ロジックツリー
ロジックツリーとは
ロジックツリーとは、ひとつの問題をツリー上に分解し、問題の原因や解決策を挙げていくフレームワークのことです。ロジックツリーを完成させることで、物事の全体的な構造が俯瞰できるほか、各要素がどのように関係しあっているか把握できます。最終的に解決策が考えやすくなり、どのような行動をとるべきなのか優先順位をつけやすくなるのがメリットです。
ロジックツリーの種類
ロジックツリーにはいくつかの種類があるので、それぞれをご紹介します。
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What(要素分解ツリー)
物事を分解し、どのような要素で構成されていくかを全体的に把握するためのロジックツリーです。物事をカテゴリに分類する作業を繰り返し行い、だんだん細かく分類していきます。
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Why(原因追求ツリー)
問題に対して原因を挙げていくロジックツリーです。原因を突き詰めたら、さらにその原因を突き詰めていくことで、根本的な原因にはどんなものがあるのかを認識できるようになります。
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How(問題解決ツリー)
次々に問題への解決策を挙げていくロジックツリーです。問題解決策を次々に挙げていくことで、だんだん具体的な解決策が見えてきます。さらに、問題解決ツリーの派生として、KPIツリーというものもあります。KGI(経営目標達成指標)を設定したのちに、KPI(重要業績評価指標)を設定したのちに、さらにKPIを達成するためのKPIを設定していくことで、日常業務に落とし込んでいくのです。