【企業向け】日本語対応のWordPressテンプレート10選
WordPressのテンプレートを使うと、簡単にサイトのデザインや構成を変えることが可能です。テーマと呼ばれることもあります。
専門知識がなければ既製のテンプレートから選ぶことになりますが、いざ調べ始めるとあまりの多さに戸惑うのではないでしょうか。
今回は、WordPressテンプレートを選ぶ際に注意してほしい、見た目に関するデザイン以外のポイントや、おすすめテンプレートを紹介します。
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目次[非表示]
WordPressテンプレートを導入するメリットとは?
WordPressテンプレートは、専門知識がない場合、既製のものを導入するのがおすすめです。その理由を解説します。
WordPressテンプレートを導入するメリット
WordPressのテンプレートを導入するメリットは以下の通りです。
誰でも操作できる
WordPressテンプレートを使うと、HTMLやCSSなどのコーディング知識がなくても簡単にWebサイトのデザインができます。
初めてサイトを作るときも、素人感のない見た目のデザインになるのがメリットです。デザインのためにわざわざ専門知識のある人を探したり、担当者が1から学んだりする必要がありません。
時間がかからない
WordPressテンプレートを使うと、短期間できれいなデザインのサイトを作成できます。例えば十数ページあるサイトで使う、オリジナルデザインテンプレートを作る場合、プロに依頼しても約2週間かかります。
一方で、WordPressテンプレートなら、初心者でも1週間ほどでサイトの運用を開始できます。サイト内容に合致するテンプレートがあれば、大幅な時間短縮につながります。
機能面が強化される
WordPressテンプレートを使うと、見た目のデザインだけでなく機能面にもメリットがあります。SEOやレスポンシブルデザイン対応は多くのテンプレートに実装されており、その他にも個人や企業に必要な機能が多数存在します。
ひとつひとつの機能を1から用意しようとすると大変な作業ですが、テンプレートの導入により簡単に揃えることができます。
無料版と有料版の違い
無料版と有料版には、以下のような違いがあります。
機能面での違い
無料版でも、多くの場合基本的に必要な機能は揃っています。細かいこだわりがなければ、無料版はシンプルで使いやすいでしょう。ただし、時には基本的な機能が欠けている場合もありますので、どのような機能がついているかの確認は大切です。
有料版は、無料版よりはるかに選択の幅が広がります。一方で、ついている機能があまりにも多く、特に初心者からするとややこしく感じてしまうこともあるでしょう。また、テンプレートによっては独自の機能がついており、変更すると使えなくなる場合があるので注意が必要です。
デザイン面での違い
WordPress公式の無料版だけでも1万近くのテンプレートがあり、非公式のものを含めると選択の幅が無数にあります。自社のサイトに適切なテンプレートも見つかりやすいでしょう。ただし、デモサイトを再現しようとすると、想定より手間がかかることがありますので注意が必要です。
有料版は、無料版よりさらに個性のある、あまり他サイトとかぶることがないようなデザインに出会える確立が高くなります。また、最初からある程度デザインが整っているため、カスタマイズに手を煩わされません。約1~2万円で導入できますので、費用の問題がなければおすすめです。
サポート面での違い
無料版は、基本的に安心できるサポート体制が整っていません。しかし、人気のテンプレートの場合は、多くのユーザーが様々なトラブル対応に関する有益な情報をネットで発言しているので、ヒントが得られることが多くあります。
有料版は、サポート体制が用意されていることがほとんどなため安心です。公式の運営者が、開発者とユーザーが交流ができる場を設けていることもあり、心強い環境が整っています。
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企業向けのWordPressテンプレートを選ぶ際のポイント
無数にあるWordPressテンプレートの中から自社に合ったものを選ぶのは、簡単ではありません。見た目のデザインにとらわれがちですが、それ以外の部分も確認しながら決めていくことが重要です。ポイントを解説します。
デザインが合っているかどうか
サイトの種類に合ったレイアウトができるテンプレートを選びましょう。コーポレートサイトやブログなど、サイトの種類によってコンテンツの形が異なります。
CTAの配置や広告の挿入なども、希望通りできるかどうか確認するのが大切です。
見た目のデザインは、シンプルで分かりやすいものを意識するとよいでしょう。デザインだけではなく、自社らしいコンテンツを拡充するようにしてください。
レスポンシブ対応しているかどうか
レスポンシブとは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、すべてのデバイスに関してサイズの合った表示で見られることを指します。
ユーザーはさまざまな方法で閲覧しますので、より多くの人に自社サイトを訪問してもらうには、必ずレスポンシブ対応のテンプレートを選択しましょう。
SEOに強いかどうか
SEOとは、検索エンジン最適化のことです。前提としてコンテンツ内容のクオリティの高さは必要ですが、さらに検索結果の上位に表示されやすくするための機能があります。
タイトルや見出しタグを適切な形で入力できたり、ページの読み込み速度を速くしたり、ユーザーが読みやすくなるような機能が重要です。
カスタマイズしやすいかどうか
できるだけカスタマイズの必要がないテンプレートを選べるとよいですが、念のために誰でもカスタマイズしやすいテンプレートを選んでおくと便利です。
あとで足りない機能を追加したり、余計な機能を削除したりする必要が出てきたときに、変更しにくいと納得のいく運用ができなくなります。
サポート体制が整っているかどうか
サポート体制があっても、英語のみの対応だったり、わかりづらいマニュアルだったりするとうまく扱えません。誰でも理解しやすい説明と手厚いサポートが用意されているテンプレートを強くおすすめします。
ユーザー数が多いと利用者側の情報も多く得られるので、先に調べておくと安心です。
【無料】企業向けのWordPressテンプレート5選
企業が使うのにおすすめの、無料のWordPressテンプレートを5つ紹介します。
Lightning
Lightningは、株式会社ベクトルが配布しているWordPressテンプレートです。
シンプルでカスタマイズしやすいデザインになっています。ブログにも対応していますが、多機能プラグイン「ExUnit」を併用することで、ビジネスサイトとして十分な機能を備えることもできます。主な機能は、SNS連携やお問い合わせ情報の表示、GoogleAnalyticsなどです。
公式サイト:https://lightning.vektor-inc.co.jp/
Xeory Extension
Xeory Extensionは、株式会社ルーシーが配布しているWordPressテンプレートです。
コンテンツマーケティング用のブログ機能が搭載されており、オウンドメディア要素を入れた企業サイトをつくる場合に適しています。管理画面で簡単に企業情報を設定するだけですぐに運用開始できるのが特徴です。
公式サイト:https://xeory.jp/template/xeory-extension/
BizVektor
BizVektorは、株式会社ベクトルが配布しているWordPressテンプレートです。
管理画面の設定のみで、高品質なビジネス向けサイトがつくれるように設計されています。スマートフォンにも対応のレスポンシブデザイン機能対応です。利用目的の制限もなく、1ライセンスで多数のサイト作成もできます。
公式サイト:https://bizvektor.com/
Cocoon
Cocoonは、わいひら氏が配布しているWordPressテンプレートです。20万を超えるサイトでCocoonが利用されています。
シンプルでありながら、SEO施策やSNS連携など便利な機能が盛り込まれており、初心者でも感覚的にビジネスサイト運営がしやすい設計がなされています。
公式サイト:https://wp-cocoon.com/
Business Press
Business Pressは、WordPressテーマデザイナーの内海隆雄氏が配布しているテンプレートです。
シンプルで美しいビジネスサイトを目指して作られています。個人をはじめ、団体や中小企業など幅広いジャンルの内容でつくることが可能です。基本的なカスタマイズができるほか、日本語が美しく見えるよう調整されています。
公式サイト:https://businesspress.jp/
【有料】企業向けのWordPressテンプレート5選
企業で使える有料のWordPressテンプレートを5つ紹介します。
TCD
TCDは、株式会社デザインプラスが販売している国内シェアNo.1のWordPressテンプレートです。
一般的な企業サイトに加えて、医療や美容、観光業などあらゆる業界に対応したテーマを取り扱っています。見た目の美しさを最大限追求するとともに、マーケティングのための機能も充実しているのが特徴です。
公式サイト:https://tcd-theme.com/
isotype
isotypeは、Frontline Marketing Japan株式会社が販売しているWordPressテンプレートです。
日本語テンプレートにとことんこだわり、日本語Webフォント「Google NotoSans」を軽量化して実装しています。なかでも一番人気なのは、「MAJESTIC+」。シンプルなデザインながらも強烈なインパクトでユーザーをサイトに引き込みます。
公式サイト:https://isotype.blue/?pid=6154049bef88f&cid=6283a58d8eee7
New Standard
New Standardは、株式会社ninoyaが販売しているWordPressテンプレートです。
Web集客をふまえた機能が豊富でありながら、誰もが直観的な操作で運用できるよう考えてつくられています。サイトの立ち上げから見込み顧客の獲得までカバーできるのが特徴です。
公式サイト:https://newstd.net/
facade
facadeは、株式会社Noemaが販売しているWordPressテンプレートです。
ブログやアフィリエイトにも対応していますが、高速表示やSEOはもちろん、お問い合わせボタンやCTA機能にも対応しているので、企業サイトの作成にも向いています。「プレミアムサポートオプション」を申し込むと、メールやラインでフォローを受けられるのも安心です。
AFFINGER6
AFFINGER6は、株式会社オンスピードが販売しているWordPressテンプレートです。
集客に特化しており、アフィリエイトはもちろん、お店や会社の売上が上がるように考えてつくられています。ブログだけでなく、サイトの形でも結果が出るような構造になっているため、企業サイトの作成にもおすすめです。
公式サイト:https://affinger.com/wordpress_wing_affinger5_infotop/
WordPressテンプレートの自作に必要なこと
初心者にはおすすめしませんが、WordPressテンプレートは自分でも作成できます。自作すると、自分が思うサイトの実現が可能です。自作のために必要な知識や準備について解説しますので、自作できるかどうか判断をする際の参考にしてみてください。
自作するために必要な知識
WordPressテンプレートを自作するには、まずWordpressの仕組みを理解している必要があります。その上で、サイトにコンテンツを表示させるためのHTMLと、サイトの文字・背景デザインに必要なCSSの知識が身についていることが重要です。
WordPressの標準機能を動かすため、PHPの基本的な変数や関数についても知っておくべきでしょう。
自作するために必要な準備
自作するために必要な準備は、以下の2点です。
WordPressをローカル環境にインストールする
ローカル環境とは、ネットワーク上ではなく個人のコンピューター内につくられた環境のことです。エラーを出してしまったときに大きな影響が出ないよう、ローカル環境での作業が必要です。
サンプル用の記事を作成する
実際のサイトに使うのと同じような記事を複数用意しておくと、動作確認がしやすくなりテンプレートの作成もスムーズにできます。
自作するために必要なファイル一覧
WordPressテンプレートを自作するには、主に以下のファイルが必要です。
- functions.php:テンプレートの全体に関するファイル
- style.css:CSSに関するファイル
- index.php:サイト全体のデザインに関するファイル
- header.php:ヘッダー部分に関するファイル
- footer.php:フッター部分に関するファイル
- sidebar.php:サイドバーに関するファイル
- comments.php:コメント欄に関するファイル
- single.php:投稿に関するファイル
- page.php:固定ページに関するファイル
- search.php:検索ワードに関するファイル
- screenshot.png:テーマの概要に関する画像ファイル
- 404.php:存在しないページに関するファイル
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自社サイトに合ったWordPressテンプレートを選択しよう
WordPress導入の際は、誰でもサイトの見た目や構成をきれいに整えられるWordPressテンプレートの使用をおすすめします。
見た目以外のポイントも確認しながら、自社サイトに適切なテンプレートを導入し、無理のないサイト運用につなげていきましょう。
マーケティング目的のサイト構成を希望する場合は、有料CMSの導入を検討してみるのもひとつの手です。
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