重複コンテンツの対策とは? 判定基準とSEOへの影響



重複コンテンツとは、類似率の高いWebページがWebサイト内外に存在していることをいいます。

重複コンテンツがあると必ずマイナスになるというわけではありませんが、多すぎるとGoogleからペナルティを受ける場合もあります。また、SEOの評価を下げてしまう可能性もあるため、可能な限り重複コンテンツは除外しておいた方がよいでしょう。

そこで本記事では、重複コンテンツのチェック方法や対策などを詳しく解説します。重複コンテンツを改善すれば、SEOや検索順位の改善にもつながる可能性があるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.重複コンテンツとは
  2. 2.重複コンテンツと判断される割合
  3. 3.重複コンテンツによるSEOへの悪影響
  4. 4.重複コンテンツをチェックする方法
  5. 5.重複コンテンツ6つの対策方法
  6. 6.重複コンテンツ対策を万全にしよう


重複コンテンツとは


重複コンテンツとは、自社のWebサイト内外に類似しているWebページがあることです。

重複コンテンツは、類似コンテンツが自社のWebサイト内にある場合と外部の他サイトに掲載されている場合があります。それぞれの状況ごとに、重複コンテンツとはどのようなものか解説します。


内部サイトの重複コンテンツ

内部サイトの重複コンテンツの原因には、次のような原因が考えられます。

  • httpとhttpsのドメインが統一されていない
  • 「www」が付いているドメインと付いていないドメインが重複
  • URL末尾の「/index.html」が付いているドメインと付いていなドメインの重複
  • パソコンとスマートフォンで別々のURLを作成している際の重複
  • URLパラメータを付与してドメインが重複
  • 定型文で作成されたWebペーの重複
  • 自動で生成されてしまうWebページの重複


内部サイトでのコンテンツ重複は、最適なインデックスが行われなかったり、被リンクによる外部評価が分散したりと検索順位に影響する可能性があります。


外部サイトの重複コンテンツ

外部サイトの重複コンテンツとは、自社で制作したWebページが外部サイトと類似している状態のことです。

外部サイトとコンテンツが重複する主な原因は、作成した記事コンテンツが自社もしくは他社と内容が類似するケースで起こりえます。

また、まれに他社サイトからコンテンツを盗用されて発生するケースもあるので、運営者やコンテンツ制作者はこまめに確認しておく必要があります。


重複コンテンツと判断される割合

Googleの明確な指標があるわけではありませんが、重複する要素が20〜30%程度であれば重複コンテンツにはならないと言われています。

また、記事コンテンツの場合だと40%未満であれば問題なく運用されることが多いようです。一方で、重複率が60%を超えると重複コンテンツと判断される可能性が高くなるので注意しましょう。


重複コンテンツによるSEOへの悪影響



重複コンテンツはSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。特に以下のようなリスクに注意が必要です。

  • 被リンクの評価が分散する
  • 検索順位が分散する

それぞれ、どのような悪影響を及ぼすリスクがあるのでしょうか。


被リンクの評価が分散する

重複コンテンツが複数存在していると、本来1つに集約できるはずの被リンクによる外部評価を分散させてしまうリスクがあります。

被リンクは、Webサイトの評価を上げる要素として重要だと考えられている指標です。検索順位にも影響を及ぼす可能性もあるため、重複しているコンテンツを統一するなどの対策が必要になります。


検索順位が低下するリスクがある

重複コンテンツの多い悪質なWebサイトだとGoogleに判断されてしまうと、ペナルティを受ける可能性があります。ペナルティでは、重複コンテンツがクローラーにインデックスされなくなり、検索結果に表示されなくなるのです。その結果、上位表示されていたコンテンツが表示されなくなるなどのリスクが考えられます。

また、ペナルティを受けなかった場合でも、Googleのクローラーの回遊率が低下する恐れがあります。重複コンテンツも回遊されることで、クロールのリソースが無駄遣いされ、回遊率が下がり、高品質なWebページがクロールされないリスクがあるのです。

インデックスが最適に行われなくなり、SEO評価を低下させ検索順位を落としてしまう可能性があります。


重複コンテンツをチェックする方法


重複コンテンツを確認する方法は以下の3つです。

  • Googleサーチコンソールを使う
  • コピぺチェックツールを使う
  • Google検索のコマンドを使う

Webサイト内の重複に加えて記事コンテンツの確認方法を解説します。


Googleサーチコンソールを使う

Googleサーチコンソールで以下の手順から、Webサイト内の重複コンテンツが確認できます。

  1. セキュリティと手動による対策
  2. 手動による対策
  3. 「問題は検出されませんでした」が出れば確認完了




問題が検出された場合は、Googleサーチコンソールの指示に沿って改善を進めましょう。


コピぺチェックツールを使う

コピペチェックツールは、Webページ内の文章がコピーされたコンテンツかどうかを判定する無料ツールです。

確認したい文章を「調査対象テキスト」に貼り付け「コピペチェックする」をクリックすれば確認できます。



調査結果で良好と出れば、重複コンテンツではないといえます。一方で、重複した文章が多いと、以下のようにコピーコンテンツと判断されるので修正や改善が必要です。



記事コンテンツなどのライティングを外注した際は、必ずコピペチェックツールを通すようにしましょう。


「sujiko.jp」を使う

sujiko.jp」は2つのURLを比較してWebページの類似度を判定する無料ツールです。



自社のWebサイト内だけでなく外部サイトも調査できるため、類似しているコンテンツを見つけた場合はツールの使用をおすすめします。


Google検索のコマンドを使う

Google検索結果URLの末尾に「&filter=0」を追加して再検索すると、該当するURLと重複したコンテンツを確認できます。



Googleは、類似率の高いコンテンツは検索結果に表示しないようフィルタをかけているため、「&filter=0」を追加してフィルタを除外した検索結果を表示させているのです。

検索結果に表示されているはずのWebページが表示されていない場合、フィルタを除外して確認すれば、重複コンテンツと判定されて除外されているかどうかを確認できます。


重複コンテンツ6つの対策方法


ここでは重複コンテンツの対策方法を6つ紹介します。


1.301リダイレクトの設定

301リダイレクトとは、特定のページに流入したユーザーを別のページに転送させる方法です。ホームページがリニューアルした際に、古いURLから新しいURLに転送させたいときなどに利用されます。

例えば、ホームページのドメインにwwwが付いているURLから付いていないドメインに正規化したい場合は、以下のようなコードをhtaccessファイルに記述して実行できます。

1 Options +FollowSymLinks
2 RewriteEngine on
3 RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.ferret-one\.com$
4 RewriteRule ^(.*)$ https://ferret-one.com$1 [R=301,L]

301リダイレクトはSEO評価もそのまま引き継げるので、大幅なドメイン変更をした際には必ず設定しておきましょう。

▼301リダイレクトについては、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
301リダイレクトとは?SEOへの影響やhtaccessを使った書き方を解説

  301リダイレクトとは?SEOへの影響やhtaccessを使った書き方を解説 Webサイトのリニューアルや移転でURLやドメインが変更になる場合には、301リダイレクトの設定が必要です。リダイレクトに失敗するとSEOにも悪影響が及んでしまいます。この記事では、301リダイレクトの設定方法と実際の書き方、SEOへの影響を解説します。 Webマーケティングツール『ferret One』


2.canonicalの設定

canonicalタグとは、重複するコンテンツの中で正規化させたいURLを決定しGoogleのクローラーに伝えるHTMLタグのことです。

正規化したいURLにcanonicalタグを付与して、HTMLの<head>タグ内に設置することで重複コンテンツを改善できます。

例えば、「https://ferret-one.com/」が統一したいURLの場合、以下のコードを<head>内に記述すればGoogleのクローラーに正規URLだと認識させることができます。

<link rel="canonical" href="https://ferret-one.com/">

主に記事コンテンツや商品ページの重複を改善する際に活用する施策です。


3.noindexの設定

noindexとは、Googleのクローラーにコンテンツをインデックスさせないための指示のことです。noindexの設定を行えばインデックスされなくなるため、重複コンテンツが検索結果に表示されなくなり、ペナルティを回避できます。

canonicalタグが重複コンテンツを統一するやり方である一方、noindexはそもそもインデックスさせないという手法です。

ただし、noindexの設定を行ってもインデックスされないだけでクローラーは回遊するため、価値のない不必要なWebページであれば削除するのもいいでしょう。


4.alternateタグの設定

alternateタグとは、スマートフォン用のURLが存在することをGoogleに伝えるためのHTMLタグです。alternateタグを使えば、パソコン用のURLと同じものであるとGoogleが認識できるため重複を改善できます。

以下のようなコードを<head>タグ内に記述することでコンテンツの重複を防げます。

<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://ferret-one.com/sh/" />

ただし、Google公式の見解では、同じWebサイトで別々のURLを使用するのは推奨されていません。そのため、パソコンとスマートフォン両方のデザインを実装できるレスポンシブWebデザインを検討するといいでしょう。


5.オリジナルコンテンツの作成

コンテンツ作成において、オリジナルコンテンツの作成は基本です。ただし、Webページが多くなってくると定型文で作成されたページも増えるため、重複コンテンツが多くなりがちです。

特に記事コンテンツでの著者情報や商品・サービスの定型文は定型文になりやすいため、要約文を用意して詳細ページにリンクするなどの対策が有効になります。

コンバージョンや権威性の担保などの狙いがある場合は無理に実施しなくてもよいですが、重複コンテンツとして判定されるページが多くなってきた際は検討してみてください。


6.外部サイトへの削除申し立て

外部サイトに重複コンテンツがある場合は、先方に削除申し立てを行いましょう。外部サイト先が削除申し立てに応じない場合は、Googleサーチコンソールから検索エンジンへ申し立ても可能です。

参考:著作権問題によるコンテンツの除外


重複コンテンツ対策を万全にしよう

重複コンテンツが過度に存在していると、SEOや検索順位に悪影響が出る可能性があり、最悪の場合はペナルティとして検索結果に表示されなくなってしまいます。

自社サイト内外に重複コンテンツがあるかを確認する方法として、Googleサーチコンソールなどの外部ツールを使うといいでしょう。

対策としては301リダイレクトやcanonicalタグやnoindexの設定などを積極的に行うと改善につながりやすくなります。

重複コンテンツ対策を万全にして、適切なSEO評価を受けられるようにしましょう。


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