アカウントベースドマーケティング(ABM)
アカウントベースドマーケティング(ABM)とは
ABMと表記されるアカウントベースドマーケティング(Account Based Marketing)とは、ターゲット企業(アカウント)を定義したうえでアプローチを行う手法のことを指します。
最大の売り上げが見込める優良顧客のみにターゲットを絞り、戦略的にアプローチを行うマーケティング活動のひとつです。アプローチする対象のポテンシャルを見極め、正確に攻略していくことが重要です。
アカウントベースドマーケティングのメリット
ABMの主なメリットは、次の通りです。
ROIの向上が期待できる
優良顧客のみとターゲットを絞ってアプローチできるようになるため、営業やマーケティングのROIが向上することが期待できます。
社内リソースを集中させることができる
アプローチ対象の企業が絞りこまれているため、社内の人材や資金を特定の企業に集中でき、無駄を減らすことができます。
効果測定がしやすい
測定となる対象顧客が少ないため、各マーケティング施策の仮説検証、効果測定がしやすくなります。
営業とマーケの連携がしやすい
特定の顧客に合わせてアプローチをするため、マーケターは、営業と同じような発想で業務を行うことが求められ、両部門での連携がしやすくなります。
従来のように、「マーケティング部門だけの視点で、できるだけ多くのリードを渡す」という発想ではなく、営業が求めるリードがMQLとなって営業に渡されるため、営業のフォロー率も高まります。