で制作されるWebページのことです。

WordPress内のコンテンツの多くは投稿機能を利用して作成されており、相互にリンクし合っています。そのため、各コンテンツとは独立したランディングページを制作する際は、管理がしやすい固定ページの方がおすすめです。


WordPressでランディングページを作成する方法

WordPressでランディングページを作成する方法は、主に以下の2つです。

  • WordPressテーマを利用する
  • WordPressのプラグインを利用する

具体的にランディングページをWordPressで制作するやり方を、以下で詳しく解説します。


WordPressテーマを利用する

ランディングページ制作に特化したWordPressテーマをインストールする方法がおすすめです。ランディングページに特化したWordPressテーマは、デザインや構成がすでに形成されているため、すぐに制作をはじめられます。

どのようにしてランディングページを制作しはじめればいいのかわからない場合は、WordPressテーマをインストールしてください。


WordPressのプラグインを利用する

WordPressのプラグインには、ランディングページ制作に特化したプラグインがあります。

すでに自社サイトでWordPressテーマが変更できない場合は、プラグインを利用してテーマを変更せずにランディングページを制作するのがおすすめ。

ただし、プラグインは管理が煩雑になると脆弱性が高まるリスクがあるため、こまめなアップデートや、不要なプラグインの削除を定期的に実施してください。


ランディングページ作成におすすめのWordPressテーマ3選

ここでは、ランディングページを作成する際におすすめのWordPressテーマを3つ紹介します。


Colorful:簡単に操作できるLP制作専用テンプレート【有料】


出典:https://lptemp.com/

Colorfulは、直感的な操作と多彩なカスタムパーツでランディングページを制作できるWordPressテーマです。販売本数15,000本以上の実績があり、8年間愛されているロングセラー商品です。

パズルのように組み合わせる直感的な操作で、25種類の機能と118種類のデザインからカスタマイズできます。

商品名
Colorful
特徴
パズルのような操作性
豊富なデザインと機能性からカスタマイズ可能
販売本数15,000本以上の実績
料金
カラフル通常版:9,800円(税込)
カラフル上位版:12,800円(税込)
URL


OOPS!:多機能なLP制作テンプレート【有料】

出典:https://tcd-theme.com/tcd048

OOPS! は、成約率を高めるための機能性・デザイン性を持ったランディングページが簡単に制作できるWordPressテーマです。ランディングページを構成する7つのコンテンツがあらかじめ用意されているため、初心者でもコンテンツを挿入するだけでページを制作できます。

また、インプレッション数・クリック数・コンバージョン率の測定が可能なCTAを搭載。ランディングページで欠かせないABテストが実施可能です。

商品名
OOPS!
特徴
成約率を高める多彩な機能やデザイン
用意された7つのコンテンツを操作するだけで制作可能
CTAの測定ができるためABテストも可能
料金
19,800円(税込)
URL


THE THOR:LP制作機能付のWebサイトテーマ【有料】


出典:https://fit-theme.com/the-thor/ 

デザイン経験のないWebマーケティング担当者でも、洗練されたオシャレなWebページを制作できるのがTHE THORです。簡単な操作でデザイン性の高いランディングページが制作できるため、Webサイトのテンプレートとして多くのユーザーに利用されています。

ページの読み込み・表示速度が国内最高水準を誇っているため、ユーザーにストレスを与えることなく、ランディングページを読んでもらえます。サポート体制が整っているため、初心者でも安心して利用できます。

商品名
THE THOR
特徴
洗練されたプロデザインのランディングページを制作可能
ページ読み込み速度が国内高水準でストレスフリーに表示
ワンクリックでランディングページ用のテンプレートを設置可能
料金
テーマ&サポートプラン:16,280円(税込)
らくらくサーバーセットプラン:30,140円(税込)※2年目以降はサーバー・ドメイン代として年間19,140円(税込)
URL


ランディングページ作成におすすめのWordPressプラグイン3選

続いては、ランディングページを作成する際におすすめのWordPressプラグインを3つ紹介します。


LPtool:セールスライターも愛用【有料】

出典:https://ctp.ctw-contents.com/lptools/lp/clp/ctw/

LPtoolは、コンバージョンを取るために必要な機能や、成果を最大限引き出すプロのテクニックが凝縮されたランディングページ制作プラグインです。ランディングページでコンバージョンさせるための構成テンプレートに加え、全36種類の機能が搭載されています。

購入時にはマーケティングをさらに効率化させる5大特典のプレゼントがあります。とにかく成果につながりやすいランディングページを制作したい!という場合におすすめのツールです。

商品名
LPtools
特徴
コンバージョンを取るための36種類もの多機能性
3種類の売れるテンプレート構成が実装可能
購入時にマーケティングで役立つ5大特典プレゼント
料金
32,780円(税込)
URL


Elementor Page Bulider:日本で多くのサイトが利用【一部無料】

出典:https://elementor.com/

Elementorは海外製のランディングページ制作プラグインです。日本語表示に対応しているため、日本でも多くのユーザーに利用されています。

ランディングページの構成パーツ30種類が用意されており、ドラッグ&ドロップで配置するだけで制作できます。WordPressテーマに左右されずにデザインのカスタマイズができるため、自由度の高いランディングページを制作できるプラグインです。

商品名
Elementor
特徴
コンバージョンを取るための36種類もの多機能性
3種類の売れるテンプレート構成が実装可能
購入時にマーケティングで役立つ5大特典プレゼント
料金
FREE
ESSENTIAL PLAN:$49/年
EXPERT PLAN:$199/年
STUDIO PLAN:$499/年(2022年8/22現在は40%OFFで$299/年)
URL


Danganページビルダー:LP専用プラグインで簡単制作【有料】

出典:http://pages.digitalcontent.tokyo/dpb/

日本人により開発されたランディングページ制作プラグインがDanganページビルダーです。12種類のデザインされた構成パーツと63パターンの配色・レイアウトでランディングページを設計可能。WordPressテーマを変更せずに固定ページからランディングページを制作でき、直感的な操作感はWebマーケティング担当者でも扱いやすいものとなっています。

また、外部のメール配信システムと連携してリスト構築を効率化させたり、カウントダウンタイマーを設置してコンバージョンへの訴求を強化したりできます。

商品名
Danganページビルダー
特徴
コンバージョンを取るための36種類もの多機能性
3種類の売れるテンプレート構成が実装可能
購入時にマーケティングで役立つ5大特典プレゼント
料金
12,800円(税込)
URL


WordPressでランディングページを作成するメリット

WordPressでランディングページを作成するメリットは、主に以下の2つです。

  • 自社内で手軽にランディングページ制作できる
  • ランディングページの修正が早い

具体的にどのようなメリットなのかを以下で詳しく解説します。


自社内で手軽にランディングページ制作できる

WordPressを利用してランディングページを制作すると、制作にかかる工数が削減できます。通常、ランディングページを制作するには以下のような行程が必要です。

  • リサーチ
  • ライティング
  • デザイン
  • サーバー・ドメイン取得
  • コーディング
  • 公開・運用

WordPressでランディングページ制作のテーマやプラグインを活用すれば、デザイン・コーディングなどの工程を削減できます。また、すでにサーバーとドメインは取得できている状態ですので、新たに契約を増やす必要がありません。

制作工程を省けるため、自社内で制作運用がしやすくなり、制作費削減につながります


ランディングページの修正が早い

ランディングページをWordPressで制作すると、修正にかかるコストの削減が可能です。

フルスクラッチで一からランディングページを制作した場合、構成やデザインの修正をする際にコーディング作業をする必要があります。コーディングが必要なぶん工数がさかれ、ランディングページの運用・改善に時間がかかります。

しかし、WordPressでランディングページを制作すれば、コーディング作業をせずに構成やデザインの修正をすぐに行えます

ランディングページで欠かせないABテストをする時に、修正の速さは重要な要素になります。そのため、WordPressを利用したランディングページ制作は大きなメリットです。


WordPressでランディングページを作成するデメリット

WordPressでランディングページを作成する際、以下のようなデメリットがあります。

  • 制作に慣れる必要がある
  • 細かなデザインや機能実装は不向き

具体的なデメリットの内容をそれぞれ解説します。


制作に慣れる必要がある

自社でランディングページを制作する場合、どのような構成のページにするかなどランディングページ作成方法のノウハウを身に付け、制作工程に慣れる必要があります。ランディングページは見込み顧客にコンバージョンを起こさせるのが目的なので、一般的なコンテンツ制作とは作り方が異なるのです。

ランディングページ制作ツールを利用すると、制作の難易度は下がります。一方で、ツールの使い方や操作に慣れる必要も生じる点を忘れてはいけません。

複数の制作ツールを使い分けるのではなく、自社に合ったものを選定してひとつに絞り、ランディングページ制作に慣れていきましょう。


細かなデザインや機能実装は不向き

WordPressでランディングページを制作する際、カスタマイズ性に劣るのがデメリットです。

WordPressでのランディングページ制作は、デザインやコーディングを省けるため、初心者でも制作しやすいのが特徴です。一方で、細かなデザインや複雑な機能の実装には向きません

デザイン性が非常に高く多機能なランディングページを制作したい場合は、Webデザイナーとコーダーを入れて、フルスクラッチで制作した方が高い再現性を実現します。

WordPressを利用したランディングページ制作は、制作工程を簡潔にしたい場合や、コンバージョン獲得を重視したページを急ぎつくりたい場合におすすめです。


WordPressで効果的なランディングページを作成するポイント

WordPressで効果的なランディングページを作成するポイントは以下の4つです。

  • リサーチを徹底する
  • デザインにこだわりすぎない
  • 広告との一貫性を持たせる
  • LPの型を把握しておく

それぞれのポイントを、以下で具体的に解説します。


リサーチを徹底する

ランディングページにおいて、リサーチはもっとも重要なポイントです。ランディングページはコンバージョンしてもらうのが目的なので、リサーチを徹底することで、行動を起こしてもらう要素を把握できます。

リサーチを徹底する際は、以下の3つを意識して情報収集するのがおすすめです。

  • 誰が自社製品を欲しているのか
  • 何を欲して将来どうなりたいのか
  • どのように訴求すれば行動を起こしてくれるのか

ランディングページを制作する前には必ず、見込み顧客の行動を喚起するための情報を集めましょう。


デザインにこだわりすぎない

ランディングページでは過度にオシャレなデザインにこだわる必要はなく、目的であるコンバージョンさせるためのデザインを意識しましょう。

ランディングページのデザインは、親近感を持ってもらえる見やすいデザインかどうかが大切です。デザインだけでなく、行動喚起を促せる構成や文章になっているかを注視しましょう。


広告との一貫性を持たせる

ランディングページの成果が上がらない理由として、広告との一貫性がないことも重要な要素です。ランディングページは広告経由で流入するため、広告クリエイティブや広告文と遷移先の内容を一致させましょう。乖離があると、ユーザーは期待感を削がれてしまい、離脱します。

例えば「BtoBマーケティングを効率化させるCMS」という内容の広告を目にして遷移したとします。しかし、遷移したランディングページが「営業活動を最大化させるSFAツール」についての内容だと、求めていた内容と異なるため、ユーザーのページ離脱を招きます。

常に広告内容とランディングページの内容は一貫性を持たせて、ユーザーが求めている情報を提供するようにしましょう。


ランディングページの型を把握しておく

ランディングページには、以下のような構成の型が存在します。

ランディングページの構成の型
内容
意図
ヘッドライン
ファーストビュー
キャッチコピー
興味関心を喚起させて、続きを読ませる
オープニング
問題提起
お客様の声・実績
ストーリー
問題を具体化させたり、共感させたりすることで、問題への意識を強める
ボディコピー
商品・サービスの説明
お客様の声・実績
オファー:特典・保証・限定
商品・サービスを紹介して、ユーザーの悩みや課題を解決することを説明する
お客様の声やオファーを行い、行動喚起を強める

クロージング
Q&A
CTA
(コンバージョンさせるボタン)
追伸
ユーザーが抱く疑問を事前に解決して行動を喚起させる
追伸でページ全体を要約して再度訴求を行い行動喚起を促す

見込み顧客の行動喚起を促すために必要な要素として覚えておくと、ランディングページ制作をスムーズに進められるのでおすすめです。


​WordPressのランディングページで売上向上を目指そう

WordPressでランディングページを作成する方法は、WordPressテーマとWordPressプラグインのの2つがあります。

ただしランディングページは、制作しただけでは望む成果が挙げられません。必ず制作前後のマーケティング活動が必要です。その後の運用も考えて、ランディングページを作成しましょう。


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ferret(One Tip編集部)
ferret(One Tip編集部)
One Tipは、BtoBマーケティングに特化した支援サービス「ferret」から生まれた、「リード獲得の打ち手が見つかるメディア」です。 BtoBマーケティングにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。 Twitter:@ferret_One_

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登録番号 IA180169 適用規格 ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014