【編集部が語る】オウンドメディアでよい記事を外注し続けるコツ


「オウンドメディアで記事を外注した方がいいのかな」
「経費がかかりすぎるんじゃないだろうか」
「本当によい記事が納品されるのだろうか」

オウンドメディアで記事を外注する際、このような悩みを抱えていませんか。

そこで、この記事ではオウンドメディアで記事を外注するときのコツをお伝えします。編集部で外注する際の注意点を具体的に紹介しますので、参考にしてみてください。

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目次[非表示]

  1. 1.オウンドメディアで記事を外注するメリット
  2. 2.オウンドメディアで記事を外注するデメリット
  3. 3.オウンドメディアで記事を外注する際の相場
  4. 4.オウンドメディアでよい記事を外注し続けるコツ
  5. 5.外注でもオウンドメディアの記事の品質を守ろう


オウンドメディアで記事を外注するメリット

オウンドメディアで記事を外注する際のメリットは以下の通りです。


記事作成のスピードアップ

オウンドメディアを成長させるためには、多くの記事を公開し、検索流入をアップさせることが重要です。記事コンテンツを増やしていくためには、数多くのライターの参画が必要となります。

外注により多くのライターが並行して記事作成する体制が整えられるので、オウンドメディアのコンテンツが速やかに充実します。高品質な記事を多く投稿することで、オウンドメディアの成長を加速できるのです。


社内リソースを使いすぎない

記事を作成する際、執筆は外注し、社員は記事チェックにまわる体制がおすすめです。そうすることで、質を担保しながら、多くの記事を作成できます。

オウンドメディアの記事は、専門性も想いも深く持っている社員に執筆してもらいたいケースが多いでしょう。しかし、社員は業務を多く抱えており、なかなか時間を割けません。

社員が複数の記事を執筆することで、社内のリソースを使いすぎると、オウンドメディアの継続が難しくなってしまいます。外注を上手に活用し、社内リソースを使いすぎないようにしましょう。


権威のある方に依頼できる

記事を外注するメリットは、効率化の面だけではありません。よりよい品質の記事を確保する方法としても、外注は有効です。

依頼先によっては、社員以上に専門性の高い方に記事執筆を依頼できるようになります。そうすることで、オウンドメディアが言及できるテーマの幅を広げられるのです。

読み手にとって魅力的な経験を持っている方と出会い、その方の専門性が生きるような企画をして依頼するようにしましょう。


オウンドメディアで記事を外注するデメリット

オウンドメディアにおける記事の外注は、メリットだけではありません。デメリットを知り、対策を施しながら外注を行うことが重要です。


自社と合う外注先と出会うのが大変

外注先は記事作成のプロですが、自社にあったよい記事が自然に納品されると思うのは、誤りです。

まずはオウンドメディアの方針をしっかりと理解し、意図を汲んで記事作成をしてくれるような外注先と出会わなければなりません。その工程が、意外と大変で苦労するポイントです。

執筆経験が豊富であったとしても、自社のメディアと合うかはわかりません。実際に記事を書いてもらうと「すべて書き直し」という事態もよくあります。

よい外注先と出会えれば効率的ですが、自社と合わない外注先と仕事をすると逆効果です。まずはよい外注先を吟味しましょう。


品質管理が必要

「どんな記事がよい記事なのか」という方針を持っているのは、外注先ではなく、オウンドメディアを運営する自分たちです。オウンドメディア運営をすべて外注している場合も、責任者とメディアの方向性を確認しておく必要があります。

記事を丸投げしていては、よい記事はできません。外注先がメディアの考えるよい記事を目指して創意工夫を行える環境をつくる必要があります。

具体的に記事の方向性を伝えなければ、高品質の記事は納品されないので注意しましょう。


品質の担保にコストがかかる

外注先のクオリティを担保するためには、それ相応の原稿料が必要となります。予算が少ないと、マッチングする外注先と出会える可能性も低くなってしまうのです。

オウンドメディアの意図を汲み、実直に執筆してくれる外注先と出会えるように、予算と品質管理のバランスを考えましょう。


オウンドメディアで記事を外注する際の相場

オウンドメディアで記事を外注する際、どれぐらいの単価で記事執筆を依頼できるのでしょうか。実際の相場をご紹介します。


クラウドソーシングで依頼する場合:文字単価1円〜

「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった、クラウドソーシングで依頼する場合、文字単価1円程度が一定の目安です。もちろん、それ以上の単価を設定することで、優秀なライターと出会える可能性は高くなります。

クラウドソーシングのメリットは、安価で気軽に依頼できることです。一方、ライターも気軽に登録しているケースが多々あるため、よいライターと出会うのが難しいというデメリットもあります。

そのため、クラウドソーシングを活用して良質な記事を納品してもらうためには、具体的なディレクションが必須です。記事の外注が初めてである場合は、依頼するライターの選定や品質管理が難しいので、避けたほうがよいでしょう。


専門業者に依頼する場合:記事単価25,000円〜

SEO記事を制作する専門業者に依頼する方法も考えられます。その場合は、実績をよくチェックして信頼できる業者を慎重に選びましょう

専門業者を選定する場合は、オウンドメディアの記事を制作するにあたり、どのような準備をするかをチェックしてください。自社との打ち合わせにおいて「メディアの方針をどれだけ具体的に確認してくれるのか」という部分で選ぶとよいでしょう。

一度少ない記事数で依頼して、感触を確かめてみるのもおすすめです。


専門家に依頼する場合:記事単価50,000円〜

読者にとっても魅力的な専門家に執筆を依頼する場合は、それ相応の記事単価が必要となってきます。

この場合も専門家にすべて丸投げするのではなく、記事の方向性をよく話し合いましょう。優れた専門家であれば、必ず優れた記事が生まれるわけではありません。

しっかりとその専門家の経験が生きるような記事企画をするようにしてください。


オウンドメディアでよい記事を外注し続けるコツ

オウンドメディアでよい記事を外注し続けるには、どのような部分に注意すればよいのでしょうか。編集部で注意している点をお伝えします。


発注前から少し複雑な連絡のやり取りをする

外注先と仕事上でやり取りをスムーズに取れるのかどうかを、まずは確認する必要があります。

そのためには、発注前から何度もやり取りをして、レスポンスの速さや精度を見る方法がおすすめです。相手が「ちょっと面倒だな」と思うくらいの、少し多めの質問事項を投げかけることで、それぞれの差が出てきます。

クラウドソーシングの相手でも有効であり、発注前に自社と合わない相手を見つけられるので、おすすめの方法です。


担当者と直接話をする

外注先とは書面だけのやり取りにせず、一度はオンライン通話などで直接会話するようにしてください。対面でなくても構いません。実際に一度話をすることで、記事制作の方針に関わる細かなニュアンスを確認できます。

クラウドソーシングの相手には特に有効な方法です。責任感を持って、仕事に取り組んでもらいやすくなります。


外注先への指示を具体的にする

外注したときによい記事が納品されないのは、発注先の指示が不足していることに原因があると考えましょう。発注者としてのポリシーを強く持ち、外注先へ具体的な指示をするようにしてください。

まずは、担当者自身が欲しい記事のイメージを明確に持っていましょう。自分でイメージができていなければ、外注先にも伝わらず、品質の管理は難しくなってしまいます。

外注先へ、記事を丸投げしないようにしましょう。


記事チェックの際の方向性を明確にする

記事をチェックする際、何が良くて何が悪いのか、という方向性を明確に持つようにしましょう。特にチェックすべきなのは、以下のような点です。

  • 情報に間違いはないか
  • 情報の量と質は的確か
  • 誤字や脱字がないか
  • コピーコンテンツが含まれていないか
  • 同じような話を繰り返していないか
  • 意味のない文章が含まれていないか など

リソースが割けるようであれば、記事が完成した後だけではなく、記事の構成ができた段階でチェックした方がよいでしょう。そうすることで、記事の大幅なズレを未然に防げるようになります。


外注でもオウンドメディアの記事の品質を守ろう

記事を外注する際に、依頼側が具体的な指示を行い、しっかりと記事をチェックすることで納品される記事の品質を担保できます。

オウンドメディアの運用そのものを依頼する場合も、外注先の責任者とメディアの方向性を具体的に確認し続ける必要があるのです。

外注することで効率化を果たせるのは事実ですが、オウンドメディアの管理から解放されるわけではありません。目的を果たすオウンドメディアに育てるためには、外注先とよいタッグを組んで、ともに成長する必要があるのです。

自社のオウンドメディアの成長に貢献してくれるような、よい外注先と出会えることを祈っております。


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One Tip編集部
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