その機能、成果に繋がっている?
コストや機能を抑えて施策拡大を実現
株式会社wevnal
大乗 利帆 氏

株式会社wevnal
大乗 利帆 氏
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社名_サービス利用事業 | 株式会社wevnal_BOTCHAN |
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業種 | IT・インターネット |
従業員数 | 150名以上 |
利用サービス |
導入前の課題
導入後の効果
消費者および企業のLTV最大化を、ブランド体験の向上を通じて実現するBXプラット
フォーム「BOTCHAN」を展開されている株式会社wevnal様。
限られたリソースの中で多様な施策を実行する中、既存MAツールは仕様上の制限や
SFAとのデータ連携が課題となり、成果検証や施策の幅に限界を感じていました。
こうした背景から、機能とコストのバランスを重視しつつ、マーケティング施策の幅を
広げられる選択肢として「ferret One for MA」を導入。今回は、その導入背景や決め手、
そして導入後に生まれた具体的な変化について、詳しくお話を伺いました。
\導入事例をまとめた資料はこちら/
ー御社のサービスと役割について教えてください
大乗氏
当社は、自社プロダクト【BOTCHAN】を用いたチャットフォーム事業を展開し、消費者
および企業のLTV最大化をブランド体験(Brand Experience)の向上を通じて実現する
BXプラットフォームを提供しています。
新規獲得からCRM領域まで一貫して対応できるのが強みで、最先端のAI技術を組み合わせることで、さらなる業務効率化やパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にしています。
「人とテクノロジーで情報を紡ぎ、日常にワクワクを」をミッションに掲げ、
マーケティング領域に特化したSaaS企業として、顧客の成長を長期的に支援しています。
その中で私は、2025年5月までマーケティング責任者として事業立ち上げから運営・営業
までを兼務し、現在は生成AIプロダクトのセールスマネージャーとして、新規プロダクトの立ち上げや業務効率化、CX向上に向けた提案・導入支援を行ってきました。
ーferret One for MAを導入する前の課題について教えてください
大乗氏
正直に言うと、以前使っていたMAツールは、思うように使いこなせていませんでした。
SFAと連携はしていたものの、弊社側でかなりカスタマイズをしていた関係で、データ連携がうまく機能しない場面が多くあったのです。
たとえば、部署ごとにセグメントを分けて配信するといった基本的なことすら実現できていませんでしたし、フィルターをかけても正しくデータが表示されない。業界で絞り込んだのに数件しか出てこないこともあり、「数万件のリードはどこに行った?」と疑問を感じることが何度もありました。
さらに、誰がどのページを見て、どこから流入して、どこで離脱したのかといった行動ログが取れておらず、施策の効果を検証することもできませんでした。結局、「とりあえず送る」だけの配信になってしまい、検証や改善に活かせる情報が手元に残らない状態だったんです。
UI自体も使いやすいとは言えず、配信メールのデザインもほとんどカスタマイズができませんでした。「これならもう一斉送信した方がいいんじゃないか」と感じることもありました。せっかくコンテンツを工夫して作っても、それを活かす手段がない。歴代の担当者たちも、頑張って改善を試みていたのですが、どうにもならずに諦めざるを得ない状況でした。
それに、私がジョインした当時のマーケティング部門は立ち上げフェーズで、メンバーも
未経験者が多く、まずはセミナーやイベントといった直接的に成果につながる施策に注力
していたため、MA運用に対する優先度は高くありませんでした。
しかし、ちょうど予算見直しのタイミングにあたり、当時活用していたツールのコストを
社内で再評価・検討する流れとなりました。 それまで感じていた課題感もあらためて共有し、別ツールの導入検討が本格化するきっかけとなりました。
ーferret One for MAを導入した決め手を教えてください
大乗氏
ツールの見直しを検討し始めてから、数社にお話を伺って比較検討を進めましたが、
まずはどのツールも「SFAとの連携は可能」との回答だったので、この条件はクリアでした。
ただ、実際には追加開発やカスタマイズ費用が発生するケースが多く、現実的な運用を考えると懸念が残る内容でした。
最終的にferret One for MAを選んだのは、SFAとの連携に追加費用がかからないこと、
そしてリード数が増えても価格が抑えられるという、長期的に見て安心できる価格体系が
大きかったです。
機能面についても、他社ではオプション扱いになるような機能が基本料金に含まれていて、「この価格でここまで使えるのか」と驚きました。ferret One for MAにしかできない機能があったというより、必要な機能がすべて過不足なく揃っていて、機能とコストのバランスが非常に良いという印象でした。
ーferret One for MAを導入したことで、どのような成果や変化がありましたか?
大乗氏
導入して一番感じたのは、「できることが圧倒的に増えた」ことです。
・専門知識不要で様々な施策を実行
これまで手が出せなかった施策が、自社で簡単に実行できるようになりました。たとえば、専門的な知識が不要でWebサイトにポップアップを出したり、フォームを変更したりと
いった対応ができるようになり、専門知識がないメンバーでも自走して施策を動かせる環境が整いました。
・戦略的なメルマガ配信
例えば、セグメントごとの配信がスムーズに行えるようになり、メール施策のバリエーションも一気に広がりました。「誰に」「いつ」「どんな内容を届けるか」を戦略的に設計できるようになったのは、大きな変化です。
また、「メルマガ、すごく良くなったね」と社外の方から言っていただける機会も増えました。BtoB領域では他社の配信内容もしっかり見られていることが多いので、そういった
フィードバックをいただけるのは素直に嬉しかったです。
・施策実行から成果創出までの時間が短縮
さらに、成果面でも明確な変化がありました。事例記事を配信した直後にコンバージョンが発生したり、資料のダウンロードがあったりと、配信から成果までのスピードが明らかに
速くなっています。
・IS×営業との連携強化
そして何より大きな変化は、IS(インサイドセールス)や営業チームとの連携が活性化されたことです。
社内チャット上で「この企業が事例をクリックしている」「まだCVしていないけれど動きがありそう」といった情報共有が増え、営業側もそれを受けて動けるようになりました。
コンバージョン前の段階でも行動履歴から営業アクションにつながるようになり、チーム
全体として前向きな循環が生まれています。
このようにMAツールを活用していろんな施策を実施できるようになりましたが、
実は、以前利用していた高価格のMAツールと機能面だけで比較すると、スペックダウンになっているんです。
しかし、ferret One for MAにして、できなくなったと感じたことはなく、むしろ
「こんなことも簡単にできるんだ」と思うことが多くてMA活用を楽しめています。
例えば、以前のMAツールではスコアリング設計の機能がありましたが活用はできていない
状況だったので、その機能は成果に繋がっていませんでした。また、BtoBでもBtoCでも、
本当に重要なのは行動分析だと考えていて、ferret One for MAでは行動データが蓄積されるので十分活用できますし、必要ならAIで補えると思っているので、スコアリング設計の機能は現時点では不要だと感じています。
MAツールを選択する際に、機能の充実度で判断するのではなく、どの機能が成果に影響するか見極めた上で、「今、自社に必要な機能が備わっているかどうか」で判断してよかったと改めて感じています。
ー今後の施策についての展望を教えてください
大乗氏
現在は、ポップアップやセグメント配信を活用しながら、検証サイクルを回しているフェーズです。まずは各施策の反応を見て、データを蓄積しながら改善を重ねていく予定です。
ferret One for MAは機能改善も定期的に行われるので、今後のアップデートにも期待していて、これだけですべてのマーケ業務が完結できる未来がすぐそこまで来ていると感じます。
ー最後に、ferret One MAの導入を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
大乗氏
今のツールに大きな不満がないと感じていたとしても、「本当に今のままで良いのか」を
定期的に見直す時間は必要だと思います。
私たちも、当初は「予算内に収まっているし、特に問題はない」と考えていましたが、
いざ切り替えてみたら、「もっと早く動いておけばよかった」と思う場面が実際に
たくさんありました。
ツール選定もマーケティングのABテストのように比較してみることが重要です。
「今までできていなかったことが、他のツールでは当たり前のようにできる」ということは少なくありません。
そしてferret One for MAを導入して一番良かったと思っているのは、“人”の部分です。
CS担当をはじめ、常に「どうすればできるか」を一緒に考えてくれる姿勢に助けられてきました。私たち自身もプロダクトを提供している立場なので、「できません」と言い切らずに最善の方法を考えてくれるスタンスには、特に共感と安心感を持っています。
BtoBのビジネスにおいては、ツールの性能だけでなく、「誰と仕事をするか」も本当に
重要です。
その点で、ferret Oneは長く安心して付き合っていけるパートナーだと感じていますので
困っていることがあれば、まずは相談してみることをオススメします。
ー本日はいろいろとお話いただきありがとうございました
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